Thursday 13 December 2018

期間限定の禁酒は、けっこう有効だと思う

今年は、チャリティ好きなイギリス人がやってる
10月一ヶ月禁酒月間というチャリティイベントに便乗し、
禁酒月間 - Go Sober October というのをやってました。

そして見事、一ヶ月の禁酒を達成しました!(イエイ!)

お恥ずかしい話ながら、約24年前に社会人になって以来、
一ヶ月も禁酒したのは初めての事です。

「ワタシ、偉い!」と自画自賛しているのですが、
どうやら世間の皆様は、そうは思ってくれないようですね。

世間の皆様は飲酒やアル中には厳しく、

「期間限定の禁酒なんて意味がない」
「アル中は、少しでも最飲酒したらまた元に戻る」
「本当に辞めたいなら完全に断酒すべきだ」

などなど、厳しい意見をちらほらと目にします。

特に「完全断酒しないとダメ。」という趣旨の意見が多いですね。

しかし、実際に一ヶ月の期間限定禁酒チャレンジを終えてみて、
ワタシ個人的には、期間限定禁酒チャレンジは、
ワタシのようなほぼアル中、またはアル中予備軍の方に
けっこう、いや、かなり有効な方法だと思ったのです。

それは何故かといいますと。

1:いきなり完全断酒というのは、ハードルが高すぎる。

ワタシのように、
自分の酒量が多いという自覚があって、
酒量を減らそうと日々悩んでいて、
でもやっぱり、仕事でストレスとかあったら
ノドが乾いたとか何とか理由をつけて飲んでしまって、
その後、さらに自己嫌悪に陥っているような
そんなドウシヨウもない酒飲み人間にとって、
いきなり断酒なんて、不可能に近い。

はじめからそんなに高い目標を設定してしまったら、
「今日は仕事が忙しかったから、まあ良いか。明日から。」
次の日もまた同じこと言って飲み、
さらに翌日も同じことになる。
のらりくらりと、断酒開始を延期し続けるのです。

でも、期間限定の禁酒なら、気軽に始められます。
だって、何日か我慢したら、また飲んでよいのですから。
「○日間くらいだったら出来そう。ちょっと今日から始めてみるか。」

そして、途中で辛くなっても、終わりがあるので頑張れるのです。
「ああ。ノド乾いたなあ。でもあと○日なんだから、ガンバロウ!。」


2:完全断酒は、終わりがないため達成感がない。


極端な話、達成感を味わえるのは、自分が死ぬ時だけです。
さらに悪いことに、飲んでしまうと挫折感を味わう。
つまり、達成感がないばかりではなく、挫折感しかもたらさない。。

一方、期間限定禁酒には、達成感があるのです。
「○日間禁酒達成!やった~!」って感じでね。

禁酒をしながら、小さな成功体験を積み重ねる事ができるのです。
同時に、飲酒をしないと体調が良くなる事を実感する事ができます。

そして少しづつ、一回の禁酒期間を長く設定するようにして、
ある程度の期間(ワタシの場合は1ヶ月)の禁酒を達成すると、
ワタシの場合、身体に変化が起きてきました。(ちなみにワタシは今ココ。)

お酒に弱くなったのです。

今はまだ、飲む日は以前と同じぐらいのペースで飲んでしまうのですが、
そうすると、そんなに深酒したつもりはないのに、
翌日、頭がスッキリしなくて何も出来なくなるのです。

身体もしんどいし、何より、飲んだ翌日一日を無駄にしてしまって、
時間がもったいない。

なので、一日飲んだら、また数日間は飲まなくて良いなあ、と
感じるようになりました。

そして今後は、飲酒日に飲む量を減らす事を
学ばなければならないと考えています。

一回の飲酒量を上手く調節出来るようになったら、
楽しくお酒と付き合えるようになると思うのです。

完全断酒するのではなく、友人との集まりとか、記念日とか
旅行に行った時とか、頑張って料理を作った時とか、
そういった機会には美味しいお酒を楽しみたいので。

ゆくゆくは、「禁酒日」を設定するのではなく、
「お酒を飲む日」を設定するような生活にするのが目標です。

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