Thursday 28 February 2013

夫との出会い(4)

夫との出会いシリーズ、前回で終わりかと思われたかと思いますが、粘り強く続けます。

というのも、実は、新しいクラスの授業初日に顔をあわせたのに、先生がいらんこと言ったせいか、なんかこっぱずかしいというか、最初の頃は、なんとなく夫のことを避けていたんです。

夫と出会った時、すでに私は結構いい歳の大人だったのですが、これがまた、外国で再度学生やってる開放感で、十代の若者のような心を取り戻したからなのか、変な気まずさを感じてしまったのです。

で、しばらくはなんとなくよそよそしかったのですが、なんでだろう、なにかの機会があって、ふと学校の食堂で自動販売機のコーヒーを飲みながらちょっと話をしたら、その後、学校の食堂の自販機コーヒー飲み友達になってしまいました。

でも、最初に先生が言った一言のせいでなんとなく意識してしまって、それがその後にどれだけ影響があったのかは分かりませんが。。。
あの、先生の一言に人生が左右されたかもしれないなどと思うと、いまだちょっと複雑な気分なのです。

あら私、つまらん事に、すごくこだわってるわ。

Tuesday 26 February 2013

夫との出会い(3)

まあ、そんなこんなでつらつらとごたくを書き並べてきましたが、本題にもどりましょう。
私が夫と出会ったのは、その語学学校で、私にとっては2つ目のタームの初日でした。

その学校では、各クラスに担任の先生がつくのですが、その先生がなんというか、ラジオのDJでもやりそうな話し振りの、ちょっと軽めの先生で。私は、Overgrown boy と表現していたものです(笑)。

クラスの初日に、教室に入ろうとしたところ、ちょうどドアの入り口の所で私と夫と先生が鉢合わせしました。

例によって例のごとく、男性二人をレディーファーストで私を先に通そうとし、その後は、先生、いや君が、なんてイギリスではおきまりの一連とやり取りのあと、その先生がふと言ったのです。
「ああ、このタームは君達二人はクラスメートなんだね。(二人ともアジア系なので)お似合いだよ。是非、付き合ったらどうだい?」

その、軽めの先生が思いつきで言ったことが、そのまま現実になって結婚までしてしまったと思うと、なんか、ちょっとくやしい。

Monday 25 February 2013

夫との出会い(2)

さて、私が入学した学校の外国人むけ英語コースの大半(90%以上)は、学校からのビザサポートが不要な外国人でした。
とは言っても、ビザサポートが不要な外国人のなかにはEU国籍の人たちもいて、彼らも私と同じ、気楽な語学留学生です。

ざっくりとした割合としては、

学生ビザ問題について相談したりできるような語学留学生 vs それ以外 が1:9

気楽な語学留学生vs 移民とその家族(英語の習得が死活問題)5:5

くらいの環境でしたかねえ。

その学校では2年間勉強したのですが、2年間の間に、その学校で私が出会った日本人学生は二人です。ロンドンの語学学校でありながら、非常になかなか日本人率が低い環境。

と、いうわけで、私が通った学校の外国人むけ英語コース(移民・ヨーロピアン向け)は、日本でエージェントが斡旋しれくれるような外国人むけ英語コース(語学学生向け)とは、若干、毛色が違った感じのものになります。

なぜならば、移民・ヨーロピアンは、往々にして英語を話すこと自体にはさほど苦労をしていません。そして、英国にて働く権利があり、仕事を探している場合が多いです。
そして、彼らが英語を学びに来る理由は、より良い職に就くために必要な英語力を身につける、つまり文法とライティングなのです。

私も、この学校で英語で英文法を一からやりなおし、ライティングの訓練をしてもらいました。私が今、英国でなんとか働いていられるのも、この学校のおかげかもしれません。

Sunday 24 February 2013

夫との出会い(1)

夫とは、ロンドンで出会いました。ロンドンの語学学校でクラスメートだったのです。

私は、28歳の時に6年間勤めた会社を辞め、ロンドンに語学留学に旅立ちました。

夫は、私のその行動を、いみじくもmid-life crisis と表現いたします。まあ、それは大げさとしても、you just came for holiday と。

あたってます。さすが夫、私の事をよく分かっている。

さて、そんな感じでゆるーく英国に語学留学したのですが、学校選びから申し込み、学生ビザ取得に必要書類の準備などはは、業者に任せず、地球の歩き方留学編(成功する留学)を熟読して自力でやりました。もちろん航空券や最初の数泊の宿泊手配もね。

6年勤めた会社を辞めて海外逃亡するわけですから、せめて手配を自分でやるくらいの覚悟というか、熱意というか、そんなものを自分自身に示したかったのです。

私にとっては、一世一代の大勝負というか、自分の人生における大きなステップであり、賭けなので、自分の決心を揺るがないものにするための確認作業が必要だったのです。

自分で手配する過程で色々な苦労を味わい、それをなんとか自分で解決し、ささやかでも自分に自信を持つ。渡航前にその経験をすることが必要だと思ったのですね。

だからといって、英国到着後の苦労が減ったわけではないと思いますが、まあ、留学っていうのは「苦労を買ってする」ものなんですよ。

閑話休題

そんなこんなで自分で選んだ学校は、いわゆるエージェントが斡旋してくれる語学学校とは少し毛色が異なる、公立のカレッジの外国人むけ英語コースだったのです。

もちろんそこでも、語学留学生用のビザサポートレターは発行してくれますし、British Council などでも認定された、堂々と留学生受け入れを行うことができる学校なのですが、実際ふたを開けてみると、その学校の外国人むけ英語コースの大半(90%以上)は、学校からのビザサポートが不要な外国人だったのです。

つまり、夫のように他の理由で英国滞在許可を得ている移民やその家族。あとは、EU国籍の人です。

Saturday 23 February 2013

次回ビルマ訪問

次は、夏ごろにビルマを訪問しようと画策中。
夫の里帰りに便乗です。

でも、泊まるところがないのよねえ。ホテルは高いし、空いてないし。

よく考えたら、これ、大問題。

夫の実家に泊めてもらったらよいのだけれど、問題は、お湯のお風呂がないことです。

お風呂と言っても、東南アジアでは基本的に、日本みたいに湯船につかることはなく、
ほとんどシャワーですませる様子です。

そして、一般家庭ではシャワーは水。
そうよねえ。シャワーの為にお湯沸かすなんで、贅沢よね。

でも、いくらビルマが暖かいっていっても、ちょっとつらいかなあ。

Friday 22 February 2013

もうええ歳なんやし、しょうがないよ~(2)


(注:昨日の記事参照)

というわけで、世界の国名についての認識が、ソ連崩壊前の状態で止まっている私です。
でも、今更、世界地理のやりなおしなんて、したくない。というか、この歳で暗記科目は無理です。
と、いうわけで、これからもビルマで通します~

やっぱり、三つ子の魂は百まで。

小さいときに、ビルマという国名を覚えてしまったから、ミャンマーっていうのがしっくりこない。

でも、若い人とお話する機会があると、なかなか通じない様子なので、ぼちぼち、両方不自由なく使えるように練習する必要もあるねえ。

がんばろう。

Wednesday 20 February 2013

もうええ歳なんやし、しょうがないよ~

私が学校教育を受けた時、ロシア周辺一帯はソビエト連邦と呼ばれていました。
私が学校の地理で国の名前を覚えたときは、あの辺りは、ざっくりソビエト連邦だったのです。

それがある日、旧ソ連が解体し、まるで雨後のたけのこのように、昔ソビエト連邦の一部だった地域が、一つの国として独立し始めました。

しかし、それら一連の変化は、私が学校教育を終えた後に起こった為、私はいまだ、旧ソ連一帯の国の地理には非常に疎いです。

おまけに、日本を離れて久しいので、日本語での国名を中途半端にしか知りません。

つい最近、ジョージア(Georgia)が日本ではグルジアということを発見して、びっくりしました。

結構つらいです。

それとは直接関係ないのですが、今でいうところのミャンマーも、私が学校で習った時は、ビルマだったんですよねえ。

というわけで、私はいまだ、旧ソ連の国の地理には疎く、ミャンマーのこともビルマと認識しております。

だって、しょうがないやん。三つ子の魂百までっていうし。。

Tuesday 19 February 2013

なんで、私がビルマ語を話せないのか(理由を考察してみました)

私、夫と結婚して早や8年と数ヶ月。ていうか、もう、言ってる間に9年になります。
なのに、私は全然ビルマ語が話せない~。

なぜだろう。
こういっちゃなんだけど、日本を離れてそろそろ12年。
英語はまあ、結構、話せると思うのねえ。生活には困らない程度に。
基本的に、私は新しい言語を習うのは好きなはずやのになあ。

なのに、なんでビルマ語は上達しないんやろう??

まあ、理由の一つに「あんまり勉強する必要性が無い」というのは、あるとして、、、
(居住地:英国 そんで夫も、生活には困らない程度に英語が話せる)

それ以外の理由を考えてみました。

1:ビルマ語って、文字が丸々していて、ぱっとみても違いがよく分からない。
というか、基本的に視力検査の丸の集まりなので、あんまり視力が良くない人にとっては、読む=視力検査となって、ちとつらい。


2:というわけで、読むのはあきらめて、耳から覚えようと画策。
そしたらね、私にはどうしても聞き分けられない音があるのです。
それも、英語にあるRとLとかBとVなんて生易しいものではなく、無理やりローマ字で表記するとしら、KとKHの違い、みたいな感じなんです。

そんなん、わかるか~。


3:でも、実はそれ以外は、文法とか語順なんかは日本語ととても似てるので、単語さえ覚えたら、ほぼ、日本語と同じ順番でつなげたらビルマ語になるんですよ~。

だったら、ちゃんと勉強しろって感じねえ。


Monday 18 February 2013

ビルマ文字は視力検査

ビルマ文字、ご覧になったことがありますでしょうか?
いろんな丸が組み合わさったような文字です。
基本形は○の一部がかけたもので、その周りにふにゃふにゃ装飾品がつくのです。
基本形は、まさに視力検査の輪っか!

あの、視力検査の輪っか、日本では、輪っかが開いている方向を、右、左、上、下とか言っていきますよね。
ビルマでは、あれの一つ一つが文字なので、普通に読むそうです。

その場面を想像すると、ちょっと面白い。

Sunday 17 February 2013

ミャンマーAKAビルマ

さて、しばらく放っておいたブログを、再開することにいたしました。

といいますのは、私の夫である東南アジア人、現在にわかに日本の企業とうから注目を浴びている、ビルマ(ミャンマー)の出身であります。

ここ1、2年で急速に国の情勢が変化し、街の雰囲気も変わり、これからもどんどん外資が入って変わっていくんだろうな~と思うと、今、私が知っているこれまでのビルマについてつらつらと書き留めておくのも、悪くは無いんじゃないかと思ったわけです。

というわけで、しばらくは、とりとめなくビルマについてのよもやま話をしようかと。

2013-14年版地球の歩き方の表紙は、バガンという町をイメージしていると思われます。
何千と言うパゴダが結構狭い地域に林立する、とても神秘的な場所です。
私は、残念ながら気球には乗らなかったのですが(高いところが怖いから。だからあんまり残念ではない。)一見の価値ありです。