Friday 31 May 2019

リラックマかわいい。

先日、日本に一時帰国していた時に泊まったホテル。

オープンしたてのピカピカなビジネスホテルで、
内装も白を基調としたおしゃれな感じでステキだったのですが、
なんと、各部屋備え付けのテレビは Apple TV 。

バリバリアナログなお年寄りが宿泊する可能性なんて全く想定していない、
意識高い系のオシャレビジネスホテルでした。

ちなみに、そのホテルの周辺はすごい下町で、
そんなコテコテの下町に突如オシャレホテルが出現して、
地元の人は困惑してるようでしたわ。

書き方にトゲがあるようですが、
個人的に、そのホテルに悪印象を抱いているわけではありません。

普通に、きわめて客観的に観察した結果の意見です。

さて、そのホテル、前述しましたとおり、テレビは Apple TV でした。

ワタシ、Apple TVの使い方なんて分かんないよ~。プンプン。

なんて思っていたら、さすがテレビっ子かつ ITオタクの夫(ミャンマー人)。

言葉のハンデもモノともせず、なんとか Netflix が見られるようにしてくれました。

さてさて、Netflix Japan  にはどんなコンテンツがあるかな~、
と、言葉のハンデにもめげずに、つらつらと番組を検索していたところ、
そこで出会ったのです!

「リラックマとカオルさん」に!



もうねえ、これ、可愛すぎる。

そのホテルには、二泊宿泊していたのですが、
二晩で、全エピソード制覇いたしました。

大体一話が15分くらいで、13話くらいあったのかな。

ちょろいちょろい。



ところでこれって、CGではなくてストップモーションアニメなのですね。

リラックマのフェルト感が良くでてるな~って感心していたのですが、
フェルト感が出てるんじゃなくて、フェルトなんですね。
きっと。

ワタクシ、マスコットはピータンが一押しなのですが、



「リラックマとカオルさん」をみた後は、
リラックマが僅差で次点に追い上げてきてしまいました。

もう、まさに、製作者の思うツボです。

ピータン、ガンバレ!ピータンも動画を作るんだ!

まあ、ワタシは、Super Size Me をみた後に、
マクドナルドが食べたくなるようなヒトやから、
特別かもしれないけど。。。

「リラックマとカオルさん」、予告編では全世界配信って言ってるけど、
今の所、英国の  Netflix には見あたりません。

これ、英国人、絶対好きだと思うので、
Netflix UK さん、是非、早急に英国での配信をご検討願います!


40歳代ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ






Thursday 30 May 2019

多民族都市ヤンゴンの朝の風景

早朝、托鉢をする仏教の僧侶達の行列とすれ違ったと思ったら、
イスラム教徒が多く住む通りにさしかかると、
お祈りの時間を知らせる放送が鳴り響く。

インド人街にはヒンディー寺院、
中華街には中華寺院。

キリスト教の大聖堂だってあります。

一つの街に、色々な文化が融合して、
皆仲良く暮らしている。

ワタシのお気に入りの、ヤンゴンお散歩ルートは、
スーレーパゴダから河に向かって南下し、
河沿いの大通り Strand Road を右折。

西に向かって歩いていくと Merchant Road と合流します。

Merchant Road をさらに西に向けて歩いていくと、
右手に中華寺院があります。

その中華寺院のある角から 18th Street に折れると、
まっすぐ北に、シュエダゴンパゴダが見えるんです。

キレイに、スパッと見える。

中華寺院とシュエダゴンパゴダのコントラストが、
ミャンマーの懐の深さを感じさせるのです。

夫(ミャンマー人)によると、その中華寺院は
風水的に抜群の位置に建てられているらしい。

南側に河を臨み、真北にシュエダゴンパゴダ。

そうよねえ。

とっても縁起がよさそう。




ヤンゴンの大通りを思いっきり集団J-walkする托鉢中の僧侶達 




Wednesday 29 May 2019

新卒で就職した会社の思い出(5)出世競争

ワタシが、夫(ミャンマー人)に出会ったのは、
英国での語学留学中の事でありました。

思い起こせば、新卒で就職して6年と少し働いた会社を退職し、
英国に語学留学したのは、もう、18年も前の事になります。

そして先日、一時帰国で里帰りした時に、
その会社が、郊外に移転するという噂を耳にしました。

当時ワタシの上司(部長)だった方は、その後、取締役を経て顧問を経て、
ついに退職されたそうです。

18年もたったもんなあ。

色々なことが変わっていくのです。

Nothing lasts forever.

しみじみ。

昭和な会社でしたが、悪い会社ではありませんでした。

18年後の今、規模を縮小しながらとはいえ、
まだ存続しているというのは立派なものです。

時折、「もしあの時、英国に留学しなかったら?」

と考える事もあります。

もし、あの時英国に留学しなかったら、
その時点で会社を辞めることは無かったでしょう。

おそらく、あと数年間くらいは同じ会社で働いていたと思います。

総務・人事をしていた為、ゆくゆくは社会封建労務士の資格を
とって欲しいと言われていたので、
おそらくは、資格が取れるまでは、同じ会社に勤めていたでしょう。

でも多分、資格が取れたら、退職していたと思います。

なぜって、それは、、、


その会社では、女子(ここではあえて女子と書きます)が
出世するということが、考えられなかったからです。

ワタシが在職当時、その会社で働いている女子は、
パートのおばちゃん以外はすべて、
子供のいない既婚女性か独身女性でした。

ワタシが在職している時に、健康保険の出産手当金の請求を行ったことがありますが、
その方が、その後、育児休暇を取得されたという記憶はありません。

そして、役付の女子社員はいませんでした。

確か一人だけ、主任待遇のパートのおばちゃんがいましたが、
それは、地方の出張所長の奥様という、かなり特殊なケースでした

つまり、その会社では、普通の女子社員にとっては
出世の道は考えられなかったのです。

まあ、飲み会とかは楽でよかったですよ。

男子社員が、一生懸命気を利かせて、料理やお酒を注文したり、
上司にお酌をしたりするのを尻目に、
女の子は、のほほんと飲み食いしてれば良いんですから。

だって、どうせ女の子は出世しないんだから、
飲み会の席では、上司に媚びる必要なんてないのです。

チヤホヤしてもらってニッコリ笑ってればよいのです。

まあワタシは、もともとそんなにキャリア志向ではないのですが、
それでもやっぱり、女子が出世した実績がない会社っていうのは、
やる気がなくなるものですよ。 

その会社で、定年までとは言わずとも、長期間働く自分の姿というのが、
いまひとつ上手く想像できなかったのです。

将来、結婚して子供が生まれたら退職するかパートになるか。
独身のままだったら、ずっと「女子社員」として、
掃除当番とかお茶当番とかやりながら働くのか。

そう思ったら、なんか虚しくなってきたんです。

それなら、思い切って会社を辞めて、
ずっと行きたかった海外に行こう!と思ったのですよ。

英国に語学留学した後、特にプランがあったわけではありません。

強いて言えば、帰国後はどこか、外資系の会社の人事にでももぐりこんで、
英語を使って人事の仕事をしながら、社会保険労務士の資格を目指そう、
なんて考えていました。

結局、英国で音(ミャンマー人)と出会って、そのまま結婚したので、
そのプランは、絵に描いた餅となったのです。


~~~~~~~~~~~

新卒で就職した会社の思い出

新卒で就職した会社の思い出(1)就職活動

新卒で就職した会社の思い出(2)当番色々

新卒で就職した会社の思い出(3)男子・女子

新卒で就職した会社の思い出(4)残業

新卒で就職した会社の思い出(5)出世競争

~~~~~~~~~~~

Monday 27 May 2019

新卒で就職した会社の思い出(4)残業

就職氷河期の初期に就職活動をしたワタシ。
新卒で勤めていたのは、1990年代半ばから21世紀にかけの約6年。

世の中は平成になっていましたが、
当時のその職場は、よくも悪くも昭和な職場でした。

その中に一つが、残業。

残業。

やりましたよ~。

就職氷河期の初めって、就職活動中は寒さをヒシヒシと感じますが、
一旦入社してしまうと、社内はまだまだ暑苦しかったのです。

若い男性なんて、まさに「24時間働けますか?」をやってました。

エンジニアなんかだと、きちんと残業がついてたので、
お給料の内訳を見ると、残業代が基本給を上回っていた感じです。

まあ、若者たちは、お金がもらえるならと、バンバン残業してましたね。

一方、かわいそうなのは営業さん。

外回中は、自分の裁量でちょっとサボったり息抜きしたりできるという事で、
一律、みなし残業代が支給されるのみ。

それ以上は、いくら残業してもお給料は増えません。


ワタシも営業にいたので、そのかわいそうな人たちの一人でした。

いくら景気が悪くなりつつあるとは言え、バブルの名残が残る日本。
けっこう忙しいのですよ。なので、結局残業するのですよ。

残業って、月に50時間越えた辺りから、けっこう身体が辛くなるのですね。

一月の所定労働日数が22日としたら、平均2時間15分くらい。

でもまあ、これくらいなら何とかなります。

でも、月に75時間越えたら、かなりツライ。一日平均3.5時間。

月100時間越えたら、一日平均4.5時間。もう、クタクタです。

多分、仕事の能率落ちるから、逆効果だと思いますね。

さすがにワタシは、月100時間も働いたことはなかったと思いますが、
60~70時間くらい働いた月はあったかもしれません。

当時のワタシ、けっこう疲れてました。

でも、仕方がないんですよ。

忙しいのに加えて、残業体質の昭和な会社だったので。

でも、良い事もありました。

それは、ワタシが就職した頃には、男女雇用均等法が施行されていたのですが、
その会社は昭和な会社な為、就業規則をまだ変更していなかったのです。

なので、深夜(確か夜10時以降だったと思う)に「女子」を働かせると、
上司が「始末書」を提出するという規則になっていたのです。

これはちょっと、「してやったり」な気分♪

そうですよ。「女子」は、朝30分早く来て事務所の掃除したり、
仕事を合間をぬって皆さんのお茶をいれたりしなくちゃいけないんだから、
その「女子」を、「男子」と同じように夜遅くまで働かせてはいけません!

っていうか、お茶当番の日なんて、どちらかというと
お茶汲みの合間に仕事してるという感じで、
結局、仕事が残業時間にまで食い込んでいたのですから、
それで「男子」と同じように仕事を与えられたら、
「女子」の残業が増えるのは、仕方がない。

それは、上司の管理不行き届きだと思うので、
もし「女子」が深夜と呼ばれる時間帯まで残業する羽目になったら、
上司が「始末書」書くのは、ある意味当然だと思うのですよ。

今で言う、男女平等には反するとは思いますが。

でも、そもそも、会社の体制が男女平等じゃないんだから、
それくらいしてもらわないと困ります。

という具合に、時々上司に「始末書」を書かせる事になった、
昭和な会社の就業規則とその社風。

良くも悪くも、その昭和さが、ワタシがその会社を退職しようと思った
きっかけの一つになったのです。



~~~~~~~~~~~

新卒で就職した会社の思い出

新卒で就職した会社の思い出(1)就職活動

新卒で就職した会社の思い出(2)当番色々

新卒で就職した会社の思い出(3)男子・女子

新卒で就職した会社の思い出(4)残業

新卒で就職した会社の思い出(5)出世競争

~~~~~~~~~~~


40歳代ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

Thursday 23 May 2019

新卒で就職した会社の思い出(3)男子・女子

ワタクシ、先日日本に一時帰国しておりました。

なんだか最近、里心がついているのか、
昔の職場の近くの喫茶店にふと立ち寄ってみたところ、
近々その会社が、郊外に移転するという噂を聞きました。

その会社の本社は自社ビルで、その近辺の地価は近年どんどん上っているようで、
とりあえず、自社物件を売るか貸すかして、自分達は郊外に引っ越すらしいです。

まあ、縮小ですな。

約25年前、新卒で入社して約6年間働いた会社が、
今、事業を縮小している。

もし、あのまま働き続けていたとしても、
ワタシの定年までは持たないかもしれない。

65歳定年として、あと18年あるし。

そう思ったら、当時は無茶な事のようにも思えましたが、
就職難の年にもかかわらず、コネで採用してもらった
安定した正社員の座を投げ捨て、英国に留学した選択も、
そうそう悪くはなかったのかもしれません。

ワタシがその会社を辞めて英国に語学留学した年も、
まだまだ就職氷河期は続いていたので、
「もったいない」と言う人も周りにはいたのですが。

人生、何がどこでどう転ぶか、わからないものです。

しみじみ。

さて、感慨にふけりながら、昔の職場の思い出話です。

前回は、女子だけに課せられる、当番色々について書きました。

今回はこの、「女子」という言葉に注目したいと思います。

なにげなく書いてましたが、よく考えてみると、
昭和の日本の会社って、女性社員の事を「女子社員」って呼んでましたよね。

男性社員の事は「男子社員」って呼ばないのに。

これってかなり、性差別だと思うんですが、今はどうなっているのでしょう。

だれか教えてください。

とまあ、それは置いといて。

ワタシが新卒で就職した、懐かしき昔の職場では、
男性社員も「男子」と呼ばれる事があったような気がします。

その典型が、トイレの呼び方。

男子トイレ・女子トイレ。

男子更衣室・女子更衣室。

男子寮・女子寮

会社概要の記載されている従業員の人数も、

男子 xx名
女子 xx名

ウェブサイトで確認したところ、従業員の人数の表記は、
いまだに男子・女子を使用していました。

昔は、今みたいに大学進学率も高くなかったし、
高卒で就職する人たちも沢山いたので、
新入社員や若手の社員達にとっては、
会社は学校の延長という感じだったのかな。

そんな若者達を教育・指導する側にいる上司達にとっても、
若手社員達は、男子・女子、という感覚だったのだと思います。

なんか、昭和っぽくて、ほのぼのとしてますね。



~~~~~~~~~~~

新卒で就職した会社の思い出

新卒で就職した会社の思い出(1)就職活動

新卒で就職した会社の思い出(2)当番色々

新卒で就職した会社の思い出(3)男子・女子

新卒で就職した会社の思い出(4)残業

新卒で就職した会社の思い出(5)出世競争

~~~~~~~~~~~


40歳代ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

Tuesday 21 May 2019

新卒で就職した会社の思い出(2)当番色々

もうかれこれ一ヶ月以上前に、なんとなく書き始めてみたら
思ったより長くなってしまって終わらなかった記事、
新卒で就職した会社の思い出(1)就職活動 の続きです。

今年の誕生日で47歳になるワタシ。

団塊ジュニアのど真ん中世代で、受験でも何でも、人数が多いために、
激しい競争にさらされた世代です。

そんな激しい受験戦争を勝ち抜いて、めでたく四年制大学に入ったと思ったら、
卒業する頃には、なんとバブルが弾けてしまい、
就職氷河期にもはまり込んでしまったという、運のなさ。

でも、ワタシだけじゃないんです。
ワタシの同い年の人達は同じ目にあってるんです。
そして、その年は、団塊ジュニアの中でも人口の多い年なのです。

つまり、ワタシのように運の無かった人達が、
日本には山ほどいるわけですな。

自分だけじゃないと思うと、ちょっと安心しますね。

そんな運のない年に生まれたワタシですが、
氷河期がはじまって冷え込んだ就職市場の中、
コネでも何でも、使えるものをフル活用して、
地元の中堅会社に就職いたしました。

そこが、なんとも昭和な会社だったのです。

就職したのは1995年なので、もう平成7年にもなっていたんですけどね。

それはもう、何から何まで、古きよき昭和の習慣を保っていた会社でした。

その中でも一番、今では考えられないと思うのは、

「掃除当番」お茶当番」です。


まずは、「掃除当番」について。

その会社では、事務所の掃除を外注しておらず、
女子社員が当番制で、事務所の掃除をしていました。

入社してまず最初に先輩女子社員に指示されたのは、
この、掃除当番についてです。

事務所の机を掃除する当番と、トイレ掃除の当番があり、
その部署の女子社員で、一週間交代で当番をまわします。

当番の人は、始業時刻の30分前に来て、机なりトイレなりを掃除します。

そして驚くべきことに、なんと、この掃除当番には、

30分の残業手当がつくのです!

そして、この当番は、女子だけでまわします。

同じ新入社員でも、男子社員はこの当番制度に加えられません。

なんというムダ!

そして、なんという男女差別!

2重の驚きですね。

さて、その次はお茶当番」

普通、会社に入って「お茶汲み」と言えば、
来客時のお茶だしの事だと思いますよね。

もちろんその会社では、来客へのお茶だしは女子社員の仕事でした。

男子新入社員を訪ねて、お客様がやってきて、
もし、その部署に、女子新入社員がいなかったとしたら、
先輩の女性社員が、男子新入社員のお客様の為にお茶をいれます。

とにかく、お客様へのお茶をだすのは、絶対に女性でした。

でも、その会社では、それだけではなかったのです。

その会社では、社内に、給湯器やコーヒーの自販機等が設置されておらず、
女子社員が、男性社員が休憩時間に飲むお茶やコーヒーも準備していました。

そして、それを部署内の女子社員の中で当番制にしていたのです。

まずは朝、始業開始後(9時)に、事務所の皆さんにお茶を一杯。

その後、10時半に、皆さんのお好みでコーヒーや紅茶など。

昼食時には、自席で食事をとる方々にお茶。

午後3時には、再度、皆さんのお好みでコーヒーや紅茶など。

当番の人が、その部署全員分のお茶をいれまくります。

こんなのやってたら、仕事になりませんよねえ。

そして、この当番も、女子だけでまわすのです。

なんたるムダ!

そして、なんたる男女差別!

もうねえ、毎日会社に、掃除とお茶汲みしに行ってるようなものでした。

一応、大卒なのに。。。

そんなに高くはないとはいえ、大卒女子のお給料を払っている従業員の
貴重な終業時間を、そんな仕事で消費してしまう会社。

当番をまわすのが、新入社員だったら、まだ分かります。
新入社員は、まだ戦力になってないですからね。

でも、その会社では、女子社員で当番をまわしていたのです。

もう、充分戦力になるはずの、入社して3年目とか5年目の人も、
女子社員というだけで、かなりの時間を、当番に費やしていたのです。

太っ腹というかなんというか。

無駄金垂れ流しというか。。。

ワタシとしては、そんな仕事は外注して、
もっと時給の安い人にやってもらったらよいと思うのですがねえ。

一旦正社員にしてしまうと、人件費として見えにくくなるから、
会社としては、節約していたつもりなのかもしれません。

そんな風に、正社員の時間を無駄遣いできたのは、
昭和の、高度経済成長期からバブル時代までだったと思います。

~~~~~~~~~~~

新卒で就職した会社の思い出

新卒で就職した会社の思い出(1)就職活動

新卒で就職した会社の思い出(2)当番色々

新卒で就職した会社の思い出(3)男子・女子

新卒で就職した会社の思い出(4)残業

新卒で就職した会社の思い出(5)出世競争

~~~~~~~~~~~


40歳代ランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

Monday 20 May 2019

繰り上げ返済。すべきか否か、それが問題だ。

住宅ローンの繰り上げ返済。今のワタシの最大の悩みです。

なぜなら、住宅ローンの固定金利の期間が終了し、
ローンの金利が上ったからです。

超低金利の日本とは異なり、英国の公定歩合は0.75%。

よって、住宅ローンの金利もそれほど低くはありません。

今までの固定金利が、年2.29%。

固定金利終了後の変動金利が、年4.24%。

そして、今の英国は金利上昇気配に有るため、
今、再度2年間金利を固定した場合、
もらえる金利は、年2.94%です。

その差、1.3%。

この高めの金利は、今住宅ローンを借りている銀行を
そのまま利用しようとしているためで、
他をさがせば、もっと良い金利を提示してくれる銀行もあります。

でも、他銀行への借り換えとなると、
再度、不動産の評価とかしてもらわないといけなくて、
色々と手数料がかかるのです。

金利差とローン残高の兼ね合いによっては、
同じ銀行で借り続けた方が、全体的に安くあがる場合もあって、
我が家はまさに、その状態なのです。

でも、悩ましいのは、固定金利(年2.94%)にしてしまうと、
固定金利の期間中は、繰り上げ返済の金額が制限されてしまうということ。

もし、繰上げ返済して一気に返してしまいたいなら、
少し金利は高くても、変動金利(年4.24%)の方がよいのです。

その差、1.3%。

悩ましい。

さらにワタシの悩みに追い討ちをかけているのが、
変動金利(年4.24%)はあくまでも変動金利なので、
公定歩合が上れば、ローン金利も上昇するということ。

今の英国は金利上昇気配に有るため、変動金利で繰り上げ返済するなら、
それこそ、近々完済するくらいのペースで、
バンバン繰り上げ返済していく必要があります。

でも、住宅ローンって、一般人が借りることができるローンの中では、
最も低金利で長期間なローンです。

一般人にとって、住宅ローン以外で、まとまった資金を
これだけの低金利・長期間で調達することは、不可能です。

なので、返済してしまうのが、ちょっとモッタイナイような気もするのです。

ああ。悩ましい。

普段は、優柔不断でないワタシが、珍しく決心できません。

まあ、仕方ない。もう少し悩んでみよう。

Saturday 18 May 2019

家計簿つけだだけでは家計が改善しない理由

新聞でもネットでも何でも、家計相談している人達の中に、
頑張って家計簿つけてみたけど、家計が改善しないってい人がいますよね。

なぜ、家計簿つけても家計が改善しないのか?

家計簿つける作業って、企業でいえば、経理アシスタントが
日々の請求書や経費の取引を、仕分けしている作業なのです。

でも、企業は、そうやってできた仕訳帳をそのままにはしておきません。

企業規模にもよりますが、月ごと、四半期ごと、半期ごと、一年ごとに
決算処理というものをいたします。

でも、家庭の主婦が家計簿をつけてるのって、殆どの場合が、
経理アシスタントが日々の仕分けをしている、
という段階で終わっているのですよね。

つまり、決算していないのです。

決算っていうのは、家賃など前払いした費用を、来期に繰り越したり、
まだ支払いしてないけど、発生したことは事は確実な費用、
例えば、クレジットカードの使用額とかね、と計上したりとかです。

ネット等で家計相談を拝見していますと、時折、毎月の支出に、
「クレジットカード費」っていう費目がある相談者がいらっしゃいます。

その、「クレジットカード費」っていうのは、
その月に使用した額なのか、その月に払う額なのか。

記事を読んだだけでは、それはよく分かりません。

しかしながら、家計相談で「クレジットカード費」という費目を計上するという事は、
キャッシュフローと損益計算書をゴッチャにしている事は確実ですので、
かなり、手強い相談者かと思われます。。

どちらにしても、世の中の多くの主婦たちは、
節約の為に家計簿をつけてはいますが、
決算までやって家計全般を把握している方っていうのは、
どちらかというと少数派なのではないかと思います。

家計簿は、毎日の食費や雑費・光熱費等、ミクロな家計管理には有効です。

しかしながら、住宅ローンや保険、特別支出など、
マクロな家計管理を行うにには、日々の家計簿の記帳だけでは不十分です。

企業の経理で言うところの、決算処理的なことを行い、
現金残高と合致させていかないと、本当の家計が見えてきません。

ちなみにワタシは、英国勅許公認会計士の資格を目指して勉強中の
経理社員なのですが、家計簿は、基本、現金残高との合致ベースです。

日々の細かな支出に関して、アレに使ったこれに使ったというのは
そんなに意識していません。

ただ、毎月の〆日に、前月の〆日と比べて、現金がどれだけ増減したか、
資産がどれだけ増減したか、負債がどれだけ増減したか。

基本的には、それだけを管理しています。

まあ、言ってみれば、決算しかしていない感じですね。

でもやっぱり、本気で家計を管理するならば、決算までやって、
資産、負債の状況を管理するまでやるべきです。

でないと、日々の細かな支出を頑張って管理しても、
思ってもいなかったところで、ドカッと大きな損(支出)が
発生してしてしまうかも知れませんからね。

Friday 17 May 2019

豆乳向けブレンドティー

地球上の壮大な椅子とりゲームに疲れて、なんちゃってヴィーガンになった夫
に付き合って、なんちゃってベジタリアンになったワタシ。

ワタシの場合は、なんちゃってベジタリアンというか、
魚は食べる、ぺスコ・ベジタリアンなのですが、
個人的に、できるだけ牛乳は避けるようにしています。

初めは、牛乳は牛を殺さないからOKかな~なんて思っていたのですが、
牛乳を搾取するために、牝牛たちがけっこうヒドイ仕打ちを受けていると
知ってから、普段は牛乳・チーズを避けるようになりました。

まあ、時々チーズは食べてるけど。

フランス人みたいに食べてないからよいのですよ。
(スゴイ人種差別。フランス人が聞いたら怒るなあ)

さて、そうやって牛乳をさける事にしたワタシ、
最近は、すっかり豆乳を日常使いしています。

ベシャメルソースなんかも、豆乳ベースで作ります。

豆乳とマーガリンと小麦粉で、ベシャメルソースを作ると、
なんとも、パンチ力のないものが出来上がりますので、
是非、皆さんもお試しください。


とはいえ、困ったことが一つ。

紅茶の英国に住むワタシ。

英国で紅茶と言えば、ミルクティーなのです。

レモンティーみたいな邪道なものを飲んでる人は、
英国にはいらっしゃいません。

きっと、探したらどっかに居ると思うけど、
少なくとも、ぱっと見た感じは見当たりません。

なので、たとえ牛乳を飲まないとしても、
紅茶は絶対に、ミルクティーなのです。

なので、ワタシの場合、紅茶にも豆乳を投入してみたのですが、、、
これがまあ、ベシャメルソース同様、
なんともパンチ力のないミルクティーになるのですよ。

まあ、別にそんなに大した問題ではないんですが、

やっぱり、美味しいミルクティーが飲めないのは寂しい。
でも、牛乳はできるだけ避けたい。

とまあ、ジレンマに陥っていたのですす。

そんなある日、見つけたのです!

スーパーマーケットの紅茶売り場で!

こんなものを!!!



その名も、PG tips, PERFECT WITH DAIRY-FREE!

乳製品以外のミルクむけにブレンドされた茶葉のティーバッグです。

さっそく購入して、豆乳を投入して(もうええって)試飲してみたワタシ。

感想は、、、よくわからない。

なんとなく、普通の紅茶よりもパンチ力があるような

気が、、、しないでもない。

とまあ、なんとも頼りない感想なのですが、
どうぜワタシの味覚なんて、パンチ力の有る無しくらいしかわからないので、
まあ、それで良いのです。

気分の問題なのですよ。

という訳で、最近はもっぱら、豆乳向けブレンドティーを愛飲しているワタシです。

しかし、さすが英国(というか、ヨーロッパ)。
ベジタリアン・ヴィーガン対応にかけては、西欧社会は進んでますね。

きっと、それだけ大きなマーケットになりつつあるんだろうなあ。

Wednesday 15 May 2019

アイデアは手書きに限る!

アイデアは手書きがよいと思う。

なぜならば、アイデアってのは基本、
その先、モノになるかどうかわからないわけで。

そして、手書きって、スマホにしてもタブレットにしても、
デジタルに書き留めるよりもずっと簡単にできるでしょ?

もちろん、アイデアが浮かんだ瞬間に紙もペンもなければ、
そして、手元に有るのがスマホだけならば、
スマホにメモしたらよいのです。

とりあえず、アイデアってのは、かなり瞬間的なので、
思いついた瞬間にメモするっていうのが、最重要事項なのです。

と、思ったら、手書きが一番簡単やん!

最悪、ちゃんとした紙がなくても、
紙なんてどこかに落ちてるかもしれないし、
ペンがなければちょっともんだいやけど、、、
誰かに借りられるかも知れないし。

うちの夫のミャンマー人は、そんな時の為に(かどうかは知りませんが)
常にペンを携帯しています。

ペンさえあれば、なにか、チラシの裏でも書くものが見つかれば、
アイデアを書き留めることができます!

なので、アイデアは、浮かんだ瞬間に手書きがベストです。

少し時間が経てば、その貴重なアイデアは、忘れ去られてしまうかも知れません。

その少しの時間に忘れ去られるアイデアなんて、そんなものだ。

と、切り捨てることもできますが、もしかしたらその人が、
とんでもない忘れっぽい人だったりして(大物に多い)
そのアイデアが、素晴らしいものだったりする場合もあるのですよ。

なので、少なくとも普段から、なにかいいアイデアが浮んだときの為に、
筆記用具と、何枚かの紙(レシートの裏とかで良い)は、
常に携帯しておいたほうがよいと思うのでは、ワタだけでしょうか。

きっと、ワタシだけでしょう。

Tuesday 14 May 2019

長崎名物、皿うどんの不思議

長崎名物、皿うどん。

カリッと揚げた細めん、ないしはカリッと焼いた太めんに
海鮮や野菜がたっぷり入ったあんをトロリとかけ、
麺がちょっとしなっとしたところの、食感を楽しむ料理です。

かた焼きそばもおんなじですね。

かりっとした麺に、とろりとあんかけ。

これを作るには、まずは、麺をカリッとさせなければなりません。

市販の揚げた細めんを買ってくるか、
家で作る場合は、太めんを油で揚げ焼きにしますね。

けっこうな手間です。

そうやって手間ヒマかけて、せっかくカリッとさせた麺に
あんかけをとろっとかけて、しなっとさせて食べるという不思議。

確かに美味しいけど、面白い嗜好だなあ、と思うのです。

さて、ミャンマーには、モヒンガーという国民的麺料理があるのですが、
この、モヒンガーにも色々とカリッとしたものをトッピングします。

モヒンガー

豆のかき揚げみたいなのとか、冬瓜のてんぷらとか。

豆のかき揚げみたいなの

我が家でモヒンガーを作るときには、トッピング用に、
玉ネギのかき揚げとか、てんぷらを作るのですが、
揚げ物ってやっぱり、メンドクサイですよね。

大量にモヒンガーのスープを作った次の日など、
揚げ物作るのがメンドクサイとワタシが言った場合、
夫(ミャンマー人)は、ポテトチップスを投入という暴挙に出ます。。

どうやら、カリッとしたものがあれば良いようです。

せっかくカリっと揚げたものを、わざわざスープ等に浸して、
ちょいヤワになったところを食べるという行為。

これって、万国共通なのですねえ。

そう考えてみたら、中華料理のおこげのあんかけも、似たようなコンセプトだし、
日本のてんぷらも、天つゆにつけて食べますねえ。

遠く離れた異なる土地で、それぞれの国の人々が、独自に
この微妙な食感を楽しむ料理を発達させたという事に、人間の面白さを感じます。

Monday 13 May 2019

キレイなノート作りって、時間のムダ?

学生さんでも、資格試験の勉強でも、趣味の勉強でも、
キレイにノートを作る人とノート作り派と、
そんなのは時間のムダだとするアンチノート派が
それぞれ、一定数存在していますね。

世の中に一定数存在するアンチノート派の主張は、
キレイに清書されたノートを作るのは自己満足でしかない。
時間のムダだ、というものです。

ちなみにワタシは、ノート作り派

自分なりに要点をまとめ、それを見やすくキレイに清書したノート作る。
これが私の勉強法の中で大きな位置を占めています。

もちろん、問題集をやったりもします。
でも、問題集やってもやりっぱなしはいけません。
間違えた問題は、自分が理解していない、もしくは覚えられていない部分なので、
そういう箇所について、もう一度見直して自分なりにまとめ、
それを見やすくキレイに清書したノートを作流のです。

ノートが増えすぎるのはいけないという声もありますが、
ノートは、作る過程そのものが勉強になると思いますので、
増えすぎても良いと思いますので。

ただ、直前に見返すには量が多すぎる場合は、
さらに内容を吟味したノートを作成しても良いでしょう。

それを時間のムダという人もいますが、
ワタシとしては、自分の書いたノートを見返して、
その中から再度情報を取捨選択し、教科書などを参照して再度内容を確認しながら、
キレイにまとめて清書する、という過程そのものが勉強になると思うのです。

そして、これがワタシにとって、もっとも重要な事なのですが、
試験直前に手作りノートを見直すことで、
周りにプレッシャーを与える事が出来るような気がするのです。(完全に自己満足)

友人にこれを話すと、

「(人間の器)小っさ!!」っと言われました。

そうですよーだ。
どうせワタシは、背も器も小さい人間ですよーだ。

いいんです。小さくったって。
それが自己満足ってものなんです。

Saturday 11 May 2019

嫌なことは先延ばしにてダラダラするのは至福の時間

ワタクシ、どうやら、嫌なことを先延ばしにする癖があるようです。

まあ、世の中には、そういう人は多数いらっしゃると思いますので、
そう珍しいワケではありません。

一般的には、この癖は悪いことのように思われていると思います。

実際ワタシも、我ながら、あまり良い癖ではないと思っているのですが、
天邪鬼なワタシとしては、ここらでいっちょ、
この一般的には悪いとされている癖を、
なんとかして、正当化できないものかと、考えみようと思うのです。

まず、なぜ人は、嫌なことを先延ばしにしつつダラダラするのか。

第一の理由はもちろん、やりたくないからなのでのですが、
ワタシとしましては、理由はそれだけではないと思うのです。

そこには、ただ単に「やりたくないから」だけでは説明しきれない、
非常に強い誘惑があると思うのです。

つまり、嫌なことを先延ばしにしつつダラダラする時間って、
けっこう、ていうか、かなり楽しいんですよねえ。

普通にダラダラする時間より楽しい。

もちろん、やることちゃんと終わらせて、
心置きなくダラダラする時間も素晴らしく楽しいのですが、

それよりも、背徳感っていうのでしょうか?

「ああ。本当はアレをやらなきゃいけないんだけど、、、
まあいっか。明日で。今日はダラダラしようっと。」

という風にダラダラするときの、楽しさといったら、
心配事は何もない、スッキリサワヤカダラダラ時間に比べて、
何倍も楽しいような(気がする)のです。

でも、今のワタシはセミリタイアの身。

実は、普通にセミリタイア生活している限り、
差し迫って、アレをやらなきゃ、コレをやらなきゃ、
という事は、そんなに多くはありません。

そんなワタシなのですが、何をトチ狂ったか、
ACCA(英国勅許公認会計士)という資格をめざして
勉強を始めてしまったワタシ。

その為、特に試験が近づいてきた時なんか、
タップリと、この背徳感を味わいながらダラダラとすることができます。

別に、背徳感を味わいながらダラダラとしたい為に、
資格試験の勉強を始めたワケではないと思うのですが。。。

いや、実はそうなのかもしれません。

嫌なことを先延ばしにしてダラダラする癖を発動するには、
人生の中に、「嫌なこと」が必要です。

「嫌なこと」って、まあ、なんと言いますか、
長い目で見たら役に立つことの場合が多いですよね。。

難しい仕事にしても、家の大掃除にしても、
自己啓発の勉強にしても。

なので、嫌なことを先延ばしにしてダラダラする癖は、
感心できるものではありませんが、
嫌なことを先延ばしにしてダラダラするのが好きな人は、
その楽しみの為に、「嫌なこと」を人生に取り入れる必要があるわけで。

そして、ダラダラと先延ばしにしながらも、
最終的に、その「嫌なこと」を成し遂げるならば、
嫌なことは先延ばしにする癖っていうのも、
そんなに悪くないものかもしれません。

ミッドライフクライシス真っ只中の、中年女の戯言です。

Friday 10 May 2019

扶養家族という概念

日本には、「扶養家族」という概念があります。

そして、日本の税制をはじめとする様々な制度は、、
会社員である一家の大黒柱の「扶養家族」となる事によって、
大黒柱側も、扶養家族側も、さまざまな恩恵を享受することが出来ます。

例えば、、、
  • 多くの会社の給与体系に「扶養家族手当」がある
  • 個人所得税における、配偶者及び子に係る扶養控除
  • 国民年金における、国民年金第3号被保険者*
  • 健康保険の被扶養者**

* 第2号被保険者(つまり会社員)に扶養されている配偶者は
国民年金第3号被保険者となり、実際に保険料を納めることなく、
将来年金を受給する事ができます。

第1号被保険者(つまり自営業者)に扶養されている配偶者は
この限りではありません。
自営業者の被扶養配偶者は、配偶者自身も第1号被保険者となり、
別途、国民年金保険料を納める必要があります。

** 会社員が加入する健康保険の場合、追加保険料なしで
扶養家族を被扶養者として保険に加入させることができます。
自営業者が加入する国民健康保険でも、扶養家族を被扶養者として加入させることは可能ですが、扶養家族の頭数によって、保険料が上ります。

こうしてみてみると、「被扶家族」が優遇されているというよりは、
「会社員の扶養家族」が優遇されているような感じですね。


ちなみに、英国には扶養手当とか扶養控除などと言うものはありませんので、

私がセミリタイアしようが本リタイアしようが、
夫の税金や年金には全く影響はありません。

逆も然り、夫がセミリタイアしようが本リタイアしようが、
私の税金や年金には全く影響ありません。

配偶者が専業主婦(夫)でも、独身と同じ所得税計算です。
子供が何人いても同じ。(子供手当てはありますが。)

そして、放っておいたら専業主婦(夫)している人は無年金になってしまうので、
自主的に、National Insurance Voluntary Contributionと呼ばれる税金を払います。
2018/19年度は、年間762 ポンド(約11万円)。
これは、国民年金みたいなものですね。年間

ただし、下記のいずれかの該当する場合は、無職期間に
National Insurance Voluntary Contribution を支払わなくても、
年金加入期間として記録されます。
  • 12歳以下の子供の児童手当(Chile Benefit)を受給している
  • 失業給付(Jobseeker’s Allowance or Employment and Support Allowance)    を受給している
  • 介護手当て(Carer's Allowance) を受給している
とまあ、こんな感じで、英国には制度上「扶養家族」という概念はありません。
とてもドライに個人主義です。

だから英国では、共働きが多いんだと思います。

日本における制度上の「会社員」の「扶養家族」という概念は、
戦後高度成長期の日本の経済政策であると思います。

女性を専業主婦として家庭に入れ、家事と子育てに専念させる事によって、
外で働く夫=サラリーマンが、思う存分仕事に専念できるようお膳立てをしたのです。

そして、外で働く夫は一家の大黒柱となり、
一馬力で家計を支えるために会社に忠誠を誓います。

結果、24時間馬車馬のように働くサラリーマンができあがる訳です。

戦後からバブルくらいまでは、それで上手くまわっていたのだと思います。

でも、今の日本は、当時とは異なります。
経済的背景も、人口構成も、教育水準も、何もかも異なります

今、日本が女性の社会進出を促進し、働き方改革を行うためには、
この「会社員」の「扶養家族」という制度上の概念を
なくす必要があるのではないでしょうか。

日本って、独身会社員と配偶者が専業主婦(夫)プラス子持ちの会社員が
もし同じ額面のお給料をもらってるとしたら、手取りは大きく異なります。

英国だと、額面が同じだったら、独身だろうが、
配偶者が専業主婦(夫)プラス子持ちだろうが、手取りは同じです。

そうなると、共働きがぐっと進むと思います。

Wednesday 8 May 2019

セミリタイアして起こった、ワタシの中の変化。

去年の2月からセミリタイアして、もうかれこ、1年以上。

ワタシの仕事への姿勢が、すっかり変わった事に気がつきました。

そして、その変化は、良い方向の変化だと思います。

英国では、普通にフルタイムで働いている正社員でも、
2週間くらいの長期休暇を1年に1~2回とるのが普通です。

ワタシも例に漏れず、毎年一回は10日から2週間くらいの休暇を取っていました。

でも、フルタイムで働いていた当時のワタシは、2週間の休暇に行く前は、
自分がいない間、できるだけ同僚に迷惑をかけないよう、
色々と身辺整理をしてから出かけていたため、
休暇前の2、3日は、遅くまで事務所に残って働いていました。

なので、休暇が始まるころには、普段よりグッタリ疲れているという。。。

せっかくの休暇なのに、それがけっこうストレスだったんです。

まあ、有給休暇前の日本のサラリーマンと似たようなものです。

休暇の長さが異なるだけで。。

やっぱりワタシは日本人なのですね。

日本で会社員してた事もあるので、日本的な働き方が抜けていなかったのです。


でも今は、週2日勤務という、パートのおばちゃん状態です。

ここまで労働時間を減らすと、同僚にとっては、
ワタシが事務所にいない日の方がデフォルトです。

まあ、ポケモンのアキャラみたいなものです。

なので、今のワタシにとって、週2日の出勤日は
常に、休暇後一日目、且つ、休暇一日前、という感じなのです。

よって、今のワタシの仕事上のアウトプットは、
過去のものを参照したら、誰でも内容を理解して同じものが作れるよう、
再現性を意識して作っています。

エクセルファイルなら、細々とコメント入れたり、
計算式の横に説明をいれたりね。

これで、もしワタシがいない日に、その資料が必要となっても大丈夫。

なので、2週間くらいの長期休暇も、特にストレスなく取れるようになりました。

というか、普段からあまり事務所にいないので、
2週間くらいいなくても、誰も気がつかない。。。

ちょっと寂しいけど、まあ良いか。

長期休暇をとる毎に身辺整理で消耗するより、ずっとマシ。

だからこれは、良い方向の変化だと思います。

でも、基本、いつワタシがいなくなっても大丈夫なように、
と意識して仕事をしているので、
会社としては、リストラしやすい存在になったかもね。

まあ、その時はその時です。

別のパートタイムの仕事を探すか、
フルタイムなら、派遣で一年の半分くらいの稼動率を目指すか。

短期派遣とかで、色んな会社を渡り歩くのも楽しそうだなあ。

Tuesday 7 May 2019

セミリタイア以降、けっこうお酒の量をコントロールできてる。

2019年に入って丸4ヶ月とちょっと。

今のところ、年初に設定したした禁酒目標、

「1週間に休肝日5日」

を、ギリギリの線で達成しています。

2月に行ったミャンマー旅行で毎日飲んだくれた為に発生した
飲酒日数の超過分を、今週やっと解消することができました!

やればできるじゃない、ワタシ!

まあ、また旅行に行ったら毎日飲んじゃうから、
飲酒日数超過状態になるんですが。

飲酒日数超過は、ワタシにとっては債務超過みたいなものです。

頑張って解消しないといけないものなのです。

そして、今週、幾たびもの誘惑に負けそうになりながらも、
債務超過じゃなくて、飲酒日数超過を解消したのです!

ワタシ、エライ!
と自画自賛です。

我ながら、セミリタイアして以降、徐々にですが
飲酒量をコントロールできるようになってると思う。

これが、セミリタイアの最も重要な目的だったのです。

仕事を減らして、ストレスを減らして、お酒を減らす。

三方減ですよ。

セミリタイアしたら、昼間からお酒が飲めるから
酒量が増える、というので懸念のある方もいらっしゃるようですが、
仕事が原因でお酒の量が増えてるという自覚のある人は、
仕事を減らせば、お酒も減ると思います。

ワタシの場合、フルタイムで働いていた時は、

仕事帰りにちょっと一杯、
仕事が忙しかったから一杯、
仕事で疲れたから一杯、
仕事で喉が渇いたから一杯、
仕事頑張ったワタシ偉いから一杯、

と、何かにかこつけて毎日飲んでましたからねえ。

今は、それがないので、えいやっと禁酒日できます。

そして、連続禁酒日が続くと、身体が楽になってきます。

そうなると、「仕事で疲れた」とかじゃなくて、
もっと別の理由、例えば、ー友達を会うとか外食するとか、
そういった、考えるだけで楽しくなるような理由で
お酒を飲もうと考えるようになるのです。

まあ、旅行に行った時は、毎日飲むんだけどね。

Monday 6 May 2019

終身雇用が保証されていない国での住宅ローン返済戦略

思い起こせば、2008年。

やっと家を買った!と思ったら、リーマンショックが起こって、
あれよあれよと世界経済は不況に陥りました。

終身雇用が保証されていない国で、景気が悪いという事は、
明日にでも、今の職を失うかもしれない、というです。

そして、住宅ローンというものは、債務不履行になると、
せっかく購入した家を召し上げられてしまうのです。

おまけに住宅ローンは、大抵、かなりの長期ローンとなります。
我が家は25年で組みました。

そして、我が家の場合は購入直後にドカンとリーマンショックがきましたが、
そうでなくても、25年もあれば、その間に1度や2度は
不況が訪れる事を覚悟しなければなりません。

なので我が家は、その不況の間も、毎月確実に返済できるように、
債務不履行のリスクを少しでも減らす事を、最重要事項としました。

当座の目標は、夫婦どちらかが失職しても、
しばらく生活できる程度の貯金を作る事。

それと同時進行で、できるだけ繰上げ返済をする。

具体的には、リーマンショックの影響で英国の政策金利が下がり、
それに連動して我々の毎月の支払額が減った分を、
そのまま繰り上げ返済にまわしたのです。

繰り上げ返済する際には、返済総額だけを考えると期間短縮型がお得です。

しかし、我々の最重要事項は、債務不履行のリスク低減ですので、
返済額低減型の繰上げ返済を繰り返してきました。

支払い総額が少々増えようが、毎月確実に、楽に返済できる額まで
月々の支払額を減らす事を目標としたのです。

目標は、夫かワタシ、どちらか一人の収入で、
ローン返済を含めた生活費をまかなえるようになる事。

けっこうすぐに、夫だけの収入でまかなえるようになったので、
次の目標は、ワタシ一人の収入でまかなえるようになる事です。

まあ、ワタシもゆっくりとですが昇給していましたし、
金利のおかげで減った分だけでなく、繰上げ返済のおかげで減った分も、
次の繰上げ返済にまわしていましたので、数年後には、
ワタシ一人の収入だけでも、月々の支出をまかなえるようになったのです。

そんな時、夫(ミャンマー人)が失業しました。

その後、せっかく見つけた再就職先でも再度リストラされ、
約一年くらい仕事が安定しなかった時期があるのです。

夫のリストラ話
夫のリストラ話(続き)
アウトソーシングのKTは難しい
夫のリストラ問題はまだまだ続く
夫のリストラ問題、まだまだ続いてもらっては困る。
夫のリストラ問題、お願いだからこれで終わってください。

幸いその頃には、ワタシ一人の収入で家計をまかなえるようになっていました。

もちろん、その間は繰り上げ返済はストップしてましたが、
貯金を食いつぶす必要がないというのは、精神的に大分ちがいます。

夫の失業という、きわめてストレスフルな大事件を、
比較的冷静に乗り越えることができたのは、その時点で
住宅ローンの月々の返済額がかなり低くなっていたからです。

我々の戦略勝ちです。

とまあ、終身雇用が保証されていない国での住宅ローン組んだ場合は、
債務不履行のリスク低減を最重要事項とする戦略が有効かと思います。

まあ、どんどん繰り上げして期間短縮して返す人もいるんですがね。

Saturday 4 May 2019

終身雇用が保証されていないけど、25年住宅ローンを組んだワタシ達。

経団連の中西宏明会長が、とうとう漏らした本音。

経団連会長“終身雇用を続けるのは難しい”

このニュースをみて、日本で終身雇用制度が崩壊したら、
住宅ローンを組んで家を買う人が減るだろうなあ、と思ったワタシ。

とは言いながら、我々夫婦は、終身雇用が保証されていない英国で、
25年ローンを組んで、今の住処を購入したんですけどね。

英国では、終身雇用は保証されておらず、
日本よりもずっと雇用の流動性が高いのですが、
みんな若いうちから、けっこうバンバンローンを組んで
家を購入する傾向にあるのですよ。

今はちょっと、ロンドンの不動産価格が高騰しすぎて、
若者には手が出なくなっているみたいですが。

我々夫婦が今の住処を購入したのは10年前。
なんと、あのリーマンショックの直前のことでした。

当時(リーマンショック前)のロンドンでは、
年々不動産価格が高騰していたのですが、
それに比例して賃貸の家賃もどんどん高騰していたので、
このまま家賃を払い続けるのは無理だ~!と、購入を決心したのです。

終身雇用が保証されていない英国で、
夫婦二人の合算年収の三倍程度の金額を、
25年ローンで今の住処を購入したのです。

まあ、年収の三倍って、超低金利の今の日本だと、かなり堅実な借入額ですね。

当時の英国でも、けっこう堅実な借入額でした。
銀行は、合算年収の四倍くらいまで貸してくれると言ってくれたので。

でも、当時の英国の金利だと、そんなに借りちゃうと
返済が大変になりそうで。。。


ローン返済スタート時の金利は、3年間の優遇金利が5.75%
優遇金利期間が終わると、7.5%でした。

この金利で25年借りると、最終的な支払い総額は、元金の2倍以上になります。

月々の支払いは、同等の賃貸を借りるよりも、ちょっと高いくらい。

我ながら、なかなかチャレンジャーだったと思います。

おまけにリーマンショック後は、銀行が不良債権を抱えたくなくて、
住宅ローンを貸し渋った為に、全体的に不動産価格が下がりました。

つまり我が家は、高値でつかんでしまったのです。

クソッ!!!

でもまあ、逆に言えば、まだ銀行の審査がそこまで厳しくなかった時に
ローンを組めてラッキーだったかもしれません。

もしかして、リーマンショック後だったら
銀行が貸してくれなかったかも知れませんからね。

得たいの知れない元ミャンマー人とその妻(日本人)には。

そして、何よりラッキーだったのは、
政策金利に連動する変動金利で借りていたのですが、
金利の高い時に設定された商品のため、
けっこうお宝ローンになったのです。

リーマンショック後、日本ほどではないにしても、
英国の金利もどんどん下がっていったので、
毎月の支払いが、あれよあれよと下がってくれました。

なので、少々高値でつかんでしまいましたが、
金利の減少で得した分と相殺されているでしょう。

でもやっぱり、購入後しばらくは不安でしたねえ。

終身雇用が保証されていない国で、景気が悪いという事は、
明日にでも、今の職を失うかもしれない、というですから。

またまた長くなったので、つづく。

Friday 3 May 2019

終身雇用がなくなった日本で、住宅ローンを組んで家を買う勇気がある人がどれだけいるだろう

先日、経団連の中西宏明会長が、かなりの爆弾発言をされましたね。

経団連会長“終身雇用を続けるのは難しい”

このニュースをみて、ワタシが思った事は、二つ。

そのうちの一つについては、先日、別記事に書きました。

終身雇用制度の崩壊は、非正規社員にとっては朗報かも?

今回は、もう一つの方について。

ずばりタイトルの通りなのですが、日本で終身雇用制度が崩壊したら、
住宅ローンを組んで家を買う人が減ると思うのです。

住宅ローンの貸付残高が減ると銀行の収益も減るし
家の販売数が減ると、不動産や住宅関連の産業も減収となるでしょう。

そして、今は高騰している東京のマンションなんかも、
値下がりするかもしれませんね。

世間では、東京オリンピック後に不動産価格が暴落する可能性について
よく囁かれていますが、オリンピック以外にも暴落要因があるのです。

なので、今、家(マンション)購入を検討されている方は、
せめて東京オリンピックが終わって、且つ、
終身雇用制崩壊に向けて、経済界の方向性が定まるまでは、
様子を見たほうがよいかも知れません。

ちなみに、終身雇用が保証されておらず、
日本よりもずっと雇用の流動性が高い英国では、
みんな若いうちから、けっこうバンバンローンを組んで
家を購入する傾向にあります。

我々夫婦も例外ではなく、10年ほど前に
物件の13~14%ほどの頭金を入れ、残りは25年ローンを組んで、
今の住処を購入しました。

終身雇用が保証されていない状態で、25年ローン。

なかなかチャレンジャーでしょ。

長くなりそうなので、続く。

Thursday 2 May 2019

終身雇用制度の崩壊は、非正規社員にとっては朗報かも?

先日、経団連の中西宏明会長が、かなりの爆弾発言をされましたね。

経団連会長“終身雇用を続けるのは難しい”

まあ、これが、企業の本音だと思います。

この発言に対して、色々な立場の人が色々なツッコミをしていますねが、
氷河期世代に四大卒女子という最悪のスペックでの就職活動を経験した
という立場のワタシとしましては、こう思うのです。

終身雇用制度の崩壊は、非正規社員にとっては朗報かも?

長い目で見れば、労働者全体にとって朗報かも?

なぜならワタシは、

終身雇用制度が企業の正社員雇用を抑制している

と考えるからです。

終身雇用を続けるとなると、企業側としては、
正社員一人を雇う際に、将来的なコストとして、
その人の生涯賃金、すなわち、一人当たり二~三億円
見積もらなければなりません。

正社員採用=二億円の買い物です。

そりゃ、企業としても、安易に正社員なんて採用できないですよね。

景気が悪くなってもクビにできない正社員を、すでに沢山抱えている会社では、、
新しい正社員を雇い入れる勇気も経済的余裕もないでしょう。

だって、一人二億円ですからね。

でもそれが、例えば、ある程度の解雇手当で正社員を解雇できるとなれば、
もっと、正社員雇用へのハードルが低くなると思うのです。


例えば、新規に5年プロジェクトを始めるとします。

そのプロジェクトが、どんなに利益がでそうなプロジェクトでも、
5年で終わってしまうということは、そのプロジェクトに必要な人員を、
終身雇用の正社員として雇うことはできません。

新卒採用の数だって、5年プロジェクトの為に安易に増やすことはできません。

だって、一人二億円ですから。

日本の場合、そういった場合は、既存の正社員の一人あたりの
負担を多くしつつ、非正規社員を雇い入れることによって
その5年プロジェクトを乗り切ることでしょう。

でも、既存の正社員は、業務量が増えて疲弊しますし、
非正規社員は、せっかくプロジェクトの為に5年働いたのに、
その5年間の働きは、履歴者的にキャリアと認めてもらえません。

でも、例えば、正社員の解雇がもっと容易になれば、
5年間のプロジェクト担当として、正社員を雇い入れるという選択肢があるのです。

プロジェクトが終わる5年後に、社内に他の案件があれば、
他のプロジェクトに異動しても良いし、
なければ、プロジェクトの成功報酬としてボーナスを受け取って退職、
という条件で、5年間の正社員を雇い入れるのです。

経験者を雇って年間800万かかったとしても、
800万x5年 プラス解雇手当で、5千万もかからないでしょう。

終身雇用の社員を二億円で雇い入れるより、
トータル、1億5千万安くなります。

そうすれば、既存の正社員は疲弊しませんし、
雇い入れた人も、もし退職することになっても、
5年間の正社員のキャリアが形成ができます。

もちろん、その人が素晴らしい人で、
5年プロジェクト終了後も、是非我が社に残って活躍して欲しい!
という人ならば、そのまま残ってもらったらよいですし。

なによりも、企業にとって、正社員を雇いやすくなる、というのは、
労働者にとっても、正社員で雇われやすくなるという事です。

ただ、正社員になったからといって、一生安泰ではなくなるだけです。

でもよく考えてみてください。

いくら正社員になったって、その会社がつぶれたらおしまいです。

そして、自分が勤める会社が、定年になるまでの間、
40年間もつぶれないなんて保証はどこにもないのです。

大企業の正社員の人が、安心しきってのんびり生活していたら、
ある日突然、会社が倒産の危機に陥って、一族郎党大慌て。

バブル崩壊以降、ワタシ達はそんな光景を、幾度となく見てきました。

それなら、正社員の解雇規制を緩和して、
「正社員だって油断できないよ~。」と、皆が普段から
警戒態勢でいるほうが、よいではありませんか。


今の正社員をめぐる就職戦線は、
「ものすごく豪華な、ごく少数の椅子をめぐっての椅子とりゲーム」です。

それを「そんなに豪華じゃないけど、まあまあすわり心地の良い椅子が、
まあまあ沢山ある状態での椅子とりゲーム」にしたら、
今はやりの「格差」とやらが、大分なくなると思うのですよ。

少なくとも、心理的には。

もちろん、実質的な「格差」はなくなりません。

一部の有能な人が高給を得て、そうでない人は低賃金に甘んずる、
という図式は変わらないと思います。

でも、正社員の解雇規制を緩和すれば、
高給取りの人は、結果を出さないとクビになるという
戦国時代のような状態になります。

逆に、低賃金の人は、賃金相応の働きをする限り、
クビになるリスクは、そんなに高くならない。

一般的に、リストラする時は、賃金の高いほうから切りますからね。
そのほうが効率がよいから。

まあ早い話、ワタシは、正社員の待遇改悪を提案しているわけですが、
それには一つ、大切な条件があります。

それは、正社員の解雇規制を緩和すると同時に、
不当解雇に対する罰則を強化することです。

不当解雇に対する罰則を厳しくすると共に、
労働者が会社を訴えるためのシステムが整備されることが同時に必要です。

でないと、日本はさらに、ブラック企業の温床になってしまいますからね。

Wednesday 1 May 2019

今日から「令和」が始まります。 Happy New Era, "Ray Wa" !

新元号明けましておめでとうございます。

今回の元号改正は、先代の天皇陛下の不幸の後に起こったわけではないので
手放しで歓迎ムードになれて、なんかワクワクしますね。

英国のチャールズ皇太子などは、日本のこのニュースを受けて、

「マミー。ほら、Japanese Emperor が退位したよ。」
「彼はマミーと同年代だよ。そろそろマミーも、考えてみたら?」

なんていう心境かもしれません。

などと、要らぬことを色々と妄想しながら、つらつらとネットサーフィンしていたら、
偶然、Raywan なる「令和」の非公認ゆるキャラを見つけました。



こんなの。(Raywan Twitter より拝借

ゆるキャラと聞くと、ワタシのイチ押しキャラ、ピータンのライバルとして、
放ってはおけません。

さっそく詳細をチェックしてみたところ、

英語で Ray とは、お魚の「エイ」の事なのですが、
そのお魚の「エイ」と、wan (日本語では「犬」と意味しますね)
をかけあわせた、犬の顔をしたエイのキャラです。

はっきり言って、そんな言うほど可愛くはない。

ピータンの方が、絶対にカワイイ。

ピータンとピータンこいのぼり


でも、ピータンは「令和」になんの関係もないので、
ちょっと分が悪いなあ。

そんな、そんなに可愛くない Raywan ですが、
一つ、気に入った点は、レイを Ray に引っかけたところ。

「令和」の公的なローマ字表記は Reiwa となりますが、

Ray Wa ほうが、カッコよくないですか?

Ray って、お魚のエイだけじゃなく、
「光線」とか、「輝く」って意味もあるし。

イメージが良いと思うんだけど。

まあ、日本はヘボン式ローマ字で表記するのが決まりだから、
しかたないですね。


ところで、話はまったく変わりますが、
お魚のエイの話が出たので、そのついでに。

ワタシ、今まで知らなかったんですが、
エイってジャンプするんですねえ。

ヒラヒラして、飛んでるみたい。

先日、海の自然のドキュメンタリーで、
エイのジャンプの動画を見た夫(ミャンマー人)が一言。

痛そう。。。

確かに、イルカのジャンプはするっとつるっとスムーズですが、
エイのジャンプは、着水がイマイチ。

腹うちして痛そう。