Tuesday 30 October 2018

禁酒月間 - Go Sober October --- 残すところあと二日!

今年の10月は、一ヶ月間の禁酒しております。

チャリティー好きで飲んだくれのイギリス人が考案したチャリティーイベント、
Go Cover for October に便乗しているのです。

お恥ずかしいことながら、ワタクシ、元々かなりの飲んだくれなんです。
特に、ストレスがたまるとお酒の量が増える傾向にあり、我ながら、
この飲み方は健康的ではないので、酒量を減らさなければと思っていたのです。

働いていた間は、少しの間節酒に成功したり、そうかと思ったら
またストレスがたまって酒量が増えたり、を繰り返し。
特にここ数年は、酒量がずっと多目で安定していたので、
これはやばいなあ、と思っていたのです。

これもセミリタイアしようと思った理由の一つなのですが、
セミリタイアを機に、年間の休肝日目標をつくったりして、
徐々に酒量が減ってきてます。

以前から、地下鉄の広告などでGo Cover for October という
イベントの存在は知っていました。
でも、セミリタイア前の私だったら、「1ヶ月も禁酒なんてムリ!」と
即却下だったのですが、最近の私は、着実に休肝日も確保できるように
なってきているので、もしかしたら出来るかも。。。と思って、
今年は挑戦することにしたのです。

そして今日は10月30日!

残すところ、あと2日!

思い返してみれば、 20歳過ぎてから今までの25年間、
1ヶ月もお酒を飲まなかった事なんてなかったような気がする。

なんとなく、これが達成できたら、今後のお酒との付き合い方に、
何か変化が訪れるような気がするのです。

そして、ぜひ来年も挑戦したいと考えています。

ああでも、来年の事を言ったら鬼が笑うので、
今の事を考えなければ。

あと2日。ガンバロウ。

Saturday 27 October 2018

何事も「ほどほど」に。

元々本の虫だった私。
セミリタイアして、週に一度デジタルデトックスなんかしていると、
読書の時間が増えました。

なので、これからは読書日記ブログの方も、こまめに更新していこうと思います。

読書日記。

日本にいた頃は、留学資金を貯金していたので、
地元の図書館を活用していました。

本を所有しない分、読書記録はつけようと思って、
読んだ本のタイトル、著者、出版社と一行感想文を
ワープロを使って細々と記録していたのです。

パソコン購入後も、その記録はパソコン用のファイルにコンバージョンし、
イギリスに来てからも、しばらくは記録をつけていたのですが、
その後、結婚したり就職したりフラット買ったり仕事に疲れたり、
忙しさにかまけてすっかり放置してしまい、ふと気がついたら、
そのファイルがどこにあるか分からなくなってしまったのです。

私にとって、読書日記ブログは、その読書記録の続きです。
「今回は、なくさないように」と思って、ブログにしたのですよ。

さて前置きはこの辺にして、今日の本題です。

そして、今日の本題のテーマは、セミリタイアです。
読書ではありません。

その読書日記の方で、群ようこさんの小説「働かないの」
感想文を書いたのですが、その際に下記の一節を引用いたしました。

~~~~~~

キョウコはほどほど、ほどほどと自分にいい聞かせ、あともうちょっとやろうかなというところでやめておいた。
そうすると不思議なことに、自分のふがいなさについて考えないようになった。まだできるのにその手前でやめておくと、がんばったのに結果はこれ?と自己嫌悪に陥らなくなったのだ。

~~~~~~

小説「働かないの」の主人公、キョウコさんは、40代半ばで会社を辞め
れんげ荘というトイレ・シャワー共同の安ボロアパートで
アーリーリタイア生活を始めます。

長い会社勤めで忙しい生活が身体にしみついたのか、
いざ、自分の時間ができて、毎日ゆっくりゆったりすごしていると、
なんとも落ち着かない。

そして、何かに一生懸命取り組んでいる人をみると心がザワつく。

なので、ふと思いたって新しい趣味を始めるのですが、
一旦やり始めると一生懸命になって、身体的にも精神的にも、
ぐったり疲れてしまうキョウコさん。

そんなキョウコさんが紆余曲折の末にたどり着いた境地が、上記の一節です。

そう!
そのなんです。
その通りなんです。

せっかく、それまでの生活につかれてリタイアしたんだから、
無理することないんです。

ヒマを持て余して、何か新しい事をやり始めたとしても、
辛くなるほどにやる必要はない。

「ほどほど」で良いんです。

私の場合セミリタイアなので、少しだけ働いています。
多分基礎体力がないんだと思いますが、
働いた次の日は疲れてしまって、かなりダラダラしてしまいます。。

そして、そんな風にダラダラしてしまった日は、
自己嫌悪に陥ってしまうのです。

その日にやろうと思っていた事ができなかったから。
せっかくの自分の時間を有意義に使えなかったから。

でもよく考えてみたら、せっかくセミリタイアしたんだから、
ダラダラしてて良いんですよねえ。

あんまり欲張って、あれもやりたい、これもやりたいと
色々詰め込みすぎたら、セミリタイアした意味がない!

ヒマを持て余すくらいで丁度いいんです。

というか、セミリタイアしてから9ヶ月、
今の所、ヒマを持て余した記憶はありまん。

元気な日には、やりたい事がいっぱいあるし、
疲れてダラダラしてる日は、何もやりたくないモードなので
それは、「ヒマを持て余す」とはちょっと違うので。

ヒマな時間が辛くて、セミリタイアは失敗だった言ってる人もいる中で、
私はきっと、基本的にセミリタイアに向いているんだと思います。

でも、快適なセミリタイア生活を実現するには、あともう一つ。

何事も「ほどほど」に、を座右の銘としなければ。

どうやら私は、今、せっかくできた自分の時間を有意義に使おうと
一生懸命になっているようなのです。

自分の時間を有意義に使うことだって、
「ほどほど」で良いのですよねえ。


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Tuesday 23 October 2018

禁酒月間 - 3週間が過ぎたところでの所感

最近、紀貫之づいてるワタクシ、色々と人のまねっこをしてるのですが、
10月は、地下鉄の広告にのせられて一ヶ月間禁酒をしています。

禁酒月間 - Go Sober October

始めはくじけそうになりましたが、
日が経つにつれ楽になってきました。

無期限の断酒ではなく、期限を切って禁酒しているので、
ゴールが見えている分、我慢するモチベーションがあるのです。

ある程度の日数を越えたら、それまでの苦労を無駄にしたくない
という心が働くので、それを原動力に頑張っています。

そして今日、23日め。
3週間が過ぎ、残すところあと10日足らず。

ここら辺で、ちょっと辛くなってきました。

いや、身体がアルコールを求めているわけではないのです。

体調は良いし頭もスッキリしてるし。
確かにお酒飲まないと、身体が楽です。

でも、禁酒・断酒に関するブログや記事で、
「お酒を飲まないとこんなに体調が良くなって、
頭が冴えて、時間を有効活用できる!いいこと尽くめ!」
みたいなのを時折見かけますが、
確かに、体調は良くなって頭は冴えますが、
それほど、時間を有効活用できるようにはなっていません。

今まで、お酒を飲んだ夜は勉強できなかったので、
お酒を飲まなかったら、夜も勉強できるかも、と、
密かに期待していたのですが、やっぱりダメです。

多分、歳のせいか体力が無いので、
夜には勉強するだけのエネルギーが残っていない。

結局、夜にやる事といったら、テレビ見たりネットしたり本を読んだり。
まあ、ピアノの練習ができるので、それはうれしい。
(ピアノも、お酒飲んでしまったら練習にならないのです。)

あまり、劇的に時間を有効活用できるようになったわけではないのが
ちょっと残念なのですが、それはひとえに私の体力の無さのせいで、
今後、運動して体力つけていったら解決するのかもしれません。

今後の課題ですね。


そして、そんな風にゆったりと夜を過ごしていると、
「お酒」という物質に対してではなく、
「お酒を飲む」という行動に対する欲求がおこってくるのです。

どうやら私は、「グラスの中に入っているキレイな液体」が好きらしい。

缶ビールやワインのボトルを見てもなんとも思わないのですが、
ジョッキに入ったビールやグラスワインの写真をみると、
とても飲みたくなるんですよねえ。

どうやら私が「キレイな液体」と感じるのは、
ビールやシャンペン、白ワインなど、色の薄い液体で
アワアワが入っていればなお良し、という感じです。

なので今は、ビールの代わりに炭酸水を飲んだり、
ワインの代わりにりんごジュースを炭酸水で割って飲んだりしてます。
(アワアワが入ってればなお良しなので、炭酸水ばっかりです。)

この禁酒月間で、「グラスの中のキレイな液体」気分だけ味わって
シラフでゆったり過ごす夜もなかなか良いものだと感じるようになってきたので、
禁酒月間が終わっても、週の半分くらいは休肝日をもうけて、
シラフでゆったり夜の時間を楽しんでいこうと思います。

お酒を飲んでも、気分はゆったりしますが、
やっぱり若干酔っ払ってしまうので、
ちょっと時間の感じ方が異なってしまうのです。
まあ、それはそれでゆったりしてるのですが、ちょっと違うのです。

お酒を飲む日は、美味しいお酒をしっかり味わって、
しらふの時とは異なる、酔っ払ったゆったり気分を楽しみたいです。

でもそれを、毎日やってはいけません。

酔っ払ったゆったり気分は、時々の楽しみにしていこうと思います。
とてもお天気が良い日曜日とか、特別な日とか、
ホリデー(旅行)中とか、友人や夫とパブに行く時とか。

晴れて、禁酒月間を達成した後は、
普段はシラフのゆったり時間で、時々、酔っ払い。
という生活リズムを確立していきたいと思います。

目下の目標は、禁酒月間を達成する事です。
あと9日。ガンバロウ。


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Thursday 18 October 2018

ヤンゴン消防事情の今昔

夫(ミャンマー人)は、毎週土曜日にヤンゴンに住むお母さんに電話をしています。
昔はミャンマーへの国際電話は高額でしたが、
今はミャンマーのインターネットのインフラが整備され、
ソーシャルメディアのボイスチャット機能を使っていますので、
かなり安く連絡できるようになりました。

便利な世の中になりましたね。

さて先日、夫がお母さんに電話したところ、
2、3分も話さずに電話を切ってしまいました。

どうしたのかと聞いてみたら、
お母さんの家の近所(2、3件先)で火事が発生してるから
今から避難するとの事。

えええ。えらいこっちゃ!
電話なんかしてる場合じゃない!

取り急ぎ貴重品を持って、近所に住む夫の姉の家に避難するとの事で、
夫はしばらくしたらお姉さんの家に連絡するという事にして
電話を切ったそうです。

しばらくして夫が再度電話してみたら、もう鎮火したとのでした。
良かった良かった。


夫:けっこう早く鎮火してよかった。昔だったらこうは行かない。
  今の政権になったおかげだね。

私:昔は今より時間がかかってたの?
  政権が代わって消防システムが改善したのね。

夫:う~ん。システムが改善したというか。。。
  昔は、早く鎮火してもらう為には、
  消防士に賄賂を払わないといけなかったから。。。

私:えええ。

夫:消防士は、現場についても、水がないとか何とか言って、
  すぐに消火活動を始めないんだ。
  避難してる人々は、大抵、着の身着のままで出てきてるから、
  現金なんて持ってないし、とにかく指輪とか身につけてる貴重品を渡して、
  早く消火活動を始めてもらうようお願いするんだよ。

私:えええ。それはひどい。
  腐敗しているにもほどがある!
  って言うか、賄賂渡したら急にどこかから水が出てくんのか!
  ツッコミどころありすぎ!

夫:今の政権は、公務員が賄賂を受け取るのを禁止したからね。
  まあ、公務員は賄賂がもらえないと一生懸命働かないから
  仕事のスピードが落ちて、建設許可みたいな公的な許可が遅れて、
  色々な開発プロジェクトなんかが遅れて、
  政府は今、色々批判されていたりするけど。
  でも、消防士が賄賂を要求しなくなったのは、良いことだと思うし、
  今の政権になって改善した事の一つだよ。

私:そ、それは、とても重要な改善だったと思います。。。


イギリスでは、2011年に新しい贈収賄禁止法(Bribery Act 2010)が施行されました。

それ以前は、同種の法律としては、アメリカの贈収賄禁止法が
世界で一番厳しい物だったのですが、
このイギリスのBribery Act 2010 が施行され、世界一に躍り出たのです。

詳しい内容は省略するとして、かなり厳しい法律です。

受け取る方にもとっても渡す方にとっても。

かなり厳しいので、普通の人間にとっては、
賄賂なんて、別世界になってしまいます。

でももし、この状況だったら。

自宅が火事で着の身着のままで避難している時に、
到着した消防士が賄賂を要求してきたら。。。

そりゃあ、身につけている金目のものがあったら渡すでしょう。

背に腹は代えられませんからねえ。

ああ、それにしても、
公務員が賄賂を取る世の中って、恐ろしい。。。

今は少なくとも、消防士さん達は賄賂を要求してこなくなったようですので、
ちょっと安心しました。


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Monday 15 October 2018

憎きBRPカード

最近、私の中で、紀貫之ごっこと言いますか、
他の人がやってることを真似っこするのが流行っております。

流行ってはいるのですが、

「近頃、皆が持っている、BRPカードなるものを、私も申請してみようと思う。」

これだけは、そうは思わないのです。

昔々、イギリスのビザは、学生ビザだろうが
永住権 (ILR : Indefinite leave to remain)だろうが
パスポートの査証欄の1ページにポーンっと押されたスタンプだったのですが、
それがある日、顔写真とかが印刷されたキラキラしたステッカーに進化して
さらに数年前には、BRPカードと呼ばれる、パスポートとは独立した
IDカードとしても使用できるプラスチックのカードにまで進化したのです。

学生ビザはスタンプ、配偶者ビザと永住権はステッカーの私としては、
隔世の感があります。

ステッカー時代に永住権までたどり着いたため、
BRPカードは持っていない私なのですが、
永住権のステッカーが貼付されていたパスポートの期限が切れ、
新しいパスポートとの2冊持ちになると、時々、イギリスの入国審査の際に、
BRPカードの取得を推奨されるようになりました。

以前、その事について愚痴った記事を書いたのですが、
BRPカードとはなんぞや?
この記事に、現状アップデートのコメントをいただきました。
ありがとうございます。とても助かります。

----- コメント抜粋 -----
通りすがりです。私もカードのこと調べていて人事の人などと話して以下判明したことです。
前からいる職場の場合はカードがなくても大丈夫で、続けての契約なら多分カードがなくても契約を切られることはありません。ただ、契約を更新する時には必要になると思います。1年毎の契約などであれば、再契約の時に必要になると思います。正社員であれば、おそらく持ってなくても大丈夫ですが、そのうち必要になるかもしれないので、できるときにとっておいたほうがいいと思います。
カードを持っていなくても、現在のパスポートにシールが貼ってあれば大丈夫な職場もあるかもしれません。期限の切れたパスポートにベザのシール貼ってあって、2冊持ち歩いている場合は、就職は絶対に不可です。雇用者が違法になり罰金を課せられるそうです。(たとえ永住のビザを持っていてもカードなしは不可です。)BRPカードを申請して2ヶ月経っていますが、私のはまだ届いていません。パスポートがないのは不便ですが、これから就職をするのならば、絶対に必要になりますので、カードは所得しておくほうがいいと思います。
----- コメント抜粋 -----

えええ。2冊もちの場合は、就職は絶対に不可!
私、2冊もちどころか3冊もちでんがな!

ショック。。。

でも、やっぱり申請したくない。


だって、BRPカードって、10年毎に申請しないといけないんでしょう。
それって、永住権の意味がないような気がしませんか?

まあ、イギリスとしては、一旦永住権発行しちゃったら、
もうその人の追跡はほぼ不可能になってしまうから、
BRPカードにして10年毎に再申請させる事により、
その人の生活状況とかをチェックしたいのかもしれませんが。
それって、もしJob Seekers Allowance とか Income Support とかもらってたら、
更新の影響するのか、ちょっと心配になりますよねえ。

私の理解する限り、永住権ってのは、選挙権以外は市民権と同じ権利を
与えられていると理解しているので、Public Fund へのアクセスが
BRPカードの更新に影響する事はないはずだと思いたいのですが。

そして何よりも嫌なのは、申請に時間がかかるという事。
もちろん、申請にお金がかかるのも嫌ですが、
やっぱり、時間がかかるのが一番のネックです。

そして、BRPカードの更新には、Priority Service がないので、
その問題をお金で解決することもできない。

郵送で申請して、大人しく待つしかないのです。

コメントいただいた方は、2ヶ月待ってるとおっしゃってます、
結局何ヶ月かかる事になるのか。。。

昔々、ビザの申請や更新に今みたいに高額な料金がかからず、
その代わりに色々な種類のサービスも無かった時代、
ビザの申請や更新は、郵送か、Home Office に直接出向くかの2択でした。

Home Office に直接出向く場合は、予約とかもできなかったので、
とりあえず朝早くに行ってHome Office の門の前で並んだものでした。

その時代、郵送で申請すると、下手したら半年とかそれ以上かかってたんですよねえ。
なので、もしかしたら今でも郵送の場合は、半年くらいかかるのでしょうか?
手数料とってるから、もう少し早いのでしょうか?

これは、困ります。

10年に一回とはいえ、イギリスに数ヶ月缶詰になるのは困ります。

まあ、普段、イギリスを出るのは年に数回なのですが、
出たいときに出られないのは困る。

祖国にいる家族に何かあったときに、即、駆けつけられないのは困るのです。

こういった事は、いつ何時起こるか分からない事なので、
10年に一回も、カードの更新の為にイギリスから出られない
期間ができるというのは困るのです。

どうしようかなあ。

これだけは、譲りたくないなあ。

とりあえず、お尻に火がつくまで保留しようと思います。

今の会社はパートとはいえ正社員なので、今の所大丈夫そうですが、
既存の正社員の継続雇用にもBRPカードが必要になるとか、
今の会社をクビになって、新しい就職先を探さなければいけなくなるとか、
BRPカードがないと入国できなくなるとか、
そんな感じに、どうしてもBRPカードに更新しないといけない状態になるまでは、
保留しようと思います。

今後も、こまめに状況をモニターしないといけませんねえ。



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Monday 8 October 2018

禁酒月間 という事で、ブログを書く時間が増えております。

今年の10月は禁酒月間に挑戦しています。

禁酒月間 - Go Sober October

禁酒月間を始めての感想。

お酒飲まないと、時間があるなあ。

お酒を飲む日は、大体夕食の準備段階で飲み始め、
夕食の間、夕食後とダラダラと飲んでしまいますので、
夕方以降は勉強など、頭を使う作業はできません。

それが、夕食後も勉強しようと思えば出来るのです!
まあ、夕食後に勉強する事はめったにないけど。疲れてるから。


とはいっても、これは想定内。

今年に入ってセミリタイアしてから、禁酒活動に力を入れ始め、
週に3~4日は休肝日をもうけているし、
時には10日連続禁酒などもしていたので、
「お酒を飲まないと時間がある」という事は分かっていたのです。

しかし今回は1ヶ月の長丁場。

そして、季節は秋。

秋の夜長をSober (しらふ)で過ごすことによって、
時間を活用できるのではないかと期待しています。

まあ、疲れてすぐ寝ちゃうんだけどね。


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Friday 5 October 2018

ロヒンギャ問題。よく分からないけど私にはこう見える。


近頃、ロヒンギャ問題に関するニュースを頻繁に目にします。

私が本件に関心を持っているから、よく目につくだけかもしれませんが、
見出しにロヒンギャという文字があると、ついつい読んでしまうのです。

今日、一番気になったニュースは、
インドがロヒンギャ難民7人をミャンマーに強制送還したというもの。
これを読んで、考え込んでしまいました。

インド、ロヒンギャ7人をミャンマーに強制送還 国連の警告無視(AFP=時事) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181005-00000013-jij_afp-int @YahooNewsTopics

ロヒンギャ問題。

歴史は諸説あって、いくつか記事や論文などを読んでみましたが、
ボヤーっとしかわかりません。もう少し勉強が必要です。

なのでまあ、本件をよく理解しているわけではないのですが、
よく分からないなりに、現状については思うことがあります。

私は、人権を重んじる日本で生まれ育った日本人で、
英国=人権を重んじるヨーロッパ先進国に長年住んでいて、
先進国的な人権についての考え方を持っていると思います。

夫は、ミャンマー民主化推進・人権擁護派で、
英国に長く住んでいますので、
人権についての考え方もかなりヨーロッパ的です。

そして、夫はミャンマー人ネットワークやミャンマー語メディアから、
ミャンマー人の率直な意見を直にも聞くことができます。

下記するのは、そんな先進国的な考え方の私の頭に、
夫が仕入れた情報をぶち込んで処理した結果です。


冒頭のニュース。

ロヒンギャは主にミャンマーとバングラデシュ間の問題とされていますが、
他の周辺諸国に渡ったロヒンギャ難民もおり、そのうち
インドに渡った7人がミャンマーに強制送還されたというニュース。

このニュースが意味するのは、
「周辺諸国がロヒンギャ難民を拒否している」という事実です。

バングラデシュは、ロヒンギャ難民を受け容れてはいますが、
それはあくまで難民としてであり、定住させるつもりは無い様子。

彼らは、祖国を持たない民族となっており、
周辺諸国はどの国も彼らを受け容れようとはしていません。
むしろ、嫌われているような印象をうけます。

夫曰く、「ロヒンギャは国際機関や先進国向けのPRが上手い」そうです。
そしてこれが、周辺諸国から嫌われる原因の一つのような気がします。

かたやミャンマー政府は、お世辞にも外交やPRが上手いとはいえない。

そしてさらに悪いことに、国際機関や先進国のお偉方と言った人達は、
頭でっかちな机上の論理で、自分達が信じる「正義」を振りかざし、
無条件に最弱者(=ロヒンギャ難民)だけの味方をして、
自分達より弱く、且つ、最弱者よりは強い中間層(=ミャンマー)を責めたてている。

言わば、ロヒンギャはいじめられっ子、先生(先進国)の前で大泣きするのが上手。
いじめっ子のミャンマーは、普段の行いもあって先生から非難されやすい立場。
そして、他のクラスメート(周辺諸国)は、いじめられっ子の味方をしていない。

そんな状況の中で、先生が、無条件にいじめられっ子の味方をして、
いじめっ子を責め、他のクラスメートには「いじめられっ子と仲良くしなさい」
と言いつけたところで、問題は解決するでしょうか?

本来、子供の喧嘩に大人が介入するならば、
両方の意見をきちんと聞いて喧嘩両成敗とするべき。

少なくとも、他のクラスメートがいじめられっ子の味方をしていない
という事実を少しは考慮して、現状理解に努めるべきだと思う。

私は個人的には、ロヒンギャ問題に関しては、
国際機関や先進国の対応が決定的にまずいと思います。

ロヒンギャのみの話を聞いてそれを100パーセント信じ、
無条件にロヒンギャの味方をしているように見えるのです。

国際機関や先進国がそんな対応をしている限り、
事態が悪化する一方なのではないかと思うのです。


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Wednesday 3 October 2018

ミャンマーの「首長族」消滅の危機!?

Yahoo!ニュース にて、「首長族」消滅の危機!? というニュースを発見しました。

「首長族」消滅の危機!? 「現代っ子だから」若者の深刻な“首輪離れ”ミャンマーを取材(FNN PRIME) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181003-00010009-fnnprimev-asia @YahooNewsTopics

今時の首長族の若者は、もう首輪をしていないというニュースです。

折りしも、今年(2018年)2月にミャンマーを訪問した際に、
ミャンマーの山岳地方に住む友人を訪問し、
「首長族」の方々にもお会いしてきたのです。

その友人は、昔ロンドン在住で、その後、他のヨーロッパの国に移住し、
数年前に生まれ故郷のミャンマー山岳地方に戻りました。

そこで、少数民族の文化を守りながら観光資源として活用するツーリズム、
カルチャー・ツーリズムとでも呼びましょうか、
そういった観光を通じて地域興しをしようと活動中です。

彼自身も「首長族」の出身で、1988年の民主化運動に係る国内の混乱で
身辺がきな臭くなった為、祖国から逃れイギリスにやってきたという経歴の方です。

ケンブリッジ大学で文学を学び、そこで自身の半生を記した
自伝を執筆されました。

ちょっとここで宣伝しておきます。


From the Land of Green Ghosts: A Burmese Odyssey

その彼を訪ねて、ヤンゴンから飛行機でひとっ飛び、
カヤー州の州都、ロイコー(Loikaw)に降り立ったのでございます。

そこから、車で小一時間ほどドライブして彼の今日の村へ向かい、
一休みしたらさらに山に入ってトレッキングです。


彼らには、少し日本の神道を思わせるような、土着の信仰があるのですが、
それと同時に、キリスト教を信仰しています。

この一帯では、キリスト教の伝道者による布教活動が行われ、
山の上に、このような十字架が立てられていたりします。

そして、近辺の村々に住む少数民族は、
キリスト教伝道者より教育をうけたのです。

ここで実は、会ったのですよ。
「首長族」のおばあさん!

どうやら見たところ、その民族の女性すべてが
首を長くしているわけではないようです。
友人の母上の首は長くありませんでした。

私がお会いした首を長くしている女性は、
シャーマンのような役割があるようでした。

我々のリクエストに答えて、目の前で綿から糸をつむいでくださり、
その糸を手首に結んでお祈りをしてもらいました。
なかなか得がたい経験をしたと思います。


さて、この一帯には、他にも色々な種族の人々が住んでいます。
耳などに沢山ピアスをして、
足に、漆塗りのワイヤーのようなもので出来た装飾品を
ぐるぐる巻きにするのが伝統的な女性の装束だという種族もあります。

この手足に巻く装飾品がまた、かなり重くて、
ひざの所にもぐるぐる巻きにしているので、
女性はひざを曲げることができません。かなり不便そうです。

これは夫の説なのですが、この辺りは色々な少数民族が住んでおり、
その中にはかなり好戦的な種族もあり、
魅力的な女性がいると、他の種族に連れされれてしまう危険性がある。

なので、各種族が、アウトサイダーの眼からは「美」とは映らないような、
独自の美的感覚を発達させる事によって女性を守ったのではないかと。

友人が言うには、やはり今の若者は首を長くしたがらないそうです。
でも、それは仕方が無いことなのかも知れません。

さすがに現代では、隣の種族が攻めてきて女性がさらわれるといった
危険性はないのですから。

勉強をするのに首が長いのはあまり便利ではないでしょうし、
足にワイヤーグルグル巻きでは、運動もできません。

伝統文化を守るのも大切ですが、こういった文化は、
残念ですが、廃れていくのが運命だと思うのです。

先進国の人間が、珍しい文化だから保存して欲しいなんて思うのは、
はっきり言って、エゴだと思います。

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禁酒月間(Go Sober October )、3日目です。
今の所、まだ飲んでません。

禁酒月間 - Go Sober October

夫のヴィーガン発言に続いて、
今度は私が紀貫之になりました。
「近頃流行の Go Sober October なるものを、私も試してみようと思う。」

Go Sober October について知らなかった夫の反応:「へ?!」

さてこの、Go Sober October

正確には Go Sober for October

この季節になると、地下鉄などの広告で見かけるようになります。

MACMILLAN CANCER SUPPORT というチャリティー団体が
主導している、10月の1ヶ月間、禁酒チャレンジをするという、
チャリティーキャンペーンです。

なぜ、禁酒したらチャリティーキャンペーンになるかというと、
イギリスでは、こういうチャレンジに挑戦すると周囲に公言し、
見事達成した場合には、友人や同僚などから頑張ったご褒美に寄付をしてもらう
という風にして、チャリティー団体への寄付金を集めるという事が
一般的に行われているのです。

首謀団体の WEBSITE。
What is Go Sober for October?
Go Sober for October encourages people to go booze-free for the 31 days of October and raise funds for Macmillan Cancer Support. 

ちなみに、11月には、Movember といわれる、
前立腺がんに関するチャリティーへの寄付金集めの
チャレンジが盛んに行われます。

これは男性が11月の1ヶ月間、
- 普段ヒゲをはやしてない人はヒゲをのばす。
- 普段ヒゲをはやしている人は、毎日剃る。
というチャレンジです。

普段とは変わり果てた顔写真をWebサイトにさらして、
友人や同僚から頑張ったご褒美寄付を集めます。


閑話休題。

Go Sober October.

私は、チャレンジしようとは思うのですが、
周囲に公言して寄付金を集める事はいたしません。

こっぱずかしいので。

でも、見事1ヶ月禁酒を達成した暁には、
禁酒によって節約できた金額くらいは、募金しようかなあ。

実は私、お恥ずかしながら、けっこう酒量が多いので、
多分もう、アル中なんじゃないかと自分でも心配になってきて、
あの手この手で、禁酒(節酒)を試みているのです。

さらにお恥ずかしい事ですが、社会人になってからこの23~24年ほど、
1ヶ月もお酒を抜いた事なんか無いような気がするのです。

もし達成できたら、今頑張っている禁酒(節酒)について、
大きな飛躍を遂げる事になると思いますし、
新しい世界が開けるような気がします。
そして、今後の禁酒(節酒)への指針となることでしょう。

とりあえず、10月1日・2日の二日間はクリアしました。
多分今月は、Go Sober October の事ばっかり書くと思います。

ちなみにここでも Sober は、形容詞。

酔っていない、しらふの、〔人が〕禁酒している、薬物を断っている

という感じの意味です。

さて、あと29日!
頑張りまっす。


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