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Thursday, 26 January 2023

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 4

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 2  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs-2.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 3   (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2023/01/vs-3.html)

の続きです。

2008年の春にフラットを購入、Bank of England の金利が5%の時に変動金利で住宅ローンを借りました。最初の3年間は優遇金利でBank of England の金利プラス0.5%(借りた当初は5.5%)、それ以降は銀行の定める変動金利(借りた当時の、その銀行の変動金利7%ちょっとくらい)。

25年ローンです。

もし、返済予定の計算書では、そのまま金利が変わらないで、繰上げ返済もしないで、借り換えもしなかったとしたら、25年後の完済時には、借りた金額の2倍以上の金額を払っている事になりました。

まあ、少しでも余剰資金が有れば、繰上げ返済する気マンマンでしたが。

とはいえ、購入直後は何かと物入りです。引っ越し費用もかかりますし、やっぱり中古住宅に入居となると、ある程度の階層が必要ですから。

頭金と諸費用で貯金の大部分を放出していましたし、本当にお金が心許ない状態だったので、ペンキ塗りなどは出来るだけ自分達でやり、床の張り替えや浴室の改装など、自分では難しい部分のみ業者に頼みました。キッチンは、とりあえず使えるからそのままで。

入居後半年くらいは何かと物入りで、繰上げ返済も出来ていなかったのですが、そんなこんなしてるうちに、リーマンショックが起こったのです。

2008年の秋頃から金利が下がりはじめ、あれよあれよという間に、2009年の春頃には、0.5%まで下がったのです。

我々の優遇金利は3年間。結果的には約2年間、Bank of England の金利プラス0.5% = 1%で借りる事ができたのです。

住宅ローン返済開始直後に、この金利の変化が起こった事は、我々に非常に有利に働きました。月々の返済額が激減したのです。

でも、喜んでばかりはいられません。

金利が下がるという事は、世の中の景気が悪いという事。

終身雇用が一般的な日本とは異なり、英国では、景気が悪くなるか、会社は容赦なくリストラを行います。実際、夫はこれまでに何度もリストラを経験しています。

なので、返済額が減ったからと言って、安心してはいられない!

我々は、返済額が減って浮いた分を全て繰上げ返済にまわしました。

繰上げ返済は、返済期間短縮型ではなく、返済額軽減型。

我々がローンを借りた銀行は、繰上げ返済はデフォルトが返済額軽減型で、期間短縮型にするのはめんどくさかったのです。

なので、繰上げ返済を続けると、月々の返済額がさらに減ってくるので、その分も繰上げ返済にまわす。これを繰り返していきました。

優遇金利期間が終わった後は、固定金利に借り換えて、繰上げ返済を継続。

英国では10年固定とかあまりないので、3年固定を何回か借り換えたのですが、借り換えのタイミングでも、少しまとめて繰上げ返済したりして、最後には再度貯金を放出して、2019年の秋頃、約11年半くらいで住宅ローンを完済しました。

その翌年にコロナが始まって、夫の勤める会社(アメリカ系)が英国撤退を決め、再度リストラの憂き目に合うわけですが。

その頃はすでにワタシもセミリタイアしてパート主婦状態になっていたので、えらいこっちゃな状態だったわけですが、住宅ローンを完済してしまうと、それ以外の月々の支出って、大した事ないんですよね。

コロナで外食も旅行もできない状態では、生活費なんてそんなにかからない。

家に引きこもって質素に暮らして、コロナを乗り越えられたのも、住宅ローンの返済がなくて、失職のストレスが少なかったおかげだと思います。

そして今になって、再度金利が上がってきている。

そう思うと、我々は運が良かったなと思うのです。

株価がイケイケで金利が低かった数年間、住宅ローンの繰上げ返済は悪手のように言われていましたが、我が家は、金銭的損得よりも、リスク回避を優先して繰上げ返済を励行しました。

これは、我が家にとっては結果的に吉と出ましたが、色々な偶然が重なって、結果的に上手く行っただけで、再現性はありません。

もう一回やれと言われても、もう無理です。

再現性はありませんが、我が家としては、持ち家vs賃貸は、持ち家に軍配があがります。






Monday, 9 January 2023

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 3

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 2  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs-2.html)

の続きです。

ここに、ワタシが結果的に持ち家を我が家を購入して良かったと思う経緯(再現性はナシ)を記しておこうと思います。

再現性がないので、もう一回やったとしても、絶対こんなにうまくいかないと思うので、もう一件買おうとかは考えていません。

ワタシ達夫婦が、英国に小さなフラットを買ったのは、2008年の春のことでした。

リーマンショック(英国ではCredit Crunch と呼ぶ方が一般的)の直前です。

英国では、リーマンショック後、銀行が貸し渋りを始め、住宅マーケットがしばらく停滞し、不動産価格が一時下がりました。

と書くと、リーマンショック直前の一番高い時に買って、タイミング悪かったかな、と思わない事はないですが、ところがどっこい、リーマンショック後は、価格は下がっても、銀行がお金を貸し渋った為、住宅ローンを借りないと買えない層にとっては、非常に買い難くなったのです。

不動産の値段が下がった恩恵を受けたのは、ローンを借りなくても買えるような大金持ち。やっぱりお金は寂しがり屋だから、仲間がたくさんいる所に行くのね。

なので、少々高くても、リーマンショック直前に住宅ローン借りられて、売買契約を結んでしまうことができたのはラッキーでした。

不動産価格が下がったって言っても、リーマンショック後の5年間くらいでしょうか。

そうこうしているうちに、うちのフラットの評価額も、購入金額まで持ち直し、購入から15年目の今は、低めに見積もっても、購入価格の1.5倍くらいにはなってます。

とは言っても、それは今だから言える事で、価格が持ち直すまでの間(5年程度はかかったかな)に、返済不能状態に陥るとヤバかったので、我が家も、かなり危ない橋を渡っていた事になります。購入時は頭金の為に貯金を放出しましたので、購入直後に失業したら、本当に危なかった。

でもそこで、我々には、幸運の女神が微笑みかけてくれていたのですよ。

当初は、固定金利のローンを借りようとしていたのですが、購入に至るまでにすったもんだあり、その解決のために有償のファイナンシャルアドバイザーに相談したところ、勧められたローンが変動金利だったのです。

当時の不動産マーケットは、低価格帯の住宅市場は超売り手市場だったので、売り手の気が変わらないうちに、迅速に住宅ローンを確保する必要があったのですが、ファイナンシャルアドバイザーが、ここが一番審査が速いと進めてくれた銀行の変動金利ローンにアプライしたところ、サクサクと審査が進んで、購入契約にこぎつける事ができたのです。

当初は、固定金利一択だと考えていたのですが、不動産売買交渉やローン確保に右往左往しているうちに、金融市場にきな臭いにおいが立ちはじめ、金融に詳しい人達が、変動金利の方が良いと言い始めた頃だったのです。

友人にも、今借りるなら変動金利だと断言され、変動金利で借りる事にしたのです。

そうやって、売買契約にサインして、住宅ローンを借りたのが2008年の春、Bank of England の金利が5%の時でしたが、2008年秋にはリーマンショックが起こり、徐々に金利が下がり始めたのです。


持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 2  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs-2.html)



Friday, 30 December 2022

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 2

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

の続きです。 

我が家は、英国で言うところの「フラット」。日本で言うと、マンションが一番近いのかもしれませんが、うちの場合は、集合住宅ではなく、普通の家を上下半分に分けて別々の家にしたと言う感じで、メゾネットも呼べるかも。

英国には、こう言う感じの、外からみたら普通の家だけど、中は小さなフラットに分かれてると言う「フラット」が散見されます。

中古の「フラット」を購入したのですが、今、振り返ってみると、購入に踏み切って大正解でした。購入当時は、かなり危険な橋を渡ったという自覚はあるのですが。

うちの場合、結果的には自宅購入が上手くいったわけですが、再現性は、あまりありません。

まず、前提が日本と大きく異なります。

中古住宅のリセールバリュー

イギリスは、住宅の寿命が長く(100年以上とか普通)、中古住宅のマーケットが活発で、立地がある程度良く、上手くメンテナンスしていけば、中古住宅のリセールバリューは、高く見込める。一時的にマーケットが落ち込む事はありますが、長く保有すれば、インフレもあるので、購入価格よりは高く売れるのが普通。

インフレ

ワタシが英国に移り住んでから20年ほど経ちますが、その間、英国では確実に年3%程度のインフレが続いている。(今年はコロナとかウクライナ戦争で、インフレ率が10%)とかなんとか、すごい事になってますが。)  賃貸住宅の家賃など容赦なく上がる一方、ある程度インフレ率を加味した賃金ベースアップも期待できる(最低賃金も上がってる)。

金利

少なくともこの20年ほどは、英国の金利は、日本より高かった。(と言うか、日本が低すぎる)。とはいえ、さすがの英国も、リーマンショックで金利がみるみるうちに下がり、0.5% とか 0.25% とか、コロナ中は0.1%まで下がりましたが、リーマンショック前は5%以上だったし、今(2022年12月)も、3.5%に戻してきてます。

返済不能になった場合

英国の住宅ローンは、支払不能に陥った場合、担保となる不動産が没収されておしまいです。日本みたいに、家を失って借金だけが残る、って事にはなりません。それだけに、住宅ローン契約時、銀行は不動産価値をシビアに評価します。もちろん、契約者の支払い能力が一番重要ですが、本人に十分な支払い能力があっても、不動産がダメなら貸してもらえない。逆に言えば、住宅ローンを借りられたという事は、少なくとも、銀行から担保価値のある不動産だと認められた事になります。


リセールバリューとインフレの条件が揃えば、不動産は購入する方が良いというのは、大方の人々の見解だと思います。

金利が高めなのはネックですが、住宅ローンを借りる事で、銀行が担保価値を認めてもらえる事は、安心材料にもなります。

上記を踏まえて、ワタシとしては、英国においては、持ち家vs賃貸論争は、持ち家一択です。

英国の場合、賃貸に住む多くの人は賃貸を好んでるのではなく、買いたいと思いつつも頭金がなかなか貯められなくて、買えない状況なのではないでしょうか。住宅価格が高騰するにつれ、貯めなければならない頭金の額は上がるし、家賃もどんどん上がるから、賃貸に住みながら頭金を貯めるのは大変です。なので、月々の返済額が、今払ってる家賃よりも少し高くなるってくらいの所まで頭金が貯まったら、購入に踏み切る人が多いのではないかなあ。

我が家は、購入まではシェアハウスで家賃を低く抑えていたため、月々の返済額が、払ってる家賃プラス、住宅購入頭金の為に毎月貯金してる金額、マイナス光熱費や税金の増加分、くらいになる所で購入に踏み切りました。

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1  (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 3   (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2023/01/vs-3.html)

Monday, 26 December 2022

持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1

持家vs賃貸論争。
これは、永遠に答えが出ないテーマです。

特に日本の市場では。

日本では、気候のせいか建築方法のせいなのか、住宅の寿命が約30年程度と、非常に短いです。
30年って、耐久消費財に毛が生えた程度ではありませんか。
国によっては、車を30年乗る国もあるよ。

ワタシが縁あって現在住んでいる英国では、住宅の寿命は100年以上という感覚だと思います。英国で家を買う時は、物件によって、土地はfreehold(自由保有権)だったりleasehold (借地権)だったりするわけですが、leasehold (借地権)の場合、借地権の契約が残っている年数が不動産広告に明記されます。
多くの場合、借地権の残年数は、90年とか100年とか、新築だった120年とか。
不動産は、100年以上もつと想定されているから、借地権も長いのです。
そして、借地権の更新にも結構なお金がかかるため、借地権が短くなった物件は、値引きされていきます。(でも、借地権の更新しなきゃいけないから、いくら安くても、ワタシは避けました)。

つまり、不動産が、それくらいもつと言う前提になると、やっぱり、家は買った方が良いという結論になるのです。
中古不動産でも、きちんとメンテナンスしていれば、不動産マーケットが上昇すれば、価格は上がりますからね。
インフレ対策には、有効な投資となります。

イギリスは、この20年ほどワタシが住んでいた間だけでも、毎年、年3%程度のインフレ率をキープしていました。
そしてコロナ後のウクライナの戦争および燃料費高騰やその他諸々の要因により、インフレ率は瞬間速度では10%とも言われていて、家賃が高騰して払えなくなった賃貸住まいの人が住処を追い出されてホームレスが増加、とまあ、賃貸派には、大変厳しい状況となっています。

まあ、英国では、自分の選択による賃貸派っていうのは、お金持ちな人達で、多くの人は、買いたいけど買えないから賃貸という賃貸派なのですが。

まあ、金利も上がってきてるので、家を買って住宅ローンを払っている人達も、大変なわけですが。

でも、日本よりも、ずっと借主の立場が弱い(追い出される危険性が高い)英国では、家賃を払い続ける経済・精神的負担は大きく、無理をしてでも家を買おうという方向に向かうのです。

つまり、英国に限って言えば、持家vs賃貸論争は、持家の勝ちなのです。

なので我が家も、ちょっと無理をして、購入に踏み切りました。

長くなったので、続きます。


Thursday, 17 October 2019

住宅ローンが終わったと思ったら、いろんなものがこわれはじめた。

やっと住宅ローンを完済したと思ったら、家の中の色んなものが壊れ始めてきました。

ガスコンロとか冷蔵庫とか。

まあ、長年使ってるから、ガタがきてるんやろうねえ。

今のフラットを買ったのは、2008年の春。

もう、11年以上も前の事です。

冷蔵庫は、その時に買ったものだし、ガスコンロは、フラット購入時にすでに中古だったのをそのまま使い続けてるんだし。

まあ、壊れても仕方ないよねえ。

でも今ワタシ、ローンの繰上げ返済したばっかりで、お金がないんだよう。

というわけで、なんとか応急処置をして、ダマシダマシ使ってます。

これが人生というものです。

お金が貯まったら、キッチンの改装工事をやろう。

ああ。完全リタイアが遠のくなあ。


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Monday, 20 May 2019

繰り上げ返済。すべきか否か、それが問題だ。

住宅ローンの繰り上げ返済。今のワタシの最大の悩みです。

なぜなら、住宅ローンの固定金利の期間が終了し、
ローンの金利が上ったからです。

超低金利の日本とは異なり、英国の公定歩合は0.75%。

よって、住宅ローンの金利もそれほど低くはありません。

今までの固定金利が、年2.29%。

固定金利終了後の変動金利が、年4.24%。

そして、今の英国は金利上昇気配に有るため、
今、再度2年間金利を固定した場合、
もらえる金利は、年2.94%です。

その差、1.3%。

この高めの金利は、今住宅ローンを借りている銀行を
そのまま利用しようとしているためで、
他をさがせば、もっと良い金利を提示してくれる銀行もあります。

でも、他銀行への借り換えとなると、
再度、不動産の評価とかしてもらわないといけなくて、
色々と手数料がかかるのです。

金利差とローン残高の兼ね合いによっては、
同じ銀行で借り続けた方が、全体的に安くあがる場合もあって、
我が家はまさに、その状態なのです。

でも、悩ましいのは、固定金利(年2.94%)にしてしまうと、
固定金利の期間中は、繰り上げ返済の金額が制限されてしまうということ。

もし、繰上げ返済して一気に返してしまいたいなら、
少し金利は高くても、変動金利(年4.24%)の方がよいのです。

その差、1.3%。

悩ましい。

さらにワタシの悩みに追い討ちをかけているのが、
変動金利(年4.24%)はあくまでも変動金利なので、
公定歩合が上れば、ローン金利も上昇するということ。

今の英国は金利上昇気配に有るため、変動金利で繰り上げ返済するなら、
それこそ、近々完済するくらいのペースで、
バンバン繰り上げ返済していく必要があります。

でも、住宅ローンって、一般人が借りることができるローンの中では、
最も低金利で長期間なローンです。

一般人にとって、住宅ローン以外で、まとまった資金を
これだけの低金利・長期間で調達することは、不可能です。

なので、返済してしまうのが、ちょっとモッタイナイような気もするのです。

ああ。悩ましい。

普段は、優柔不断でないワタシが、珍しく決心できません。

まあ、仕方ない。もう少し悩んでみよう。

Monday, 6 May 2019

終身雇用が保証されていない国での住宅ローン返済戦略

思い起こせば、2008年。

やっと家を買った!と思ったら、リーマンショックが起こって、
あれよあれよと世界経済は不況に陥りました。

終身雇用が保証されていない国で、景気が悪いという事は、
明日にでも、今の職を失うかもしれない、というです。

そして、住宅ローンというものは、債務不履行になると、
せっかく購入した家を召し上げられてしまうのです。

おまけに住宅ローンは、大抵、かなりの長期ローンとなります。
我が家は25年で組みました。

そして、我が家の場合は購入直後にドカンとリーマンショックがきましたが、
そうでなくても、25年もあれば、その間に1度や2度は
不況が訪れる事を覚悟しなければなりません。

なので我が家は、その不況の間も、毎月確実に返済できるように、
債務不履行のリスクを少しでも減らす事を、最重要事項としました。

当座の目標は、夫婦どちらかが失職しても、
しばらく生活できる程度の貯金を作る事。

それと同時進行で、できるだけ繰上げ返済をする。

具体的には、リーマンショックの影響で英国の政策金利が下がり、
それに連動して我々の毎月の支払額が減った分を、
そのまま繰り上げ返済にまわしたのです。

繰り上げ返済する際には、返済総額だけを考えると期間短縮型がお得です。

しかし、我々の最重要事項は、債務不履行のリスク低減ですので、
返済額低減型の繰上げ返済を繰り返してきました。

支払い総額が少々増えようが、毎月確実に、楽に返済できる額まで
月々の支払額を減らす事を目標としたのです。

目標は、夫かワタシ、どちらか一人の収入で、
ローン返済を含めた生活費をまかなえるようになる事。

けっこうすぐに、夫だけの収入でまかなえるようになったので、
次の目標は、ワタシ一人の収入でまかなえるようになる事です。

まあ、ワタシもゆっくりとですが昇給していましたし、
金利のおかげで減った分だけでなく、繰上げ返済のおかげで減った分も、
次の繰上げ返済にまわしていましたので、数年後には、
ワタシ一人の収入だけでも、月々の支出をまかなえるようになったのです。

そんな時、夫(ミャンマー人)が失業しました。

その後、せっかく見つけた再就職先でも再度リストラされ、
約一年くらい仕事が安定しなかった時期があるのです。

夫のリストラ話
夫のリストラ話(続き)
アウトソーシングのKTは難しい
夫のリストラ問題はまだまだ続く
夫のリストラ問題、まだまだ続いてもらっては困る。
夫のリストラ問題、お願いだからこれで終わってください。

幸いその頃には、ワタシ一人の収入で家計をまかなえるようになっていました。

もちろん、その間は繰り上げ返済はストップしてましたが、
貯金を食いつぶす必要がないというのは、精神的に大分ちがいます。

夫の失業という、きわめてストレスフルな大事件を、
比較的冷静に乗り越えることができたのは、その時点で
住宅ローンの月々の返済額がかなり低くなっていたからです。

我々の戦略勝ちです。

とまあ、終身雇用が保証されていない国での住宅ローン組んだ場合は、
債務不履行のリスク低減を最重要事項とする戦略が有効かと思います。

まあ、どんどん繰り上げして期間短縮して返す人もいるんですがね。

Saturday, 4 May 2019

終身雇用が保証されていないけど、25年住宅ローンを組んだワタシ達。

経団連の中西宏明会長が、とうとう漏らした本音。

経団連会長“終身雇用を続けるのは難しい”

このニュースをみて、日本で終身雇用制度が崩壊したら、
住宅ローンを組んで家を買う人が減るだろうなあ、と思ったワタシ。

とは言いながら、我々夫婦は、終身雇用が保証されていない英国で、
25年ローンを組んで、今の住処を購入したんですけどね。

英国では、終身雇用は保証されておらず、
日本よりもずっと雇用の流動性が高いのですが、
みんな若いうちから、けっこうバンバンローンを組んで
家を購入する傾向にあるのですよ。

今はちょっと、ロンドンの不動産価格が高騰しすぎて、
若者には手が出なくなっているみたいですが。

我々夫婦が今の住処を購入したのは10年前。
なんと、あのリーマンショックの直前のことでした。

当時(リーマンショック前)のロンドンでは、
年々不動産価格が高騰していたのですが、
それに比例して賃貸の家賃もどんどん高騰していたので、
このまま家賃を払い続けるのは無理だ~!と、購入を決心したのです。

終身雇用が保証されていない英国で、
夫婦二人の合算年収の三倍程度の金額を、
25年ローンで今の住処を購入したのです。

まあ、年収の三倍って、超低金利の今の日本だと、かなり堅実な借入額ですね。

当時の英国でも、けっこう堅実な借入額でした。
銀行は、合算年収の四倍くらいまで貸してくれると言ってくれたので。

でも、当時の英国の金利だと、そんなに借りちゃうと
返済が大変になりそうで。。。


ローン返済スタート時の金利は、3年間の優遇金利が5.75%
優遇金利期間が終わると、7.5%でした。

この金利で25年借りると、最終的な支払い総額は、元金の2倍以上になります。

月々の支払いは、同等の賃貸を借りるよりも、ちょっと高いくらい。

我ながら、なかなかチャレンジャーだったと思います。

おまけにリーマンショック後は、銀行が不良債権を抱えたくなくて、
住宅ローンを貸し渋った為に、全体的に不動産価格が下がりました。

つまり我が家は、高値でつかんでしまったのです。

クソッ!!!

でもまあ、逆に言えば、まだ銀行の審査がそこまで厳しくなかった時に
ローンを組めてラッキーだったかもしれません。

もしかして、リーマンショック後だったら
銀行が貸してくれなかったかも知れませんからね。

得たいの知れない元ミャンマー人とその妻(日本人)には。

そして、何よりラッキーだったのは、
政策金利に連動する変動金利で借りていたのですが、
金利の高い時に設定された商品のため、
けっこうお宝ローンになったのです。

リーマンショック後、日本ほどではないにしても、
英国の金利もどんどん下がっていったので、
毎月の支払いが、あれよあれよと下がってくれました。

なので、少々高値でつかんでしまいましたが、
金利の減少で得した分と相殺されているでしょう。

でもやっぱり、購入後しばらくは不安でしたねえ。

終身雇用が保証されていない国で、景気が悪いという事は、
明日にでも、今の職を失うかもしれない、というですから。

またまた長くなったので、つづく。

Friday, 3 May 2019

終身雇用がなくなった日本で、住宅ローンを組んで家を買う勇気がある人がどれだけいるだろう

先日、経団連の中西宏明会長が、かなりの爆弾発言をされましたね。

経団連会長“終身雇用を続けるのは難しい”

このニュースをみて、ワタシが思った事は、二つ。

そのうちの一つについては、先日、別記事に書きました。

終身雇用制度の崩壊は、非正規社員にとっては朗報かも?

今回は、もう一つの方について。

ずばりタイトルの通りなのですが、日本で終身雇用制度が崩壊したら、
住宅ローンを組んで家を買う人が減ると思うのです。

住宅ローンの貸付残高が減ると銀行の収益も減るし
家の販売数が減ると、不動産や住宅関連の産業も減収となるでしょう。

そして、今は高騰している東京のマンションなんかも、
値下がりするかもしれませんね。

世間では、東京オリンピック後に不動産価格が暴落する可能性について
よく囁かれていますが、オリンピック以外にも暴落要因があるのです。

なので、今、家(マンション)購入を検討されている方は、
せめて東京オリンピックが終わって、且つ、
終身雇用制崩壊に向けて、経済界の方向性が定まるまでは、
様子を見たほうがよいかも知れません。

ちなみに、終身雇用が保証されておらず、
日本よりもずっと雇用の流動性が高い英国では、
みんな若いうちから、けっこうバンバンローンを組んで
家を購入する傾向にあります。

我々夫婦も例外ではなく、10年ほど前に
物件の13~14%ほどの頭金を入れ、残りは25年ローンを組んで、
今の住処を購入しました。

終身雇用が保証されていない状態で、25年ローン。

なかなかチャレンジャーでしょ。

長くなりそうなので、続く。

Thursday, 29 November 2018

合意なきブレグジット(Brexit)

Bank of England による、合意なきブレグジットとなった場合の
今後の景気予想をニュースで見ました。

英国にとっては、リーマンショックよりも厳しいかもとの事で、

GDPは8%縮小し、
住宅価格は30%下がり、
だけど金利は上がり、
物価も6.5%上がり、
失業率も7.5%に上がる。

という、なかなか踏んだり蹴ったりな予想です。

住宅価格が下がって金利が上がるなんて、
普通の状況では考えにくいですよねえ。

金利や物価が上がって失業率も上がるっていうのも、
普通の状況ではあまり考えられない。

もし合意なきブレグジットとなった場合、
金利上昇リスクに備えて、住宅ローンを繰り上げ返済するべきか、
それとも、失業リスクを考えて、現金を手元に置いておくのが安全か。

我が家では、さしあたってはそれが問題です。

これから合意案が英国の下院にかけられるとの事ですが、
どうなるのかなあ。


Thursday, 16 August 2018

住宅ローンについて考え中

今月(2018年8月)、英中銀(Bank of England) は
政策金利を0.25%引き上げ、0.75%としました。

2009年3月に1% から0.5%に引き下げられて以来、
0.5%を上回るのは9年5ヶ月ぶりとなります。
(その間、さらに引き下げられて0.25%だった時期もありました。)

私がイギリスに渡った2001年当時、イギリスの政策金利は、
大体3~4%あたりをうろうろしていました。
ところが、2005年から2007年ぐらいにかけて不動産価格が急騰し、
金利もジリジリとあがり2007年7月には5.75%となりました。

ちょうとその辺りの時期、世界の金融事情の雲行きがおかしくなってきたところで、
Northern Rockという銀行で取り付け騒ぎがおこり、
さらにはかの有名なリーマンショックがおこり、
イギリスの政策金利は、ドンドンと下げられていき、

2007年7月: 5.75% → 2009年3月: 0.5%

と、わずか1年8ヶ月の間に、5.25%も金利が下がったのです。

これは、住宅ローンを借りている人たちにとってはうれしいニュースです。

預金に利息がつかなくなるので、年金生活者にとってはうれしくないニュースだし
世の中の景気が悪くなっているので、失業率も上ったりと、
単純に喜んでよいわけではないのですが。

でも、我々夫婦のように、10年前くらいに家を買った世代
(今40歳から50歳くらいの年代でしょうか)は、とても助かったはずです。
一番、負債残高が大きいときに、金利が低かったわけですので。

とはいえ、我が家はまだ完済しておりません。
低金利の追い風を受け、予定通りに返済できていれば、
今頃完済していたかもしれませんが、
世の中、そう思い通りに行くものではありません。

特に、住宅ローンみたいな長丁場では、途中で何が起こるかわかりません。

我が家の場合は、途中、夫が失業していた時期がありました。
その間は私の収入のみで生活していたので、繰上げ返済できませんでした。

せめてもの救いは、それまでの繰上げ返済を期間短縮ではなく
返済額低減で行っていたため、夫の失業中も、
ローン返済を含む生活費すべてを私の収入でまかなえたことです。
貯金を取り崩すことなく生活できたので、ストレスはかなり軽減できました。


と言うわけで、まだ残債は残っています。

これから金利が上っていくとしたら、ここら辺でバシッと完済するか?
やっぱり、キャッシュを持っておいた方が安心なので、
あと2~3年様子を見るか?

悩みどころです。

今の固定金利の契約が半年後に終わるので、
その時の状況次第ですね。

多分、半年後の時点でよっぽど金利が上昇していない限り、
あと2~3年様子を見るという所に落ち着くと思います。
結局、私、保守的なんです。



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Tuesday, 23 January 2018

住宅ローン繰上げ返済。返済総額ばかりに囚われるのは如何なものか。

インターネットで家計管理や貯蓄関係のコラムなどを読んでいると、
今も昔も、住宅ローンの繰上げ返済についての記事がでてきます。

そして、それらの殆どが住宅ローンの繰上げ返済といえば、

ー 住宅ローン減税の事を考えて、タイミングを見計らいましょう。
ー 期間短縮型の方が利息低減効果が高い。

という2点について述べています。

私も住宅ローン減税に係る繰上げ返済時期の調整については、
100%賛同いたします。

そして、期間短縮型が利息低減効果が高いという事にも同意します。
事実ですから。

でも気になるのは、多くの記事が、

「期間短縮型の方が利息低減効果が高い。」
と述べ、そして、特に35歳以降に35年ローンなど長期ローンを組んだ場合の
60歳時点のローン残高をシミュレーションして、
これを退職金では返すと老後破綻すると指摘する。

そして、繰り上げ返済をして60歳までに完済するか、
ローン残高をできるだけ減らすことを勧めています。

確かに、正しい。

正しいけれども、何か引っかかる。

何が引っかかるのか。

まず、この文脈では、繰り上げ返済は期間短縮型が想定されている。
(ように読み取れる。)
60歳までに完済とか、期間短縮型でないと無理ですからね。

あと、60歳までは現在の収入を確保できることを前提としている。
今の経済状況で、それは楽観的ではないでしょうか?

もし私が、誰かに住宅ローンの繰上げ返済について相談されたなら、、
「期間短縮型の方が利息低減効果が高い。」というのはわかっていますが、
期間短縮型型の繰上げ返済をお勧めはしません。

なぜなら、一般人にとっての住宅ローンというのは、
金銭的な損得勘定では計算しきれない色々なリスクをはらんだものだからです。

住宅ローンの特性を羅列してみます。

ー他のローンに比べて金利が低い
ー不動産を担保とする
ー借り入れ高はかなり高い(年収の数倍)
ー返済期間は長期
ー月々の返済額は、結構な金額
ー時にはボーナス払いもある
ー一回借りたが最後、一生つきあう覚悟が必要

ここで大切なのは、返済期間は長期で、一回借りたが最後、一生つきあう覚悟が必要。
という部分です。

そうです。住宅ローンは、一生ものです。
もちろん、一生で2回、3回、4回と住宅ローンを借りる人もいますがm
そういった人たちも、一回一回、その都度、
そのローンと一生つきあう覚悟をもって借りてるはず。

ローン破産は自己責任といわれますが、
自己責任なのは、よっぽど考えなしに借りた場合。
殆どの人は、大きな借金であることを自覚して、悩みに悩んで借りています。
それでも、景気の変動をうけて返せなくなったってのを
自己責任と言って切り捨ててしまうと、これからの若い人はこれから何もできません。

まあ、それは置いといて。

私が思うに、住宅ローンを借りる時に考えるべき問題は、月々の返済額。
もし、何かが起こって収入が減っても、この金額を返済し続ける事ができるのか?
60歳になる前に、会社の業績不振で減給や失業など、
絶対に起こらないとは保証できません。

もし返せなくなったら、家が没収されてしまうのです。
でも、年金生活になっても、払い続けられたらこっちのもんです。

というわけで、私は返済額軽減型を選んでいます。
返済額を減らしていけば、不測の事態に備えられると思うのです。
(返済額が減った分は、繰上げ返済にまわしてます。)

返済額を減らしておいたおかげで、夫の失業中も
私一人の収入で月々の収支は赤字にならなくてすみました。

もちろん、夫の失業中は貯金や繰上げ返済は出来ませんでしたが、
「赤字にならない」ということは、気分的に大分違います。

住宅ローン繰上げ返済。返済総額ばかりに囚われるのではなく、
リスク回避も考えないと。

とまあ、セミリタイアした人間としてはしみじみと感じるのです。

Wednesday, 12 July 2017

ロンドンの不動産

我が家は9年前、リーマンショック直前の不動産が高騰している時に、
今住んでいるフラットを買いました。

まあ、高値で掴んでしまったわけです。

当時は、不動産バブルというか、ロンドン通勤圏内で、
普通の庶民が最初の家として購入可能な価格帯のフラットは、いhttps://g.co/kgs/dKhDfc
飛ぶように売れておりました。

見に行って、気に入ったらすぐに購入申し込みをしないと
他の人に取られちゃうし、
何人もが購入申し込みをした場合、もちろん一番高い価格を提示した人が
買えるわけで、価格の交渉もかなり売り手が強気な感じでした。

でもまあ、何が良かったって、リーマンショックの前だったから、
モーゲージ (英国の住宅ローン)が借りやすかった。
そして、当時は金利が高かったのですが、変動金利で借りたのです。

たしか、ただ単に、そに変動金利のプランが一番速く
借りられたからそれにしたんだと思う。

とにかく、速くモーゲージを確保しないと他の人に取られそうだったので。

そんな感じで、ゴリ押しでモーゲージを借りて、イケイケな感じで売買契約を締結し、
晴れて今住んでいるフラットを手に入れたわけです。

今から9年ちょっと前の事でした。

と、思ったら、リーマンショックでアレヨアレヨと不動産価格が下がり、
一時は、えええ、とショックを受けていたのですが、
同時に英国の金利も大幅に下がり、モーゲージの月々の返済額が減ったのです!

支払いが楽になったら、不動産の価値が落ちた事も気にならなくなりました。
まあ、同じ不動産を借りるより安くなったので。

一回、モーゲージの借り換えの時の評価額が購入金額下回ったために、
良い金利で借り換えできなかったという時期もありましたが、
それ以降は不動産価格も徐々に盛り返し、
借り換えも問題なくできるようになってきました。

で、この前借り換えした時に、評価額を確認してみたら、
購入価格の1.5倍くらいになってる。

私たち、高値で掴んだと思っていたのですが、
さらにその金額より上がるとは。

正直、今の価格は過大評価というか、高すぎると思う。
それとも、ポンドの価値が下がっているのか。

確かに、ロンドンは着実にインフレで、
不動産以外の物価もチャクチャクと上がってはいるのですが、
最近のロンドンの不動産価格の高騰には、驚きです。

この金額だと、若いカップルにとって、最初の家を買うのが
かなり難しいだろうなあ、と、思う。

政府が色々補助金を出して、そのおかげで不動産の取り引きが
増えたみたいだけど、その影響で余計に不動産価格が
上がってるような気もする。

この調子で不動産価格が上がったら、それと共に他の物価も上がって、
今の貯金の価値が目減りするなあ。

なんて、心配になってしまいます。



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Sunday, 9 October 2016

ポンド安がひどくなると、 繰り上げ返済について考えてしまう。

風が吹いたら桶屋が儲かる、ではないですが。。。

近頃ポンド安が進んでおりますね。

10月7日金曜日は、GBP価格が対USDで1.19まで下落していまいました。

まあ、1.19まで落ちたのは一瞬で、そのあと若干戻して1.24くらいで終わったのかな。

対円は 128円!

そして、ユーロは1.11!
これ、Tourist Rate だと、ほぼ1ユーロ一ポンドになるかも?


我々夫婦の収入はGBPなので、この調子では、どこに海外旅行に行くにも、
割高に感じられてしまうでしょう。

帰省は何とか頑張って費用を用立てて、意地でも行きますが、
他の旅行は、なんとなく自粛ムード。

行っても良いのですが、現地での支出のすべてが割高に感じられて、
楽しめないんです。

せっかく旅行に行くなら、ぱあ~っと使いたいではないですか。

豪遊とまでは行かなくても、ケチケチとしたくない。

そう思うとなんとなく自粛ムード。

でも、そのお金を貯めておいても、今の英国の金利は低いし。

で、一番良いお金の行き先は、住宅ローンの繰上げ返済かな、

という結論に落ち着くのです。

この機会(海外旅行に行くモチベーションが下がっている)に
少し手持ちのキャッシュを住宅ローンの繰上げ返済に充てて、
ついでに借り換えして、月々のローン返済額を減らしたらどうかなあ。。

一時的に手持ちの貯金は減るけれど、
月々の返済額を減らしたら、また手持ちのキャッシュを増やすことができる。

しばらくおとなしくしてれば、またすぐに繰り上げ返済前の貯金額まで
復活できると思うのです。

こんな事をぐるぐる考える今週末。



Tuesday, 31 March 2015

住宅ローン。我が家は返済額軽減型です。

さて、家賃を払い続けるのがつらいとフラット購入に踏み切ったわけですが、
(まあ他の理由もありましたが)、
確かに買うと家賃は払わなくて良くなりますが、まさか現金で買うお金はありませんので、
住宅ローンを返していくことになります。

我が家のローンは25年。

当時、夫が31歳で私が35歳。
私の60歳の誕生日の半年後くらいに払い終わる予定のローンです。

でもまあ、夫の年齢を考えたら、十分定年前に払い終えられる期間設定です。

でも、これから25年間住宅ローンと付き合うのかと思うと、
長い付き合いになりますねえ。

もう、親友になっちゃうレベルじゃないでしょうか。

住宅ローンは、長期戦です。

フラット購入当初のわれわれの返済額は、一月あたり、約1250ポンド。

実は、同程度のフラット借りるより高いです。
でも、25年払ったら、自分のものになるという事と、
ロンドンの場合、今後不動産の価値はまず90%あがることが見込めること。
この2点を考えると、最初は少々賃貸よりも高くても、
購入した方が後々楽になるのです。

とは言っても、この金額を、今後確実に25年間払っていくのは、結構大変。

しかも、我が家は共働き。

共働きだったら返せる金額ですが、どちらかが失業すると結構つらい金額です。

英国では、結構リストラとかがありますからね。

実際、うちの夫は最近まで失業してましたし。

我が家はそれを、どうやって乗り越えたのか。


それはずばり、繰上げ返済。

というと、結構当たり前な感じですね。

でも、ちょっと違うのは、日本では繰り上げ返済する場合は、
最大の利息低減効果がえられる、期間短縮型を選択する方々が多いようですが、
我が家は、返済額低減型で行きました。

返済額低減型の繰上げ返済を行って、徐々に月々の支払額を減らしながら、
その減った分は次の繰上げ返済にまわす。
それを繰り返しながら、着実に一月あたりの支払額を減らしていきました。

あと、リーマンショック以降、英国の金利が下がったことと、
夫も私も徐々に昇給していった結果、今では、
片方が失業しても、もう片方のお給料だけで、貯金を取り崩すことなく
最低限の生活を継続できるようになりました。

ちなみに、最低限の生活なので、片方が失業状態だと
旅行に行ったり貯金をしたり、繰上げ返済をしたりはできません。

まあ、それはしょうがないね。

さて、ここでのミソは、返済額低減型は、支払い総額を減らすという観点からは
最良の裁量の選択ではないことです。

でも、住宅ローンが、多くの人々にとっては20年以上の時間を共にする、
ちょっとした親友のようなものだと考えた場合、はたして機械的計算した
支払い総額を最低限に減らすという事だけが、最良の策かという事に
疑問を感じる訳なんです。


住宅ローンは、不払いとなると、家を没収されてしまいます。

そして、家族に何か起こって、他にお金が必要になったような場合でも、
住宅ローンは待ってはくれません。
(そんな時の為、というふれこみの保険はありますが、せいぜい6ヶ月程度の保障です)


そんな時、住宅ローンの一月あたりの返済額が低いと、
貯金を切り崩すにしても、しのぐことが可能な期間が長くなります。

つまり、時間が稼げます。

例えば片方が失業した場合なら、ローン返済の為に急いで就職する必要があると、
たたでさえストレスフルな就職活動が、さらにストレスフルになるだろうし、

そもそも、ローンの為に高いお給料の仕事を探す必要があると、
されにストレス倍増、プラス仕事を見つけるのも難しくなります。

とまあ、そんな理由で、我が家は返済額低減型です。




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Monday, 23 March 2015

フラット購入プロジェクト-事の始まり。

前回、イギリスの住宅事情について書きました。

イギリスでは、長期的に考えれば、頭金が準備できるならば
若いうちに最初の1件を購入したほうが良い、というのが
まあ、中産階級の一般的な考え方かと思われます。

とりあえず、ロンドンは家賃が高いので、
20年、30年と払い続けるのはつらいのです。

というのが、購入に踏み切った大きな理由なのですが、
実は、購入を決心した後しばらくの間は、頭金を貯金しながら
もう少し貯めたほうが良いだろうかとか、

今の年収だと銀行がいくらくらい貸してくれるのだろうとか、
心配ばかりして実際に行動に移せないでいました。


でも、そんな私達(というか、私だけかな?)の背中を押してくれるような事が起こったのです。

当時はハウスシェアをしているのですが、シェアメイトの一人が
勝手に自分の部屋をサブレットし始めたのが、事の発端です。

ここで少し用語について。

ハウスシェア/フラットシェア:一軒の家又はフラットに複数の世帯が住むこと。
シェア物件の場合は、大抵、ベッドルームは別々で、キッチンとバスルームを共用します。
大家/不動産屋がシェア用物件として扱っている場合、大家/不動産屋が各テナントと
個々に契約しますが、普通の家族向けの物件(2ベッドルームか3ベッ ドルームとか)を、
誰かが代表で不動産屋と賃貸契約し、代表者がハウス/フラットメイトから
集金するというタイプもあります。(これはサブレットとい う。)

サブレット:大家・不動産屋から借りている物件を、さらに他の人に貸す事。

ちなみに、うちが住んでいる物件は各テナントが個々に直接不動産屋と契約するタイプ。
建物自体は昔B&Bだったもので、いわばシェア用に改装されたような建物です。

で、話は最初に戻り、ハウスメイトの一人が、自分の部屋を勝手にサブレットしたのです。
大家/不動産屋にも内緒で(多分、許してもらえないと思う)、一緒に住んでるハウスメイトにも
一言も断わりをいれず、いき なりサブレットの人が住み始めたのです。

結構、というか、かなり、立腹です。

いくらベッドルームは別とは言え、キッチンとバスルームは共同なのですか ら。。

おまけに、一人部屋に住んでいた彼女の部屋に、3人住んでる。。
(一体、どうやって住んでるんだ??)

調理器具も何も持ってないから(調理器具は個人が所有しています)、
他人のものを無断で使うわ、他人がストックしてる食材も 無断で使うわ、やりたい放題。
おまけにその人たちイタリア人なのですが、英語が殆ど話せない感じで
(もしかして文句言われないように、私達の前では英語で話さなかっ たのかもしれない)
注意しようとしても話にならない。

たまりかねたハウスメイトの一人が注意したら、
わけの分からない事を怒鳴って、いきなりケンカ腰。

で、そのハウスメイトが頭にきて、不動産屋に電話しよう としたところ、
その部屋の借主の友人(これまたイタリア人)が登場。
「たのむから、不動産屋には連絡しないでくれ」と。

当たり前よねえ。不動産屋にば れて困るのは借主だからね。
その借主の友人から問題の3人組に注意をしてもらって、少し迷惑行為はおさまったのですが、
でも、でもやっぱり、週末の夜にキッチンに皆で集まってお酒 飲んで(ここまではまだ許せる)、
変な葉っぱの燃えるにおいが廊下に充満している状況には耐えられなくて、
引越しを決意したのです。

あの人達が来る前は、結構上手くやってたのになあ。





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Tuesday, 17 March 2015

イギリス住宅事情

自己紹介では、浮き草のような私たちなのですが、
一応、今のロンドンの住まいは、持ちフラットです。

なぜかと言いますと、ロンドン、家賃が高いのです。

東京出身の方にとってはそんなに変わらないのかも知れませんが、
京都から出てきた私にとっては、めちゃくちゃ高い。

我が家はロンドンゾーン3にある自称2ベッドルームフラット。

2ベッドルームフラットとは、リビングルーム、キッチン、
バスルームの他にベッドルームが2つあるフラットなのですが、
自称2ベッドルームフラットと言うだけあって、二つ目のベッドルームは
ベッドをいれると部屋中ベッドだらけになってしまうようなコンパクトサイズ。
 そんなフラットでも借りると月に1000ポンド程かかると思います。

1000ポンド!

今の為替相場は1ポンド180円として、日本円にして18万円ですよ。

18万円!

大卒の初任給の手取りくらいではないでしょうか?
これは、痛いです。

我が家にはこんな家賃を毎月払い続けていくだけの経済力はありません。
まあ、何とか家賃は払えたとしても、将来に向けての貯金等ができません。

そしてもう一つの理由は、英国の日本との不動産市場の違い。

英国は日本と違って、きちんとメンテナンスしてあれば、
中古住宅だからと言って価値が落ちる事もありません。

また、一時リーマンショックなどで英国の不動産価格も下落しましたが、
ロンドンに限って言えば、どんどん人口が増えて住宅不足に陥っているので、
リーマンショックの影響も少なかったし、今はまた値上がり状態です。
 
そんな不動産事情の英国では、不動産は、買えるならば買ったほうが良い。

とりあえず、小さなフラットが買える程度の頭金がたまったら、さっさと買う。
家族が増えたら必要に応じてそのフラットを売って、
売れたお金と、足りない分は追加のローンを組んで大きなフラットや家を買う。

子供が巣立って夫婦二人になったら、その家を売って小さなフラットを買う。
そこででる差額が老後資金になるのです。

日本の場合は、30年、40年経ったら家の価値がなくなるので、そんなことはできません。
畢竟、実際の支払い額と家賃を比べてどちらが得か判断することになります。

でも英国(というか、ロンドン)では、家の価値はそんなに下がらないと想定できるため、
私は、どちらが得か判断する際に、金利と家賃を比較するという暴挙に出てみました。

英国の金利は、超低金利の日本に比べたら、高いです。
今でこそ下がってきていますが、私たちがフラットを購入した時点(リーマンショックの前)では、
優遇金利で5.5%、普通の変動金利が7%という感じでした。

高!


でも、それでも、1000ポンド家賃を払い続けるよりも、
金利を払う方が、安いと判断し、フラット購入に踏み切ったのです。





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Wednesday, 31 December 2008

円高というか、ポンド安というか。。

近頃の円高・ポンド安は、すごいです。

円は、USドルやユーロに対しても以前より強くなっているので、一人勝ち状態。それに対して、ポンドは円に対してだけではなく、USドルやユーロに対しても以前より弱くなっているので、一人負けの様相を呈してきております。だから円とポンドではえらいことになっているということですな。

今日、何気なく為替レートを見てみたら、ポンドが131円台になってました。
私の記憶では、こんなにポンドが対円で弱くなってのを見たことがありません。

私が初めて英国にホームスティで訪れたのはたしか1988年。(20年前だわ!)その頃はサッチャー政権で、イギリスは不況の真っ只中だったと思うのですが、その時でもポンドは150~160円くらいだったと思います。

前回の不況では、イギリス政府は金利を下げるのではなく、あげるという政策をとっていたそうです。(世間話で聞いた話で、さだかではありませんが。)不況で金利があがったら、住宅ローンを抱えてる人はどうしようもありませんよね~。

今回は、政府は利下げ政策をとっています。変動金利で借りている人はかなり楽になっていると思いますが、銀行はいまだ貸し渋り。最近では、変動金利の住宅ローンの新規契約商品を廃止した銀行もあります。(銀行家って、悪党だ~。と思ってしまいます。)

私としては、ちょっとくらい住宅ローン返済金額が上がってもいいから、早く景気がよくなってほしい。

今の状態で「1」払うのと、景気が良い状態で「1.2」払うのとでは、後者の方が良いと思ってしまいます。
これは気分の問題です~。

Saturday, 6 December 2008

円高。きゃあ~~。

今日、為替相場をチェックしてみてびっくり!
な、なんと1ポンド134円台。
昨日は137円台だったので、すごいなあ~と思いつつ今日もチェックしたのですが、さらにすごい。
夕方には136円台くらいに戻してましたが、先週は140円台で、150円台にもどらないかな~なんて思っていたところだったのに。

私のお給料、安月給なのですが、さすが物価高のロンドンだけあって、たとえロンドンでの生活が厳しい収入であろうとも、円換算すればそんなに悪くない~なんて思っていましたが、いまでは円換算しても厳しい収入になっちゃったよ。

まあ、普段はポンドベースで生活しているので関係ないのですが、今、日本に一時帰国すると、すべてがすごく高く感じるだろうなあ。

本日、さらにBank of England の金利(英国の公定歩合のようなもんですな)が下がりました。
3%だったのが、1%下がって、今は2%です。
びっくりです。これで、何かが少しでもよくなるのでしょうか?
うちの住宅ローンはBank of Englandの金利に応じて変動する、トラッカーレートなのですが、この前なにげに契約書を熟読したらば、「Bank of England の金利が3%未満になった場合は、マージン(Bank of England 金利との差)を変更することがある。」と書いてあって、がっくりしてたのです。

政府は銀行に、この金利を借り手に還元するよう、指導しているようなのですが。どうなるでしょうか?
預金金利はどんどん下がっていくのに。。銀行家って言うのは、悪党ですなあ。

かなり、将来不安です。
2012年にオリンピックを控え、ロンドンの景気はよくなるのかな~と思っていたのですが。

よくなってくれ~。

Saturday, 23 August 2008

繰上げ返済にまだまだ悩む

住宅ローンの繰上げ返済について、いまだ悩んでおります。
ここでは便宜上繰上げ返済と書いておりますが、実際の呼び名はOver payment。
月々決められた返済額以上の支払いをすることを言います。

一応、うちのローンは、優遇金利期間中でも、1年間に残高の10%までならばペナルティなしでover paymentが可能なはず。
手数料とかもかからないはず。

でも、どうやって多めに払うのか?
月々の支払いは自動引き落としなので、金額をこちらで変更できません。

相方がインターネットで調査した結果、自分の住宅ローンの口座宛てに送金すれば良いとの事。

で、この前40ポンド(8000円くらい)臨時収入があったので、試しに送ってみました。
送る前の残高をネットでチェックしておいて、送金手続きをして、イギリスでは通常の銀行送金は届くのに2・3日かかるので、もうそろそろ届いたかな~という位の日に残高をみると・・・、(残債が)増えてる。

多分利息だとは思うのですが、これじゃあ、ちゃんとお金が届いたのかわからない。
ちゃんと届くと確認できたら、もう少しover paymentしようと思っているのですが。

まあ、悩んでいても仕方がないので、もう少し作戦を練りましょう。