Wednesday 26 July 2017

会社を辞めるという事

さて、とうとう退職の意思を会社に伝えようと思うのですが、
私にとって、会社を辞めるということは、どういうことなのでしょう。

ここ数年の間、ずっとずっと、会社を辞めたいと思っていたのですが、
今まで決心できずにいました。

なぜ、今まで決心できなかったのか。
そして、なぜ今になって決心できたのか。

その辺りを自己分析してみようと思います。

まずは、なぜ今まで決心できなかったのか。

まず一番は、経済的な理由です。
いくらシットな仕事でも、毎日会社に行って働いたら、毎月お給料がもらえる。
やっぱり、お金は必要ですからね。

次にくるのは、経済的な理由とも密接につながるのですが、
安定した雇用(正社員)を手放したくないという守りの姿勢。
せっかくの正社員の地位を手放したら、後々後悔するのでは、と思ってました。

その次は、会社のネームバリュー。
まあまあ、有名な会社に勤めているため、勤め先を言うと、
「おおっ」っていう反応を得ることができます。
この、ネームバリューを失うことが、ちょっと惜しかった。

では、なぜ今になって決心できたのか。

まず一番は、ミッドライフクライシスによるものだと思われます。

私、次の誕生日で45歳になるのですが、定年を65歳としてあと20年。
あと20年今の仕事をして定年を迎えたら、私の人生はいったい何だったのだろう。
20年後の私は絶対後悔するだろう、と思ったからです。

確かに、今の会社で定年まで勤め上げたら、
定年後の生活は経済的には安定するかもしれません。
でも、それって、何の為の人生なんだろう。
老後資金を貯めるのが人生の目標っていうのは、
ちょっと悲しいと思ったのです。

次にくるのが、経済的な事。
今は、夫の仕事が結構安定しているので、
私が働かなくても赤字を出さずに生活していくことは可能です。
我が家は子供がいなし、夫も私も、中年になって物欲が無くなったし、
大人二人が普通に生活するだけなら、そんなにお金はかからないのです。

夫の仕事が安定している今がチャンス!と思ったのです。

そして最後に、会社のネームバリューについて。
確かに、有名会社に勤めていたら、ちょっと優越感を感じることができます。
でも、人が見ているのは、会社の名前であって自分ではない。
「何々会社に勤める私」である事によってしか、評価してもらえない。
そんなのは嫌だ、と思ったのです。

私は、どこにも所属しない「私」を評価してくれる人を
大切にして付き合って行きたいと思います。

とまあ、こんな感じで、会社を辞める決心をしたわけですな。

ガンバロウ。

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Tuesday 25 July 2017

A Letter To Elise

早期リタイアと言いますか、
まあ、なんやかんや言って、しばらくしたらまた仕事を探すと思うので、
厳密には早期リタイヤではないのですが、

10年以上働いた会社を退職。まあ、お別れですね。
お別れというキーワードが影響しているのですが、
近頃、私が若い頃に大好きだった バンド、The Cure の
A Letter To Elise が頭の中をぐるぐるしてます。

歌詞は、こんな感じ。

The Cure のボーカル特有の、泣きそうな声でこの歌を歌うと、
心にグッとくるのです。

The Cure は、私が大学生の時に大好きだったバンドで、
その中でも、この曲が一番のお気に入りでした。

特に、失恋した時に、ずっとこの曲を聴いてたと思う。

(歌詞:Google Play Music より引用)

-------

Oh Elise it doesn't matter what you say
I just can't stay here every yesterday
Like keep on acting out the same
The way we act out
Every way to smile, forget
And make-believe we never needed
Any more than this
Any more than this

Oh Elise it doesn't matter what you do
I know I'll never really get inside of you
To make your eyes catch fire
The way they should
The way the blue could pull me in
If they only would, if they only would
At least I'd lose this sense of sensing something else
That hides away
From me and you, there're worlds to part
With aching looks and breaking hearts
And all the prayers your hands can make
Oh I just take as much as you can throw
And then throw it all away
Oh I throw it all away
Like throwing faces at the sky
Like throwing arms round

Yesterday, I stood and stared
Wide-eyed in front of you
And the face I saw looked back
The way I wanted to
But I just can't hold my tears away
The way you do

Elise believe I never wanted this
I thought this time I'd keep all of my promises
I thought you were the girl I always dreamed about
But I let the dream go
And the promises broke
And the make-believe ran out

So Elise
It doesn't matter what you say
I just can't stay here every yesterday
Like keep on acting out the same
The way we act out
Every way to smile
Forget and make-believe we never needed
Any more than this
Any more than this

And every time I try to pick it up
Like falling sand
As fast as I pick it up
It runs away through my clutching hands
But there's nothing else I can really do
There's nothing else I can really do
There's nothing else I can really do

At all

Monday 24 July 2017

ネズミ退治大作戦

ネズミが気になって、この数日よく眠れません。

ジェリーを名付けて、心理的バリアーを低くしようと思うのですが、
名前をつけても、怖いものは怖い。

今日は、ジェリーに荒らされた戸棚を掃除しました。

被害にあったのは、

オリーブオイル
オリーブオイルの石鹸
ミャンマーのお茶の葉サラダに使う、漬け込んだお茶の葉

ここまでは、なんかジェリーも健康的な食生活を送ってます。

あとは、

日本で買った紙パックに入った日本酒(料理に使うやつ)
マンゴーの石鹸
歯磨き粉

このあたりは、ちょっとかじってやめたという感じ。

結構気に入って食べてたんだな、と思ったのが、
イギリスのスーパーに売ってる、チューブになったトマトピュレ
チューブが半分くらい空になってた。

あと、大好きやったんやなあ、と思ったのが、
日本のマヨネーズ
キレイになくなってました。

あと、毒のエサ。
これも、かなり気に入って食べていた模様。
食い散らかしてたけど。

2袋入りの箱を買ってきて、一袋をトレーに出して置いといて、
残り1袋は箱の中にいれて、戸棚に入れておいたのですが、
ちゃんと残りの1袋も、箱から引っ張り出して食べておりました。

7ポンドもしたけど、効かなかったのかなあ。

ジェリーも、もう少し健康に気を使った方が良いと思うけどなあ。

マヨネーズと毒がお気に入りとは。。。

さて、本日、被害にあった食品はバサッと捨てて、
戸棚を掃除&整理しました。

そして、戸棚の中の穴(ここからジェリーが進入したと思われる)も
ふさぎました。

さて、ジェリーは戻ってくるのでしょうか?

今夜も心配で眠れません。



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Wednesday 19 July 2017

キャーネズミー

タイトルの通り、我が家にネズミが出て、ただいまパニック中です。

あろうことか、見てしまいました。
チラッとですが。

チラッと見た感じの大きさから、
多分、マウスではなくて、ラット。

ラット。。。

私、マウスは小さいからあんまり怖くないのですが、
ラットはこわい。

真面目にこわい。

めちゃくちゃストレスフルなここ数日です。

ああ、どうしよう。。。




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Tuesday 18 July 2017

ミャンマーへの旅行

前回の記事でも書きましたが、
この頃世界一周ブログを好んで読んでいます。

なぜ、そんな事をそんなこと始めたかと言いますと、
ミャンマー旅行記を検索していて、
世界一周ブログ群に行き着いたという感じです。

ミャンマーが民主化して、今で2年目くらいでしょうか?
昔はビザを取るのも面倒くさくて、
政情不安と言われていたこともあり、
日本から気軽に観光に行ける国ではありませんでしたが、
今では、ミャンマーへの投資の機会を伺うビジネスマンや、
世界一周をする若者など、多くの日本人がミャンマーを
訪問されているようです。

なかでも、世界一周をする若者の中には
ブログを書いていらっしゃる方が多くいらっしゃるので、
ミャンマー旅行記を検索すると、必然的に世界一周旅行記に
行く着くわけですな。

昔は、外国人では難しかった陸路での国境越えにも
挑戦されている方もいて、頼もしいかぎりです。

長距離バスを乗りこなして、バガンやインレー湖、
ゴールデンロックなどを訪問し、ローカルの食堂で食事をとり、
それぞれの視点からみたミャンマーへの感想を綴られています。

そういった記事がとても興味深く、ついつい読みふけってしまうのです。
お気に入りのブロガーさんで、まだミャンマーに行っていない人とか、
いつかミャンマーも訪問して記事書いて欲しいなあ。

私は、かれこれ今までミャンマーは4回訪問したと思うのですが、
陸路で国境越えした事も無いし、移動には結構タクシー使うし、
タクシー料金の交渉は夫がやるし、かなり楽チン旅行です。

ミャンマー語を勉強して、ミャンマーでバックパッカーしてみたい。
という、野望もなきにしもあらずですが、
もう歳も歳やし、中年には中年の旅行のやり方があるかなあ、なんて。

若者には若者の旅行のやり方がある。

若者は贅沢旅行をしてはいけないというわけではないけれど、
贅沢旅行は、中年になってもできます。

若者にしかできない、旅行のスタイルというのがあると思う。

その中に一つに、今までの常識を覆すような異文化を体験する、
というのもあると思う。

ITが急速に発達し、世界中で色々なことが以前に比べて格段に便利になった今。
そんな今でも、ミャンマー旅行は結構大変。
カルチャーショック満載だと思う。。

でも、ミャンマーも今は急速に発展しているから、
古き良きミャンマーは、急速に失われているから、
若い人たちには、是非、今の過渡期のミャンマーを訪れて欲しいと思うので。

そして、旅行記買いてね。(私が読むから)


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Saturday 15 July 2017

世界一周旅行

最近、世界一周ブログを好んで読んでいます。

世界一周。

私もやってみたかったなあ。

私が若かった頃(20歳代前半)は、まだまだアナログ社会。

ウィンドウズ95のリリースが大ニュースになっていて、
パソコンはまだまだ一般的なものではなく、
インターネットなんて便利なものもありませんでした。
(当時は、パソコン通信というものでした。)

個人で航空券を購入して旅行した場合、
旅先で航空会社に電話して、予約のリコンファーム(再確認)
をしないと、航空券がキャンセルされてしまうという恐ろしさ。

旅先で、電話を探して、現地の航空会社に電話をかけて
リコンファームするのって、結構ストレスでしたねえ。

ちなみに、当時の航空券は、紙です。
ペラペラの紙のチケット。
乗る便の数だけカーボンコピーされた紙のチケットが
冊子状になっていました。

旅先から日本に電話をかけるのはめちゃくちゃ高くって、
コレクトコールなる、電話を受ける人が料金を支払う通話方法があったのですが、
その場合は、まず専用のオペレーターと会話する必要があります。

それも、結構ハードル高くって。

そんな時代にヨーロッパをバックパッカーのようにして
旅行した事があるのですが、当時はヨーロッパで精一杯。
世界一周なんて考えもしませんでした。

それが今となっては、航空券なんてインターネットでさっくりとれるし、
チケットはEチケットですからねえ。
(私は、Eチケットの意味合いを理解するのに結構苦労した年代です。)

祖国の家族との通信も、昔に比べたら格段に簡単になりました。

私はFace BookのMessengerを主に使っていますが、
それ以外にも、Lineとか(他にもきっとなにかある?)
色々あるようで、便利な事この上ない。

WiFiがあれば、航空券や宿の手配から、旅の情報収集、
家族との通信まで事足りるのですからね。

今の状況で、もし私が若ければ、私も世界一周に挑戦したかったかも、
と、思うのです。

今からでもやれば良いかといわれるかも知れませんが、
それはちょっと難しい。

もちろん、今後も色々なところに旅行に行きたいとは思いますし、
その中で、場合によっては、バックパッカースタイルの旅行を
楽しむ事もあるかと思います。

でも、世界一周ブログの方々がやっているような、
長期の世界一周旅行というのは、難しい。

歳をとるという事は、そういう事なんです。

いま、私が世界一周ブログを好んで読んでいるのは、
今、世界一周旅行をする機会に恵まれた若者が羨ましいからです。

でも、妬ましいわけではありません。

私は、私の時代の状況で、できる限りの冒険をしたと思いますので。

本当に、純粋に、今の時代に若いというタイミングが
羨ましいと思うのです。

そして、彼・彼女らが色々な苦労をしながら旅をして、
日本を出なかったら出会わなかったような風景や人々や価値観に出会って、
そんな過程を彼・彼女らのブログを通して知るうちに、
メディアでは色々言ってるけど、今の日本の若者も、
なかなかやるではないの、と思うからです。

若い力に、乾杯!


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Wednesday 12 July 2017

ロンドンの不動産

我が家は9年前、リーマンショック直前の不動産が高騰している時に、
今住んでいるフラットを買いました。

まあ、高値で掴んでしまったわけです。

当時は、不動産バブルというか、ロンドン通勤圏内で、
普通の庶民が最初の家として購入可能な価格帯のフラットは、いhttps://g.co/kgs/dKhDfc
飛ぶように売れておりました。

見に行って、気に入ったらすぐに購入申し込みをしないと
他の人に取られちゃうし、
何人もが購入申し込みをした場合、もちろん一番高い価格を提示した人が
買えるわけで、価格の交渉もかなり売り手が強気な感じでした。

でもまあ、何が良かったって、リーマンショックの前だったから、
モーゲージ (英国の住宅ローン)が借りやすかった。
そして、当時は金利が高かったのですが、変動金利で借りたのです。

たしか、ただ単に、そに変動金利のプランが一番速く
借りられたからそれにしたんだと思う。

とにかく、速くモーゲージを確保しないと他の人に取られそうだったので。

そんな感じで、ゴリ押しでモーゲージを借りて、イケイケな感じで売買契約を締結し、
晴れて今住んでいるフラットを手に入れたわけです。

今から9年ちょっと前の事でした。

と、思ったら、リーマンショックでアレヨアレヨと不動産価格が下がり、
一時は、えええ、とショックを受けていたのですが、
同時に英国の金利も大幅に下がり、モーゲージの月々の返済額が減ったのです!

支払いが楽になったら、不動産の価値が落ちた事も気にならなくなりました。
まあ、同じ不動産を借りるより安くなったので。

一回、モーゲージの借り換えの時の評価額が購入金額下回ったために、
良い金利で借り換えできなかったという時期もありましたが、
それ以降は不動産価格も徐々に盛り返し、
借り換えも問題なくできるようになってきました。

で、この前借り換えした時に、評価額を確認してみたら、
購入価格の1.5倍くらいになってる。

私たち、高値で掴んだと思っていたのですが、
さらにその金額より上がるとは。

正直、今の価格は過大評価というか、高すぎると思う。
それとも、ポンドの価値が下がっているのか。

確かに、ロンドンは着実にインフレで、
不動産以外の物価もチャクチャクと上がってはいるのですが、
最近のロンドンの不動産価格の高騰には、驚きです。

この金額だと、若いカップルにとって、最初の家を買うのが
かなり難しいだろうなあ、と、思う。

政府が色々補助金を出して、そのおかげで不動産の取り引きが
増えたみたいだけど、その影響で余計に不動産価格が
上がってるような気もする。

この調子で不動産価格が上がったら、それと共に他の物価も上がって、
今の貯金の価値が目減りするなあ。

なんて、心配になってしまいます。



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Monday 3 July 2017

歳をとったなあ。感じる時。

自分が歳をとったなあ、としみじみ感じる時。
色々あります。

もう夜遅くまで外で遊んでいたいと言う気持ちが無くなった自分に気付いた時。
目がかすんで、コンピュータの画面がよく見えない時。
ギックリ腰になった時(これはつらかった)。

でも、一番しみじみとその感覚が心に染み込んだのは
親を見て、歳をとらはったなあ、と思った時です。

私の親にしても、義母にしても、近頃、気弱になってきている感じがするのです。
父なんて、私から見たらまだまだ元気に見えるのですが、
ちょっと気弱なことを言ってみたり。

母はもともと身体が弱いので心配やし。

そして、義母。

彼女は、かなり強い女性というイメージだったのですが、
仲が良かった友人や親戚などが、病気になったり亡くなったりで、
すっかり気弱にならはりました。

人間、命には限りがあります。

限りある命をどう生きるか、
そういった事を考える年齢になってきました。

私は、これから何年生きられるのだろう。

そして、その間に何ができるのだろう。

そんな事を考えてしまう、年頃なのです。


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