Friday 28 February 2020

やっと、見かけで判断されなくなってきた。

新型肺炎、コロナウィルスが、ますます絶好調ですね。

宿主としてウィルスに狙われている人類は、ますます絶不調ですが。

さて、この新型コロナウィルスですが、我が家では超局地的に、最初に感染者が発見されたの中国の都市、ウーハン(武漢)の名前をとって、「ウーハンウィルス」と呼んでいます。


さすがに最初に流行の中心となっただけあって、現在、中国人は世界中で病原菌扱いされているようです。

とはいえ、ヨーロッパ人に中国人とか韓国人とか日本人の見分けがつくわけありませんから、中国人の様に見える極東アジア人はすべて病原菌扱いです。

ここロンドンでも然り。

いやんなっちゃうなあ。もう。

先日、うっかり地下鉄で咳をして、周りを緊迫させてしまいましたよ。

いやんなっちゃうなあ。もう。

英国では、一般的にマスクをして外出する習慣がありませんので、ウーハンウィルス絶好調の今現在も、もちろんマスクなし。

でも、周りが緊迫したのは、マスクをしていなかったからではありません。

中国人の様に見える極東アジア人が咳をしたからです(マスクは関係ない)。

もし、ワタシがマスクをしていたとしたら、わざわざ咳をせずとも、地下鉄に一歩踏み込んだだけで、周りは緊迫したでしょう。

今みたいな状況下で、中国人の様に見える極東アジア人がマスクなんかして迂闊に出歩いてはいけません。

自ら、人種差別のハラスメントをおびき寄せているようなものです。

マスクするくらいなら、外出しないほうが良い。

ウーハンウィルス問題が勃発して以来、そんな感じで過ごしていましたが、ここ数日、状況が変わってきています。

イタリアで大量感染が報じられたと思ったら、イランでも!そして、ブラジルも!

もうこれで、差別されるのは極東アジア人だけではなくなりました。

ヨーロピアンみたいに見える人も、中東系に見える人も、ラテンアメリカ系に見える人も危ないよ!

もうこれで、見かけで判断はさせへんでえ。


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Wednesday 26 February 2020

ハロー、パニック。

どうやらワタシは、マイルドにパニック障害の気があるようです。

風邪ひいた時だったか花粉症の時だったか、鼻がつまっている時に夜中にふと目が覚めて、そしたら、周りが真っ暗で自分が呼吸困難の状態であったため、軽くパニックになってしまったのが始まりです。

その後も時折、軽くパニック状態になる事があるんですが、大抵は、風邪か花粉症で、鼻がつまっている時です。

瞑想をするようになってからは、「パニックかな」と思ったら、自分の呼吸に意識を集中する「アナパナ」と呼ばれる瞑想テクニックでもって瞑想をする事によって、気分を落ち着けることができるようになりました。

先生、鼻がつまってる時はどうしたら良いんですか?:ヴィパッサナー瞑想10日間コース(6)
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/09/10_13.html

でも、この「アナパナ」とは、鼻の穴を出入りする空気の動きに意識を集中するというテックニックでありまして、「鼻がつまっている時にはどうしたらよいのか」という一見バカなようでいて、かなり本質的な大問題は、未だ先生に質問できないまま、未解決です。

実は、今のところ、瞑想中に両方の鼻の穴が完全につまってしまうと言う事態には、まだ直面していないのですね。

でもまあ、いざとなったら「鼻がダメなら、口で息をすれば良いじゃない」という、マリー・アントワネット戦法で頑張ろうかな、と思ったり。

でも、口で息をするとなると、現在「アナパナ」で練習している意識の集中のやり方では上手く行かないような気がするので、マリーアントワネット戦法は絵に描いた餅になるかもしれません。

でも、「最悪の場合は、口で息をすればよい」と思う事によって、不安感がかなり減るので、それだけでも役に立ってるかも。

ところで、不安感を減らすという意味では、先日、瞑想に関するドキュメンタリーをみていた時に、とても画期的な方法知(というか考え方)に出会いました。

ドキュメンタリーに出ていた僧侶は、瞑想のエキスパートなのですが、彼も、若いときからパニック障害があるというのです。

でも、彼はパニックを恐れてはいません。

むしろ、好きなくらいだそうです。

パニックがやってきたら、「ハロー、パニック」と、パニックを観察するのだそうです。

「ハロー、パニック」って。。。

ハローキティーじゃあるまいし、、、と思ったりもするのですが、そもそも、瞑想というのは、自分の精神や身体を観察するという事が基本になるのです。

なので、パニックも観察対象になるわけですね。

まあ、パニックは、ワケがわからないから怖いのであって、観察して、何かが良く分かるようになれば、そんなに怖くはなくなるのかもしれません。

ワタシも、マイルドパニックが訪れた際には、「ハロー、パニック」戦法で対抗してみようと思います。


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Monday 24 February 2020

いけずな京都人

ワタクシ、日本を離れてそろそろ約18年が経とうとしています。

早いなあ。

まさに、光陰やの如し。

18年くらい離れてしまうと、日本についての知識が、かなり時代遅れになってきています。

日本み一時帰国の際も、電車の切符の買い方とか、コンビニでのキャッシュレスの浸透具合とか、新しい事ばかりですっかりおのぼりさんです。

夫(ミャンマー人)曰く、「ワタシは日本語が話せるだけで、日本の事はあまり知らない。つまりガイドとしては役に立たない」との事。

でも日本語は、日本語を学んだ外国人に比べたら、メチャクチャ上手いと思うんやけどなあ。ネイティブやし。

それを言い出したら、夫(ミャンマー人)だって、ミャンマーを離れて20年なんやから、ミャンマー語が話せるだけで、最近のミャンマーの事はあまり知らないと思うんやけどなあ。

まあ、それは置いといて。

夫の言い分も、あながち100%間違いではないと思うフシもあるのです。

と、言いますのは、日本の中では、閉鎖的と言う事で有名な、京都の出身なのです。

生まれも育ちも京都の、はんなり京都人。

ロンドンで生活するようになって、日本の様々な地方の方々と知り合いになりましたが、京都に居た時には、知り合いは主に京都人、もしくは関西人ばかり。

行動範囲だって狭いです。

京都はコンパクトながら、なんでもそろっている街なので、出かけるといっても、せいぜい、大阪、滋賀、兵庫くらい。

そしてどうやら、京都人というのは、全国的に見て、かなり特殊な生態をもっているらしいのですね。

どうやら京都の外から見たら、京都の人というのは「いけず」らしいのですよ。

京都市には大学が多く、学生の街ともいわれます。

なので、京都の人は学生さんには優しいのですが、一度学校を卒業して、京都で働き始めたら、態度が急変するらしい。

それ以外でも、全国規模の大企業の社員さんが、京都に転勤で来て住むようになった場合なども、けっこうツライらしいですね。

なぜここで、ワタシの書き方が「らしい」と伝聞形態なのかと申しますと、それは、伝聞だからです。

京都で生まれて育ったワタシとしては、そんな事を感じた事はないわけです。

しばらく京都を離れた後に、里帰りしても、京都の人達は、ワタシにとっては、まったくもって普通です。

でも、京都外の出身で京都に移り住んだ皆さんは、口を揃えて言うのです。

京都の人は、「いけず」やと。

でもね、ワタシが思うに、京都の人は、よそ者だから「いけず」をしてるんじゃないと思うんですよ。

学生さんを特別扱いしていただけで、学校を卒業して働き始めた人や転勤で来た人なんかは、普通に接しているだけなんだと思うんです。

つまり、京都人が普通に接すると、それは「いけず」なわけなんですよね。

でも、京都で生まれて育った人間にとっては、それがずっと普通だったし、自分自身も、自然と人に対してそうやって接するようになっているので、まあ、ちょっと「いけず」かなあ、と思わない事はないにしても、まあ、「そんなモノ」なのですよ。

でも、ロンドンに来て、京都以外の日本人の方と知り合って一緒に働いたりするようになって、「もしかしてワタシって、標準的な日本人から少しずれているのでは?」と、自覚するようになりました。

そして長年、京都以外の日本人の方を観察した結果、京都の外で日本人と接する時の自分と、京都に里帰りした時の自分と、二つのバージョンができてきました。

なのでワタシは、京都人の気持ちも分かるけど、京都人が「いけず」やと文句を言う人の気持ちも分からない事もない。

でもやっぱり、芯は京都人なので、文句を言う人の気持ちが「分かる」とは断言できませんが。

ところで、英国人のものの言い方って、京都人と、とても良く似てるんですよ。

ものをハッキリと言わないところとか、婉曲表現を使うところとか、二重否定を使うところとか。

あと、婉曲表現で言われた言葉の、実際の意味する所、っていうのを考えた時は、限りなく京都人に近い言葉の使い方をしていると思う。

そして、京都以外の日本人というか、関東の人のものの言い方は、むしろ米国人に似てるという印象がありますね。

誤解を招かないように、簡潔でハッキリ。

合理的極まりない。

ワタシのように、京都とか英国のもの言い方に慣れた人間にとっては、合理的過ぎて愛想がないとも感じられてしまいます。

でもまあ、今は世界はグローバリズム。

多国籍の人々のコミュニケーションを円滑にするため、日本では「やさしい日本語」が、英語圏では「Simple English」が推奨されています。

その流れでは、文化的背景の共有を前提とした、「いけず」な京都人は、だんだんと時代遅れになっていくのでしょうね。

ちょっと寂しいかなあ。

京都人は、やっぱり「いけず」でないと。
そこも含めて、文化遺産として登録して欲しいと思うのです。



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Saturday 22 February 2020

選択肢があるが故の悩み

国際結婚の場合、何処の国に住むかが最大の問題

これが問題となるのは、国籍の異なる二人が結婚する事により、選択肢ができるからなんですよね。

同じ国の国籍を持つ二人が結婚する場合、普通は、二人の出身国に住むことになると思います。仕事で外国を飛びまわっているとかいうような特殊な事情のカップル以外は。

選択肢がないのです。

だから、悩まなくて良いんです。

選択肢があるというのは、一見良いように見えるかもしれませんが、そんなに良いことではありません。

選択肢があるということは、どちらかを選ばなくてはならない。

そして、片方を選んで上手く行かなかったら、あっちの方が良かったかな、なんて考えてします。

国際結婚した場合、どちらの国に住んでも片方がアウェイになるわけですから、夫婦単位で考えた時には、何処に行っても「異邦人」なのです。

「絶対的に、純粋に、100%ここに居ても良い」という国は、ないのです。

なので我々夫婦は、第三国である英国に住んでいますが、この国がワタシ達にとって、「絶対的に、純粋に、100%ここに居ても良い」国ではないと覚悟しています。

まあ、根無し草のようなものですね。

もう20年も住んでて家も買ったけど、やっぱりまだ根無し草。

でも、ミャンマーに行っても日本にいっても、夫婦単位で考えたら、やっぱりワタシ達は「異邦人」。

だからまあ、それで良いのです。

水草のように、プカプカと浮んで生きて行こうと思うのです。


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Thursday 20 February 2020

国際結婚では「何処の国に住むか」が最大の問題だと思う。

今、英王室離脱問題で世間を騒がせているハリー&メーガン公爵夫妻。

ハリー王子のアホさにあきれる声もチラホラと聞こえる中、やはり大多数の人々は、メーガン妃を非難しているようですね。

メーガン妃は王室に入る覚悟がなっていなかったとか、王室離脱したんだからメーガン妃はもう妃をつけなくてよいとか、金の亡者だとか、シャツのボタン開けすぎとか。

何から何まで非難の的です。

今のこの状態では、片手を挙げるだけで、挙げ方がなってないとか、なぜ今手を挙げるんだとか、色々と難癖をつけられそうな勢いです。

まあ、英国王室ファンの一人でありますワタシも、彼女の強引なやり方には少し思うところはありますが、それは他の人に任せるとして、ワタシが感じた事を一つ。

結局このヒト達って、国際結婚なんですよねえ。

母国語が同じ英語だから、一見問題ないようにも思えるかもしれませんが、英国と米国では、文化が全然違います。

アメリカ生まれアメリカ育ちのメーガンさんは、多分、英国の文化になじめなかったんやろうなあ。

アメリカみたいな広い国で育ったら、イギリスみたいな島国根性を理解するのは難しいと思うのですよ。

イギリス人って、島国なだけあって、ヨーロッパの中でもちょっとはみだしっ子で、なんとなく大陸ヨーロッパと一線を画した所があるんです。

それはもう、EUを離脱するくらい、はみでてる。

島国根性という意味合いでは、むしろ日本人と似てると思うくらい。

そして、物事をはっきり言わないし。

特にネガティブな事柄は、間接的に婉曲表現するイギリス英語の話し方は、京都人の話し方と通じるものがあるくらいです。(なのでワタシは、英国はけっこう快適。)

そんな英国の中でも、普通の家庭ではなく、英国中の英国、ロイヤルファミリーですもんねえ。

バリバリの英国です。

そりゃあ、息苦しかったんでしょう。

それでなくても、自分のホームから離れて、アウェイでやっていくのは大変なのに。

うっかり、名家中の名家に嫁いでしまって。

まあ、同情できないこともありません。

でも、国際結婚って、少なくともどちらか一方が、アウェイになるんですよ。

我が家のように、ワタシ(日本人)と夫(ミャンマー人)にとって第三国に住む場合は、まあ、両方にとってアウェイになるわけですが、それはそれで大変ですが、夫婦間では平等感があります。

でも、第三国で暮らすっていうのはどちらかというと少数はで、殆どの場合は、どちらかのホームで暮らす事になります。

そうなると、アウェイの方の人が、不公平感を感じてしまうんですよね。

自分は、家族や友人から遠く離れてしまったのに、パートナーは今まで通りの生活を楽しんでるわけですから。

その不公平感を緩和するためには、ホームの人は、普通の夫婦以上に、パートナーをサポートする必要があります。

アウェイの国へ引っ越す方も覚悟が必要ですが、ホームで受け容れる方が、その何倍も覚悟が必要なんだと思います。

ハリーさんはボンボンやから、その辺りの覚悟ができてなかったのかもしれませんね。

そして、メーガンさんも、アウェイの生活の大変さを今一つ上手く想像できていなかった。

国際結婚につきものの、ランゲージバリアー(言葉の障壁)がないだけに、簡単に行きそうに思ったのかもしれません。

でも、言葉が同じでも、文化が全く異なるという事実を甘く見てはいけなかったと思うのです。


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Tuesday 18 February 2020

ウーハンウィルス

最近、新型肺炎、コロナウィルスが猛威をふるい、世界中の人々を不安に陥れています。

この新型コロナウィルス、流行の中心である中国政府は、自国民の国外への団体旅行を禁止、各国は中国行きのフライトをキャンセルしたり中国への渡航を控えたり。

また、春節休み明けの中国が、工場を再稼動できるのかも疑問です。

中国の工場の生産ラインがストップしてしまうとなると、芋づる式に、様々な工業製品の製造がストップしてしまいます。

iPhone とか iPhone とか iPhone とか。

まあ、iPhone くらいならば、少しのあいだバージョンアップするのをガマンすればよいわけですが、それ以外にも、様々な製品の供給がストップしてしまう可能性があるのです。

今現在、中国人が買い占めて品薄になっているマスクだって、メイドインチャイナが多いでしょう。

「買い占め」と「製造ストップ」のダブルパンチで、品薄になるのも納得です。

我々の生活が普段、どれだけメイドインチャイナの製品に頼っているかと言う事が、浮き彫りになることでしょう。

それだけではありません。

一時(バブル期)の日本人の様に、世界中を旅行して高価なブランド品をワサワサと購入していく中国人観光客の数か、最近めっきり減ってしまいました。

ヨーロッパの高級ブランドとか、けっこうな痛手なのではないでしょうかね。

何にせよ、世界人口の約20%を占める中国への輸出入がストップすることによる世界経済への打撃は、かなりのものだと思います。

下手したら、リーマンショックぐらいの経済的影響があるかもしれませんよね。

新型コロナウィルス。

しかしこの、新型コロナウィルス。

呼び方がなんとなくピンとこないんですよねえ。

SARSやMERSと同じ系統のコロナウィルスの新型という事で、新型コロナウィルスなんでしょうが、なんとなくパッとしない。

どうせなら、最初に感染者が発見されたの中国の都市、ウーハン(武漢)の名前をとって、「ウーハンウィルス」と呼んだ方が分かりやすいのに。

多分、差別になるからとな何とか、中国とウーハンに遠慮してるのかもしれませんね。

彗星とかみたいに、自分の名前をつけるのが名誉な感じのものではありませんので。

でも、死亡率は新型コロナウィルスよりも高かった「スペイン風邪」は、思いっきり国名を使ってます。

「ウーハンウィルス」って呼んだほうが、なんか切迫感が感じられて良いと思うんですがねえ。

ちなみに我が家では、もうすっかり「ウーハンウィルス」、もしくは略して「ウーハン」と呼んでいます。

世の中の人々って、変な所で変に遠慮するんだなあ。と思ったりするのです。

そうそう、それで思ったのが日本政府。

今回のウーハンウィルス問題では、日本政府は変な所で変な風に人権問題を持ち出しましたねえ。

ウーハンにチャーター機を飛ばして帰国させた日本国籍者のうち、二名が検査と隔離に同意せずに即日町に解き放たれて帰宅したと。

その理由がなんと、「人権問題があるから強制はできない」だと!

えええ。そ、そんな。

その二人の人権は守られるかもしれないけれど、周りの大多数の人権はどうなるの?

人権とは、自分の人権を主張する事はもちろん大切ですが、それと同時に、他の人の人権を尊重する事も大切です。

皆が皆、自分の人権だけを主張していてら、世の中回りません。
早く家に帰りたいという気持ちはわからないでもないですが、他の人の安全を守る為に、敢えてここは検査は受けて、一定期間の隔離に応じるべきだと思うのです。

そして、政府としても、一定条件下にある少数の個人の人権を守るために、その他大多数の人権(安全)を危険に晒すというのは、どう考えても理解しがたい。

そもそも、日産の元会長のゴーン氏が国外逃避した原因になった、彼の起訴問題の顛末を見ていても、日本って、そんなに人権を尊重してる国だと思わないのですが、なぜここで、変な風に人権問題を持ち出してくるのでしょうね。

我が国の政府ながら、よくわからない政府ですなあ。


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Sunday 16 February 2020

韓国ドラマの少女マンガっぷりに完敗 and 乾杯。

現在、我が家で流行るもの。

それは、コロナウィルスみたいな物騒なものではなく、

Crash Landing on You 
https://www.netflix.com/gb/title/81159258

ネットフリックスオリジナルシリーズの韓国ドラマです。

ワタシは今まで、あえて韓国ドラマは避けて生きていたのですが、ついに韓国ドラマが我が家に繁殖してしまったのです。

それというのも、夫(ミャンマー人)がテレビっ子なせい。

その理由については過去記事に記したことがあるのですが (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2013/03/blog-post_20.html)、人生の途中からテレビへのアクセスをゲットした夫は、生まれた時からテレビが身の回りにあったワタシとは、テレビに対する情熱が違うのです。

そんな夫は、ネットフリックスも大好き。

これといったテレビ番組がない時は、ネットフリックスに切り替えて面白そうなものはないかと物色しています。

そんな夫が、今、Crash Landing on You  という韓国ドラマが、ネットフリックスで話題になっているらしいという情報を入手してきました。

夫:どういう経緯があってそうなるのかわからないけれど、韓国の女の子が、北朝鮮に紛れこんでしまうという話らしいよ。

ワタシ:えええ。北朝鮮!スパイドラマ?

夫:わからん。でも、主人公の男性がキュートだって評判だよ。見てみない?

ワタシ;ほう。キュートな主人公男性!見てみましょう!

という流れで、なんとなく見始めたところ、夫婦でハマってしまったのです。

なぜハマっているかと言いますと。

  • 主人公男性がキュート(ワタシ)
  • 北朝鮮の人々の生活ぶりがミャンマーの生活を彷彿とさせて、なんとなくノスタルジック(夫)
  • 主人公男性がすぐ泣く(夫が、これに対して非常に不満らしい。「こんなことで北朝鮮男子が務まるのか!」といつも文句を言いながら見てる。)

そしてなにより、このドラマ、少女マンガみたいなんです。

キャラクター設定といいストーリー展開といい。。

もう、まさに、30年くらい前の日本の少女マンガ。

「マーガレット」とかで、「あなたに緊急着陸💖」みたいなタイトルで連載されているんじゃないかと思うくらい。

このドラマのタイトルをググッてみると、ちらほらと「愛の不時着」という文字が出てきます。これが邦題なのかな。

確かに Crash Landing の日本語訳は不時着なので、「愛の不時着」の方が正しい訳だと思うのですが、、、なんか、「愛の不時着」だと、深刻な悲恋ドラマみたいな感じがしません?

まあ、まだ最後まで放送されていないので、どのようなエンディングになるかわからないし、最後は悲恋ドラマで終わるのかもしれませんが、今の所のストーリー展開とキャラクター設定では、「愛の不時着」というよりは、「あなたに緊急着陸💖」という感じです。

そしてワタシは思い出したのです。

昔、「冬のソナタ」という韓国ドラマが日本で流行った時、見た人が皆、口をそろえて、「少女マンガみたい」という感想の述べていた事を。

私は残念ながら、「冬のソナタ」は見逃したのですが、きっと、「冬のソナタ」もこんな感じやったんやろう。

いやあ。韓国ドラマの少女マンガっぷりに完敗 and  乾杯!


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Friday 14 February 2020

ビスケットとクッキー

夫(ミャンマー人)は、アメリカ系の会社に勤めています。

なので、会社のエライ人達は御本社様からきたアメリカ人。

英国での現地採用にも、アメリカ人がチラホラいるし、時にはアメリカからの出張者なども来ていたりして、事務所の中では、イギリス英語とアメリカ英語の静かな戦いが起こっているようです。

夫は、ミャンマー生まれのミャンマー育ち。英語はネイティブスピーカーではないのですが、なんて言ったって、ミャンマーは元英国植民地。子供の頃から習ってきた英語は、イギリス英語です。

おまけに、英国に、もうかれこれ20年くらい住んでいるので、彼は、この静かな戦争においては、イギリス英語側に属しているようです。

そして先日の、静かなイギリス英語VSアメリカ英語バトルの焦点は、「ビスケット」。

さすが英国です。

ビスケット。英国人が愛してやまないビスケット。

なにはともあれ、ビスケット。

英国人は、とりあえず、紅茶とビスケットを与えておけばハッピーなので、扱いやすい。

そんなビスケット。

イギリス英語で言うところの「ビスケット」は、アメリカ英語や日本で言うところの「クッキー」です。

イギリス英語の「クッキー」とは、大きくて少ししっとりしたクッキー。日本で言えば、カントリーマアムの大判みたいな感じでしょうか。日本だと、「ソフトクッキー」とか言いますかね。

多分アメリカ英語では、普通のサクサクとしたクッキー(英国ではビスケット)も、大きくて少ししっとりしたクッキーも、両方とも「クッキー」と呼ぶんだと思います。

この、「ビスケット」と「クッキー」の英米英語における定義の違いについて、英国人が納得できないわけですね。

アメリカ人は、「ビスケット」も「クッキー」も一緒にしてる!

英国人にとっては、ミソもクソも一緒にしてるように感じられるのでしょう。

ビスケットへのこだわりが興味深い。

そして、次に出てくる英国人の疑問は、

「ビスケット」も「クッキー」も、両方とも「クッキー」なら、ではアメリカで「ビスケット」は何を指すのか?

夫に聞かれ、ワタシも首を傾げました。

そういわれてみれば、そうやなあ。。。

。。。

あ!分かった!

ケンタッキーの「ビスケット」!

あの、スコーンのようでいてスコーンでもない、フワフワサクサクしていてシロップをかけて食べる物体は、ケンタッキーでは「ビスケット」と呼ばれています!

ケンタッキーは、めっちゃアメリカの文化ですからね。

そうか。アメリカでは、ああいうものを「ビスケット」と呼ぶのか。

紛らわしいなあ。


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Wednesday 12 February 2020

四十肩(もしくは五十肩)が、治ったかも?

昨年の初夏くらいから、肩が痛くなり始めたワタシ。

そうこうしている内に、ついに、肩が上らなくなって、「ああ、これがかの有名な、四十肩(もしくは五十肩)というものなのねえ。」なんて、しみじみと自分の年齢を再認識していたのですが、先日、ある日突然、痛くなくなっている事に気が付きました!

痛い痛いと言いながらも、会社の上司からの、「四十肩はある日突然治る」という情報を信じ、じっとガマンでこの日を待っていたのです。

四十肩は、ある日突然治る?
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/09/blog-post_6.html

苦節、約8ヶ月。

やっと、この日がやってきました!

本当、気が付いたら痛くなくなってるんですね。

この、四十肩(もしくは五十肩)というものは、どういう仕組みで起こっているものなんやろう。

不思議やなあ。

でも、まだまだ安心してはいられません。

上司情報によると、四十肩(もしくは五十肩)はある日突然治るけど、また痛くなるらしいのです。

上司Aは3回。上司Bは2回。

二人も経験者に語られてしまった日には、信じないわけにはいきません。

ああ。せっかく痛くなくなったのに、また痛くなる予定なのね。

つかの間の、肩が痛くない日々を楽しむ事といたします。


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Monday 10 February 2020

ヤンゴンぶらぶら街歩き

今年の春節ミャンマー里帰りは、夫(ミャンマー人)の有給休暇の都合もあり、約10日間と短い日程だったため、ミャンマー国内の他の町へは行かず、ずっとヤンゴンに滞在していました。

ミャンマーのガイドブックなどをみてみると、ヤンゴンは大きな街だけれども、シュエダゴンパゴダ以外には、これと言った観光名所はないと記載されています。

そうなんです。

ミャンマーは、圧倒的な知名度を誇る観光名所は田舎に多い。

田舎に行けば、トレッキングで自然を満喫するもよし、地元の少数民族の人たちと触れ合い、彼らの生活の様子を垣間見るもよし、いろいろ見所満載なのです。

それに比べると、ヤンゴンは、観光資源という意味では、田舎に負けていると思います。

これと言った見ものは、パゴダしかない。

他の国では、大都市の観光といえば美術館とか博物館ですが、夫(ミャンマー人)情報によると、ヤンゴンの美術館や博物館はパッとしない。
(あくまでも夫情報です。夫が行きたがらないので連れて行ってもらった事もなく、真偽のほどは定かではありません。)

でも、ヤンゴンにはヤンゴンの面白さがあります。

植民地時代のコロニアルな建物が、ろくに手入れもされずに、深刻にボロボロ状態になっているのは感慨深いし、ふと見上げたら、頭上の電線がスパゲッティーの様にからまっているのは刺激的です。

昼間の大通りの歩道は、いつも歩行者で一杯なのですが、自家用の発電機だか変電気だかわかりませんが、そこここに大きな金属の箱が歩道の真ん中に設置されていて、それがさらに歩行者の渋滞を引き起こしています。

そして何より、歩道のデコボコぶりがアッパレです。

普段から、あまり足元を見ずに歩くクセがあるワタシは、いつも、何かしらけつまづきながら、歩いています。

だって、日本や英国の道は平坦ですから、足元を見ずに歩いても転ぶ事は滅多にないんですよ。

でも、ヤンゴンの歩道は、山道なみに注意が必要。

そして、地面がデコボコなので、下手に転倒などしようものなら、けっこうダメージが大きそう。すり傷なんて作ってしまうと、そこからばい菌が入るかもしれないので、注意が必要。

つまづく度に、夫に、「また、上向いて歩いてる!ロンドンではそれで良いけど、ヤンゴンでは、ちゃんと下を見て歩かないとダメ!」と怒られながらの、ヤンゴンぶらぶら歩きです。

一生懸命足元確認しながら歩くなんて、、あんまり、ぶらぶら歩きっぽくないなあ。

さて、以前「多民族都市ヤンゴンの朝の風景」https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/05/blog-post_1.html

という記事で、ワタシのお気に入りのお散歩ルートについて書いたのですが、その中で、Merchant Road から18th Street に折れるとまっすぐ北に、シュエダゴンパゴダが見えると書きました。

~~~~~

ワタシのお気に入りの、ヤンゴンお散歩ルートは、
スーレーパゴダから河に向かって南下し、
河沿いの大通り Strand Road を右折。

西に向かって歩いていくと Merchant Road と合流します。

Merchant Road をさらに西に向けて歩いていくと、
右手に中華寺院があります。

その中華寺院のある角から 18th Street に折れると、
まっすぐ北に、シュエダゴンパゴダが見えるんです。

キレイに、スパッと見える。

中華寺院とシュエダゴンパゴダのコントラストが、
ミャンマーの懐の深さを感じさせるのです。

~~~~~

18th Street はよく通る道だけに、普段特に写真を撮る事がなく、この記事を書いた時には、手元に写真が無かったのですが、今回、初詣に行った時に証拠写真を撮ってきました。



ヤンゴン 18th Street から北方をのぞむ 

18th Street から北方をのぞむと、シュエダゴンパゴダがスカッと見えるんですよ。



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Sunday 9 February 2020

困ったときの自宅勤務。

我々夫婦は、2020年、春節にあわせて、ミャンマーに里帰りをしてました。

夫(ミャンマー人)は、中国系ミャンマー人なのです。

春節前の約10日間、ヤンゴンのチャイナタウンに滞在していました。

折りしも、コロナウィルス問題でもちきりのこのタイミングで、よりにもよってチャイナタウンに10日も滞在していたのです。

ミャンマーっていうのは、けっこう華僑が沢山いる国で、ヤンゴンのチャイナタウンはかなり広範囲に渡ります。ロンドンのチャイナタウンの比ではありません。

春節は、ミャンマー文化の中でかなり安定した地位を確立しているようで、チャイナタウン以外でも、ショッピングセンターなどに行けば春節の飾り付けがされています。

おそらくクリスマスに飾られたであろう、Season's Greetings という飾り付けが、そのまま残されているのです。

ミャンマー人にとっては、Season's Greetings (クリスマス~新年)というのは、12月中旬から春節までのものなのですね。長い。

そんなお正月気分満載のチャイナタウン。

マハバンドゥーラロードという目抜き通りには、赤いランタンの装飾が連なり、道路には歩行者と車が入り乱れています。

歩行者天国の道に、車が強引に押し入っているのか、あまりにも歩行者が多いため、歩行者が車道にあふれて車が徐行を強いられているのか、どちらなのか良く分かりませんが、とにかく道路は、人と車であふれています。


多分、歩行者天国。



チャイナタウンの中国寺院は参拝客で一杯です。


そんな中に、特に西欧人の旅行者風の方々に、マスクをしている人たちがチラホラ。

アジア系にもマスクをしている人がいますが、十中八九日本人かと思われます。

日本人は、いつでもどこでもマスクをしているので、別段特別な事ではないのですが、普段はマスクを嫌う西欧人がマスクをしているというのは、どうも非常事態な感じです。

我々が泊まっていたホテルのロビーでは、常にCNNが流されているのですが、CNNニュースで報道されるコロナウィルス問題が、日に日に深刻になって行くのを感じながらも、毎日チャイナタウンで遊ぶ私達夫婦。

心では心配しつつも、まあ、ホリデーですからね。

夫(ミャンマー人)にとっては、久々の里帰りだし。

結局我々は、マスクをすることなく10日間チャイナタウンで遊んでおりました。

あ、でも、ウェットティッシュとハンドジェルで、小まめに手を消毒するようにはしていましたが。

そして、楽しいホリデーも終わり。

ヤンゴンからタイ、バンコク経由でロンドンまで、1時間+13時間の長距離フライトに耐え、やっとロンドンの我が家に帰って来たときには、ワタシは疲れ果てておりました。

ロンドンに戻ったら、さっそく仕事の予定を入れていたワタシ。

普段はパートタイムでしか働いていませんが、10日間の遅れを取り戻さなければならないので、ちょっとムリ目のスケジュールを入れていたのです。

でも、長距離フライトで疲れたのか、ロンドンに戻った直後の数日間は、ちょっと熱っぽかったんです。

高熱ではなかったです。多分、37度からせいぜい37度5分。

普通だったら、ムリして会社にいけない事もないんですが、なにせタイミングがタイミング。

ちょうど武漢の街が封鎖されて、各国が自国民を帰国させる為にチャーター機を飛ばし始めようとしていたタイミングで、ミャンマーとはいえ、チャイナタウンで10日間も遊んできて、帰国後微熱がある人間がホイホイと外出して会社で8時間も仕事するというのは、ちょっと問題行動のように思えたわけですね。

結局、上司に事情を説明して、1週間ほど自宅勤務させてもらう事になりました。

ワタシは基本的に、何かの事情で会社に行けなくなっても、いつでも自宅勤務ができるよう、いつも会社のノートパソコンを家に持ち帰っています。

この習慣が功を奏して、今回、ミャンマーから帰国後の一週間、仕事を滞らせることなく、自宅静養をする事ができました。

日本でも、東京オリンピックで通勤の足に支障が出ることが懸念される中、オリンピック期間中、自宅勤務を推奨する会社もあるようですね。

お店での接客業や大工さんやパイロットのように、その場にいなければ仕事にならないような職種以外は、必要に応じて自宅勤務を取り入れたら良いと思います。

通勤にかかる時間の節約にもなるし、交通機関の混雑解消にもなるし、風邪やインフルエンザなどの病気拡散の防止にもなるし。

もちろん、たとえ事務職であっても、直に会って話をする事が必要な時もありますので、完全に毎日自宅勤務というワークスタイルは難しいと思います。

でも、週5日働くフルタイムワーカーならば、その内の一日くらいは自宅勤務にしても、悪くはないのではないでしょうか。

一般的に、自宅にはプリンターがないので、自宅勤務に慣れる事によって、ペーパーレスなワークスタイルが身にくという、うれしい副産物もありますよ。


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