Tuesday 4 June 2019

ミャンマーのインターナショナルスクール(お金編)

最近の日本の芸能人の子女は、インターナショナルスクールや
留学率が高いらしいですね。

まあ、グローバルに活躍する為には英語は必要だし、
若い頃から色々な国の人と接する事によって、視野も広がるだろうし。

芸能人である親御さんたちとしても、普通の学校に通わせるよりも
学校行事やPTA付き合いが(比較的)楽なのでしょう。

そして何より、インターナショナルスクールや留学にはかなりのお金が必要で、
芸能人である親御さんたちには、それだけの財力がある。

財力。

これは大きなポイントだと思います。


うちの夫(ミャンマー人)はヤンゴン出身なのですが、
経済的にはまあ、ミドルクラス(中間層)くらいの家庭の出身です。

ミャンマーは、中間層が大部分を占める日本とは異なり、
圧倒的多数の貧困層の上に少数の中間層がのっかり、
その上にさらに少数の富裕層がのり、さらにその上に、
ごくごく少数の超富裕層がのっかっているという所得分布です。

しかし、ミャンマー経済がオープンになってきたこの数年、
特に都市部に於いて、Emerging Middle-class(新中間層)が増加、
それに伴い、もともと中間層であった層の中から、
富裕層、もしくは準富裕層になる人々が出てきてるという印象です。

もともとの富裕層、特に超富裕層は別格なので、
こういった新しい富裕層・準富裕層は New-rich という感じでしょうか。

夫自身が中間層出身のため、夫の友人たちも中間層が殆どなのですが、
その中には、この好機に乗って一儲けし、New-rich になった
人たちもちらほら見かけます。

そんな夫の友人達のなかでちらほら見かけるのが、
子供達をインターナショナルスクールに通わせている人たちです。

ミャンマーのインターナショナルスクール。
噂では、学費が月に1,000米ドル(11万円)もかかるらしい。(夫談)

年間1万2000ドル(134万円)!

それを小学校から通うとなると、総額いくらになるんだろう。
日本でも、裕福な家庭でないと難しいですよね。

在ミャンマー大使館員の子女や、外資系企業の駐在員の子女は、
祖国の政府や会社が払うから、大丈夫だと思うのですが、
ミャンマー人が通わせる場合は、自腹です。

それを支払うだけの財力のある家の子女は、
外国の大使館員の子女や大企業の駐在員の子女や、
自分と同じような財力のある家の子女と、
子供の頃から、ネットワークを作るのです。

そうやって、エリート集団が形成されていくわけですね。

富裕層の親からすれば、自分の子供をエリート集団に入れるという事は、
高い学費に見合うだけの価値があることなのでしょう。




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