Monday 10 February 2020

ヤンゴンぶらぶら街歩き

今年の春節ミャンマー里帰りは、夫(ミャンマー人)の有給休暇の都合もあり、約10日間と短い日程だったため、ミャンマー国内の他の町へは行かず、ずっとヤンゴンに滞在していました。

ミャンマーのガイドブックなどをみてみると、ヤンゴンは大きな街だけれども、シュエダゴンパゴダ以外には、これと言った観光名所はないと記載されています。

そうなんです。

ミャンマーは、圧倒的な知名度を誇る観光名所は田舎に多い。

田舎に行けば、トレッキングで自然を満喫するもよし、地元の少数民族の人たちと触れ合い、彼らの生活の様子を垣間見るもよし、いろいろ見所満載なのです。

それに比べると、ヤンゴンは、観光資源という意味では、田舎に負けていると思います。

これと言った見ものは、パゴダしかない。

他の国では、大都市の観光といえば美術館とか博物館ですが、夫(ミャンマー人)情報によると、ヤンゴンの美術館や博物館はパッとしない。
(あくまでも夫情報です。夫が行きたがらないので連れて行ってもらった事もなく、真偽のほどは定かではありません。)

でも、ヤンゴンにはヤンゴンの面白さがあります。

植民地時代のコロニアルな建物が、ろくに手入れもされずに、深刻にボロボロ状態になっているのは感慨深いし、ふと見上げたら、頭上の電線がスパゲッティーの様にからまっているのは刺激的です。

昼間の大通りの歩道は、いつも歩行者で一杯なのですが、自家用の発電機だか変電気だかわかりませんが、そこここに大きな金属の箱が歩道の真ん中に設置されていて、それがさらに歩行者の渋滞を引き起こしています。

そして何より、歩道のデコボコぶりがアッパレです。

普段から、あまり足元を見ずに歩くクセがあるワタシは、いつも、何かしらけつまづきながら、歩いています。

だって、日本や英国の道は平坦ですから、足元を見ずに歩いても転ぶ事は滅多にないんですよ。

でも、ヤンゴンの歩道は、山道なみに注意が必要。

そして、地面がデコボコなので、下手に転倒などしようものなら、けっこうダメージが大きそう。すり傷なんて作ってしまうと、そこからばい菌が入るかもしれないので、注意が必要。

つまづく度に、夫に、「また、上向いて歩いてる!ロンドンではそれで良いけど、ヤンゴンでは、ちゃんと下を見て歩かないとダメ!」と怒られながらの、ヤンゴンぶらぶら歩きです。

一生懸命足元確認しながら歩くなんて、、あんまり、ぶらぶら歩きっぽくないなあ。

さて、以前「多民族都市ヤンゴンの朝の風景」https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/05/blog-post_1.html

という記事で、ワタシのお気に入りのお散歩ルートについて書いたのですが、その中で、Merchant Road から18th Street に折れるとまっすぐ北に、シュエダゴンパゴダが見えると書きました。

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ワタシのお気に入りの、ヤンゴンお散歩ルートは、
スーレーパゴダから河に向かって南下し、
河沿いの大通り Strand Road を右折。

西に向かって歩いていくと Merchant Road と合流します。

Merchant Road をさらに西に向けて歩いていくと、
右手に中華寺院があります。

その中華寺院のある角から 18th Street に折れると、
まっすぐ北に、シュエダゴンパゴダが見えるんです。

キレイに、スパッと見える。

中華寺院とシュエダゴンパゴダのコントラストが、
ミャンマーの懐の深さを感じさせるのです。

~~~~~

18th Street はよく通る道だけに、普段特に写真を撮る事がなく、この記事を書いた時には、手元に写真が無かったのですが、今回、初詣に行った時に証拠写真を撮ってきました。



ヤンゴン 18th Street から北方をのぞむ 

18th Street から北方をのぞむと、シュエダゴンパゴダがスカッと見えるんですよ。



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