Wednesday 16 November 2005

ちょっとこの頃落ち込み気味です。

なんか、身体がしんどいです。
落ち込んでるから身体がしんどいのか、身体がしんどいから心もしんどいのか。

どっちなんだろう。

心が疲れているっていうのは、なにか大きな原因があるわけではありません。
日常の小さな事が積もってきてるんだと思う。

身体が元気だったら、気力で吹き飛ばせる程度の事なんだろうけど、今はちょっと、その気力がなくて。。日本に帰りたい、なんて思ってしまいます。

こんな状態の時には、ふて寝を決め込むのが一番ですな。

おやすみなさーい。

Friday 4 November 2005

冬時間

この前の日曜日(10月30日)から冬時間になりました。
夏時間から冬時間になる時は、次の日から1時間余分に寝られます。
今まで朝の7時だった時間が朝の6時になるのです。

先週までは、朝の7時はまだ薄暗かったのですが、今週からは、少し明るくて嬉しいです。
とは言っても、またすぐに、暗い朝に耐えることになるのですが。。
冬至までは日の出は遅くなる一方です。(当たり前ですが。)

でも、冬時間になって一番劇的に変化を感じるのは、日没時間です。
今週は4時半くらいが平均日没時刻かな。
冬至まで、日の入りは早くなる一方です。(冬至が近づくと午後4時には真っ暗!)

会社にいても、暗いとなんか感覚が狂ってしまいます。暗くなったなあ、と思って時計をみたら、まだ4時くらい。暗いと帰りたくなってしまうんですよねー。

ちなみに、今週の私は少し時差ぼけぎみです。夜の10時にはもう眠くなり、我慢してひっぱっても、やっぱり11時にはベッドに入ります。だって、先週までは12時だった時間なんだもん。

なんて、ただ単に睡眠の秋なのかな。




Sunday 30 October 2005

銀行について-2

英国の銀行について、日本と決定的に異なる(と私が思う)点を一つあげますと・・・、

・振込みに手数料がかからない。
・そのかわりに時間がかかる(2-3営業日)

なぜ英国の銀行は、(電信振込みのはずなのに)振込みに時間がかかるのか。もちろん、日本では手数料はかかりますが、銀行が閉まる午後3時までに手続きをすませれば、即日振り込まれますよね。他のヨーロッパにも、同じように即日振込みされる国もあるようです。

これはなぜ?英国の振込みのシステムが遅れているのか?

というようなドキュメンタリーを、ずっと前にTVで見ました。

それによると、英国の振込みシステムは他国より遅れているわけではない。やる気になれば、即日振り込みも可能。(現に、同銀行間では即日振り込みしてくれるところもあります。でも、他行への振込みはペケ。)

でも、英国の銀行は、そうやって振込み手続きに2-3営業日かけることによって、宙に浮いているお金を(超)短期市場で運用していると言うのです。そして、その利益はちゃっかりフトコロにしまいこんでいるというわけなんです。

うーん。なかなかやるなあ。

番組の中で、レポーター(もちろんイギリス人)はそれを批判していましたが、でもまあ、手数料は無料なんやし。

日本のように、振込みに結構な手数料がかかる国から来た私としましては、「まあ許せる。2-3日くらい貸したろーやん。」と思ってしまったわけです。

でも、もし手数料を取り始めたら態度を変えるぞー!「許せーん!!」ってね。

Saturday 29 October 2005

薬の容れ物

本当につまらないことなんですが、イギリスで困っていることの一つに、薬の容器が開けにくいと言うのがあります。

少なくとも私が日本にいた頃は、日本の薬の容器は普通にだれでも開けられるものでした。間違って子供が口に入れちゃったりしたら危ないようなものは、「小さなお子様の手の届かない場所に保管してください」って注意書きがありました。

でも、イギリスではそういった事故の予防策として、薬の容器(瓶)が普通に蓋をまわしただけでは開かないように作られています。

開け方は、蓋に図解(ココがポイント!英語が読めない人のことも考えてあります)してあって、大抵は蓋をちょっと押してから回す、という単純なものです。

なのに、私はこれが下手なのです~~~。

不器用なのかしら。でも、編み物とかは出来るのになあ。

問題なく開くときもあれば、何故か(同じ瓶でも)全然開かない日もある。
きっとコツをつかんでないのでしょうね。。

英語が読めない人のことを考えるなら、開けるのが下手な人のことも考えてほしいものです。(あ、本末転倒か。)

まあ、とにかくそんなわけで、相方に頼んで開けてもらうことになります。

相方:「これは、子供が開けられない為のものなんだよ。君は子供か!?」

私:「実は、そうやねん。」

相方:「・・・・・・。」


だって、開けられへんもんは仕方ないやんねえ~~~。

Sunday 23 October 2005

ブタの貯金箱

世界的に、貯金箱といえば「ブタ」さんですよね。

ところが、相方の国には「ブタの貯金箱」は無いそうです。
貯金箱と言えば、粘土で作った、円柱形にお金を入れる穴をあけたシンプルなものが普通らしいです。

でも、彼の国の田舎では、ブタの事を貯金箱と言うそうです。

つまり、普段余った食料品(残飯ですね)を与えておけば、大きく育った時に売って、ちょっとした現金に替わってくれるのです。
また、結婚式等人が集まる大きな機会のご馳走として活躍してくれることもあるでしょう。

実際、生きてる「ブタ」さん達が、貯金箱として機能しているというのです!

だから、ブタさんの貯金箱はないけど、ブタさん自身が貯金箱なのです。

何か、新発見です。面白ーい!!!

Tuesday 18 October 2005

睡眠

先週は何故かやたらと忙しく、残業気味の一週間でした。
そのせいで疲れていたのか、せっかくの週末だった一昨日・昨日は、平均睡眠時間13時間を記録しました。二日で13時間じゃありません。平均睡眠時間です!

すごい!
なかなか出来ることじゃない!

と我ながら関心しております。

一日13時間寝ようと思ったら、1日8時間の普通の睡眠に加えて、5時間昼寝しないといけないのよ~。ああ~、週末を無駄に過ごしてしまったわ。。

ちょっと反省。

そういえば、相方と一緒に住みはじめたとき、

「君は、よく寝るね~!」と感心されました。(いや、馬鹿にされたのか?)

そういえば世の中のカップルって、よく寝る人とあまり寝ない人の組み合わせが多いですよね~。うちの相方もあんまり寝ないような気がするし。(あ、きっと私が寝てる間に寝てるのね・・・。)


あとは、会社から帰って怒涛のように夕食を作って食べたら、お腹いっぱいになって、眠くなって寝ちゃう日があります。(というかしょっちゅうです。)

で、相方から「君は一日2時間しか生きていない。」と言われました。

そうね、、会社から帰って2時間で寝るのは、ちょっと早すぎかなあ。
反省。

でも、私は寝るのが好きなんです!
ベッドで本読むのも大好きなんです。
本読もうと思ってベッドに本を持って入ったら、ついつい寝ちゃうんです!

そういう主婦って多いと思うんやけどなあ。。
皆さんは、どうですか?

Wednesday 12 October 2005

Wallace & Gromit: Curse Of the Were-Rabbit

邦題は、「ウォレスとグルミット:ウサギ男の呪い」ってな感じになるのでしょうか。

知る人ぞ知るウォレスとグルミットが、ついに劇場版映画となりました!
日本での公開はいつになるかは分かりませんが、イギリスでは10月14日公開です。先週の土日にプレショウをしていたので、ファンとしては、早速観に行きました。

ウォレスとグルミットとは、「チキンラン」で大ヒットを飛ばしたAardman社のクレイ(粘土)アニメです。クレイアニメの技術はもちろんの事ながら、他の映画のパロディやジョークがふんだんに織り込まれた内容は、大人も十分楽しめる水準です。相方も喜んでました。(実は相方は、私と出会う前から「チキンラン」はお気に入りの映画だったそうです。似たもの夫婦なのね。)

感想は、「最高!グルミット、かっこいい!あんな犬が欲しい~~~。」という感じです。日本では公開前だと思いますので、内容については詳しく書きません。

が、一つ悲しいことがあります。
あまりにも悲しいので、ここに書こうかと。。

その、Aardman社の歴史とも言える、歴代の作品の人形達が保管された倉庫が、燃えてしまったのです!同社のこれまでの作品の中で表情豊かに動いている可愛い人形達やセットが燃えてしまった・・・。本当、本当に残念です。

でも、クリエーターのNick Park氏は、「確かにそれは、会社にとっては大切な思い出であり貴重なものだったが、今現在、世界で起こっている他の悲劇に比べたらたいした事はない。」と言ったそうです。なかなか気丈な方です。

そうです。過去を振り返らず、未来を見て、これからもたくさん素晴らしい作品を作って下さい。

Saturday 8 October 2005

英国の銀行について

今日は英国の銀行について。

私は留学生時代に英国の銀行口座を開いたのですが、それはもう、本当に大変でした。

昔は(というか、9月11日のテロ以前は)留学生も結構簡単に銀行口座が開けたらしいのですが。。。
私が留学生として英国に渡ったのは2001年の8月末、そう、テロの2週間ほど前だったのです。そして、のんきな私は、1年くらい銀行口座なしで生活していました。海外キャッシュカードを持っていたので、そんなに困らなかったのです。

丸1年間は専業学生をしていました。そろそろ飽きてきたのでアルバイトでも、とバイトを探し、運良く日本人経営の会社にて働き始めた時に、給与が小切手で支払われるという事で、初めて銀行口座が必要になったのです。

銀行口座を開くのには、本当に苦労しました。身分証明がパスポートしかないのですから。その時の住居は個人で見つけたフラットシェア(というか、半分ホームスティ)だったので、もちろん公共料金なんかも自分の名前では払ってないし、住所を公的に証明する手段が一つもなかったのです。
学校からのレターも書いてもらいましたが、私が通っていた学校は公立カレッジの為(つまり地元の学生を対象とした学校の為)学校が銀行口座開設のサポートをしていませんでしたので、結局だめでした。

これから留学に行かれる皆さんへ。
銀行口座は語学学校に通っている間に、学校が提携している銀行で開けるのが一番簡単です。語学学校から、その他専門学校などに進んでしまうと、学校が銀行と提携してないので、本当に難しくなります。でも、大学に正規留学される方は、大学のサポートで問題なく開けると思いますが。。。

そんなこんなで、ハイ・ストリートの銀行を片っ端からあたっていき、やっと一件、私の準備できそうな書類で口座を開いてくれる銀行を見つけたのです。

多分、イギリスにある大手の銀行はすべてあたってみたと思います。
本当、大変でした。

ただ、イギリスのいい加減なところは、同じ銀行でも、A支店ではダメでB支店ではOK。または同じ店舗でも、Cさんに聞いたらダメだったけどDさんはOKと言った。とかがあるので、何事もあきらめない事が肝心です。

例えば、何かのカスタマーサービス等に電話した時に、お願いした事が「ダメ」って言われたら、とりあえずその場は大人しく引き下がって、もう一回かけてみて別の人が出たところで、もう一回同じお願いをしてみると、今度は「OK」と言ってもらえたりするのです。

日本やったら、考えられへんね。

Monday 3 October 2005

1ポンド=100円?!

ロンドンは、すっかり寒くなってしまいました。
そして、私はまだまだ風邪ひきです。どうやら相方にも伝染してしまったようなので、風邪ひきカップルです。
けほけほ。 

さて先日、ひょんなことから、日本円からポンドに両替する用事があったのですが、今はポンドが強いのですね~~。びっくりしました。

でなわけで、今日はお金の話しです。

ロンドンは物価が高いことで有名ですが、本当に高いです。今みたいにポンドが強いと、旅行者の方々にとっては目茶目茶高いんじゃないかと思います。

ロンドンの物価は、(大雑把に)1ポンド=100円くらいの感覚です。(前にも書きました通り、未調理の食料品は別ですが。)

まず、不動産が高い!ロンドンで家を買うなんて夢です。
だから、賃貸の家賃も高い。

ゾーン1だったら、1ベッドルームフラット(1LDK)でも月1400~1500ポンドくらいするんじゃないでしょうか。
3ベッドルーム(3LDK)なんかだと、ちょっと離れてゾーン2~3で、平気で月2500ポンドとかです。

私はゾーン2の中でも家賃の安いエリアに住んでますが、それでも1ベッドルームフラットが月650~700ポンドとかしてるな~。(うちはもっと安いところに住んでますが。)

そして、交通費。地下鉄の定期(トラベルカード)はバスも全区域乗れるのですが、ゾーン1-2のトラベルカードが月82ポンド程。
辛いのは、英国では基本的に、通勤にかかる交通費は自腹だということです。だから就職する時には、提示されるお給料から交通費を差し引いて計算しておかなくてはなりません。

ちなみに税金&年金・健康保険も高いです。健康保険は日本でも結構払うから、変わらないというかんじですが、税金が高いのです!残業しても、税金が山ほど引かれるから馬鹿らしくなってきます。

ちょっとおしゃれなレストランでは、
スターターが4ポンド~、
メインが13ポンド~、
ワイン15ポンド~
なんて、ざらですし、

細かいところでは、
・サンドウィッチ→2ポンド~
・マクドナルドのセット→3ポンドくらい~
・ガソリン 90ペンス以上/ℓ

等々、1ポンドが100円か、せめて1ドル、1ユーロ程度なら許せるのですが、今日のレートは1ポンド=約203円。。。これではやってられません。

では、ロンドンの人はどれくらい稼いでいるのかといいますと、、、
最低賃金が、時給4.85ポンドくらいだったと思う。。。

確かに日本よりは多いかな。でも、5ポンドの実際の購買力は、500円とは言わないとしても、せいぜい700円くらいです。時給5ポンドで週40時間働いたら、大体月の手取りが750ポンドくらいかな。それでは、暮らせないですよ。

なかなか、大変です。(お金の話はキリがないので、またの機会に続きを書きます。)

~~~~~

コメント @ October 2015

現在、元祖ブログ Floating on Water から Floating on Water 2 へ、記事の引越し中。
本記事は、 2005年10月に書かれた物です。
当時も物価は高いと思っていましたが、10年後の今読み返してみると、今の方がさらに高い。
英国は、順調にインフレしてますよ~。

Wednesday 28 September 2005

風邪ひき

ロンドンは、この頃すっかり肌寒くなりました。

そして私は、お約束のように風邪をひいております。

鼻風邪なので大したことないのですが、鼻水と喉痛に悩まされています。

それで、ひどくならないうちに、と思って風邪薬を飲んでいるのですが、そこでふと疑問が。

私は日本から風邪薬を(大量に)持参してきているのですが、「イギリスの風邪のウィルスは日本の風邪のウィルスとは別物だから、日本の風邪薬は効かない」という噂があるのです。

たしかに、インフルエンザの予防接種等にはウィルスの型が重要なので、その理論は当てはまると思うのですが、一般に市販されている風邪薬って発熱とか咳とかの症状を抑える為のもので、ウィルスをやっつけるものではないと思うので、あまりウィルスの型は関係ないと思うのですが・・・。(これは、あくまで私見です。)

と、思って私はいまだに日本から送ってもらったりした風邪薬を愛用しているのです。

しかし、一つ発見があります!
相方が風邪をひいた時に、私の日本からの薬を飲ませたら、効かなかったのです!

人種や生まれ育った国によって薬の効き方が異なると、どこかで読んだ事があります。本当なんですね。地元の薬局で買ってきた薬を飲むと、ちゃんと効きました。

でも、相方は人種的にはアジア人だぞ。(それも、中国系です。)旧英国植民地生まれだから、英国の薬の方が身体に慣れているのかもしれないですが。。

私が英国の薬を飲んでも、効かないってこともあるのかな。
(ちなみに頭痛薬は、英国市販のものでも効きました。)



Sunday 25 September 2005

ビーフシチュー

突然ですが、今日の晩御飯はビーフシチューです。

というのも、今朝のテレビの料理番組でシチュー(イギリス人はこの頃、キャセロールといいます。これは、キャセロール鍋を使ってオーブンで煮込む料理のことを指すのだと思うのですが、私にとってはシチューです。)をやっていたのが無性に食べたくなり、スーパーで牛肉、赤ワイン、にんじん、ジャガイモ、シャルロット(小さいたまねぎみたいなの)等々を購入、ただいま、鍋一杯に煮えております。

しかし何故、英国(ロンドンだけなのかな?)では土曜の朝に料理番組をやっているのだろう・・・。これはBBC2が、私を含めた全国の主婦を、週末の献立を考える苦労から開放しようとしてくれているのでしょうか。それともただ単に、それに係る商品(時々ワインの紹介とかもある)の売り上げアップを図っているのでしょうか。

とりあえず、山ほど作ったので、明日も一日ビーフシチューの予定・・・。

ところで、そんなこんなで今日スーパーで肉を買った時に、ふと気がついたのですが、肉のパックについてる値段表示が、「一キロあたりの金額」&「1ポンド(重さの単位:450グラムくらい)あたりの金額」、とあって、このパックは何グラムでパックあたりの金額はいくらです、って感じで表示してあるのです。

実は、私は今まで「一キロあたりの金額」を見て、「高!」と思っていたのですが、よく考えたら、日本の表示って100グラム単位ですよね。

だから、日本の感覚でいくなら、これを10で割らないといけないんだ、ということに気付きました。(気付いたのが遅すぎです。もう、4年も英国に住んでいるというのに。。。)

私の、バカバカ~~~。

しかし、10で割ると安い!ロンドンって物価が高いですけど、外食なんかは馬鹿みたいに高いですけど、それでも、調理が必要な食品は日本よりは安いです~。

これは、VAT(付加価値税。日本で言う消費税のようなもの。)の影響もあると思います。

英国のVATは17.5%。日本の5%に比べると、滅茶苦茶高いです。
でも、日本みたいに、何でもかんでもにかかるわけではありません。
調理していない食品や、本、子供に関係するものなどは、VAT非課税です。

例えばハムサンドを食べたいとします。もちろん日本でも英国でも、ハムサンドを買うよりは、ハムとパンを買って自分ではさんだ方が安上がりです。でも、その差額は英国の方が大きいのです。

日本では、ハムサンドを買おうが、ハムとパンを買って自分ではさんで食べようが、どちらにしても購入代金の5%の消費税をはらいます。

英国では、ハムサンドを買うと17.5%のVATがかかり、ハムとパンを買って自分ではさめば、VATはかからないのです。

ちょっと話はずれちゃいますが、日本の政府はずっと消費税引き上げとかなんとか言って、その引き合いに外国の税率をあげてますけど、日本みたいに何でもかんでもに税金かけるなら、5%でもかけすぎだと思います。

あれあれ、話がそれちゃいましたが、今日はとにかくビーフシチューです。
そして明日もビーフシチュー。

相方は、同じものが続いても文句言わずに食べてくれるのですが、私はきっと、食べ飽きます。

Wednesday 21 September 2005

ロンドンでアジア人であることが不便に感じる時

お酒買うのに身分証明書の提示を求められる!

これにつきます。
(いや、本当は他にもいっぱい不便なことはあるのですが。。。)

これは、私だけではなく海外旅行される日本人の方々が多く経験されることなので、私がここで文句をたれるのも「今さら」と言った感がありますが・・・。 

日常茶飯事的に起こる出来事なので、いちいち腹をたてていたらキリがないし、慣れっこにもなってるから、普段はさらっと切り抜けるのですが、やはり何度も経験すると色々なパターンがあって、時々すごいダメージを受けます。

先日、スーパーマーケットでワインを買ったとき。
レジのおじさんはインド人風。
(これも興味深いことなんですが、身分証明書の提示を求めてくるのは大抵アジア人なのです。白人に言われたことは殆どない。)

おじさん:(ワインを持って、ワインと私の顔を見比べながら)あなた、18歳以上?

私:はい。

おじさん:ID見せて。

私:(しぶしぶ-30過ぎた女性が、何が悲しゅうて赤の他人に年齢を暴露せにゃならんのだ・・・。)はい。(免許証を見せる。)

おじさん:・・・(生年月日から年齢を割り出している。)

おじさん:・・・(年齢が分かって絶句している。)

おじさん:マ、マッチ、オールダー・・・。

うぎゃ~~~、失礼にも程がある~~~!!!!

年齢を聞いた以上は、相手が何歳であろうと慌てず騒がず冷静に対処するのが、年齢を聞く側の礼儀だと、私は思う!ドン!(机をたたく音)

その日は、一日ブルーでした。

くそー。今度からお酒買うときは化粧していくぞー。

新婚旅行から帰ってきました!

まだ9月半ばだというのに、スコットランドは寒かったです~。

かなり着込んで行ったつもりなのですが、冬用の完全防備まではしていなかったので、ちょっと辛い場面もありました・・・。

冬用+防水の上着にマフラーで完璧だと思っていたのですが・・・手袋を忘れたの!まさか、9月に手袋が欲しいと感じるとは。。。

スコットランドをなめてはいけないね。

ホリデーも終わって、またOL生活に戻ります。

旅行中外食ばかりだったから、肌が荒れてしまってちょっとブルーですが、気を取り直して明日から頑張ろう!

Tuesday 13 September 2005

食生活について-お米バトル

私はロンドンに暮らしておりますが、普段の食生活は非常にアジアンです。

私自身は、一ヶ月くらいパンでも大丈夫なくらいパンが好きなのですが、相方がそれでは嫌だというので、ほぼ毎日ご飯を炊きます。まるで日本に居るみたいです。

ただ一つ、日本に居るのと違うところは、相方の好みのお米がバスマチ米だということ。

バスマチ米とは、インドカレーについてくるご飯で、カリフォルニア産の長めのお米よりも、さらに細長いお米です。もう、ひょろひょろって感じです。
そして、なんとも言えない良い香りがします。この香りが良いのです。

昔、日本が米不足になったことがありましたよね。(大分昔のことです。歳がばれます。)その時、日本政府が緊急措置として、タイからタイ米を輸入したのを覚えてらっしゃいますか?タイ側からは最高級米を提供してくれたとの事ですが、結局日本人には不評でした。「においがある」と言うことで、日本人の口にはあわなかったみたい。

今思えば、あれはバスマチ米だったのかなあ。もし、バスマチ米だったとしたら高級米だぞ!もったいない!「においがある」ではなく「香り高い」だぞ!!!

とまあ、今さら怒ってもしょうがないので、これはおいといて。。。

相方の好みはバスマチ米です。そして、私はやっぱりお米はジャポニカ種が良いです。というわけで、うちでは常に2種類常備して、おかずとの相性も考慮しつつ、なるべく平等に交互に炊くようにしています。

最初はジャポニカ種が続くとお腹の調子が悪くなっていた相方も、この頃は慣れてきたみたいです。

同じお米の文化でも、結構大変なのです。

余談ですが、東南アジアの人って「バスマチ米の目玉焼きのせ」というのが好きですよね~。
忙しくって料理できない時なんかも、これで一食すませてくれて文句も言わない(!)ので、楽な相方をもったなあとしみじみ思います。

新婚旅行!

急に休みが取れることになり、相方と一緒にスコットランドのエジンバラに行くことにしました!

結婚して1年以上経つのに、まだ新婚旅行に行ってなかったので、事実上今回の旅行が新婚旅行になります!

という割には貧乏旅行で、足は長距離バスです。

ヨーロッパは長距離バスが発達していて、安く旅行したい方にはお勧めです。
もちろん時間はかかりますが、料金は鉄道の6・70%~半額近いし、そんなに遅れたりしないし、街の中心発着なので便利です。

ヨーロッパの鉄道は結構遅れるし、駅も大抵街の中心からちょっと外れたところにあるので、時間さえあるならば、割高な料金を払ってまで電車に乗ることはないというのが私の方針。

イギリスの鉄道はまだましですが、南欧の田舎なんかにいったら、それこそ長距離バスのほうが時間も正確です。道路渋滞がないような田舎だと、バスの方が時間が読めます。鉄道は平気で2・30分、ひどいときは1時間以上遅れるので、なかなか気がぬけません。

それにバスだと、大きな荷物の管理が楽です。たいてい、大きな荷物はバスのお腹のところに入れてしまうので、走行中は盗まれる心配なし。(もちろん貴重品は身につけてますが)

ドライブインでトイレ休憩してお菓子買ったりするのも楽しみ!遠足みたい!

そんなこんなでバス旅行です。

バスのチケットはインターネットで購入。
宿もインターネットで予約。

この頃、インターネットでなんでもできちゃうね。

元バックパッカーをしていた私は、普段の旅行なら宿は行き当たりばったりで現地で探すのですが、今回はせっかくの新婚旅行なので、あらかじめ予約していくことにしたのです。

結構良さそうなホテルが予算内で見つかったので満足!
(まだ満足するのは早い!?)

宿を行き当たりばったりで足で探す場合の問題は、疲れちゃうと妥協してしまうことです。
よくやった手は、同じ都市に連泊する場合、とりあえず一泊だけ適当な宿に泊まって、次の日そこに荷物をあずけて、身軽で元気な状態で再度宿探しへと出発。

でも、せっかく旅行に来て宿探しにそんなに時間をかけるのももったいないので、
宿は前もってインターネットで探す方が良いかもしれない。

今度からも、そうしよう。

なんといっても、旅行は準備が楽しいですよね!

Friday 9 September 2005

お腹へった。

お腹がへったよ~。
ちゃんとご飯食べたのに、寝る前にはもうお腹が減ってしまう。

これは、イギリスに来て間食が減ったから。
まあ、人によると思うんだけど、私は間食は減りました。

なぜなら、日本みたいに、安くて簡単に食べられて美味しいという3拍子揃ったものが手に入らないから。。。

美味しいものが食べたければ、「お金を出す」か「自分で作る」かのどちらかです。レストランなんて、なんてことない料理でびっくりするほど高いし。
スーパーで売ってるレディ・ミール(電子レンジでチンだけで食べれる料理)も結構なお値段だし。(一食分が2.5ポンドくらい~)

私は基本的に、相方と二人分で一食2ポンド以下を目指しています。
平日の夕食をそのくらいのペースで抑えておくと、週末にサンデーローストなんてする余裕がでてくるの。イギリスは、家に大きなオーブンがあるので良いわ。

ああ、なんか今日は、せちがらい話しになってしまいました。

Monday 5 September 2005

選挙

今日は、選挙に行ってきました。在外選挙ってやつです。
在ロンドン日本総領事館(って言うのかな?)に行ってまいりました。

これから、あの封筒の中の私の一票が飛行機に乗って、私の最終住民票選挙区の選挙管理委員会まで旅をするのかと思うと、「頑張れ!」と意味も無く応援したくなります。

ちゃんと届いてねー。

しかし問題は、日本に居たら嫌でも目にする(&耳にする)候補者達のキャンペーンも何もなく、候補者の情報さえ何一つないという状態なので、誰に投票すべきなのかが、分からないということです。

「じゃあ、なんで投票するの」と言われそうですが、それはですね、、、うちの相方の為なんです。

相方の祖国は民主主義ではありません。おまけに政情不安で相方自身が選挙権を与えられる年齢に達してからは、選挙が行われたことがありません。
つまり、相方は投票したことがないのです。

だから相方曰く「せっかく選挙権があって、在外選挙という制度があるんだから、その権利を行使するべきだ。君の一票は、他の人の一票よりも重いことはないけど、軽くも無いんだよ。」

でも本当に、誰に投票するか決めるのはむずかしいのよ~。情報ないから。
選挙って、適当に投票しちゃっても良いものなのかしら。(こんな不真面目なことではいかんなあ。)

日本在住の皆様は、9月11日が投票日ですね。
選挙権は、国民すべてに平等に与えられた尊い権利です。ぜひ、行使してください。


Saturday 3 September 2005

ちょっと不満なこと

日々、お気楽に暮らしております私ですが、ちょっと不満なことがあります。

それは、ゴキブリ。

イギリスにはゴキブリはいないと言われています。そして私もそう信じてきました。
でも私、見てしまったんです。・・・ゴキちゃん。

地球温暖化の影響なのか、ロンドンは年々暖かくなってきているような気がします。そしてとうとう去年・今年の夏は、ゴキちゃんにさえ、ちらほら遭遇するようになりました。

主な発見現場はフラットからでた所の廊下(建物の中)です。日本で見かける彼らより2回りくらい小ぶりで、色もあんなにぎらぎら黒光りはしておらず、まあまあ許せる外見をしておるにはおるのですが。。。

そして、最大の相違点は、彼らは「遅い」。
日本のゴキくんたちは素早いけれど、こっちで私が見かけるのは、みんな死にかけてるかと思うほど遅いのです。

だから、これなら簡単だと思って相方にゴキくん退治を依頼したところ、断わられました。
相方が言うには「僕は仏教徒だから殺生はしない。」

私:え~、だって、ゴキブリやで~。

相方:ゴキブリといえども、生き物は生き物。彼らにも生きる権利がある。差別はいけない。

私:え~、そんな。。。私は可愛い犬と憎たらしいゴキブリやったら、思いっきり差別するよ~。

相方:それはいけない。それに、ゴキブリはゴキブリで勝手に生きてるだけだろう。君に迷惑かけてるわけじゃない。だから放っておいてやるべきだ。

私:え~。私、子供のころ蟻の巣穴に水いれて大量虐殺とかしたよ。

相方:(絶句)

私:それに、蚊なんて叩きまくるよ。だって、蚊は私に迷惑かけるもん。

相方:僕が出家して修行してたときは、瞑想中に蚊にくわれても我慢してた。

私:(絶句)

この問題は、私達の間では一生平行線のような気がする。

結局、相方はゴキ君を外に追い出してくれました。

ちなみに相方は、出家中の瞑想中に、蚊にくわれ放題でマラリヤにかかったという輝かしい過去を持っています。

Thursday 1 September 2005

スランプ

この頃、英語がスランプです。

英国で生活している以上、英語習得は死活問題なのですが、言葉の習得って波がありますよね~。スランプに陥ると、なんか英語力が後退しているようにさえ感じます。

ちなみにうちの家庭では、英語が公用語です。
私は相方の国の言葉を話さないし、相方はというと、、、

相方は、「いってきま~す。」と「いただきま~す。」が混ざってるレベルであります。
ご飯食べる時に「いってきま~す」って、「おいおい、どこ行くねん。」って感じです。

でも、なんせ相方も英語が母国語じゃない分、なんとなく英語で通じちゃうんですよね。だから、相方と会話してるだけでは、英語力の向上は望めない。覚えたばっかりの難しい形容詞を使ってみても、意味が分かってもらえないので言い直したりしないといけない。

どう考えても、相方より私の方が英語力(文法)は上だと思うんだけど、実生活では相方の方が使えるんです。それがくやし~い!
テレビでやってる、警察ドラマ(鑑識もの)とか見て、理解してるし。
私はわからん。くやし~い!
なんでなの。なんでなの。なんでなの~~~。

まあ、相方の出身国は大英帝国の旧植民地。高校以上の教育は英語。化学とか物理とか全部英語で学んだらしい。だから、しかたないか。。

でも相方は文法が苦手。よく乗り越えられたなあ。

Wednesday 31 August 2005

簡単でびっくり!

わーい、ブログってこんなに簡単に始められるんですね!

今まで、自分のホームページを作りたい、作りたいと思いながら、なかなか腰が重かった私です。ブログなら簡単かなーと、なんとなく開いたGooブログのトップページから、あれよあれよと登録が済んでしまった。

テクノロジーやなあ。日本ってすごい。
(まあこれは日本に限ったことではないか。。。)

さて、私は現在、東南アジア人の相方と、第3国はイギリス・ロンドンに暮らしております。今のところ、もうしばらくはロンドンにいる予定。その後はまったく未定です。

イギリス国内で引っ越すかもしれないし、日本に帰るかもしれないし(相方にとっては日本に移住ね。)ロンドンにずっと住むかもしれない。

時折、「私達の生活って、水面に浮かんで流されていく葉っぱみたいやなあ」などと、しみじみ思うことがあり、とにかくそんな生活を記録しておくのもよかろうかと、ブログを始めた次第です。

続くかな。(ちょっと心配)