Thursday 15 June 2023

高齢者の転倒、そして骨折。えらいこっちゃ。

ワタシの実家では、両親が夫婦そろってほぼ同時期に認知症が発症するという、 えらいことなっております。

今、老々介護は世の中で色々問題になっていますが、いくらなんでも、二人同時に認知症になると、老々介護もできません。

母の方が早いタイミングで認知症と診断された為、まずは母の為の施設を探して、運良くグループホームんk空きがあったので入居できました。

とは言え、「運良く」思っているのは周りの人間だけで、本人と父は、グループホームへの入居に対して、全くハッピーではありません。

母は、典型的な初期の認知症と言いますか、短期記憶障害の状態でして、映画「Finding Nemo」に出てくる、青いお魚(ドリー)みたいな感じなのです。

なので、病気の事を説明して、グループホームに入ることを了承してくれても、次の日にはその事をすっかり忘れてしまってるわけです。

その度に、何回も何回も説明して、入居してからも、なぜ自分がここに入居したのかすっかり忘れて何回も聞いてきて、家に帰りたいと泣くのです。

落ち着くまでに、どれくらいかかるかなあ、と疲れ果てながら、心配する日々を過ごしていたのですが、ここにきて、事件が起こってしまいました。

母が、グループホームで転倒し、骨折してしまったのです。

母は骨粗鬆症なので、転けたぐらいで、骨が折れてしまったのです。

骨粗鬆症って、怖いなあ。

これが、自宅で父と2人で暮らしている時に起こらなくて、よかったです。それが、不幸中の幸いというか。父もかなりボケているので、状況を判断して、救急車を呼んだりできるかどうか、非常に怪しい。

でも、これから治るまでの間、入院するとなると、認知症が進んでしまうと予想されます。

世の中は、コロナがインフルエンザ扱いになったとは言え、まだ病院はコロナ対策をしっかりとされているので、家族でも簡単には面会できません。

この入院で、状況がどのように変化してしまうのか、心配が尽きません。

高齢者の転倒による骨折。非常に危険なパターンです。

無事に、回復してくれるよう、祈るしかありません。