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Thursday, 26 January 2023

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 4

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 2  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs-2.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 3   (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2023/01/vs-3.html)

の続きです。

2008年の春にフラットを購入、Bank of England の金利が5%の時に変動金利で住宅ローンを借りました。最初の3年間は優遇金利でBank of England の金利プラス0.5%(借りた当初は5.5%)、それ以降は銀行の定める変動金利(借りた当時の、その銀行の変動金利7%ちょっとくらい)。

25年ローンです。

もし、返済予定の計算書では、そのまま金利が変わらないで、繰上げ返済もしないで、借り換えもしなかったとしたら、25年後の完済時には、借りた金額の2倍以上の金額を払っている事になりました。

まあ、少しでも余剰資金が有れば、繰上げ返済する気マンマンでしたが。

とはいえ、購入直後は何かと物入りです。引っ越し費用もかかりますし、やっぱり中古住宅に入居となると、ある程度の階層が必要ですから。

頭金と諸費用で貯金の大部分を放出していましたし、本当にお金が心許ない状態だったので、ペンキ塗りなどは出来るだけ自分達でやり、床の張り替えや浴室の改装など、自分では難しい部分のみ業者に頼みました。キッチンは、とりあえず使えるからそのままで。

入居後半年くらいは何かと物入りで、繰上げ返済も出来ていなかったのですが、そんなこんなしてるうちに、リーマンショックが起こったのです。

2008年の秋頃から金利が下がりはじめ、あれよあれよという間に、2009年の春頃には、0.5%まで下がったのです。

我々の優遇金利は3年間。結果的には約2年間、Bank of England の金利プラス0.5% = 1%で借りる事ができたのです。

住宅ローン返済開始直後に、この金利の変化が起こった事は、我々に非常に有利に働きました。月々の返済額が激減したのです。

でも、喜んでばかりはいられません。

金利が下がるという事は、世の中の景気が悪いという事。

終身雇用が一般的な日本とは異なり、英国では、景気が悪くなるか、会社は容赦なくリストラを行います。実際、夫はこれまでに何度もリストラを経験しています。

なので、返済額が減ったからと言って、安心してはいられない!

我々は、返済額が減って浮いた分を全て繰上げ返済にまわしました。

繰上げ返済は、返済期間短縮型ではなく、返済額軽減型。

我々がローンを借りた銀行は、繰上げ返済はデフォルトが返済額軽減型で、期間短縮型にするのはめんどくさかったのです。

なので、繰上げ返済を続けると、月々の返済額がさらに減ってくるので、その分も繰上げ返済にまわす。これを繰り返していきました。

優遇金利期間が終わった後は、固定金利に借り換えて、繰上げ返済を継続。

英国では10年固定とかあまりないので、3年固定を何回か借り換えたのですが、借り換えのタイミングでも、少しまとめて繰上げ返済したりして、最後には再度貯金を放出して、2019年の秋頃、約11年半くらいで住宅ローンを完済しました。

その翌年にコロナが始まって、夫の勤める会社(アメリカ系)が英国撤退を決め、再度リストラの憂き目に合うわけですが。

その頃はすでにワタシもセミリタイアしてパート主婦状態になっていたので、えらいこっちゃな状態だったわけですが、住宅ローンを完済してしまうと、それ以外の月々の支出って、大した事ないんですよね。

コロナで外食も旅行もできない状態では、生活費なんてそんなにかからない。

家に引きこもって質素に暮らして、コロナを乗り越えられたのも、住宅ローンの返済がなくて、失職のストレスが少なかったおかげだと思います。

そして今になって、再度金利が上がってきている。

そう思うと、我々は運が良かったなと思うのです。

株価がイケイケで金利が低かった数年間、住宅ローンの繰上げ返済は悪手のように言われていましたが、我が家は、金銭的損得よりも、リスク回避を優先して繰上げ返済を励行しました。

これは、我が家にとっては結果的に吉と出ましたが、色々な偶然が重なって、結果的に上手く行っただけで、再現性はありません。

もう一回やれと言われても、もう無理です。

再現性はありませんが、我が家としては、持ち家vs賃貸は、持ち家に軍配があがります。






Monday, 9 January 2023

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 3

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 2  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs-2.html)

の続きです。

ここに、ワタシが結果的に持ち家を我が家を購入して良かったと思う経緯(再現性はナシ)を記しておこうと思います。

再現性がないので、もう一回やったとしても、絶対こんなにうまくいかないと思うので、もう一件買おうとかは考えていません。

ワタシ達夫婦が、英国に小さなフラットを買ったのは、2008年の春のことでした。

リーマンショック(英国ではCredit Crunch と呼ぶ方が一般的)の直前です。

英国では、リーマンショック後、銀行が貸し渋りを始め、住宅マーケットがしばらく停滞し、不動産価格が一時下がりました。

と書くと、リーマンショック直前の一番高い時に買って、タイミング悪かったかな、と思わない事はないですが、ところがどっこい、リーマンショック後は、価格は下がっても、銀行がお金を貸し渋った為、住宅ローンを借りないと買えない層にとっては、非常に買い難くなったのです。

不動産の値段が下がった恩恵を受けたのは、ローンを借りなくても買えるような大金持ち。やっぱりお金は寂しがり屋だから、仲間がたくさんいる所に行くのね。

なので、少々高くても、リーマンショック直前に住宅ローン借りられて、売買契約を結んでしまうことができたのはラッキーでした。

不動産価格が下がったって言っても、リーマンショック後の5年間くらいでしょうか。

そうこうしているうちに、うちのフラットの評価額も、購入金額まで持ち直し、購入から15年目の今は、低めに見積もっても、購入価格の1.5倍くらいにはなってます。

とは言っても、それは今だから言える事で、価格が持ち直すまでの間(5年程度はかかったかな)に、返済不能状態に陥るとヤバかったので、我が家も、かなり危ない橋を渡っていた事になります。購入時は頭金の為に貯金を放出しましたので、購入直後に失業したら、本当に危なかった。

でもそこで、我々には、幸運の女神が微笑みかけてくれていたのですよ。

当初は、固定金利のローンを借りようとしていたのですが、購入に至るまでにすったもんだあり、その解決のために有償のファイナンシャルアドバイザーに相談したところ、勧められたローンが変動金利だったのです。

当時の不動産マーケットは、低価格帯の住宅市場は超売り手市場だったので、売り手の気が変わらないうちに、迅速に住宅ローンを確保する必要があったのですが、ファイナンシャルアドバイザーが、ここが一番審査が速いと進めてくれた銀行の変動金利ローンにアプライしたところ、サクサクと審査が進んで、購入契約にこぎつける事ができたのです。

当初は、固定金利一択だと考えていたのですが、不動産売買交渉やローン確保に右往左往しているうちに、金融市場にきな臭いにおいが立ちはじめ、金融に詳しい人達が、変動金利の方が良いと言い始めた頃だったのです。

友人にも、今借りるなら変動金利だと断言され、変動金利で借りる事にしたのです。

そうやって、売買契約にサインして、住宅ローンを借りたのが2008年の春、Bank of England の金利が5%の時でしたが、2008年秋にはリーマンショックが起こり、徐々に金利が下がり始めたのです。


持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 2  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs-2.html)



Friday, 30 December 2022

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 2

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

の続きです。 

我が家は、英国で言うところの「フラット」。日本で言うと、マンションが一番近いのかもしれませんが、うちの場合は、集合住宅ではなく、普通の家を上下半分に分けて別々の家にしたと言う感じで、メゾネットも呼べるかも。

英国には、こう言う感じの、外からみたら普通の家だけど、中は小さなフラットに分かれてると言う「フラット」が散見されます。

中古の「フラット」を購入したのですが、今、振り返ってみると、購入に踏み切って大正解でした。購入当時は、かなり危険な橋を渡ったという自覚はあるのですが。

うちの場合、結果的には自宅購入が上手くいったわけですが、再現性は、あまりありません。

まず、前提が日本と大きく異なります。

中古住宅のリセールバリュー

イギリスは、住宅の寿命が長く(100年以上とか普通)、中古住宅のマーケットが活発で、立地がある程度良く、上手くメンテナンスしていけば、中古住宅のリセールバリューは、高く見込める。一時的にマーケットが落ち込む事はありますが、長く保有すれば、インフレもあるので、購入価格よりは高く売れるのが普通。

インフレ

ワタシが英国に移り住んでから20年ほど経ちますが、その間、英国では確実に年3%程度のインフレが続いている。(今年はコロナとかウクライナ戦争で、インフレ率が10%)とかなんとか、すごい事になってますが。)  賃貸住宅の家賃など容赦なく上がる一方、ある程度インフレ率を加味した賃金ベースアップも期待できる(最低賃金も上がってる)。

金利

少なくともこの20年ほどは、英国の金利は、日本より高かった。(と言うか、日本が低すぎる)。とはいえ、さすがの英国も、リーマンショックで金利がみるみるうちに下がり、0.5% とか 0.25% とか、コロナ中は0.1%まで下がりましたが、リーマンショック前は5%以上だったし、今(2022年12月)も、3.5%に戻してきてます。

返済不能になった場合

英国の住宅ローンは、支払不能に陥った場合、担保となる不動産が没収されておしまいです。日本みたいに、家を失って借金だけが残る、って事にはなりません。それだけに、住宅ローン契約時、銀行は不動産価値をシビアに評価します。もちろん、契約者の支払い能力が一番重要ですが、本人に十分な支払い能力があっても、不動産がダメなら貸してもらえない。逆に言えば、住宅ローンを借りられたという事は、少なくとも、銀行から担保価値のある不動産だと認められた事になります。


リセールバリューとインフレの条件が揃えば、不動産は購入する方が良いというのは、大方の人々の見解だと思います。

金利が高めなのはネックですが、住宅ローンを借りる事で、銀行が担保価値を認めてもらえる事は、安心材料にもなります。

上記を踏まえて、ワタシとしては、英国においては、持ち家vs賃貸論争は、持ち家一択です。

英国の場合、賃貸に住む多くの人は賃貸を好んでるのではなく、買いたいと思いつつも頭金がなかなか貯められなくて、買えない状況なのではないでしょうか。住宅価格が高騰するにつれ、貯めなければならない頭金の額は上がるし、家賃もどんどん上がるから、賃貸に住みながら頭金を貯めるのは大変です。なので、月々の返済額が、今払ってる家賃よりも少し高くなるってくらいの所まで頭金が貯まったら、購入に踏み切る人が多いのではないかなあ。

我が家は、購入まではシェアハウスで家賃を低く抑えていたため、月々の返済額が、払ってる家賃プラス、住宅購入頭金の為に毎月貯金してる金額、マイナス光熱費や税金の増加分、くらいになる所で購入に踏み切りました。

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 3   (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2023/01/vs-3.html)

Monday, 26 December 2022

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1

持家vs賃貸論争。
これは、永遠に答えが出ないテーマです。

特に日本の市場では。

日本では、気候のせいか建築方法のせいなのか、住宅の寿命が約30年程度と、非常に短いです。
30年って、耐久消費財に毛が生えた程度ではありませんか。
国によっては、車を30年乗る国もあるよ。

ワタシが縁あって現在住んでいる英国では、住宅の寿命は100年以上という感覚だと思います。英国で家を買う時は、物件によって、土地はfreehold(自由保有権)だったりleasehold (借地権)だったりするわけですが、leasehold (借地権)の場合、借地権の契約が残っている年数が不動産広告に明記されます。
多くの場合、借地権の残年数は、90年とか100年とか、新築だった120年とか。
不動産は、100年以上もつと想定されているから、借地権も長いのです。
そして、借地権の更新にも結構なお金がかかるため、借地権が短くなった物件は、値引きされていきます。(でも、借地権の更新しなきゃいけないから、いくら安くても、ワタシは避けました)。

つまり、不動産が、それくらいもつと言う前提になると、やっぱり、家は買った方が良いという結論になるのです。
中古不動産でも、きちんとメンテナンスしていれば、不動産マーケットが上昇すれば、価格は上がりますからね。
インフレ対策には、有効な投資となります。

イギリスは、この20年ほどワタシが住んでいた間だけでも、毎年、年3%程度のインフレ率をキープしていました。
そしてコロナ後のウクライナの戦争および燃料費高騰やその他諸々の要因により、インフレ率は瞬間速度では10%とも言われていて、家賃が高騰して払えなくなった賃貸住まいの人が住処を追い出されてホームレスが増加、とまあ、賃貸派には、大変厳しい状況となっています。

まあ、英国では、自分の選択による賃貸派っていうのは、お金持ちな人達で、多くの人は、買いたいけど買えないから賃貸という賃貸派なのですが。

まあ、金利も上がってきてるので、家を買って住宅ローンを払っている人達も、大変なわけですが。

でも、日本よりも、ずっと借主の立場が弱い(追い出される危険性が高い)英国では、家賃を払い続ける経済・精神的負担は大きく、無理をしてでも家を買おうという方向に向かうのです。

つまり、英国に限って言えば、持家vs賃貸論争は、持家の勝ちなのです。

なので我が家も、ちょっと無理をして、購入に踏み切りました。

長くなったので、続きます。


Thursday, 25 July 2019

リストラと住宅ローン繰上げ返済

夫(ミャンマー人)の勤める会社のリストラ発表で、
戦々恐々としている我が家です。

そこで悩ましいのが、住宅ローンの繰上げ返済問題。

我が家はここ数ヶ月の間、住宅ローンの繰り上げ返済について悩んでいるのです。

繰り上げ返済。すべきか否か、それが問題だ。

この記事を書いたのが5月。

まだ結論出してないんかい!

って感じですが、まだ結論出してませんでした。

本件に関しては、えらく優柔不断なワタシだったんです。

でも、ここにきて急展開。

夫の会社のリストラ話で、心が決まりそうです。

ところで、この状況をFPに相談したら、どういうアドバイスが出てくるんだろう。

きっとFP的には、

「先行き不透明な今、信頼できるのはキャッシュだけ。」

「まとまったキャッシュが手元にあれば心強いので、今はとりあえず、
繰り上げ返済は行わずに様子を見ましょう」

ってなるだろうなあ。

ワタシがFPでも、こうアドバイスすると思う。

でも、本件に関しては、ワタシはFPではありません。

当事者です。

当事者の視点から見た場合に、見えてくるのは。

夫がリストラになってしまったら、少なくとも再就職するまでの間は、
貯金をはたいて繰上げ返済を行うガッツは、絶対に出てこないと思うのです。

そして、ワタシの今のお給料では、住宅ローンを返済しながら
日々の生活費をまかなうことは不可能なので、
繰り上げ返済に充てるはずだった貯金を取り崩しながらの生活となります。

これって、けっこうストレスフル。

でも、現在の家計を精査した結果、もし、住宅ローンの返済がなければ、
日々の最低限の生活費だけならば、ワタシのお給料だけで、
なんとかまかなえそうな感じがするのです。

パートタイムのお給料で夫婦二人の生活をまかなうって、
どんだけ質素な生活やねん!って感じですが、
もちろん、外食も旅行も貯金も投資もストップです。

最低限の支出、つまり公共料金の支払いと自炊する分の食費くらいなら、
ワタシの毎月の収入でカバーできそうな見込みです。

貯金が無くても、そのほうがストレスが無いような気がする。

というわけで、ここは思い切って、
世の中のFPさん達がくれるであろうアドバイスに真っ向から逆らい、
あえて、今の状況、つまりリストラの可能性がある状況の下で、
繰上げ返済を決行してみようかと考えております。

まあ、ただ単にアマノジャクなだけかもしれませんが。

逆境に燃えるタイプなのですよ。




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Monday, 6 May 2019

終身雇用が保証されていない国での住宅ローン返済戦略

思い起こせば、2008年。

やっと家を買った!と思ったら、リーマンショックが起こって、
あれよあれよと世界経済は不況に陥りました。

終身雇用が保証されていない国で、景気が悪いという事は、
明日にでも、今の職を失うかもしれない、というです。

そして、住宅ローンというものは、債務不履行になると、
せっかく購入した家を召し上げられてしまうのです。

おまけに住宅ローンは、大抵、かなりの長期ローンとなります。
我が家は25年で組みました。

そして、我が家の場合は購入直後にドカンとリーマンショックがきましたが、
そうでなくても、25年もあれば、その間に1度や2度は
不況が訪れる事を覚悟しなければなりません。

なので我が家は、その不況の間も、毎月確実に返済できるように、
債務不履行のリスクを少しでも減らす事を、最重要事項としました。

当座の目標は、夫婦どちらかが失職しても、
しばらく生活できる程度の貯金を作る事。

それと同時進行で、できるだけ繰上げ返済をする。

具体的には、リーマンショックの影響で英国の政策金利が下がり、
それに連動して我々の毎月の支払額が減った分を、
そのまま繰り上げ返済にまわしたのです。

繰り上げ返済する際には、返済総額だけを考えると期間短縮型がお得です。

しかし、我々の最重要事項は、債務不履行のリスク低減ですので、
返済額低減型の繰上げ返済を繰り返してきました。

支払い総額が少々増えようが、毎月確実に、楽に返済できる額まで
月々の支払額を減らす事を目標としたのです。

目標は、夫かワタシ、どちらか一人の収入で、
ローン返済を含めた生活費をまかなえるようになる事。

けっこうすぐに、夫だけの収入でまかなえるようになったので、
次の目標は、ワタシ一人の収入でまかなえるようになる事です。

まあ、ワタシもゆっくりとですが昇給していましたし、
金利のおかげで減った分だけでなく、繰上げ返済のおかげで減った分も、
次の繰上げ返済にまわしていましたので、数年後には、
ワタシ一人の収入だけでも、月々の支出をまかなえるようになったのです。

そんな時、夫(ミャンマー人)が失業しました。

その後、せっかく見つけた再就職先でも再度リストラされ、
約一年くらい仕事が安定しなかった時期があるのです。

夫のリストラ話
夫のリストラ話(続き)
アウトソーシングのKTは難しい
夫のリストラ問題はまだまだ続く
夫のリストラ問題、まだまだ続いてもらっては困る。
夫のリストラ問題、お願いだからこれで終わってください。

幸いその頃には、ワタシ一人の収入で家計をまかなえるようになっていました。

もちろん、その間は繰り上げ返済はストップしてましたが、
貯金を食いつぶす必要がないというのは、精神的に大分ちがいます。

夫の失業という、きわめてストレスフルな大事件を、
比較的冷静に乗り越えることができたのは、その時点で
住宅ローンの月々の返済額がかなり低くなっていたからです。

我々の戦略勝ちです。

とまあ、終身雇用が保証されていない国での住宅ローン組んだ場合は、
債務不履行のリスク低減を最重要事項とする戦略が有効かと思います。

まあ、どんどん繰り上げして期間短縮して返す人もいるんですがね。

Saturday, 4 May 2019

終身雇用が保証されていないけど、25年住宅ローンを組んだワタシ達。

経団連の中西宏明会長が、とうとう漏らした本音。

経団連会長“終身雇用を続けるのは難しい”

このニュースをみて、日本で終身雇用制度が崩壊したら、
住宅ローンを組んで家を買う人が減るだろうなあ、と思ったワタシ。

とは言いながら、我々夫婦は、終身雇用が保証されていない英国で、
25年ローンを組んで、今の住処を購入したんですけどね。

英国では、終身雇用は保証されておらず、
日本よりもずっと雇用の流動性が高いのですが、
みんな若いうちから、けっこうバンバンローンを組んで
家を購入する傾向にあるのですよ。

今はちょっと、ロンドンの不動産価格が高騰しすぎて、
若者には手が出なくなっているみたいですが。

我々夫婦が今の住処を購入したのは10年前。
なんと、あのリーマンショックの直前のことでした。

当時(リーマンショック前)のロンドンでは、
年々不動産価格が高騰していたのですが、
それに比例して賃貸の家賃もどんどん高騰していたので、
このまま家賃を払い続けるのは無理だ~!と、購入を決心したのです。

終身雇用が保証されていない英国で、
夫婦二人の合算年収の三倍程度の金額を、
25年ローンで今の住処を購入したのです。

まあ、年収の三倍って、超低金利の今の日本だと、かなり堅実な借入額ですね。

当時の英国でも、けっこう堅実な借入額でした。
銀行は、合算年収の四倍くらいまで貸してくれると言ってくれたので。

でも、当時の英国の金利だと、そんなに借りちゃうと
返済が大変になりそうで。。。


ローン返済スタート時の金利は、3年間の優遇金利が5.75%
優遇金利期間が終わると、7.5%でした。

この金利で25年借りると、最終的な支払い総額は、元金の2倍以上になります。

月々の支払いは、同等の賃貸を借りるよりも、ちょっと高いくらい。

我ながら、なかなかチャレンジャーだったと思います。

おまけにリーマンショック後は、銀行が不良債権を抱えたくなくて、
住宅ローンを貸し渋った為に、全体的に不動産価格が下がりました。

つまり我が家は、高値でつかんでしまったのです。

クソッ!!!

でもまあ、逆に言えば、まだ銀行の審査がそこまで厳しくなかった時に
ローンを組めてラッキーだったかもしれません。

もしかして、リーマンショック後だったら
銀行が貸してくれなかったかも知れませんからね。

得たいの知れない元ミャンマー人とその妻(日本人)には。

そして、何よりラッキーだったのは、
政策金利に連動する変動金利で借りていたのですが、
金利の高い時に設定された商品のため、
けっこうお宝ローンになったのです。

リーマンショック後、日本ほどではないにしても、
英国の金利もどんどん下がっていったので、
毎月の支払いが、あれよあれよと下がってくれました。

なので、少々高値でつかんでしまいましたが、
金利の減少で得した分と相殺されているでしょう。

でもやっぱり、購入後しばらくは不安でしたねえ。

終身雇用が保証されていない国で、景気が悪いという事は、
明日にでも、今の職を失うかもしれない、というですから。

またまた長くなったので、つづく。

Sunday, 29 October 2017

ミイラ取りがミイラになる。

「ミイラ取りがミイラになる。」
っていう、日本語の表現があると思うのです。

、、、ありますよね?

ちょっと自信がなくなってきたのですが、
ググッて、みたらヒットしたので、
これは我が家の実家語ではないと思う。

自分の日本語について、時折、これは我が家の実家語では?
と疑わなくてはならない状況にあるので、ヒヤヒヤものです。

さて、「ミイラ取りがミイラになる。」

英国人同僚にこの言葉と使う状況を説明して、
こういうのは、英語で何て言うの?と聞いてみたところ、

"hunter becomes the hunted"

かなあ?との事。確かに、こんな感じ。

ちなみに、「ミイラ取りがミイラになる。」でググると、
結構いろんな英訳がでてきますが、

"Many go out for wool and come home shorn."

っていうのが、一番多い気がします。

ところで、

うちの瞑想好き夫。

我が家の小さな2ベッドルームフラットで、2つ目のベッドルームは
シングルルームベッドルームでとっても小さいのですが
普段、その部屋は書斎として使っていて、夫はそこで瞑想もしています。

ところが、今朝突然、うちのフラットの屋根裏をロフトコンバージョンして、
瞑想部屋(兼書斎)にしたらどうだろう?と話し始めました。
「ここから階段作って、あーしてこーして、断熱材いれて、
窓もいるなあ、それにはカウンシルの許可が要るかなあ、
あれこれあれこれ、、、」とひとしきり話した後、瞑想してくる、
と言ってチビルームに行って瞑想しいたようなのですが、

瞑想が終わって今にきた夫。開口一番、

「瞑想部屋の事を考えて、瞑想に集中できなかった」

これは、一種の「ミイラ取りがミイラになる。」だと思うのですが、
どうでしょうか?

Wednesday, 12 July 2017

ロンドンの不動産

我が家は9年前、リーマンショック直前の不動産が高騰している時に、
今住んでいるフラットを買いました。

まあ、高値で掴んでしまったわけです。

当時は、不動産バブルというか、ロンドン通勤圏内で、
普通の庶民が最初の家として購入可能な価格帯のフラットは、いhttps://g.co/kgs/dKhDfc
飛ぶように売れておりました。

見に行って、気に入ったらすぐに購入申し込みをしないと
他の人に取られちゃうし、
何人もが購入申し込みをした場合、もちろん一番高い価格を提示した人が
買えるわけで、価格の交渉もかなり売り手が強気な感じでした。

でもまあ、何が良かったって、リーマンショックの前だったから、
モーゲージ (英国の住宅ローン)が借りやすかった。
そして、当時は金利が高かったのですが、変動金利で借りたのです。

たしか、ただ単に、そに変動金利のプランが一番速く
借りられたからそれにしたんだと思う。

とにかく、速くモーゲージを確保しないと他の人に取られそうだったので。

そんな感じで、ゴリ押しでモーゲージを借りて、イケイケな感じで売買契約を締結し、
晴れて今住んでいるフラットを手に入れたわけです。

今から9年ちょっと前の事でした。

と、思ったら、リーマンショックでアレヨアレヨと不動産価格が下がり、
一時は、えええ、とショックを受けていたのですが、
同時に英国の金利も大幅に下がり、モーゲージの月々の返済額が減ったのです!

支払いが楽になったら、不動産の価値が落ちた事も気にならなくなりました。
まあ、同じ不動産を借りるより安くなったので。

一回、モーゲージの借り換えの時の評価額が購入金額下回ったために、
良い金利で借り換えできなかったという時期もありましたが、
それ以降は不動産価格も徐々に盛り返し、
借り換えも問題なくできるようになってきました。

で、この前借り換えした時に、評価額を確認してみたら、
購入価格の1.5倍くらいになってる。

私たち、高値で掴んだと思っていたのですが、
さらにその金額より上がるとは。

正直、今の価格は過大評価というか、高すぎると思う。
それとも、ポンドの価値が下がっているのか。

確かに、ロンドンは着実にインフレで、
不動産以外の物価もチャクチャクと上がってはいるのですが、
最近のロンドンの不動産価格の高騰には、驚きです。

この金額だと、若いカップルにとって、最初の家を買うのが
かなり難しいだろうなあ、と、思う。

政府が色々補助金を出して、そのおかげで不動産の取り引きが
増えたみたいだけど、その影響で余計に不動産価格が
上がってるような気もする。

この調子で不動産価格が上がったら、それと共に他の物価も上がって、
今の貯金の価値が目減りするなあ。

なんて、心配になってしまいます。



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Thursday, 21 January 2016

ロンドン不動産価格の高騰に驚く。

現在、ミャンマーの最大都市、ヤンゴンの不動産はとてもバブルです。

ホテルも高くて、ミャンマーへの里帰りを躊躇してしまうくらい。

ならば夫の実家に泊まれば良いと言われるのですが、
義母はもうお歳なので、いくら嫁とはいえ、言葉の通じない外国人を
自宅に泊めて世話をするのは負担になると思うのです。

だって、人を泊めるとなると、最低限寝床の準備をしないといけなくて。

私だって、自宅に人を泊めるとなると、ベッドの準備して、
その後はシーツや布団カバーの洗濯もしなくちゃいけないと思うと、
ちょっと疲れる。。。

というわけで、夫が一人で里帰りする時は自宅に泊まっていますが、
私が一緒に泊まる場合は、ホテルに滞在するようにしています。

できるだけ、夫の自宅に近いところにある安ホテル。

ヤンゴンの安ホテル、きっと、バックパッカーみたいなところを
探したら、安くてあるのかも知れませんが、
なにしろ私はもう中年。若くもないし体力もない。

おまけにミャンマー訪問の理由は、バックパッカーさんのような
冒険じみたものではなく、「親戚訪問と観光」という現実的なものであり。

なので、そんなに安いホテルにも泊まってられません。

歳をとると、お金がかかります。

でも、いまヤンゴンのホテルはバブリー!

高い高い。

少し前までは、ちょっと疲れたらインヤー・レイクホテルに泊まって
一休み、なんてやっていたのですが、
インヤー・レイクホテルも、なかなか良いお値段です。

前回行った時は、チャイナ・タウンにあるエコノミーホテルで、
一泊50USDくらいだったかな。

けっして安くはありません。

そんな、ヤンゴン。

あまりにホテルが高いので、里帰りした時向けに小さなフラットでも買えないかとも
思ったのですが、 外国人が買うのは難しいらしく、
夫の家族の名義を使うにしても、高すぎて。。

いや、出せない金額ではないのですが、

Value for money という観点で考えると、高すぎる。

つまり、不動産の価格と、その不動産を買うことによって得られる利益
(安定した水道、電気の供給からはじまる住まいの快適さ。そして街のすみやすさなど)と、
値段がつりあっていないのです。

というわけで、ヤンゴンにフラットを買うことは今のところ保留。

そして、ロンドンマーケットを見てみると。。。

そして、タイトルに戻ります。


ロンドン不動産価格の高騰に驚き!!!!

我々、約8年前にロンドンでフラットを買いました。

当時、ロンドンは不動産バブルで、なかなか大変でした。

苦労して買ったものの、その後のリーマンショックなどで不動産価格がさがり、
モーゲージの借り換えをしようとしたら、不動産の評価額が下がっていたため、
あまり良い金利で借り換えできなかったりしていたのに、、、

今、ふと某Zoo○la で我が家の不動産の評価額を調べてみたら、
購入価格の1.5倍くらいになっているではありませんか!

びっくりです。

でも、うちのフラットがそんな価値があるとは到底思えない。

一般的な英国の給与の金額や物価から考えても、
今のロンドン不動産の価格は、適正価格ではないと思う。

思いがけなく、ヤンゴンとロンドンに共通点がみつかりました。



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2016年1月
昨年はお世話になりありがとうございました。
今年も、ピータンは相変わらずピータンです。そして、だんだん増えております。
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Sunday, 1 November 2015

ロンドンの住宅事情 @2015

現在旧ブログを引越し中にあたり、昔のブログを読み返しております。

さて、本日引っ越しした記事の一つが ロンドンの住宅事情 です。

この記事を書いたのは、2007年の11月。今からちょうど8年前です。

当時は、フラットシェアシングルルームで週90ポンド(月390ポンド)、
スタジオフラットで週150ポンド(月650ポンド)
1ベッドルームフラットで月900ポンドくらいだったのですね。

ロンドンでは、堅実に毎年インフレが起こっていますので、
今では、その25%~30%増しくらいでしょうか。

大体、今ならフラットシェアなら、月500ポンド、
スタジオフラットなら月800~900ポンド
1ベッドルームフラットなら、1100~1200ポンドくらいは
覚悟しないといけないような気がします。

でも、当時はポンドがメチャクチャ高かったのですね。
1ポンド240円なんて書いてます。

今も、ポンドは上がってきていますが、
いまなら日本円から両替した場合、大体1ポンド190円~200円くらいでしょうか。

最悪1ポンド200円として、
フラットシェアが月10万円
スタジオフラットが16万円から18万円
1ベッドルームフラットが22万円から24万円

と、思うと、日本円に換算すると、
当時とさほど変わっていない!

これは、偶然だとは思いますが、
それにしても、ポンド対円は為替の変動が激しいので、
なかなか一筋縄には行きませんね。



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Tuesday, 31 March 2015

住宅ローン。我が家は返済額軽減型です。

さて、家賃を払い続けるのがつらいとフラット購入に踏み切ったわけですが、
(まあ他の理由もありましたが)、
確かに買うと家賃は払わなくて良くなりますが、まさか現金で買うお金はありませんので、
住宅ローンを返していくことになります。

我が家のローンは25年。

当時、夫が31歳で私が35歳。
私の60歳の誕生日の半年後くらいに払い終わる予定のローンです。

でもまあ、夫の年齢を考えたら、十分定年前に払い終えられる期間設定です。

でも、これから25年間住宅ローンと付き合うのかと思うと、
長い付き合いになりますねえ。

もう、親友になっちゃうレベルじゃないでしょうか。

住宅ローンは、長期戦です。

フラット購入当初のわれわれの返済額は、一月あたり、約1250ポンド。

実は、同程度のフラット借りるより高いです。
でも、25年払ったら、自分のものになるという事と、
ロンドンの場合、今後不動産の価値はまず90%あがることが見込めること。
この2点を考えると、最初は少々賃貸よりも高くても、
購入した方が後々楽になるのです。

とは言っても、この金額を、今後確実に25年間払っていくのは、結構大変。

しかも、我が家は共働き。

共働きだったら返せる金額ですが、どちらかが失業すると結構つらい金額です。

英国では、結構リストラとかがありますからね。

実際、うちの夫は最近まで失業してましたし。

我が家はそれを、どうやって乗り越えたのか。


それはずばり、繰上げ返済。

というと、結構当たり前な感じですね。

でも、ちょっと違うのは、日本では繰り上げ返済する場合は、
最大の利息低減効果がえられる、期間短縮型を選択する方々が多いようですが、
我が家は、返済額低減型で行きました。

返済額低減型の繰上げ返済を行って、徐々に月々の支払額を減らしながら、
その減った分は次の繰上げ返済にまわす。
それを繰り返しながら、着実に一月あたりの支払額を減らしていきました。

あと、リーマンショック以降、英国の金利が下がったことと、
夫も私も徐々に昇給していった結果、今では、
片方が失業しても、もう片方のお給料だけで、貯金を取り崩すことなく
最低限の生活を継続できるようになりました。

ちなみに、最低限の生活なので、片方が失業状態だと
旅行に行ったり貯金をしたり、繰上げ返済をしたりはできません。

まあ、それはしょうがないね。

さて、ここでのミソは、返済額低減型は、支払い総額を減らすという観点からは
最良の裁量の選択ではないことです。

でも、住宅ローンが、多くの人々にとっては20年以上の時間を共にする、
ちょっとした親友のようなものだと考えた場合、はたして機械的計算した
支払い総額を最低限に減らすという事だけが、最良の策かという事に
疑問を感じる訳なんです。


住宅ローンは、不払いとなると、家を没収されてしまいます。

そして、家族に何か起こって、他にお金が必要になったような場合でも、
住宅ローンは待ってはくれません。
(そんな時の為、というふれこみの保険はありますが、せいぜい6ヶ月程度の保障です)


そんな時、住宅ローンの一月あたりの返済額が低いと、
貯金を切り崩すにしても、しのぐことが可能な期間が長くなります。

つまり、時間が稼げます。

例えば片方が失業した場合なら、ローン返済の為に急いで就職する必要があると、
たたでさえストレスフルな就職活動が、さらにストレスフルになるだろうし、

そもそも、ローンの為に高いお給料の仕事を探す必要があると、
されにストレス倍増、プラス仕事を見つけるのも難しくなります。

とまあ、そんな理由で、我が家は返済額低減型です。




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Monday, 23 March 2015

フラット購入プロジェクト-事の始まり。

前回、イギリスの住宅事情について書きました。

イギリスでは、長期的に考えれば、頭金が準備できるならば
若いうちに最初の1件を購入したほうが良い、というのが
まあ、中産階級の一般的な考え方かと思われます。

とりあえず、ロンドンは家賃が高いので、
20年、30年と払い続けるのはつらいのです。

というのが、購入に踏み切った大きな理由なのですが、
実は、購入を決心した後しばらくの間は、頭金を貯金しながら
もう少し貯めたほうが良いだろうかとか、

今の年収だと銀行がいくらくらい貸してくれるのだろうとか、
心配ばかりして実際に行動に移せないでいました。


でも、そんな私達(というか、私だけかな?)の背中を押してくれるような事が起こったのです。

当時はハウスシェアをしているのですが、シェアメイトの一人が
勝手に自分の部屋をサブレットし始めたのが、事の発端です。

ここで少し用語について。

ハウスシェア/フラットシェア:一軒の家又はフラットに複数の世帯が住むこと。
シェア物件の場合は、大抵、ベッドルームは別々で、キッチンとバスルームを共用します。
大家/不動産屋がシェア用物件として扱っている場合、大家/不動産屋が各テナントと
個々に契約しますが、普通の家族向けの物件(2ベッドルームか3ベッ ドルームとか)を、
誰かが代表で不動産屋と賃貸契約し、代表者がハウス/フラットメイトから
集金するというタイプもあります。(これはサブレットとい う。)

サブレット:大家・不動産屋から借りている物件を、さらに他の人に貸す事。

ちなみに、うちが住んでいる物件は各テナントが個々に直接不動産屋と契約するタイプ。
建物自体は昔B&Bだったもので、いわばシェア用に改装されたような建物です。

で、話は最初に戻り、ハウスメイトの一人が、自分の部屋を勝手にサブレットしたのです。
大家/不動産屋にも内緒で(多分、許してもらえないと思う)、一緒に住んでるハウスメイトにも
一言も断わりをいれず、いき なりサブレットの人が住み始めたのです。

結構、というか、かなり、立腹です。

いくらベッドルームは別とは言え、キッチンとバスルームは共同なのですか ら。。

おまけに、一人部屋に住んでいた彼女の部屋に、3人住んでる。。
(一体、どうやって住んでるんだ??)

調理器具も何も持ってないから(調理器具は個人が所有しています)、
他人のものを無断で使うわ、他人がストックしてる食材も 無断で使うわ、やりたい放題。
おまけにその人たちイタリア人なのですが、英語が殆ど話せない感じで
(もしかして文句言われないように、私達の前では英語で話さなかっ たのかもしれない)
注意しようとしても話にならない。

たまりかねたハウスメイトの一人が注意したら、
わけの分からない事を怒鳴って、いきなりケンカ腰。

で、そのハウスメイトが頭にきて、不動産屋に電話しよう としたところ、
その部屋の借主の友人(これまたイタリア人)が登場。
「たのむから、不動産屋には連絡しないでくれ」と。

当たり前よねえ。不動産屋にば れて困るのは借主だからね。
その借主の友人から問題の3人組に注意をしてもらって、少し迷惑行為はおさまったのですが、
でも、でもやっぱり、週末の夜にキッチンに皆で集まってお酒 飲んで(ここまではまだ許せる)、
変な葉っぱの燃えるにおいが廊下に充満している状況には耐えられなくて、
引越しを決意したのです。

あの人達が来る前は、結構上手くやってたのになあ。





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Tuesday, 17 March 2015

イギリス住宅事情

自己紹介では、浮き草のような私たちなのですが、
一応、今のロンドンの住まいは、持ちフラットです。

なぜかと言いますと、ロンドン、家賃が高いのです。

東京出身の方にとってはそんなに変わらないのかも知れませんが、
京都から出てきた私にとっては、めちゃくちゃ高い。

我が家はロンドンゾーン3にある自称2ベッドルームフラット。

2ベッドルームフラットとは、リビングルーム、キッチン、
バスルームの他にベッドルームが2つあるフラットなのですが、
自称2ベッドルームフラットと言うだけあって、二つ目のベッドルームは
ベッドをいれると部屋中ベッドだらけになってしまうようなコンパクトサイズ。
 そんなフラットでも借りると月に1000ポンド程かかると思います。

1000ポンド!

今の為替相場は1ポンド180円として、日本円にして18万円ですよ。

18万円!

大卒の初任給の手取りくらいではないでしょうか?
これは、痛いです。

我が家にはこんな家賃を毎月払い続けていくだけの経済力はありません。
まあ、何とか家賃は払えたとしても、将来に向けての貯金等ができません。

そしてもう一つの理由は、英国の日本との不動産市場の違い。

英国は日本と違って、きちんとメンテナンスしてあれば、
中古住宅だからと言って価値が落ちる事もありません。

また、一時リーマンショックなどで英国の不動産価格も下落しましたが、
ロンドンに限って言えば、どんどん人口が増えて住宅不足に陥っているので、
リーマンショックの影響も少なかったし、今はまた値上がり状態です。
 
そんな不動産事情の英国では、不動産は、買えるならば買ったほうが良い。

とりあえず、小さなフラットが買える程度の頭金がたまったら、さっさと買う。
家族が増えたら必要に応じてそのフラットを売って、
売れたお金と、足りない分は追加のローンを組んで大きなフラットや家を買う。

子供が巣立って夫婦二人になったら、その家を売って小さなフラットを買う。
そこででる差額が老後資金になるのです。

日本の場合は、30年、40年経ったら家の価値がなくなるので、そんなことはできません。
畢竟、実際の支払い額と家賃を比べてどちらが得か判断することになります。

でも英国(というか、ロンドン)では、家の価値はそんなに下がらないと想定できるため、
私は、どちらが得か判断する際に、金利と家賃を比較するという暴挙に出てみました。

英国の金利は、超低金利の日本に比べたら、高いです。
今でこそ下がってきていますが、私たちがフラットを購入した時点(リーマンショックの前)では、
優遇金利で5.5%、普通の変動金利が7%という感じでした。

高!


でも、それでも、1000ポンド家賃を払い続けるよりも、
金利を払う方が、安いと判断し、フラット購入に踏み切ったのです。





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Wednesday, 31 December 2008

円高というか、ポンド安というか。。

近頃の円高・ポンド安は、すごいです。

円は、USドルやユーロに対しても以前より強くなっているので、一人勝ち状態。それに対して、ポンドは円に対してだけではなく、USドルやユーロに対しても以前より弱くなっているので、一人負けの様相を呈してきております。だから円とポンドではえらいことになっているということですな。

今日、何気なく為替レートを見てみたら、ポンドが131円台になってました。
私の記憶では、こんなにポンドが対円で弱くなってのを見たことがありません。

私が初めて英国にホームスティで訪れたのはたしか1988年。(20年前だわ!)その頃はサッチャー政権で、イギリスは不況の真っ只中だったと思うのですが、その時でもポンドは150~160円くらいだったと思います。

前回の不況では、イギリス政府は金利を下げるのではなく、あげるという政策をとっていたそうです。(世間話で聞いた話で、さだかではありませんが。)不況で金利があがったら、住宅ローンを抱えてる人はどうしようもありませんよね~。

今回は、政府は利下げ政策をとっています。変動金利で借りている人はかなり楽になっていると思いますが、銀行はいまだ貸し渋り。最近では、変動金利の住宅ローンの新規契約商品を廃止した銀行もあります。(銀行家って、悪党だ~。と思ってしまいます。)

私としては、ちょっとくらい住宅ローン返済金額が上がってもいいから、早く景気がよくなってほしい。

今の状態で「1」払うのと、景気が良い状態で「1.2」払うのとでは、後者の方が良いと思ってしまいます。
これは気分の問題です~。

Saturday, 6 December 2008

円高。きゃあ~~。

今日、為替相場をチェックしてみてびっくり!
な、なんと1ポンド134円台。
昨日は137円台だったので、すごいなあ~と思いつつ今日もチェックしたのですが、さらにすごい。
夕方には136円台くらいに戻してましたが、先週は140円台で、150円台にもどらないかな~なんて思っていたところだったのに。

私のお給料、安月給なのですが、さすが物価高のロンドンだけあって、たとえロンドンでの生活が厳しい収入であろうとも、円換算すればそんなに悪くない~なんて思っていましたが、いまでは円換算しても厳しい収入になっちゃったよ。

まあ、普段はポンドベースで生活しているので関係ないのですが、今、日本に一時帰国すると、すべてがすごく高く感じるだろうなあ。

本日、さらにBank of England の金利(英国の公定歩合のようなもんですな)が下がりました。
3%だったのが、1%下がって、今は2%です。
びっくりです。これで、何かが少しでもよくなるのでしょうか?
うちの住宅ローンはBank of Englandの金利に応じて変動する、トラッカーレートなのですが、この前なにげに契約書を熟読したらば、「Bank of England の金利が3%未満になった場合は、マージン(Bank of England 金利との差)を変更することがある。」と書いてあって、がっくりしてたのです。

政府は銀行に、この金利を借り手に還元するよう、指導しているようなのですが。どうなるでしょうか?
預金金利はどんどん下がっていくのに。。銀行家って言うのは、悪党ですなあ。

かなり、将来不安です。
2012年にオリンピックを控え、ロンドンの景気はよくなるのかな~と思っていたのですが。

よくなってくれ~。

Saturday, 23 August 2008

繰上げ返済にまだまだ悩む

住宅ローンの繰上げ返済について、いまだ悩んでおります。
ここでは便宜上繰上げ返済と書いておりますが、実際の呼び名はOver payment。
月々決められた返済額以上の支払いをすることを言います。

一応、うちのローンは、優遇金利期間中でも、1年間に残高の10%までならばペナルティなしでover paymentが可能なはず。
手数料とかもかからないはず。

でも、どうやって多めに払うのか?
月々の支払いは自動引き落としなので、金額をこちらで変更できません。

相方がインターネットで調査した結果、自分の住宅ローンの口座宛てに送金すれば良いとの事。

で、この前40ポンド(8000円くらい)臨時収入があったので、試しに送ってみました。
送る前の残高をネットでチェックしておいて、送金手続きをして、イギリスでは通常の銀行送金は届くのに2・3日かかるので、もうそろそろ届いたかな~という位の日に残高をみると・・・、(残債が)増えてる。

多分利息だとは思うのですが、これじゃあ、ちゃんとお金が届いたのかわからない。
ちゃんと届くと確認できたら、もう少しover paymentしようと思っているのですが。

まあ、悩んでいても仕方がないので、もう少し作戦を練りましょう。

Sunday, 17 August 2008

繰上げ返済に悩む

クレジットクランチ及び不動産価格の急激な下落によって、ローン返済が追いつかずに担保にしていた家を銀行に没収(この言葉は正しいか?)されてしまうと言うケースが、イギリスでは急激に増えています。

対策の一つに、今現金に余裕があるなら繰上げ返済をする、というのがあります。
(万が一に備えてある程度の現金を手元に置いておく事が前提ですが))

やっぱり、元金をちょっとでも減らしたら利息がちょっとでも減るし、長い目でみたら支払い総額が減りますからね~。
で、うちもいくらくらい繰り上げ返済にまわせるかな~と検討しているのですが、
もっと根本的な問題に気がつきました。

お恥ずかしいことなのですが、住宅ローンの繰上げ返済の手続き方法を把握しておりません。

銀行のホームページを見ても書いてない。

銀行としては、繰上げ返済して欲しくないから、書いてないのでしょうか?

でも、クレジットクランチ=資金調達難 なんだから、早く返済してもらえたら、それはそれで銀行としても万々歳だと思うんだけどな~。
だんだん価値が下がるかもしれない=不良債権になるかもしれない不動産を没収するよりは、確実に現金が返ってくるわけだし。

とか何とか理屈をこねても仕方がない。現実は、どうやって繰り上げ返済を実行するか?
う~ん。こういうときの相方だのみ。
彼の素晴らしいインターネット情報収集能力を駆使して、調べてもらうが一番です。

Friday, 1 August 2008

住宅ローン

うちは、サブプライム問題が深刻化する直前に住宅ローンを組んでフラットを購入しました。
それから見る見るうちに銀行が貸し渋りし始め、住宅ローンの件数が減り、つまり不動産の動きが鈍くなって価格が下がってきています。

私達は、悪いときに買ったのか?と相方と2人で考えてみました。

いえ、他の地域は下がっているようですが、ロンドンの不動産は停滞しているだけで、下がっているという感じはしません。
それに私達が組んだローンの様な条件(金利)のローンは、今はなかなか難しいでしょう。
おまけに賃貸マーケットは強気です。買う人が減ってるから賃貸の需要が増えますもんね。

結論は「あのタイミングでローンが組めてラッキーだった」です。

売主は、下降線のマーケットで焦っていたのか、売り急いでいた様子でした。
私達は、これがダメなら他を探そう、というスタンスでしたので、一旦あきらめたのですが、結局売主にとっては不本意な価格で交渉が成立したのです。
なので、若干マーケットが停滞しても、私達は何とか持ちこたえられそう。

でも、今から3年くらいが正念場かな。

英国と日本では、住宅の価値に対する考え方がかなり違います。
よって、ローンの組む時の考え方も異なります。
これは、私も実際購入活動をするまで知らなかったです。
銀行や弁護士(日本だと司法書士ですね)やファイナンシャルアドバイザーを話をして、とても勉強になりました。

また、つらつらを思い出しながら書こうと思います。

Monday, 28 July 2008

将来について

ずっとこのブログを放ってました。
去年の年末から今年の初めは、住宅問題でとってもストレスフルな日々を過ごしていました。

フラットシェアをしている関係でのストレスと、家探しのストレス。
購入する為の物件を探していたので、慎重にならないといけないし、
Mortgage(住宅ローン)の問題もある。

フラットシェアのストレスが極限に達した故の家探しだったので、上手く行かないとストレスはダブル。
イライラして情緒不安定な私に、相方は良く我慢してくれました。感謝です。

実際、購入の為の家探しを真剣に始める事ができたのも、相方が会社と交渉して昇給を勝ち取ってきてくれたのが大きいわけで。
本当、感謝しています。

とまあ、紆余曲折があり、無事にフラットを購入してMortgage を背負う身となりました。

ロンドンのフラットはなかなか良い値段。そして金利もなかなか洒落てます。
つまり、月々の返済額もなかなか素敵です。

私は翻訳家志望なのですが、今のところは、なかなか上手く仕事に結びつく所まで持っていけていません。
ある程度の、小さな仕事の経験はあるのですが、それから先が難しいのです。

何故なんだろう。
やっぱり実力が足りないというのが、一番大きな理由だと思う。
なので、下訳の様な仕事に応募しようと思うのですが、納期と分量から1日の必要作業時間を見積もったら、今の私の状況(フルタイムで働いている)と翻訳スピードでは同考えても納期を守れそうにない。

今のフルタイムの仕事をやめて、翻訳の専念すれば芽がでるのか?

でも今は、このフルタイムの仕事から得られる収入が必要。

そして考えた。
ここはもう思い切って、これからしばらくは翻訳をメインの仕事をすることはあきらめ(将来の為に細々と学習だけは続けつつ!)
新しい事に挑戦しようかな。

ここで出てくるのは、Accountancy です。

Accountancy は、手に職をつけたい女性に結構人気な資格なのですが、
私はこれまで興味は若干ありつつも、躊躇していました。

日本で経理の知識がないのに、いきなり英語でやっても、というのが一つの理由です。
それと、勉強している人があまりにも多いので、資格をとっても仕事があるのか?
という疑問もあり。

ただ、私はお金の勘定が得意なので、適正はあると思う。我ながら。
気楽に勉強を始めるのは、悪くないかもしれない。

会社の経理の人が言うには、日本人は一回日本語で勉強してから英語でやるほうが理解が深まるとな。
てなわけで、簿記3級の勉強を始めようかと思っています。

将来、この知識が役に立って、翻訳の仕事が舞い込むかも知れないし。

って、また翻訳の事考えてるし。

そこで再度自分に問いかける。

今のフルタイムの仕事をやめて、翻訳の専念すれば芽がでるのか?

でも、何も専門分野も知識もないんだから、そりゃ~壁にもあたるわなあ。
このまま、漠然と専門分野も持たずに翻訳家を目指しても、芽がでないような気がする。いつになったら稼げるようになるか分からないし。
そしたら生活が立ち行かなくなってしまう。

相方の収入が上がって、私が専業主婦でもやっていけるようになったら、不可能ではないかも。
仕事やめて翻訳に専念ってのは、それまではおあずけかな。

いろいろグルグル考えてるけど、簿記の勉強は気軽に始めたら良いと思うので。
頑張ろう。