Friday 29 March 2013

法王選挙

ちょっと古い話題ですが、新ローマ法王が着任されましたね。
英国は英国国教会が多数派で、カトリックは比較的少数派となるのですが、さすがヨーロッパということもあって、今回の法王選挙(Conclave) は英国でも注目を集めていました。

そう、英語では法王選挙(Conclave)はコンクレイヴ と発音します。でもこれ、イタリア語では同じスペルで、コンクラーベって発音するのですね。

日本の報道で、コンクラーベと記載されていて、

今回、かなり報道されたのでコンクラーベのプロセスについては割愛しますが、
以前は新法王が決定するまで、選挙者たちがシスティーナ礼拝堂内に閉じ込められるていました。今は、システィーナ礼拝堂内への缶詰こそ廃止されたものの、法王選挙中、選挙者たちは外との接触を禁じられているとの事です。

まらに根比―べ!

名は体を現すというのは、この事ですなあ。

。。。

オヤジギャグ、失礼!
私の体の半分はオヤジギャグでできているのです。

Tuesday 26 March 2013

夫の主夫修行

夫は、中国系ビルマ人です。

中国では、結婚しても男女とも姓は変更しません。
でも、子供が生まれたら、子供はお父さんの姓を継承します。
ということは、男の子が生まれなかったら、その家の姓を継ぐ人がいなくなるということです。

それが理由なのかどうかは分かりませんが、中国系の家庭は、男の子を望む傾向にあると思います。

そして、男の子が甘やかされる傾向あるような気が。。

うちの夫も、そんな中国系家庭で甘やかされて育ってきました。
家事能力、皆無に等しい。

でもこの頃、家事を覚えようと頑張っています。

先日、洗濯機の使い方を教えたところ、時間があれば洗濯してくれるようになって助かっています。

この調子で色々教えたら、一人前の主夫になる日も遠くないかも!

ふふふ。

Monday 25 March 2013

仏教と出家と瞑想(4)

夫は敬虔な仏教であり、基本的に無駄な殺生を行いません。
つまり、ゴキブリとかをみても、捕まえるのは捕まえますが、その後外に逃がしたりします。
やさしいなあ。

出家瞑想修行中は、その掟はさらに厳しく絶対的なものとなります。

ただでさえ、ビルマなんてところで、屋外で座ってたら、蚊にさされ放題です。
なのに、それに加えて、出家中の皆さんは決して殺生を行いません。

つまり、出家僧が座ったり歩いたりして瞑想修行を行っている修道院の庭は、蚊にとってのパラダイスなわけです。

いやあ、きっと修行僧から修行僧へ、腕へと脚へと頭へと、花畑の中の蝶のような気分なのでしょう。それでも、絶対にたたかれたりしないわけです。


というわけで、夫も他の修行僧も、修道院では蚊にさされたい放題だったらしいです。
そして夫は、あろうことか、修道院でマラリアを患ってしまったらしい。

えらいこっちゃ!

なんとか投薬で治ったらしく、今となっては笑って話せる話ですが、当時は大変だったみたいです。

瞑想修行は大変だ。


(注)現在のヤンゴン(都市部)では、少々蚊にさされてもマラリアにかかる心配はないそうです。が、地方に行くと注意が必要らしいです。
夫の不幸なケースの背景は、たまたま夫と同時期に地方から出てきて修行していた修行僧の一人がマラリアを患っていて、そこで、蚊パラダイスの蚊たちが媒介となってマラリアを広めてしまったという事らしい。

Sunday 24 March 2013

雪がとけない。

昨日の雪で、我が家の周りはうっすら雪化粧です。


今日も一日、日中もそれほど気温が上がることもなく、ちらちら雪のようなものが舞ったりするような天気だったので、夕方になっても薄化粧のまま。寒いよー。

気温は1℃くらいだから、真冬の事を思ったら特別寒いわけではないけど、一回暖かくなって春を感じ始めていた所に、冬に逆戻りしたので、ダメージが大きいです。

日本では、衣替えという習慣があって、冬と夏では着るものが全然違うし、季節の変わり目には洋服ダンスの整理をして、冬服と夏服を入れ替えたりしますよね。

でもイギリスでは多分、皆そんなことはやってないと思います。

冬でも、室内ではひらひらな薄手の服装で、外に出る時に重装備する。

というのも、今回みたいに春になったと思ったのに急に冷え込んだりとか、夏でも結構気温がさがりますので、いつでも厚手のコートがすぐにとり出せる状態にあるのです。

ですので、旅行者は風邪をひきやすい。気温の変化に対応するのに十分な、服の手持ちがないですからね。

英国へご旅行の際には、色々と重ね着できる服装をお持ちください。
最悪の場合は手持ちの服を全部一度に着ることができる、というセレクションが良いかと思います!

Saturday 23 March 2013

雪!

今日のロンドンは、雪でした。
もう、3月も下旬だと言うのに。

朝おきたら、やたら寒いなあ、と思ったのよ。
そしたら夫が、雪だ雪だと騒いでいるの。

実は、2,3日前からロンドンは冷え込んでいて、2日ほど前にも朝方にうっすらと雪が舞ったのです。
毎日朝は6時ごろ起床の夫、早朝にうっすらと舞った雪を見て、雪だ雪だと騒いでおったので、今日もそんな感じなのかと思って外を見たら、なんと外の景色がうっすら雪化粧。

その後、どんどん雪が強くなり、午前11時頃には、このまま降ったら積もるのではないかというくらい降り始めました。

なーんてこったい。寒いよう。

夕方には雪はやんで、徐々に溶けだしている感じですが、明日はどうなることやら。。

Wednesday 20 March 2013

テレビ

先日、私がPrison Break にはまってしまったのを夫のせいにしておりましたが、その説明を。。

うちの夫はテレビっ子なのです。
彼のテレビに対する執着は並み大抵のものではなく、テレビを見ている時間の長さも並大抵のものではありません。
出かける予定のない休日なんか、少なくとも5時間は見てると思う。

ちなみに私は全然テレビを必要としない。
夫が瞑想に行っていた10日間、ついに一度もテレビの電源を入れることさえなかったくらい。

この違いは、人生の初期にテレビへのアクセスがあったかどうかよるのではないかと。

私がもの心ついた頃の日本は、カラーテレビが一家に一台という時代で、家に普通にカラーテレビがありましたし、テレビ放送も普通にやっていました。だから私にとっては、テレビっていうのが特別なものではないのです。

一方、夫が小さい頃っていうのは、テレビといえば街頭テレビであって、放送もいつもやっているわけではないので、番組が放送される時間になると皆で街頭テレビに集まって皆で視聴したのですね。

夫の実家は、その中では早めに家テレビを入手したらしく、彼の住んでいるストリートで一番早くにテレビを手に入れたのが彼の家だったと、今でも誇らしげに語ってくれます。

うーん。この話、どこかで聞いたことあるな、と思ったら、うちの母が同じ様なことを言ってました。

と、このように両極端な夫婦ですが、夫が家にいると、常にテレビがついているので、ついつい見てしまいます。

ネットフリックス(netflix)というサービスを利用して、いろいろなテレビドラマや映画を片っ端から見まくっているのですが、今は、7、8年くらい前に流行ったPrison Break をシーズン1からおさらい中。

夫は、リアルタイムでも見ていたので2回目。私は初めてみているのですが、ちょっとはまっております。

Monday 18 March 2013

Prison Break

今更ながら、プリズン・ブレイク シーズン1 にはまっています。

この週末は、かなりノンストップで見てました。

それもこれも、夫が帰って来たからです。
(詳しい説明は後日)

Sunday 17 March 2013

仏教と出家と瞑想(3)

さて、瞑想話の続きです(まだあるんかい)。

うちの夫は、子供時代の体験出家後の後は俗世間に戻り、20歳代前半くらいに再度、1ヶ月くらいの出家を行ったそうです。

大人になっての出家は甘くないです。子供の時とは違います。
実践で瞑想の訓練です。

頑張れ夫!!!

さて、それでは、瞑想と言うものは、どうやって行う(練習する)ものなのでしょう。

夫が言うのは、座るバージョンと歩くバージョンとを交互に行うとかなんとか。

食事の時間は制限されており(早朝に朝食、昼食も朝の11時前には食べ終えるくらいのタイミングだったかな?)、基本的に午後は何も食べないで瞑想。そんで、そのまま就寝。
食事は、自炊はしません。お寺にて供されるもの(色々な人が、お寺に食事を寄付するのです)を食します。
托鉢に見られるように、自分の食べるものを人から与えてもらう、というのは、修行の一環なのです。

自炊というのは、まあ言ってみれば、自分が食べたいものを、自分で好き勝手に作って食べるわけで、これはある意味、自分の欲求のままに行動しているわけで。

出家僧としては、あまりふさわしくない行為なわけなんです。

敬虔な仏教徒は、供されたものは何でも喜んで食べるのが基本です。

これは人として、美しい姿だと思います。

Saturday 16 March 2013

Good Luck!

先日、夫の友人の Leaving do がありました。

Leaving do とは、送別会のことです。
多分これはイギリス英語だと思うのですが、party の事を、くだけた感じでdo という言うのです。
だから、leaving party ということですね。

さてさて、夫の友人(ミャンマー人)はシンガポール在住の彼女(これまたミャンマー人)と結婚したのですが、結婚後半年ほどして心機一転、修士をとるため英国に留学してきました。

それからは、彼はアルバイトして生活費を稼ぎつつ、学問にはげみ、頑張って修士論文を書いたりしていました。

このたびやっと(って言ったら悪いかな?)卒業できることになり、愛妻の待つシンガポールの旅立って行ったのです。

何がすごいって、彼ら結婚して4年弱。半年一緒に暮らした後、夫が英国に留学し今にいたる。
ええ~?もう3年以上離れてるやん。はよ帰らんと。

それにしても、奥さん、偉いなあ。
友人にGood Luck の乾杯をしてきましたが、本当のところ、今まで彼を支えてきた奥さんに乾杯したいものです。

奥さんに乾杯!

シンガポール訪問の際には、ぜひともお会いしたいものです。

Wednesday 13 March 2013

夫、開眼ならず

夫が瞑想センターから帰ってきました。

どうやら、開眼はできなかったようです。残念。
(いやいや、10日の瞑想で開眼できたら、そっちの方がびっくりね)

夫は、若い頃にミャンマーで一ヶ月ほど出家して瞑想の練習をしたこともあり、そこで瞑想メソッド(方法)というのは一応学んだことがあるようなのですが、今回の瞑想センターで教えてもらった瞑想メソッドは、夫がそれまで学んだものとは、ちょっと異なるものだったらしく、苦戦したみたいです。

新しい瞑想テクニックを思うように会得できなかったという事で、少しご不満の様子。
私にはなかなか理解できない世界です。

色々、詳細を説明してくれるのですが、私の理解を超えていたりするので、話し半分に聞いたりしてます。
すると、夫が「Floatingも是非このコースを受けてみるべきだ!」などと言い出しました。

いやいや、常人にはなかなか難しいと思うのよ。

Saturday 9 March 2013

仏教と出家と瞑想(2)

そんなこんなで、若い時に体験出家を経験したビルマ男子のその後の人生やいかに?

1:私のような凡人からすると信じられないのですが、かなり若年で本気出家(どう表現してよいのかわからない)をされる方々がいらっしゃるそうです。
若いうちに出家して僧侶になり、柔らかい頭で仏教の教えを存分に吸収されるのです。
私から見たら、頭が上がりません。

2:体験出家後は俗世間の生活に戻る。でも、大人になってから、期間限定出家で瞑想し、魂を清める。(タイミングや回数は人に拠る)

3:体験出家後は、すっかり普通の生活。

パターン1,2,3の割合については、きちんと統計をとってみないと良く分かりませんが、
私が知り合ったミャンマー人には2の人が結構多いような感触です。でも、サンプルをとる母体が限定されている(英国在住ミャンマー人)ので、あまりあてにならないかも。

でも私が知る限り、ミャンマー人っていうのは、子供時代に体験出家で仏教について学び、その後、本気出家はせずとも、大人になっても敬虔な仏教徒であり続け、何か機会があると期間限定出家して魂を清める。という感じです。

これが、心優しいと誉れ高いミャンマー人の秘密の一つかもしれません。

Friday 8 March 2013

夫、まだまだ瞑想中

先日瞑想センターに瞑想しに旅立った夫ですが、明後日がコース終了日です。
まだ、家に帰ってきていないということは、まだドロップアウトしていないはず。

あと二日。がんばれ~!

Thursday 7 March 2013

仏教と出家と瞑想(1)

夫はまだ瞑想センターで瞑想中。

まだ家に帰ってきていないということは、途中でドロップアウトしていないということで、あと3日でコース終了。頑張れ夫!

さて、外務省のホームページ情報によると、ミャンマー人口の約90%が仏教徒らしい。
そんで、彼らはとても敬虔な仏教徒です。

どれくらい敬虔かと言うと、、

ビルマ男子の多くは、一生のうちに少なくとも一度は出家をするらしいのです。

日本で言うところの、七五三に近いのかもしれませんが、小学校に入るか入らないかくらいの歳の男の子が、体験入学みたいな感じで、頭を丸めて、東南アジアの僧侶の装束をつけ、お寺に入って修行をするのです。

ただ、何分子供なので、そんなに長い期間ではなく、修行と言っても、いきなり瞑想!なんてのは無理なので、主にお坊さんから仏教の教えについて教えてもらう(座学)らしいのですが。

子供やからねえ。

でも、親御さんからしたら、息子が頭を丸めでお坊さんの装束をつけるというのは、晴れ姿なんだろうなあ。

裕福な家庭では、幼い子供が仏門に入る儀式をかなり盛大に行い、それを写真に収めたりビデオに収めたり。

またまた、ビルマの子供達は可愛くて、それが絵になるんやなあ。。

Tuesday 5 March 2013

池麺

イケメンってタイプして変換したら、池麺が一番にでてきたよ。
池麺っていう麺があるのかしら?

さて、妻の私が言うのもなんですが、うちの夫はけっこうイケメン。
というか、厳密には、「イケメンらしい。」
日本を離れて久しい為か、新しい流行語などに非常に疎く、私自身がイケメンの定義について、未だ良く理解していないのです。

でも、日本でイケメンって言われるので、きっとそうなのでしょう。

そう言われたら、私が夫と結婚した理由の一つに「顔が好きだった」というのが挙げられるかも。もちろん顔が好きってだけで結婚したわけではないのですが、顔が好きだったというのは重要な要素であります。

だって、人と出会ってから、その人の人格を知るまでの間にはある程度時間が必要です。

会社の同僚とか、中学高校大学のクラスメートとかだったら、一緒に何かをする機会もあるだろうし、その機会を通して相手の人格を知って好きになる、って事があると思うのですが、語学学校のクラスメートなんかの場合、別に興味の無い人と話をする必要はないわけで。

授業外で一緒にお茶しようとか遊びに行こうとか、そう言う気持ちになる為には、やっぱり顔が好みであるか否かっていうのが、一つの重要な要素なのです。

ところで、夫は「男は顔じゃない!」と言います。「君は、僕の顔が好きだから結婚したわけじゃないだろう?」

はい。もちろん結婚を決めたのは夫の人格に拠るところです。それが一番でしたし、今もそうです。どんなにハンサムな人でも、中身の無い人は願い下げです。(きっぱり)

でも、やっぱり顔が好みっていうのも無視できない。
結婚を決めた理由ではないけれど、最初のデートのきっかけになってくれたわけやからね。

Monday 4 March 2013

Argos

多分、低血圧のせいだと思うのですが、ちょっとこの頃、身体がつらいです。

でも、血圧のせいとも断言できない。先日の投稿で書いた通り、英国では調子が悪かったらまずGPに診てもらわないといけないのですが、そんなにすぐ予約はとれないし。。
とりあえず、血圧を測りたいだけなんだけどねえ。

そこで思いついたのは、カタログショッピングのArgos。

こちら、お店に入ると一杯カタログが並んでて、お客さんは、それをペラペラ。
お目当てのものを見つけたら品番をチェックして、お店に備え付けてある自販機のような機械で在庫があるかチェック。あったら購入。カードで支払いの場合は、そのまま支払いもOK。現金の場合は友人カウンターに並んで支払い。
支払ったらナンバーが記入されたレシートをもらえるので、それをもって自分のナンバーが呼ばれるのを待ちます。

よばれたら、受け渡し専用窓口で品物を受けとって、お買い物終了。

つまり、通信販売を店舗でやってるわけですな。

お店としては、必要面積はカタログスペースと倉庫だけなので、商品陳列スペースが不要な分だけ経済的なんだと思います。

そして、客側としては何がお得かと言いますと、そのお店に在庫がある限り、お店に行ったらその場で品物を手にすることができる。つまり、スピード感で言えば、普通のお店で購入するのと変わらない(通販だったら、普通は配送に2,3日くらいかかりますからね)。

ですが、一応カタログ販売の形式をとっている、つまり客は現物を見ることなしに購入しているため、返品ポリシーは通販に準ずるのです。
つまり、もし客が品物を実際に見て気に入らなかった場合、それが不良品とかでなくても、「開けてみたら、イメージと違った」とかいう理由であっても、あらかじめ決められた期限以内であれば返品を受け付けてくれるのです。
(ただし、商品のタイプによっては返品対象外の場合もありますので、購入前に十分注意しましょう。カタログにマークが入っていたはずです。)

というわけで、独自の販売形式をとるArgos、英国では人気ショップの一つです。

でも、商品のメーカー側からすると、たくさん売ってはくれるけど、返品数も多いため、かなり悪名高いみたいですね。

というわけで、血圧の話の戻ると、とりあえずArgos で血圧計を買って測ってみて、血圧が原因じゃない場合は返品したらいいのでは、、、などという邪悪な考えが浮かんでしまった。

これは、ちょっと悪人すぎるなあ。やめとこう。

Don’t shop for it, Argos it!
http://www.argos.co.uk/static/Home.htm



Sunday 3 March 2013

道が渡れない!

ビルマ(ミャンマー)旅行中に、私が最も困ったことの一つ。

道が渡れない!

英語では、歩行者が横断歩道でないところで道を横断したり、信号が赤なのに横断したりすることを、jaywalkingといいます。

そして、典型的な日本人である私は、jaywalking がものすごく下手なのです。

信号がある横断歩道で信号が赤だったら、車が来ていなかったとしても、なんとなく青になるのを待ってしまう。私は善良な市民です。

ちなみに、英国人も結構jaywalking します。信号が赤でも、車が来ていなかったら渡る。だから私、英国でもちょっと戸惑い気味ではあるのですが、、、

でも、英国はちゃんとこまめに信号や横断歩道があるし、黄色い丸が先端についたポールが立ってる横断歩道は、完全に歩行者優先で車が止まってくれるし、結構大丈夫。

でも、ビルマは事情が違う。

まず、信号や横断歩道があんまりない。1ブロックあるいても、一つも横断歩道がないこともあるんじゃないかという感じ。下手したら、信号を探して500メートル以上歩くんじゃなかろうか。そんで、信号のない横断歩道というものを、ヤンゴンで見た覚えがない。
(どなたか、見たことがあるという方、お知らせください。)

だからヤンゴンで道を渡る時は、みんな基本、jaywalking。

赤ちゃんおんぶした女の人も、車の間をすり抜けて。ああ、渡っていくよ。上手だなあ。

私は、夫に手を引いてもらうか、誰かに先導してもらわないと、ヤンゴンでは道が渡れません。一人だと、ホテルから出ても、ホテルのあるブロックをくるくる廻るしかできないのね。これはとっても不便。

おまけに、道がぼこぼこでサンダルだと転びそうになるので、きちんと足元をウォーキングシューズみたいなしっかりした靴で固めた重装備でないと、外歩きはできません。

まあ日本人でも、できる人はできるみたいですが。

そんな状態のヤンゴンなのですが、どうやら、jaywalkingを禁じる法律があるみたいなのです。

話を聞くと結構、一回くらいは捕まったことがある人が多いみたい。多分、日本でいう駐禁とかスピード違反みたいなものなのかなあ。

でも、あの状態でjaywalking禁止っていうのは、ちょっと無理があるんでないかい?

Saturday 2 March 2013

GP問題

ちょっと、この頃体調が不調です。

多分、貧血か低血圧かのどっちか。

お医者さんに行った方が良いのは分かっているのですが、どうも面倒くさくって。

英国ではNHSというシステムがあり、英国に合法的に長期滞在している場合は、基本的に医療費は無料です。

でも、治療を受けるための弟一歩として、GPとよばれる「かかりつけの医者」に登録し、まずはGPに診てもらってそこから色々な病院等に紹介してもらうという手続きを踏まないといけないのです。

また、GPは、いきなり行っても診てもらえません。事前に電話予約が必要です。

現在住んでるフラットに引っ越した時に、最寄のGPに登録変更したのですが、今のGP、予約がとれないこと甚だしい。一番早くて2週間後とか言われるのです。

そんなに待ったら、治る病気なら治ってるし、死ぬ病気だったら死んでるよ。

というわけで、どうにもGPに行くのが億劫なわけです。こうやって患者を減らして、コスト削減をねらってるのかなあ。


水道代

水道代の請求書がきました。

英国では、水道メーターを取り付けて使用量に応じて料金を支払っている家もあるようですが、我が家は定額方式です。

家のサイズ等から1年間の金額を割り出し、それを12等分した金額を毎月自動引き落としで支払います。
なので、定額です。

定額なんだから、庭にスプリンクラーでもつけたろか、とも思ったりするのですが、いくら定額とはいえそんなに無駄遣いをするのは大人気ないと思いとどまり。

とは言っても、今年の金額を見てみると、一月あたり約2ポンドの値上げ。
固定費、つまり自分の努力で節約できない費用の値上げは、たとえ月2ポンドでもつらいです。

とは言っても水道メーターをつける勇気もでない。
というのは、メーターを取り付けるひとが熟練していなかったりして、近所の家で使用された水の流量まで自分の家のメーターに含まれてしまい、水道代が上がったなどという話を聞いたからです。

うーん。イギリス、あなどれないなあ。

Friday 1 March 2013

瞑想センター

直訳すると変な感じね。英語ではMeditation Centre です。

Vipassana Meditation という、宗教色のない(どちらかというと哲学的な)瞑想テクニックがあります。そして世界各国に、その瞑想テクニックを実践しながら学ぶことができる、瞑想センターがあります。

英国の瞑想センターはロンドンから電車で2時間ほどの所にある、Gloucesterからさらにバスに乗って向かいます。ほぼ、ウェールズに近いです。
(日本にも、千葉と京都にVipassana瞑想センターがあるようです。)

チャリティーで運営されていて、受講料は無料。
初めての人は10日間のコースを受講して、無事終了できた場合のみ、寄付をすることができます。
途中でドロップアウトして終了できなかった場合、寄付は受け付けてもらえないようです。

とまあ、すばらしいチャリティー団体であり、私も、SOAS(ロンドンにある大学の1つ)で、このVipassana Meditationについての講演があった際に聴講に行きました。

さて、何故おもむろに、この団体を紹介しているかと言いますと…

ビルマの人は、非常に敬虔な仏教徒が多く、瞑想というものをとても身近にとらえ、実践している人が多いように思います。

うちの夫もその一人。「魂をクリーニングするんだ」とか言いながら、この瞑想センターへと旅立ってしまいました。

家でも時折(早朝、私が起きる前)、お経を唱えたり瞑想してたりします。

夫よ、あんた、どんだけ瞑想好きやねん。