Friday 24 November 2017

お医者さんに行きたくない理由。

最近、体調があまりすっきりしないのですが、
お医者さんには行きたくありません。

症状が、なんとなくだるい、貧血気味な感じがする、
寝汗をかく、顔が火照る、といった感じなので。
おそらく、40歳代半ばの女性に特有の症状という事で
済まされてしまうのです。

30歳代後半のこんな感じの症状で行った時でさえ、
若年性更年期障害で済まされてしまったのが、
ちょっとトラウマというか。

女性のお医者さんだったのですが、
女性は女性に厳しい。というか、冷たい。
と、思う。

その時は、一応血液検査もして、特におかしいところが
なかったから、そういう結果なったので、
今回も同じようになるとは限らない、と
頭ではわかっているのですが。

でも、歳も歳なので、検査もせずに決めつけられたらどうしよう、
なんて悩んでしまう。

そして、とりあえずもう少し様子を見よう、と
ずっと先延ばしにしてしまうのです。

もう少ししたら、今のフルタイムの仕事から
パートタイムの仕事に移る予定なので、
それまでなんとか気力を振り絞ったり
有給休暇を消化したりして乗り切ります。

お医者さんには、とりあえず行かない。


Sunday 19 November 2017

イギリスの11月はクリスマス前のウキウキ期間

今イギリスは、クリスマス前のウキウキ期間です。。

冬時間が始まったから、日が暮れるのがぐっと早くなって、
たとえ夕方5時きっかりに仕事を切り上げたとしても、
会社を出たら外はすでにもう真っ暗。

同僚とは、暗くて気が滅入るねえ、とか口では言っていますが、
実は彼らの心はクリスマスの事でいっぱいです。

オックスフォードストリートのクリスマスイルミネーションも点灯され、
デパートやスーパーマーケットもクリスマスデコレーションをやりはじめ、
街全体がクリスマスに向けて浮き足立ってるのですから。

イギリスの秋にはバンクホリデーがないので、休みたい場合は
有給休暇をとらなきゃいけません。
8月末のバンクホリデーからクリスマスまで、バンクホリデーなし!)

そして、クリスマス休暇前のラストスパートなのか、
ビジネスが結構動く時期でもあるので、秋は、イギリス人は結構働きます。

イギリス人、働かないイメージがありますが、秋には働くのですよ。

クリスマスというニンジンを目の前にぶら下げられた馬のように、働きます。

12月に入ってしまうと、会社のクリスマスパーティーが開催されたりして、
とたんにクリスマスモード本番になって、一気に皆の仕事へ意欲が下がるのですがね。

ですので11月は、クリスマス前のウキウキ期間であると同時に、
イギリス人がまじめに仕事をする貴重な月の一つであり、
結構忙しくて、でも楽しくて、なかなかお気に入りの季節なのです。

Wednesday 15 November 2017

恫喝上司、理解できません

何年か前の一時帰国の際に、友人に会いに東京に遊びに行きました。

せっかくの東京だから秋葉原の電気街!と秋葉原近辺をうろうろしていたら、
その中のお店の一つで、上司と思われる人が部下と思われる人を、
罵倒するかの様に叱り倒している光景に遭遇しました。

その叱責は、お客様から見える場所なんていう生易しいものではなく、
むしろ、公衆の面前で繰り広げられていました。

その様子を目にした買い物客も、居心地悪いものを感じただろうし、
叱られている本人の屈辱感を考えると、その場に居合わせてしまったのが、
申し訳ないような気になってしまいます。

英国では、上司は部下を叱るときは非常に気を使わなければなりません。
同僚の前で叱るなんて言語道断。
こそっと会議室に呼んで、他の社員の目が無い所で、
一対一で注意する、という感じです。

でないと、叱られる社員の自尊心を傷つけるからです。

日本では、人前で部下を叱り倒すなんていう、
部下の自尊心を粉々に打ち砕いてしまうような
人権侵害なような事をしても、上司はお咎めなしなのでしょうか?

部下がそのせいでうつ病になっても、上司はお咎めなしなのでしょうか?

英国では、良いか悪いかは別にして、マネージャーは部下の取り扱いには
けっこう気を使うと思います。

そりゃあ、ちょっと粗雑に扱う事はありますが(部下なので)、
よほどのブラックな会社か、自分の社内の権力に絶対的な自信のある上司で
無い限り、部下の自尊心を傷つけるような事は、避けると思います。

その後のバックファイヤーが怖いですからね。

もう嫌だ、と即日辞表くらいなら優しいですが、
Employment Tribunal (労働裁判所)に訴えられてしまうかもしれませんからね。

秋葉原で見かけた、上司に叱責されていた彼。
今頃どうしてるのでしょうか。

でもね、周りの人は皆、貴方のことより、貴方を怒鳴り倒している上司の方が、
変な奴、恥かしい奴だと思っていましたよ。

貴方は、公衆の免税で恥をかかされたと感じていたと思います。
その気持ちは理解できます。
でも実際は、恥をかいていたのは、怒鳴り倒している上司の方だったのです。

人前で、自分の感情を抑えることができずに怒鳴りちらす。
これほど恥かしい事は無いと、日本の恫喝上司には理解して欲しいものです。






Monday 6 November 2017

言語学習は難しいなあ。

ああ!もう11月です。
もう、2017年も2ヶ月で終わってしまう。

まさに、光陰矢のごとし。

英語では、

Time flies like an arrow.

ですね。

これは、かなり有名な話だと思うのですが、
一昔の機械翻訳の誤訳に、

Time flies like an arrow.

時バエは矢を好む。

ってのがありましまた。

実は私、これが大好きです。

まず、主語を Time fly(時バエ)の複数形と判断したわけですが、
そこで、道を踏み外している。

大体、Time fly(時バエ)って、存在するの?
という疑問さえ浮かぶのですが、
まあ、存在するということにして。

主語が Time であるから、動詞のflyに三人称単数のsがついて、
Time fliesとなっとるわけですが、

Time flies (時バエの複数)を主語としてしまったら、
次の like を、動詞として扱う事ができるのです。
主語が複数形だから、三人称単数のsも要らないしね。

そんでまあ、あとはそのまま、矢を好む。と。

この誤訳は、名誤訳やなあ。

そしてやっぱり、言語学習は難しいのです。

機械だって間違うんやからねえ。