時々、冬瓜(のようなもの)を見かけます。
特に、ワタシが住んでいる近辺は、インド系・パキスタン系をはじめ
その他アジア系の移民が多く住んでいるので、
地元にある大きなスーパーマーケットは、
その顧客層に合わせた品揃えをしてくれています。
冬瓜(もどき)だけでなく、大根(に限りなく近いもの)とか、
ベトナム料理のフォーに使われるような米の乾麺とか、
Halal (イスラム教において食べてもOKな肉)のチキンとかラムとか。
色々、エキゾチックなモノが売っているので、
店内をぶらぶら歩いて眺めてるだけでも、けっこう楽しめます。
でも、冬瓜って、けっこう売れ残ってるんですよ。
いくら、ロンドンではアジア食ブームが起こっているとはいえ、
きっとロンドンっ子は、あんまり冬瓜は食べないのね。
だから、あんまり売れてないようです。
まあ、どうやって料理したらよいかわからないんやろうなあ。
そんな、売れ残りがちな冬瓜(もどき)。
時々、Reduced to clear (日本で言うところの「本日の見切り品」)で、
かなり安くなってる事があるのですね。
まあ、スーパーにしてみたら、かなり長い期間、商品棚に陳列されてるので、
さすがに見切らなければ、と思うのでしょう。
でもね。
でもね。
それは、冬瓜なのですよ~。
きっと、スーパーの店員さんは、冬瓜の名前の由来を知らないのでしょう。
っていうか、それが日本語で冬瓜と呼ばれていることを知らんやろうなあ。
冬瓜はね、あまりにも長持ちする瓜なもんだから、
夏にとったものが、冬になってもまだ食べられるから、
冬に食べる瓜って事で、冬瓜って呼ばれているのですよ~。
ドヤ顔でスーパーの店員さんに教えてあげようかと思いましたが、
彼らはそもそも冬瓜という単語を知らないという事に気づいて、やめました。
そんな冬瓜、見切り品で安売りになってるのを買ってきても、
まだまだ全然大丈夫です。
なのでワタシ、基本的に冬瓜は、
見切り品になってるのを見つけた時にしか買わないのよ~。
おほほほほ。
そうやって、見切り品になってたのを目ざとく見つけて
冬瓜を買ってきたら、ミャンマー料理もどきを作ります。
ミャンマーでも、冬瓜はよく食べられているのです。
ミャンマーには、冬らしい冬がないから、
持ち前の「冬瓜パワー」は発揮されていないようですが。
でもまあ、美味しかったらよいのです。
ミャンマーでは、ブーディーと呼ばれ、
てんぷらになったり、スープの具になったりしてます。
てんぷらは、ブーディージョー。
モヒンガー屋さんの不思議という記事にも登場しましたが、
モヒンガーという、ミャンマーの国民的麺料理のトッピングになったり、
活躍の幅は広いようです。
そしてスープは、ブーディーヒンガー。
ブーディーヒンガー。なんか強そうな名前でしょ。
ブーディーヒンガーといいモヒンガーといい、
フンガーフンガーフランケン、じゃなくて、ヒンガーが重なってるなあ。
ヒンガーって言うのは、スープを意味って意味なのかしらと予想して、
夫(ミャンマー人)に聞いてみたならば、
「胡椒を効かせた、細麺入りスープ」の事を、ヒンガーと呼ぶらしいです。
短い言葉やのに、複雑な意味がこもってるんやなあ。
でも、ヒンガーって音、なんか強そうに聞こえません?
フンガーフンガーフランケンのイメージに影響されてるのかもしれないけど。
ブーディーヒンガーとモヒンガー、戦ったらどっちが強いかなあ?
夫(ミャンマー人)に聞いてみたところ、
「麺料理は戦わない。」らしいです。
そうかあ。残念。
ブーディーヒンガーvsモヒンガー/ダイニングテーブルでの死闘!
とか、面白そうなんやけどなあ。
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