Monday 23 March 2015

フラット購入プロジェクト-事の始まり。

前回、イギリスの住宅事情について書きました。

イギリスでは、長期的に考えれば、頭金が準備できるならば
若いうちに最初の1件を購入したほうが良い、というのが
まあ、中産階級の一般的な考え方かと思われます。

とりあえず、ロンドンは家賃が高いので、
20年、30年と払い続けるのはつらいのです。

というのが、購入に踏み切った大きな理由なのですが、
実は、購入を決心した後しばらくの間は、頭金を貯金しながら
もう少し貯めたほうが良いだろうかとか、

今の年収だと銀行がいくらくらい貸してくれるのだろうとか、
心配ばかりして実際に行動に移せないでいました。


でも、そんな私達(というか、私だけかな?)の背中を押してくれるような事が起こったのです。

当時はハウスシェアをしているのですが、シェアメイトの一人が
勝手に自分の部屋をサブレットし始めたのが、事の発端です。

ここで少し用語について。

ハウスシェア/フラットシェア:一軒の家又はフラットに複数の世帯が住むこと。
シェア物件の場合は、大抵、ベッドルームは別々で、キッチンとバスルームを共用します。
大家/不動産屋がシェア用物件として扱っている場合、大家/不動産屋が各テナントと
個々に契約しますが、普通の家族向けの物件(2ベッドルームか3ベッ ドルームとか)を、
誰かが代表で不動産屋と賃貸契約し、代表者がハウス/フラットメイトから
集金するというタイプもあります。(これはサブレットとい う。)

サブレット:大家・不動産屋から借りている物件を、さらに他の人に貸す事。

ちなみに、うちが住んでいる物件は各テナントが個々に直接不動産屋と契約するタイプ。
建物自体は昔B&Bだったもので、いわばシェア用に改装されたような建物です。

で、話は最初に戻り、ハウスメイトの一人が、自分の部屋を勝手にサブレットしたのです。
大家/不動産屋にも内緒で(多分、許してもらえないと思う)、一緒に住んでるハウスメイトにも
一言も断わりをいれず、いき なりサブレットの人が住み始めたのです。

結構、というか、かなり、立腹です。

いくらベッドルームは別とは言え、キッチンとバスルームは共同なのですか ら。。

おまけに、一人部屋に住んでいた彼女の部屋に、3人住んでる。。
(一体、どうやって住んでるんだ??)

調理器具も何も持ってないから(調理器具は個人が所有しています)、
他人のものを無断で使うわ、他人がストックしてる食材も 無断で使うわ、やりたい放題。
おまけにその人たちイタリア人なのですが、英語が殆ど話せない感じで
(もしかして文句言われないように、私達の前では英語で話さなかっ たのかもしれない)
注意しようとしても話にならない。

たまりかねたハウスメイトの一人が注意したら、
わけの分からない事を怒鳴って、いきなりケンカ腰。

で、そのハウスメイトが頭にきて、不動産屋に電話しよう としたところ、
その部屋の借主の友人(これまたイタリア人)が登場。
「たのむから、不動産屋には連絡しないでくれ」と。

当たり前よねえ。不動産屋にば れて困るのは借主だからね。
その借主の友人から問題の3人組に注意をしてもらって、少し迷惑行為はおさまったのですが、
でも、でもやっぱり、週末の夜にキッチンに皆で集まってお酒 飲んで(ここまではまだ許せる)、
変な葉っぱの燃えるにおいが廊下に充満している状況には耐えられなくて、
引越しを決意したのです。

あの人達が来る前は、結構上手くやってたのになあ。





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