Tuesday 31 December 2019

Good bye 2019, Hello 2020!

早いもので、もう2019年も終わります。

はやい!

歳をとると、一年が矢のように過ぎていきます。

ウカウカしていると、あっという間に死期が近づいてきそうです。

2018年の始めにセミリタイアして約2年。

セミリタイア2年目となる今年も、特に何をすることも無く、ダラダラと過ごしたわけですが、その割には満足感が少なかったというのがワタシの感想です。

せっかくセミリタイアしたので、空いた時間を有意義に使おうと、変に気負ってしまったのが敗因かと思われます。

多分、この穏やかな生活がずっと続くと思うから、「ダラダラしていてはダメだ」という焦りが出てくるわけですね。

というわけで、「今のセミリタイア生活はあと2年」と、心の中で区切りをつけました。

2022年くらいから、おもむろに何かを始めたいと考えています。

その前に、残されたセミリタイア生活二年間をどのように過ごそうか。

とりあえず来年は、思い残す事のないように、心の底からダラダラして暮らそうと考えています。

漠然と考えていること。セミリタイア生活の終わりのはじまり。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/12/blog-post.html

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Monday 30 December 2019

2019年をふりかえってみる。

2,019年も、あと残すところ、一日半くらい。

早いなあ。

まさに、光陰矢のごとし。

Time flies like an arrow.

時バエは矢を好む。

おもむろに、2,019年はワタシにとってどんな一年であったかを、振り返ってみたりする。

う~ん。まあまあ、良い年だったかなあ。

宅ローン完済したし。

禁酒目標260日を達成したし。

始めて10日間の瞑想コースに参加したし。

もちろん、良いことばかりではありませんでしたが。

でも、一年って短いようで、結構長いので、一年をふりかえってみたら、90%とか80%みたいな高い割合で良い事ばかりな一年なんて、なかなかないと思うのです。

よっぽど星占い的にも風水的にも細木○子の大殺界的にも、メチャメチャラッキーな一年でない限り。

多分、一年を振り返ってみた時に、50%くらい良い事があったなと思えたら、その年は十分に良い一年であったと思うのです。

それは、コップに水が半分入っているのを、半分入っていると思うか、半分しか入っていないかと思うか。

Half full or Half empty. 

Half full (半分入っている)と思える方が、幸せに生きることができると思うのです。

来年2020年も、Half full な一年となりますように。


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Sunday 29 December 2019

英国では、あんまりポイ活ができません。

先日、チマチマ貯金が楽しいという記事を書きました。

そんな、ワタシの愛するチマチマ貯金の最たるものが、今日本で流行っている「ポイ活」。

つまり、色々なクレジットカードやスーパーマーケット、通販サイトやポイントサイトを通じて、ポイントを集める活動。

小銭貯金より、断然チマチマしてると思うのです。ワタシ的には。

そして、ワタシ独自の理論によると、「ポイ活」は、よりチマチマしているがゆえに、より楽しい。

ところが、残念な事に、英国では、年会費無料のクレジットカードでポイントやマイルが貯められるカードというのは、そんなにありません。

ポイントやマイルの還元率の良いカードは、大抵年会費がかかります。

年会費無料のカードで集められるポイントは、大手スーパーマーケットのポインドシステムと提携したクレジットカードくらいでしょうか。

そのカードを使ってそのスーパーマーケットで買い物をすれば、少し余分にポイントが付くみたいな。でもそれもほんの少しです。

あとは、我が家が使っているメインバンクのクレジットカードは、利用金額の0.25%をキャッシュバックしてくれます。

0.25%というのは、還元率としては決して良くはありませんが、年会費が無料である事と、海外使用時の為替レートや手数料がお得なカードなので、我が家ではそのカードをメインで使用しています。

つまり英国では、年会費無料のクレジットカードでは、ポイ活ができません。

これは、EUの規制によって、クレジット発行会社が小売店にチャージする手数料の上限が定められており、さらに、小売店が消費者に手数料をチャージする事が禁止されているからです。

まあ、このおかげでヨーロッパでは急速にキャッシュレスが浸透したのですが、チマチマとポイ活ができないというのは、ちょいと悲しいなあ。

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Saturday 28 December 2019

つまり、節約はチマチマやる方が楽しいという事です。

我が家は、子供のいない共働き夫婦です。

ワタシ(妻)はセミリタイアして、パートタイムでしか働いていませんが、それでも一応共働き。

ワタシのお給料は、手取りの90%ほどを家計に入れているので、やっぱり共働きなのです。

そして、先取り貯金として、ワタシのお給料から家計に入れた分は、ほぼ全額貯金にまわしています。

これは、毎月ほぼ自動的に行っているので、別に楽しみも何もありません。

それよりも、日々の貯金で楽しいのは、余った金額の貯金です。

我が家では、普段メインに使用している銀行口座については、その月のすべての引落しが終わって、次のお給料が振り込まれる直前の残高を、大体1,000ポンド(14万円)程度に保つようコントロールしています。

もし、その時点での残高が1,000ポンド未満の場合は、よほど危ない残高でない限り、そのまま放っておきます。すぐに次のお給料が振り込まれますので、大丈夫です。

ただ、だんだんその残高が減り続けていくようであれば、先取り貯金のやりすぎの可能性がありますので、先取り貯金額を見直さなければなりません。

でも、大抵の場合は、ちょっとした臨時出費があったとかなので(例えば今月は、クリスマスでちょっと出費がかさんでます)、1~2ヵ月後には持ち直します。

そして逆に、お給料日前、すべての引落しが終わった時点で残高に余剰がある場合、それを貯蓄口座に移します。

大抵は、100ポンド(1万4千円)とか150ポンド(2万1千円)程度のチマチマとした金額です。

これが結構、嬉しいのですよ。

先取り貯金の金額に比べたら、全く小さな金額なのですが、嬉しさは大きいのです。

あと、先ほどワタシはパート代の90%を家計に入れていると申しましたが、残りの10%は、ワタシのお小遣いであります。

とはいっても、ワタシは我が家の家計を握っており、夫も細かい事を言わないので、普段のちょっとした出費は、家計でまかなってもらっております。

ワタシのお小遣いから出すのは、ちょっとこれはいくらなんでも家計からは申し訳ない、という出費のみ。ACCAの試験代とか。

なので、残ったお小遣いは、チマチマと貯金しているのです。

金額にして、月に10ポンド(1400円)とか15ポンド(2100円)とか。

家計からの余剰金の貯金より、さらにチマチマとしております。

でもねえ、そんなチマチマした貯金が貯まっていくのが楽しいのですよ~。

100ポンドとか貯まっても、もったいなくて使えないくらい。

そう。そうなんです。

チマチマと貯めた貯金って、もったいなくて使えないんです。

だから、少しずつとはいえ、貯まっていくんですよ。

問題は、このチマチマ貯金を、いつどこで使えば良いかと言うこと。

少額なのにもったいなくて使えないお金って、一体何に使ったら満足できる使い道になるんだろうなあ。


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Friday 27 December 2019

まだ安全圏には達していない

2019年の禁酒目標、「年間休肝日260日」を、とうとう達成いたしました!

今年の禁酒目標。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/01/blog-post_9.html

年間260日っていったら、平均して週5日の休肝日です。

つまり、週2日の飲酒日です。

平均して、週2日程度しか飲まないっていうのは、もう、ほぼ、普通のヒトではないでしょうか?

もう誰にも、ワタシをアル中とは言わせない!

とはいえ、先週から今週にかけては、年末という事もあって色々と付き合いもあって、結構飲酒率が高かったのです。

先週は、週4日も飲酒日がありました。

今週も、クリスマスイブとクリスマス当日で、すでに2日の飲酒日です。

そして、我ながら危ないと思うのは、これくらい飲酒日が重なると「今日も飲みたいなあ」という風に、飲酒の欲望を抑えることが難しくなるのです。

やっぱり、アル中???

昨日で年間休肝日260日を達成したので、目標的には、今日から年末まで毎日お酒を飲んでもOKなのですが、今から5日間も連続飲酒日を設けてしまうと、また毎日飲酒の習慣がぶり返してしまう恐れがあります。

まだまだ、安全圏には達していないようです。

なので、残りの5日間、毎日お酒を飲むことだけは避けようと考えています。



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Thursday 26 December 2019

雇用の流動性が高いとお給料が上がると思う。

年末になって、世の中、2019年を振り返りモードになっているかと思います。

日本のニュースを見ていると、今年の景気がああなったとかこうなったとか。

消費税率が10%に上ったのに、お給料が上っていないから、生活は苦しくなるばかりとか。

そうなんですよねえ。

日本って、ここ25年ほどの間、殆どお給料が上っていないのですね。

最低賃金こそ、25年で1.6倍近くに上ってますが、大卒の初任給はずっと横ばいです。

1994年東京最低賃金:634円/時間 
2019年東京最低賃金:1,013円/時間
https://saichin.net/?p=13

1994年大卒男子初任給:19 万2400円
2019年大卒男子初任給:21万2800円
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0404.html

大卒男子初任給は、25年かかってやっと11.6%程度の上昇。

これは、ほぼ上っていないといって良いと思われます。

1994年というのは、バブルがはじけて就職氷河期が始まった年。

実はワタシも、この年に大学を卒業して就職したのですが、それ以来、初任給が殆ど上っていないという事実に驚きです。

なぜ、今の日本のお給料はこんなにも停滞しているのか?

ワタシとしては、やはり、終身雇用制(プラス年功序列制)に依るところが大きいと思うのです。

とはいえ、「終身雇用制(プラス年功序列制)だとお給料が上らない」というわけではありません。

戦後の日本の高度成長期においては、終身雇用された従業員のお給料は右肩上がりでした。そして、高度成長期を支えたのが終身雇用制でした。

ただ、成長を終え成熟期に入った経済においては、終身雇用制ではお給料は右肩上がりというワケにはいかないということです。

逆に考えてみるとわかりやすい。

つまり、雇用の流動性が高いと、お給料はどうなるのか?

雇用の流動性が高い経済では、お給料は、インフレ率をベースに上昇していきます。

なぜなら、流動性の高いジョブマーケットで従業員を確保する為には、会社はお給料を上げる必要があるからです。

定期昇給がインフレ率より低い場合、既存の従業員は他所に行くかもしれません。

少なくとも英国では、よほどの大会社やネームバリューがある会社でない限り、従業員を確保するためには、目先のお金(=お給料)で釣る必要があります。

大会社や有名企業は、比較的、平均給与が低い傾向にあると思います。
なぜなら、お金で釣らなくても従業員を確保できるからです。

それはなぜか?

大きな会社はつぶれにくそう=安定している=長く働ける。
→安定性とお給料を天秤にかけて、お給料を取るケース。

大企業や有名企業だとスケールの大きな仕事が経験できる。
→自分のスキルアップの為に、一次的にお給料を犠牲にするケース。

大会社や有名企業で働いた経歴があると、次の転職に有利。
→自分の履歴書の見栄えをアップする為に、一次的にお給料を犠牲にするケース。
次に転職する際には、小さな会社のマネジメント層を狙う。

とまあ、この様に、大会社にはお給料以外に従業員を惹きつける魅力があるので、目先のお金で従業員を釣らなくても良いのです。

一方小さな会社は、自社のネームバリューで従業員を確保する事ができないため、目先のお給料で釣るわけです。

また、英国では基本、同一労働同一賃金ですので、もし今働いている会社では、上のポジションが詰まっていて昇進できない場合、同じポジションに留まる限りは、お給料はインフレ率程度しか昇給しません。

インフレ率と同じ率の昇給とは、つまり、お給料据え置きです。

そういう場合、どうするかと言いますと、転職してお給料を上げようとするのです。

他の会社には、より良いお給料がもらえる、上のポジションに空きがあるかもしれませんからね。

そうやって、上のポジションを求めて去ってしまった従業員の穴を埋めるため、去られた方の会社側は、退職者のポジションの求人を行うわけですが、その際には、その時点でのジョブマーケットの給与相場で募集しないと人が見つかりません。

そうなると、大抵の場合は、辞めてしまった人よりも高いお給料水準で募集する事になるのです。

英国では、ずっと同じ会社で、同じポジションで働いていると、ジョブマーケットよりも低い水準のお給料で働く事になってしまうのです。

それでも安定性を求めて、同じ会社で働くことを選ぶ人もいますし、より良いお給料を求めて転職する人もいます。

つまり、健全なジョブマーケットでは、安定性とお金は両立できないもので、安定性を求めたら、お給料は上らないのです。

日本の終身雇用制が機能不全を起こしているのは、そこら辺に原因があると思われます。
日本では、安定性がある正社員は、安定性がない派遣社員よりもお給料が高い。
安定性がある大企業は、安定性がない中小企業よりもお給料が高い。

つまり、大企業の正社員の一人勝ちです。

そして大企業としては、「高いお給料を払って」「終身雇わなければいけない」正社員は負担が重いため、正社員を雇う事を敬遠し、おまけにお給料が高い中高年正社員を中心にリストラに乗り出すわけです。

でもこれって、戦後の高度経済成長期から、70年近くも続いてきた慣習なので、なかなか変えることはむずかしいのでしょうね。


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Wednesday 25 December 2019

ジーザス・クライスト

今日はクリスマス。

約2019年前に、ジーザスが生まれた日です。

12月25日生まれ。

という事は、山羊座ですね。

ハッピー・クリスマス!


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Tuesday 24 December 2019

41円と27円の差は、けっこう大きい。

クリスマスに向けて、先週から今週にかけて、食料品の備蓄に励んでおりました。

クリスマスショッピングです。

日持ちしそうなものは先週のうちに買ってしまおうと、スーパーマーケットに向かったところ、ちょうど、クリスマス野菜のセールをやっていて、
  • 人参(1キロ)
  • パースニップ1パック(5本くらい入ってた)
  • 芽キャベツ1パック
  • カリフラワー(1個)
  • ポテト(2.5キロ)
これら5つの商品が、各29p (41円)で売っていたのです!

ちょうど、クリスマスロースト用の野菜を買おうと思っていたので、これ幸いにと芽キャベツ以外を一つづつ購入。芽キャベツは、夫が嫌いなのです。

大量の野菜なので、野菜を入れの箱が一杯になりました。

野菜箱一杯の野菜が、たったの1.16ポンド(162円くらい)!

うれしい〜。

などと思いながら、クリスマスを待たずに消費しはじめていたのですが…

23日にクリスマスショッピングの仕上げに再度スーパーマーケットに行ってみると、驚いた事に、上記のクリスマス野菜の内人参とパースニップと芽キャベツが、なんと19p(27円)になっていたのです。

芽キャベツは買ってないので、人参とパースニップで、各10p、合計20p 割高に購入してしまった事になります。

とは言え、29pで購入した日から19p で売られているのを発見した日までの間に、人参もパースニップも少し消費していたので、早く手に入れた=時間を買ったという考え方もできるので、それはまあ、構わないのですが。(負け犬の遠吠え)

やっぱりけっこう気にしてる。

29p (41円)と19p (27円)の差を大きいと思うか小さいと思うか。

こんな所で、人間の器の大きさを試されるとは!

英国のスーパーマーケットも、侮れません。

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Monday 23 December 2019

クリスマスショッピングは、そろそろ打ち止めにしよう。

明日はクリスマスイブです。

英国では、クリスマス当日はバンクホリデーと呼ばれる国民の休日で、殆どの交通機関が止まり、芋づる式に殆どのお店がお休みとなります。昔の日本のお正月みたいな感じです。

クリスマスの翌日、26日はボクシングデーと呼ばれていて、26日もバンクホリデーです。最近は、26日には、かなりのお店が開いてます。というか、ボクシングデーセールやってたりします。交通機関も、間引き運転になると思いますが一応動いているので、食料品が無くなっても、買い物難民になる事はないでしょう。

というわけで、お店が閉まって買い物できなくなるのは、25日の一日だけなので、普段でも一日二日買い物に行かないで過ごす事はザラにあるので、別にそんなに心配する事はないのですが、なぜかこの時期になると、食料品を買いだめてしまうクセがワタシにはあるのです。

前世がリスだったのでしょうか。

クリスマスに向けての食料品の買い出しは、23日までが勝負です。
遅くても、24日の午前中。これでもかなり危ない。
出遅れてしまって、24日の午後になってしまうと、スーパーマーケットに行っても売れ残りしかありません。

特にお肉とかお魚とかは、早めに購入して冷凍しておくに限ります。

ワタシも、先週から今日にかけて、何度かスーパーマーケットに通って食料品を買いだめしました。我が家は車はないので、一度の買い物で運べる量に限りがあるのです。

ついでにトイレットペーパーとかティッシュも買ったので、もうこれで準備万端。

少なくとも26日までの3日間は、買い物に行かなくてもすみそうです。

たった一日スーパーマーケットが閉まるだけで、この慌てよう。

やっぱり、ぜんせが前世がリスやったんやろうなあ。

Sunday 22 December 2019

白人男性

最近ちょっと気になる環境少女、グレタさんについて、最近こんな記事を見かけました。

グレタ・トゥンベリが白人の高齢男性をいら立たせる理由
https://forbesjapan.com/articles/detail/31429 (下記に記事全文を転載してます。)

このタイトルにある、「白人の高齢男性をいら立たせる」とフレーズが、ドンピシャだと思って。

これってトランプ大統領の事かなあと思いつつ。

以前、若き日のトランプ大統領のドキュメンタリーを見て思ったのですが、若い頃のトランプ大統領って、けっこう男前なんですよ。

白人でブロンドで男前。おまけにお金持ち。

傲慢になって当然かもしれません。

生まれた時から、何でも自分の思い通りになる、世界は自分の為に回っていると思って生きてきているわけです。

殆ど、挫折らしい挫折なんてしていない。

よく考えてみてください。

「白人男性」って、世界で最も差別されない属性なんですよ。

だから、他人に否定されることに慣れていない。

なので、白人とは言え、女性で子供であるグレタさんに批判されて、頭にきてるんだと思うんですね。

「女子供に何が分かる!」

ってなもんですね。

もし、グレタさんが環境少女ではなく、環境少年であったならば、彼らの反応は少し違っていたかもしれません。

それも、今から数年後には、自分と同じ「白人男性」となるであろう「白人の少年」であったら、トランプ大統領も、同じテーブルについて会話しようとしたかもしれません。

そこら辺に、差別のニオイを感じるのですよねえ。

だって、トランプ大統領は所詮、世界で最も差別されない属性である「白人男性」に属していますからね。

その次に来るのは、「白人女性」と「有色人種男性」。
この二つが、時と場合によって競り合っています。

そして、ダントツのビリが「有色人種女性」。

悲しいかな「有色人種女性」は、何かにつけて差別されまくりです。

英国に生息する「有色人種女性」のワタシなんて、日々の小さな差別に慣れてしまっているので、かなり打たれ強くなってると思います。

ワタシの今の仕事の上司は「白人男性」なのですが、きっと差別を受けたことがないんでしょうね。おまけに結構育ちが良いので、まったく免疫がありません。

何気なく、ワタシが街で受けた差別的扱いの事なんかを、うっかり彼の前で愚痴ったりしたら、彼の方が差別を受けたかの様に、ショックを受けてしまいます。

あまりにも動揺されてしまったので、なんかワタシが悪い事したみたいじゃない。

なのでワタシは、差別的な扱いを受けても、「白人男性」である上司の前では極力愚痴らないようにしているのですが、「有色人種男性」である夫(ミャンマー人)には、愚痴っても大丈夫。

夫(ミャンマー人)もけっこう、差別的扱いを受けた経験がありますからね。

打たれ強いのです。

それに比べて、「白人男性」は打たれ弱い。

上司みたいな人は純粋に良い人なのでOKですが、この打たれ弱さがトランプ大統領みたいな形ででてくると、扱いにくいなあ、なんて思ってしまうのです。



~~~~~~~(記事全文転載)~~~~~~~~~~~~~~

グレタ・トゥンベリが白人の高齢男性をいら立たせる理由
https://forbesjapan.com/articles/detail/31429

米誌タイムが「今年の人」に16歳の環境活動家グレタ・トゥンベリを選んだと発表するとその直後から、ドナルド・トランプ米大統領をはじめとする多くの人が彼女にきつい言葉を投げ付け始めた。

こうした“嫌がらせ”は、より根深い問題が引き起こしている症状の一つだ。その問題とは、経済の時代が急速に変化し、それが一部の人の生活を混乱に陥れていることだ。農業経済は産業革命によって工業の時代に道を譲り、その時代はさらに、緑の革命とそれを推進するデジタルテクノロジーの時代に取って代わられようとしている。

この新しい経済によって米国で最も大きく影響を受けているのは、石炭産業に依存してきたアパラチア地方だ。この地域を支えてきた産業の衰退は、「電力はよりクリーンで価格の手ごろな燃料で」という経済の変化を表している。つまり、工場や鉱山での仕事は、STEM(科学・技術・工学・数学)を軸とした仕事にその地位を奪われたのだ。

だが、トランプはそれでも石炭に執着している。歴史学者のブレイク・アールはワシントンポスト紙への寄稿の中で、これについて次のように指摘している。

「トランプにとって石炭への執着は、エネルギーに関わるものというよりも白人男性にとっての男らしさ(力強さ)の問題だ。そうした考えを持つのは、トランプだけではない──20世紀を通じて、米国の白人たちはアパラチアの山に暮らす男たちを理想的な米国人男性だと考えてきた」

アールはまた、「トランプは、白人であることの価値が失われたと感じている白人男性の怒りを食い物にしている」と書いている。

「彼らはグローバリゼーションによって、そして8年間にわたって大統領が黒人であったことによって、社会の隅に追いやられたと感じている」

本当に怒っているのは誰か?

そう考えれば、取り残されたと感じている人々に16歳の少女がどのような強い感情を引き起こすか、より容易に理解できようになる。トランプはトゥンベリの功績に「ばかげたもの」とのレッテルを貼り、彼女は「怒っている」と言い続けている。だが、怒っているのはトランプの方だ。

そうした怒りを持つトランプは、(1952年から放送され)人気のあったテレビドラマ『陽気なネルソン(The Adventures of Ozzie & Harriet)』はすでに再放送されているにすぎないことを理解できず、憤慨している老人と同じだ。トゥンベリに対する中傷は、そうした心理を表している。

タイム誌は、トゥンベリが現在の人間と地球の関係に警鐘を鳴らし、私たち全員に将来の世界がどうなっているのかを気づかせてくれたと称賛している。こうしたなかで朗報と言えるのは、トゥンベリが何百万人もの“ミレニアル世代”を率いているということだ。その点でいえば、将来には希望がある。

若者たちはこれから、未来の仕事、そして新エネルギー経済に向けての準備を整えようとするだろう。それは、各国政府の気候変動問題への取り組みを確実に後押しすることになる。

変化が起きれば、経済的な混乱が起きるのは確実だ。そのなかで何かを“懇願”をするのは、時代の変化によって最大の影響を受ける人たちだ。そして、その懇願は進歩を妨げるためではなく、変化に適応するための助けを求める行動であり、理解できるものだ。

また、変化と混乱のなかでは、人々の不安を食い物にするポピュリスト(大衆主義)の政治家が誰であるかが明らかになり、一方で大胆かつ斬新なアイデアを推進しようとする政治家が称賛される。見識のあるリーダーたちは、最も創造力に富んだ仕事は巨大な煙突と切り離せない産業ではなく、21世紀の「力強さ」である環境に優しいエネルギーやデジタルテクノロジーと結びついたものであることを知っている。

トゥンベリは今の年齢ですでに、そのことを理解している──問題は、石炭王国とアパラチアの人々が、そのことを受け入れられるかどうかだ。

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Friday 20 December 2019

紅茶が美味しい。でも、茶渋が。

ワタシがセミリタイアした理由の一つに、

「お酒の量を減らすため」

というのがあります。

なぜなら、フルタイムで働いてると、お酒が増えるのです。

  • 毎日疲れてストレスもたまって、「こんなに頑張っているんだから、仕事の後には美味しいワイン!」なんて風に、お酒を飲む言い訳ができる。
  • 毎日会社に行くのに外に出るから、お酒を買う機会がある。
  • それなりに収入があるので、お酒を買うお金がある。

というわけで、フルタイム労働をやめることにより、この3つの要素を取り除いたわけです。

そして、2018年の初めにセミリタイアを始めた当初は、年間156日の休肝日、すなわち週3日の休肝日を目標に、節酒活動を開始いたしました。

そしたら結構順調なペースで節酒できたので、2018年の年間目標休肝日を183日に上方修正しました。すなわち一年の半分が休肝日です。

今年の禁酒目標を上方修正(この年の瀬に今さら)
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2018/12/blog-post_15.html

2018年に、年間目標休肝日を183日を達成した事に味をしめた私は、2019年の年間目標を260日に引き上げました。週5日の休肝日です。

これが達成できたら、もう誰にも、ワタシの事をアル中だなんて呼ばせない。

今年の禁酒目標。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/01/blog-post_9.html

とは言いつつ、時には誘惑に負けそうになりながら、代替飲料を探求しながらの節酒活動です。

ワイングラスにウーロン茶を注ぎ、セレブ気分で禁酒なのだ。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/06/blog-post_18.html

禁酒中にノンアルコールビールはアリかナシか?
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/07/blog-post_10.html


そして、気が付いたのですが、ワタシ、お酒を減らすようになって以降、紅茶を飲む量がめっきり増えました。

英国の紅茶は美味しいです。

硬水なので、紅茶が良くでるのです。

濃くいれた紅茶にミルクをいれて砂糖なし、というのがワタシの飲み方。

でも、英国で紅茶飲んでると、カップにすごい茶渋が付くんですよ。

「これでもか」って感じに付きます。

これがきっと、体内にもたまっているのかと思うと、恐ろしい。

でも、美味しいから辞められないのですが、お酒を減らしたら、茶渋が体内にたまるなんて。

人生、上手く行かないものです。


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Thursday 19 December 2019

人の役に立たない仕事ほど、お給料が良いというこの世の中。

ワタクシ、最近思うのですよ。

世の中の仕事って、「人の役に立っているか」と「お給料」が比例する事はないんだなあ。

いやむしろ、反比例しているかもしれません。

人の役に立っているのにお給料が低い(低め)な職業の例としては、看護士や消防士、警察官、学校の先生、保育士、介護士、などがあるでしょうか。

あと、料理人とか理容師・美容師とか大工さんとか電気技師とか配管工とか。

こういった職業は、「やりがい」があるし、プライドを持って仕事をしている人が多いし、毎日が真剣勝負で飽きる事がないので、お給料が低くても続けられるのではないかと思います。(疲れて嫌になる事はあるかもしれませんが)、

また、責任重大な仕事なので、一旦始めたらそう簡単に放り出せない、辞められない仕事なのかもしれません。

どちらにしても、「人への役に立ち具合」と「お給料」とを比較してみると、「やりがい搾取」だなあ、と感じてしまうのです。

一方、その対極にあたるのが、投資銀行のトレーダーとか、なにやってるのか良くわからない「コンサルタント」とか。

どういう風に、世の中の役に立っているのか、いまひとつ不透明。

もし地球に大災害が起こって、生き残った少数の人間がサバイバルするような世の中になったら、真っ先に不要となる職業です。

なのに、こういう人達って、やたらとお給料がよいのです。

まあきっと、その分、やりがいが無いんだろうなあ。

「コンサルタント」なんて、大抵は業績不振の会社にテコ入れするために雇われたりするんだと思いますが、別にいなかったって、その会社はなんとかジリ貧で回っていくかもしれないし、もし失敗して会社が一つ倒産したって、それは「コンサルタント」の責任ではない。

金融系のトレーダーなんて、自分のお金でトレーディングしているわけじゃないんだから、気楽なもんですよ。

大きく儲けたらボーナスがもらえるかもしれないけど、失敗したって、お客様が損するだけ。まあ、成績が悪いとお客様が離れていってしまうと思いますが、自分の財産をなくすわけではない。

まあ、直接自分へのリスクがないからこそ、感情に流されずに、データに基づいた投資判断ができるから、自分のお金でやってるトレーダーより良いパフォーマンスを達成できるわけですね。

まあ、投資家の役には立ってるかもしれないですが、お金持ちがさらにお金持ちになる為の手伝いをしているに過ぎません。

やりがいがあるって言ったらあるかも知れませんが、看護士さんとか消防士さんとかに較べたら、人の役に立つ重要度が全然ちがう!

でもお給料は、投資銀行のトレーダーとかナゾの「コンサルタント」の方が、ずっと高いわけなんです。

多分、人の役に立たない、しょうもない仕事だから、高給でないとやってられないんですかねえ。

でも、もし地球に大災害が起こったら、大災害の後の社会では、こういう高給取りの人ほど「役立たず」になります。

なので最近では、ある人が高給取りだと聞くと、「ああ、この人は役立たずなんだなあ」と思うようになりました。

ワタシって、アマノジャクねえ。


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Wednesday 18 December 2019

ワタシ的には、投資信託は理にかなってる

今は、超低金利の日本ですが、英国もけっこう金利は低いです。

今(2019年12月18現在)のBank of England の金利は、0.75%
(12月19日に見直しとなってますので、総選挙も終わった事だし、何か動きがあるかもしれませんが。)

0.75%!!!

日本に較べたら高いですが、それでも、1,000,000ポンド(1億4千万円)を一年間に預けても、7,500ポンド(105万円)しか利息がつきません。

日本に較べたら多いですが、でも、1億円以上あっても利息生活できないなんて、やっぱり低金利です。

というわけで、人々は投資の世界に足を踏み入れるわけですな。

ワタシは、自分には個別株で儲けられるような投資能力が全く無いことが分かっているので、投資については専門家に任せるのが一番だと考えています。

そしてワタシ的には、投資信託って、とても理にかなっているのです。

投資信託は、ファンドマネージャーと呼ばれる専門家が、投資家から預かったお金を色々な株式や債券等に投資していくわけです。

投資家は、投資信託の値上がりや配当によって利益を得る一方、ファンドマネージャーは、定率の手数料を受け取ります。

上手く投資して、投資信託が大きく値上がりすると、色々な人がその投資信託を買ってくれるので、ファンドマネージャーは儲かります。

でも、投資で失敗したからといって、ファンドマネージャーが預かったお金を返金必要はありません。ただ、投資家が離れていって手数料収入がなくなるだけです。

まあ、ファンドマネージャーは、ほぼリスクを負わないで、他人のお金を運用するわけですね。

一部、リスクを負わないファンドマネージャーには自分のお金を運用させたくないと、投資信託を毛嫌いする人がいるようです。

確かに、最近の日本のアクティブファンド(ファンドマネージャーがアクティブに運用する投資信託)は、あまり成績が良くないようですので、その気持ちも分からない事もありません。

でも、投資信託って、良いこともあると思うのですよ。

ギャンブルや投資で勝つために、一番邪魔になるモノは「感情」です。

自分のお金を運用すると、どうしても「感情」が邪魔をして、合理的判断ができなくなる事があるのです。

でも、他人のお金を運用するファンドマネージャーは、自分のお金ではないからこそ、感情に流されずに、データに基づいた投資判断ができるはず。

なので、ワタシみたいなヘタクソが、自分のお金で「感情」に流されながら個別株をやるよりも、ずっとパフォーマンスが良くなるだろうと思うのです。

専門家である他人にお金を託して投資してもらう。

投資信託は、ワタシとしては理にかなっているのですよ。

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Tuesday 17 December 2019

隠れ離脱派がいたのかなあ。(英国EU離脱投票について)

2016年のEU離脱(ブレグジット)の是非を問う国民投票にしても、
実質、EU離脱の二度目の国民投票みたいな形になってしまった、今回の総選挙にしても。

こと、英国のEU離脱の投票に関しては、メディアが発表していた、投票前の世論調査の結果を踏まえた予想は、ことごとく外れてしまった様子です。

なぜメディアは、この結果を正しく予想することができなかったのでしょうか?

メディアで働く人の多くが属する社会的階層には、残留支持者が多いから?

もしそうだとしたら、メディアにバイアスがかかっているという事で、あまり理想的な報道の形ではありませんよね。

夫(英国籍をもつミャンマー人)にとっては、この問題は自分事なので、ブレグジットに関するゴタゴタには本当に辟易していて、選挙戦もメディアの予想も「もう見たくない!」という感じでした。

一方、英国の選挙権のないワタシにとっては、こう言っちゃあ悪いですが、所詮他人事ですので、選挙に関する色々な報道番組や討論番組等、興味深く拝見しておりました。

そうやって色々な番組を視聴しつつ、ワタシなりに、なぜメディアの予想が的外れとなってしまったのかを、少し考えてみたのです。

ワタシが思うに、なんとなく英国内では、離脱派・残留派についてこんな感じのイメージがあるのです。

離脱派:自己中で視野が狭い。コテコテの労働者階級。貧乏人。年寄り。

残留派:経済の事情に精通し、グルーバルな視野を持つ。移民には仕事を奪われないエリート層。高給取り。若者。

こんなイメージができたのもメディアのせいかもしれないのですが。

よって、実は心の中では離脱派でも、公に自分は離脱派だと言えない見栄っ張りな人、いわば、隠れ離脱派も、相当数いるのではないかと思うのです。

メディアが発表している世論調査のデータが、どうやって集められているのかは、ワタシにはわかりません。

でも、完全に匿名が保証される調査ではないかぎり、例えば、SNSとか電話とか街灯での聞き取り調査なんかだと、完全に匿名とはいえないので、見栄を張って「残留」とか答えちゃったのかも。なんて。

実際の選挙の投票については、完全に匿名が保証されていますから。

あ、でも、出口調査では皆正直に答えたみたいやなあ。

もう投票しちゃったから、今さら見栄張っても仕方がないってなったのかな?

もしくはやっぱり、メディアの事前調査のサンプルの取り方に偏りがあった、つまり、メディアにバイアスがかかっていたという事なのでしょうか。

できれば、英国のメディアには中立を貫いていて欲しいと願っているのですが、メディアに偏りがない社会というのは、もはや絶滅種なのかもしれませんね。

残念な事です。

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Monday 16 December 2019

嫌われる勇気

去る、12月12日に行われた英国の総選挙。

実質、ブレグジット(英国のEU離脱)の是非を、再度国民に問う選挙になると囁かれ、鳴り物入りで始まった選挙です。

でも、総選挙は総選挙。

各政党は、ブレグジット以外の公約も色々と打ち出してくるわけで、、、

英国の選挙権がないワタシにとっては結構他人事でしたが、英国の選挙権を持つ夫(ミャンマー人且つナンチャッテ英国人)にとっては、なかなか悩ましかった事だと思います。

そして蓋を開けてみたら、、、

保守党の圧倒的勝利、英語で言ったら、Landslide Victory となりました。

英国の下院議員の総数は650。325議席とると過半数となるのですが、

保守党:365
労働党:203
Scottish National Party:48
自由民主党:11
残り:その他もろもろ

という感じです。

保守党、過半数を40議席も上回っております。

これには少しビックリでした。

まあ、大方の予想筋では、保守党が勝つだろうと囁かれていました。
が、勝ったとしても、ギリギリ過半数か、もしかしたら過半数とれなくて、どこかと連立政権になるか、、、まるで競馬新聞のように、色々な予想が繰り広げられていたのです。

でも、こんなに大勝するとは予想していなかった人はいないかも。

今回の保守党の勝因は、今まで労働党の岩盤だと言われていた選挙区のいくつかを、取り崩すことに成功したからです。

つまり、今まで労働党の岩盤だったけど、ブレグジット問題においては、離脱派だった選挙区です。

やっぱり、今回の総選挙は、実質、ブレグジットの二度目の国民投票みたいになってしまったようですね。

労働党は、選挙前の党大会で、ブレグジットについては、中立を貫くことを決定しました。

支持層に、離脱派(イングランド北部)と残留派(ロンドン)が入り混じる労働党としては、どちらかに決めることができなかったのでしょう。

でも、それが結局、離脱派の票を失うことになったのです。

どちらにも良い顔をしようとして、やっぱり片方を失ってしまったわけです。

八方美人は嫌われるということですね。

そういう意味では、ボリスは我が道を道を行きました。

Get Brexit Done を旗印に、速やかに離脱を遂行する事を公約として選挙選に望んだわけです。

でもね、よく考えてみてください。

2016年の国民投票の結果は、52%離脱 vs 48%残留。

確かに離脱派が過半数ですが、残留派だって48%。これって、半数近いです。

そして、労働党の支持者には、結構離脱派がいる。

問うことは、保守党の支持層にも、少なからず残留派がいるという事です。

なのに、それなのに、あくまで速やかなEU離脱を公約として突き進んだボリスって、なかなか肝が据わったオッサンだと思うのですよ。

日本での報道はどのような感じだったか分かりませんが、現首相であり保守党党首のボリス・ジョンソンという人は、なかなか英国では人気のある政治家です。

あの、クシャクシャのヘアスタイルをトレードマークに、色々なメディアに露出して、どんどん存在感を高めてきました。

元ロンドン市長でもあるのですが、ロンドン市長の時はけっこう良い仕事をしたと思います。

彼が市長だった時代に導入された、自転車のシェアリングサービスは、いまだに「ボリス・バイク」と呼ばれ、皆に親しまれています。

言動が過激なので、彼を毛嫌いする人も沢山いますが、よくも悪くも人の心を引きつける、カリスマ性がある人だと思うのです。

そして今回の選挙で、彼の勝因は「嫌われる勇気」だった思います。

まあ、元々選挙に勝つのが上手い人だというものあるけどね。

元はと言えば、2016年の国民投票で離脱派が勝ったのだって、ボリスが離脱派を率いてたからかもしれない。

デイビット・キャメロンが残留派を率いてたからかもしれないけど。



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Sunday 15 December 2019

カレンダーは、2月くらいに買うと安く手に入ります。

ああ。もう12月。

そろそろ、来年のカレンダーの購入を検討する時期ですね。

昔は、年末が近づくと、取引先がカレンダー持って挨拶にくるので、会社に行くと色んな会社のカレンダーがワサワサとありました。

仕事納めの日に、良さそうなカレンダーを適当に選んで持って帰っていたのですが、最近は、そんなカレンダーもめっきり見かけなくなってしまいました。

まあ、ワタシの気に入るカレンダーがないというだけかもしれませんが。

よって、本屋さんとかでカレンダーを買うことになるのですが、英国の壁掛けカレンダーって、大体、一つ10ポンドくらいするんですよねえ。日本円で1400円くらいです。

それを高いと感じるか安いと感じるかというのは、人それぞれですが、せっかく10ポンドも出すならば、気に入った図柄のものを買いたいというのが人情です。

そうやって、あれこれと選んでいるうちに、なかなか決められず、ずるずると年を越してしまった事がありました。

いや、年を越したどころか、1月も過ぎてしまった頃、、、

我々は発見したのです!

2月になったら、カレンダーって、半額くらいになるんです!

残り物ばかりなので、その中から気に入ったものを探すのは大変ですが、なんせ半額なので、心理的ハードルも半分になってます。

それでまあ、10ポンドだったら悩むけど、5ポンドだったらOKという程度に気に入ったカレンダーを見つけて購入いたしました。

でも、カレンダーの1月の絵ってけっこうステキなのが多いんですよね。

せっかくのステキな絵がもったいないから、もう2月になってしまってるけど、1週間くらい1月のページを飾っておこうか夫に提案してみたら、あえなく却下されました。

もったいないなあ。

さて、今年ワタシは、気に入ったカレンダー、つまり、10ポンド払っても欲しいと思えるカレンダーに出会えるのでしょうか?

出会えなかったら、来年の2月に購入することになります。


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Saturday 14 December 2019

死ぬまで発見できない謎

夫(ミャンマー人)が子供の頃、近所に元兵士の男性が住んでいたらしいです。

その男性の言う事にゃ、「すべての人は、何かしら一つの毒に対して免疫がある」らしい。

どうやらその男性は、サソリの毒に対して免疫があるらしい。

どうやってそれを発見したかというと、兵士として戦っていた時代に、運悪くサソリに刺されてしまったからなんですね。

同じサソリに刺された周りの兵士が亡くなっていく中、自分ひとりが死ななかったと。

そうやって、自分がサソリの毒に対して免疫があると言う事を発見したらしいのです。

同様に、彼の友人の中に、毒蛇に咬まれたのに自分ひとりだけ死ななかったという人がいて、そして彼は、「すべての人は、何かしら一つの毒に対して免疫がある」という結論にたどりついたと言う事です。

えええ。サンプルがたったの二つ!

と、つっこみたくなりますが、こればっかりは、色々試してみることができないので仕方がないですね。

このセオリーは、正しいと言う事が証明できない代わりに、間違っていると言う事も証明できないのです。

運悪くなにかの毒が体内に入り、それで死ななかったという偶然が起こらないかぎり、発見できないわけですから。

彼のセオリーを信じて、さて、自分は何の毒に免疫があるのかと色々と想像をめぐらせてみても、かなりの危険を冒すか、もしくはよっぽど不運な出来事からラッキーに生還するというドラマチックは事件が起こらない限りは、発見できない。

まあ面白いから、彼のセオリーを信じておこうと思います。

残念ながら、自分が何の毒に免疫があるかというのは、死ぬまで発見できない謎となるでしょう。


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Friday 13 December 2019

クリスマス・ジャンパー・デイ

本日12月13日は、クリスマス・ジャンパー・デイです。

クリスマス・ジャンパー・デイとは何かと申しますと、

まず、イギリス英語では、ジャンパーというのはセーターの事を指します。

これはややこしいので、始めは戸惑うところです。(ちなみに日本でいうジャンパーは、ジャケットと呼ばれていると思います。)

そして、クリスマス・ジャンパーというのは、その名の通り、クリスマスにちなんだ図柄のセーターなのですが、ここで一つ、暗黙の了解があります。

それは、クリスマス・ジャンパーというものは、ダサい。

ダサければダサいほど、良い。

あの、ブリジット・ジョーンスの映画で、ミスター・ダーシーがクリスマスパーティーでダサダサのセーターを着ていますが、あんなのが、クリスマス・ジャンパーです。

ミスター・ダーシーは、なかなか良いクリスマス・ジャンパーを着ていたと思います。

そして、クリスマス・ジャンパー・デイというのは、皆が会社に自慢のクリスマス・ジャンパーを着て行って、ダサさを競う日なのです。

その日の終わりに、投票を行って、クリスマス・ジャンパー・キング/クイーンを決めたりもします。

そして、「よくぞこれだけダサいセーターを着てくれた!」と、その勇気を賞賛する気持ちを金額に換算して、チップのような感じでチャリティーに募金するのです。

そんなダサいもの着て会社になんかいけるか!というスカシタ野郎やオシャレ女子は、募金専門になりますね。

その日は会社の共有部分に、カップケーキなんかも供されて、一つあたり1ポンドくらいの募金でもらえたりします。

その日の売上、つまり、ダサいセーターに賞賛して集まった募金やカップケーキの代金は、チャリティーに寄付されます。

そう、クリスマス・ジャンパー・デイというのは、英国人お得意の、チャリティーイベントなのですね。

でも残念ながら、ワタシはクリスマス・ジャンパーを持っていないのです。

だって、クリスマス・ジャンパーって、一生モノじゃないですか?

ダサければダサいほど良いものなんて、一度買ったら、もう二度と買わないと思うので。

そう思うと、なかなか買う決心がつかないのです。

すばらしいダサさのジャンパーに出会って、一目ボレする日までは、ワタシはクリスマス・ジャンパーを買えそうにありません。

あ、そうそう。

ぜんぜんクリスマスとは関係ない日に、ある同僚が「あれれ、ちょっとどうしたの」というようなセーターを着てきた日があったのですが、それを見た別の同僚のコメントがひどかった。

"Nice Christmas Jumper!"(ウィンク!)

えええ。あんた、にこやかにエライイヤミを言いいはりますなあ。。。

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