Wednesday 31 July 2019

ヴィパッサナー瞑想10日間コース

夫(ミャンマー人)の趣味は、瞑想です。

毎日家で、一日一時間瞑想してるし、瞑想した貯金もしてるし
知る人ぞ知る、「ヴィパッサナー瞑想10日間コース」には、
ここ数年の間、毎年一回参加しています。

2018年6月には、ミャンマーでプチ出家もしました。
夫(ミャンマー人)、只今ミャンマーでプチ出家中。

このプチ出家については、英国人の同僚や上司に、

「今、夫(ミャンマー人)が僧侶になってるの~。」って言ったらば

「え!離婚したの?」と驚かれたものです。

一般的に出家というのは、完全に俗世間を捨て、
一生の残りを仏門に捧げるということで、
1週間とか1ヶ月とか、期間限定でやるものではないのですね。

「プチ出家」という概念は、ミャンマー独特のものなのかもしれません。

そんな感じで、日々、瞑想な夫(ミャンマー人)。

いつ何時、うっかり開眼してしまわないかと、ヒヤヒヤしておりましたが、
開眼というものは、そう簡単にはできないものなので大丈夫そうです。

以前、少し「瞑想ごっこ」なるものに挑戦してみて、あえなく惨敗を喫したワタシ。

瞑想ごっこ
瞑想ごっこ(2)ー 無限の雑念ループ
瞑想ごっこ(3)-アプローチ変更を試みる。

以来、瞑想というものからは、対極の位置に存在していたワタシも、
最近また少し、瞑想に興味を持ってきました。

というのも、夫がここ数年参可している瞑想センター。

英国内に複数あるヴィパッサナー瞑想センターの中でも、
夫が気に入ってリピーターになっているそのセンターは、
何が良いって、ご飯が美味しいらしいのです。

そうなんです。ワタクシ、ご飯につられて
「ヴィパッサナー瞑想10日間コース」に挑戦する事にしました。

主婦にとっては、毎日ごはん作らなくて良いというだけで、
立派にホリデー(休暇)なんです。

もちろん、ご飯だけではなく、瞑想について学べるのも楽しみです。

一度、キチンと先生に教えてもらって、集中的に練習したら、
「瞑想ごっこ」から卒業できるかもしれません。


ヴィパッサナー瞑想10日間コース
瞑想と四十肩(もしくは五十肩)
瞑想ハイ:ヴィパッサナー瞑想10日間コース(2)
周囲の反応:ヴィパッサナー瞑想10日間コース(3)
瞑想コーススケジュール:ヴィパッサナー瞑想10日間コース(4)
2つの瞑想テクニック:ヴィパッサナー瞑想10日間コース(5)
先生、鼻がつまってる時はどうしたら良いんですか?:ヴィパッサナー瞑想10日間コース(6)



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Tuesday 30 July 2019

ビーガンになる理由(1)地球環境と、人類の Sustainability への憂慮

正直な話、ビーガンとかベジタリアンとかって、
一般的には、「ちょっとメンドクサイ人」と思われていると思うんです。

極端な人の場合、世間から失笑を買っていることも。。。

そんなビーガン・ベジタリアンですが、
彼らだって、理由もなくやってるわけではないのです。

なんちゃってビーガンのワタシとしましては、
そんな、ともあれば失笑を買ってしまうビーガン・ベジタリアンの人達が、
何を考えてそこに至ったのか、考察してみたいと思います。

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関連記事

マイルドビーガン
ビーガンって嫌われてますが、理由なくビーガンになったワケではわけではないんですよ
ビーガンになる理由(1)地球環境と、人類の Sustainability への憂慮
ビーガンになる理由(2)動物愛護の精神
ビーガンになる理由(3)宗教的な問題
ビーガンになる理由(4)単なる好き嫌い。
ビーガンになる理由(5)健康問題 その1(歳には勝てない)
ビーガンになる理由(6)健康問題 その2(抗生物質問題)

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1:地球環境と、人類の Sustainability への憂慮

これが、ワタシ個人的には、ビーガンの信条として最も重要なものです。
この説を聞いて、ワタシもなんちゃってビーガンになろうと思ったくらい。

つまり、どういう事かといいますと。

肉食というのは、食物連鎖的には、高いところにいる動物向けの食生活です。

植物にとってとてもよい気候条件が重なり、ワサワサ生い茂ったら、
それを食べる草食動物の数が増え、それを食べる肉食動物も増える事ができます。

逆に、天気が悪かったり、草食動物が増えすぎて植物を食い散らかして、
植物が生育できない環境になると、草食動物の数が減ります。

そして、肉食動物の数も減ります。

自然界は、そうやってバランスを取っており、
肉食動物っていうのは、食物連鎖の頂点にいるが故に、
すべての環境が上手く行かないと、真っ先に絶滅の危機に瀕するという、
非常に不安定なポジションにいる動物であるのです。

なので自然界では、肉食動物の数が、自然界に許容されたバランスを超えて
増えることはないと思うのですよ。

普通なら。

人間は肉も食べる野菜も食べる雑食です。

食物連鎖的には、草食動物もしく派かそれ以上。

飢餓や貧困にあえぐ貧しい国の人々の食生活は、草食動物に近いかも知れませんが、
先進国に暮らす人々の食生活は、まぎれもなく肉食動物です。

普通なら、肉食動物はそんなに数が増えられないのですが、
人間は、自然界のサイクルを捻じ曲げて、食肉を量産しています。

先進国の人数くらいなら、肉食動物的な食生活ができるくらいに。

でも、食肉を生産するには、穀物や野菜を生産するよりも、
多くの土地や水を必要とします。

食物連鎖的の高いところに行きますからね。

でも、ちょっと待った。

今、地球上の人口は、約77億人といわれています。

ワタシが生まれた1972年は、約38億人でした。

ワタシが生まれてから今まで、47年間の間に、約2倍になったということです。

たった47年間で!

そして、その増加の大多数が、アジアやアフリカの貧困国で起こっているのです。

これだけ人口が増えた今もなお、地球がなんとか持ちこたえているのは、
大部分の人々が貧困にあえいでいるからといえるのではないでしょうか?

皮肉なことに。

彼らが、先進国のライフスタイルを求めたら、どうなるのでしょう?

地球に、約77億人の人間に先進国のライフスタイルをさせるだけの
生産能力はあるのでしょうか?

ワタシは、ないと思うんです。

そして今、世の中がグローバライゼーションと申しますか、
インターネットの普及により、全世界の世の中の情報が、
瞬時に全世界へと配信されています。

比較的安価なスマートフォンと SNS の普及により、
今までそんな情報にアクセスがなかった貧困国の人々も、
先進国の豊かなライフスタイルを目の当たりにするようになりました。

そしたらもちろん、貧困国の人々だって、そんな豊かな生活に憧れますよねえ。

「生まれた時にハズレくじを引いたんだから、諦めてください」

なんて、そんなひどい事はいえません。

でも、地球の生産能力には限界があり、
「先進国のライフスタイルを送る」という特権を得る事は、
全世界の人々を巻き込んだ、壮大な椅子とりゲームなのです。

でももし、先進国に住む人達が、少しでもライフスタイルを変えたら、
地球の生産能力を、他の人達とシェアすることができるかもしれません。

ビーガンの考え方って、そこなんですよ。

肉は、生産するのにたくさんの土地と水が必要なので、
その土地を水を、穀物や野菜の生産に振り分けたら、
もっと多くの人々に食べ物が行き渡るるので、肉を食べないのです。

ちなみに、もし、どうしても肉が食べたくなった場合は、
チキンを選んでください、との事です。

比較的、必要となる土地と水の量が少ないのです。

一番悪いのは、ビーフ。

そしてラッキーな事に、世界第二位の人口を誇るインド人は、ビーフを食べません。

ありがたい事です。


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Monday 29 July 2019

英国有給休暇事情

そういえば、以前、労働環境についていろいろ日英比較をしてみたけど、
有給休暇についてはあまりふれていなかったなあ、と気がつきました。

~~~~~~~~~~
サラリーマン手取り金額日英比較(2019年)
日本の税制と雇用格差
正社員と非正規社員の待遇差、日英比較してみる
正社員のお給料と企業規模の関係を、日英比較してみよう。
日本はブラック企業パラダイス
~~~~~~~~~~

英国の、法定の有給休暇日数は年5.6週間。
週5日勤務の人の場合、年28日となります。

ちなみに、この28日にはバンクホリデーが含まれます。

バンクホリデーとは、日本の祝日にあたるものです。
バンク(銀行)が休むから、他のビジネスも休むわけです。

英国のバンクホリデーは年8日。

よって、バンクホリデーを除くと20日。

法定は最低基準ですので、企業によって、それ以上付与するのは自由です。

ちなみにうちの会社は、カレンダー通り勤務の人は、
バンクホリデーを含まずに、入社した年は25日、2年目は26日、
という風に、最大年28日まで増えます。

シフト勤務の人は、バンクホリデーを含んで、入社した年は33日、2年目は34日、
という風に、最大年36日まで増えます。

この数字は、日本の法定有給休暇日数から比べたら、多いように見えるかもしれません。
でも、よく見てください。法定では、バンクホリデーを含んで28日です。

日本は法定有給休暇日数は10日から、と少なめですが、
祝日が年間16日ほどありますので、合計したら26日。

おまけに日本の法定有給休暇日数は、
勤続年数によって最大20日まで増加します(勤続6年6ヶ月以上)。

英国では、法定有給休暇日数は、勤続年数では増加しません。
ワタシの勤める会社では、勤続年数で3日ほど増加しますが、
それはあくまで、その会社の自由意志によるものです。

勤続年数6年6ヶ月以上の人の20日、年間16日の祝日を加えたら、合計36日。
日数だけ見るとヨーロッパに遜色ありません。

っていうか、日本の場合、全部消化したら休みすぎかも。
それに、勤続年数による法定有給休暇日数の差が10日ってのも、差が有りすぎる。

ある程度勤続年数があって、責任ある仕事を任された人が、
新入社員より年間10日多く休むってのは、実際問題、かなり難しいと思う。

なんとなく、日本の法定有給休暇日数の設定は、絵に描いた餅というか、
完全消化を前提としていない制度なんだなあ、という印象です。、

そして英国では、有給休暇とは別に病気休暇があります。

有給休暇中に病気になったら、病気休暇に切り替えて有給を返してくれます。

私は以前、有給を予約していた日に急遽マイナーな手術を受けることになり、
上司をその旨を伝えたら、その日は病欠にして有給を返してくれました。

有給休暇とは、あくまでホリデーのためのものなのです。
日本みたいに、インフルエンザにかかった時の為に、有給休暇をとっておく
なんて事する必要ありません。

よく、ヨーロッパではバカンスは3週間、なんて言われてますが、
うちの会社では、バカンス休暇としては2週間が一般的で
3週間となると、上司と共に業務の調整が必要となりますね。

ちょっとメンドクサイ。

逆に、1週間とか、週末や連休に絡めて2日程度の有給休暇だと、
かなり気軽に取れるので、そういう小さな休暇を年に数回とって、
ヨーロッパのシティブレイクしたり自宅でDIYしたりしてます。

有給休暇は25日〜28日あるので、長めのバカンス(2週間)で10日使い 、
クリスマス休暇(1週間くらい)で5日使い、
残りで、小さな休暇を2〜3回って感じでしょうか。

ちなみに、有給休暇はホリデーイヤーの最初に付与されますが、
もし、年の途中で退職したら、実際に働いた月数に応じて
その年の有給休暇数が調整されます。

退職時点で調整後の有給休暇日数より多く休んでいたら、
その差額は、最後のお給料から差し引かれます。

つまり、有給休暇が付与された直後に10日休んで、
その2ヶ月後に後に退職した場合、その年の有給休暇付与日数は
25日x 2/12=約4.2日(年25日の人の場合)に調整されるので、
取りすぎた5.8日分の日給が、最後のお給料から差し引かれます。

逆に、有給休暇が残っていたら、その日数分の日給が支払われます。
上記の人が、全く有給休暇を使わずに、有給休暇付与の2ヶ月後に退職したら、
4.2日ぶんの日給が最後のお給料に加算されます。

日本みたいに、10日なら10日、一旦付与されたら
年の途中で退職しても、有給休暇は返還しなくて良いってことはありません。

日本のように、有給休暇付与の直後に退職を表明して、
付与されたばかりの有給休暇、10日丸々消化してから退職、
もしくは消化できなかった場合、10日分丸々買い取ってもらう、
なんてことは起こりません。

これは非常に、英国の方が論理的だと思います。

日本の有給休暇の付与のやり方って、すごく不思議。


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Saturday 27 July 2019

ビーガンって嫌われてますが、理由なくビーガンになったワケではわけではないんです。

日本では、ベジタリアンやビーガンは、
どちらかと言うと非難の対象になる事が多いですね。

まあ、「非難の対象」は言い過ぎとしても、
ワガママとか、メンドクサイ奴とか、思われているような気がします。

確かに、自分はベジタリアンだから~、ビーガンだから~、
と、他人の食生活までふりまわしたら、メンドクサイ奴ではありますね。

でも、ベジタリアンやビーガンだって、
意味もなくベジやビーガンになってるわけではないんですよ。
(一部のファッションでやってる人を除く)

昔は肉をたらふく食べていたワタシたち夫婦が、
なぜ、なんちゃってビーガンに宗旨替えしたのか。

なぜ、ベジタリアンやビーガンは、その道を選択したのか、
6つの観点から解説してみようと思います。

と、思ったは良いけれど、6つの観点から解説するとなると、
とても長くなりそうなので、6部作にしようと思います。

集中力がないんです。

きっと、精製した砂糖の摂りすぎです。

チョコチップクッキーばっかり食べてるし。

だって、チョコチップクッキー、美味しいんだもん。

こんな事言ってる間は、なんちゃってビーガンの
「なんちゃって」は、とれないなあ。

だって、チョコチップクッキー、美味しいんだもん。

身体に悪いのは分かってるけれど。。

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マイルドビーガン
ビーガンって嫌われてますが、理由なくビーガンになったワケではわけではないんですよ
ビーガンになる理由(1)地球環境と、人類の Sustainability への憂慮
ビーガンになる理由(2)動物愛護の精神
ビーガンになる理由(3)宗教的な問題
ビーガンになる理由(4)単なる好き嫌い。
ビーガンになる理由(5)健康問題 その1(歳には勝てない)
ビーガンになる理由(6)健康問題 その2(抗生物質問題)

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Thursday 25 July 2019

リストラと住宅ローン繰上げ返済

夫(ミャンマー人)の勤める会社のリストラ発表で、
戦々恐々としている我が家です。

そこで悩ましいのが、住宅ローンの繰上げ返済問題。

我が家はここ数ヶ月の間、住宅ローンの繰り上げ返済について悩んでいるのです。

繰り上げ返済。すべきか否か、それが問題だ。

この記事を書いたのが5月。

まだ結論出してないんかい!

って感じですが、まだ結論出してませんでした。

本件に関しては、えらく優柔不断なワタシだったんです。

でも、ここにきて急展開。

夫の会社のリストラ話で、心が決まりそうです。

ところで、この状況をFPに相談したら、どういうアドバイスが出てくるんだろう。

きっとFP的には、

「先行き不透明な今、信頼できるのはキャッシュだけ。」

「まとまったキャッシュが手元にあれば心強いので、今はとりあえず、
繰り上げ返済は行わずに様子を見ましょう」

ってなるだろうなあ。

ワタシがFPでも、こうアドバイスすると思う。

でも、本件に関しては、ワタシはFPではありません。

当事者です。

当事者の視点から見た場合に、見えてくるのは。

夫がリストラになってしまったら、少なくとも再就職するまでの間は、
貯金をはたいて繰上げ返済を行うガッツは、絶対に出てこないと思うのです。

そして、ワタシの今のお給料では、住宅ローンを返済しながら
日々の生活費をまかなうことは不可能なので、
繰り上げ返済に充てるはずだった貯金を取り崩しながらの生活となります。

これって、けっこうストレスフル。

でも、現在の家計を精査した結果、もし、住宅ローンの返済がなければ、
日々の最低限の生活費だけならば、ワタシのお給料だけで、
なんとかまかなえそうな感じがするのです。

パートタイムのお給料で夫婦二人の生活をまかなうって、
どんだけ質素な生活やねん!って感じですが、
もちろん、外食も旅行も貯金も投資もストップです。

最低限の支出、つまり公共料金の支払いと自炊する分の食費くらいなら、
ワタシの毎月の収入でカバーできそうな見込みです。

貯金が無くても、そのほうがストレスが無いような気がする。

というわけで、ここは思い切って、
世の中のFPさん達がくれるであろうアドバイスに真っ向から逆らい、
あえて、今の状況、つまりリストラの可能性がある状況の下で、
繰上げ返済を決行してみようかと考えております。

まあ、ただ単にアマノジャクなだけかもしれませんが。

逆境に燃えるタイプなのですよ。




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Wednesday 24 July 2019

とうとうボリスが首相に!

英国保守党の党首選、ボサボサヘアーがトレードマークの
ボリス・ジョンソン氏が勝ちましたね。

まあ、彼は元々本命馬ですから、驚きはありません。

もし、負ける可能性があったとすれば、
保守党議員の間で行われる予備選挙の段階であって、
最終決戦、つまり一般党員の選挙までこぎつけたならば、
まあ、ボリスが勝つだろう、というのが大方の予想でしたので。

つまり、ボリスに懐疑的な人の割合は、議員となった保守党員に高く、
より国民に近い一般党員の間では、ボリスは依然として人気者なのです。

なんでかなあ。

名門、イートン校出身というブランドかなあ。

父親・弟も政治家という、政治家一家の出身やからかなあ。

ブロンドやからかなあ。

ちょっと、小太りでコミカルやからかなあ。

やっぱり、カリスマ性があるんやろうなあ。

彼は、2008年から2016年までの8年間、ロンドン市長をやってました。

なので、ロンドナーにとっては、なんとも親しみがあるというのもあります。

彼がロンドン市長在任中に導入した、自転車のシェアシステムは、
いまだにボリス・バイクと呼ばれて、皆に親しまれています。

EU離脱国民投票では、離脱側を率いてキャンペーンを行いました。
ここで、ご学友であるデービッド・キャメロンに敵対したわけですな。

そして、離脱側が勝っちゃう!

Oops!

このカオスの中で首相はなりたくない!

トンズラだ!

と、一回ケツまくって逃げたくせに、それでもまだ一般の保守党員が
彼を選んだということは、やっぱり彼は、愛されているのでしょう。

思えば彼は、若い時から、やたらとメディアへの露出が高い政治家でした。

英国の政治家は、Question Time のような市民参加型討論番組をはじめ、
クイズ番組の特別バージョン(賞金はチャリティーに寄付)など、
ちょくちょくテレビに出てくるのです。

が、ボリスの場合、Have I Got News For You という時事風刺クイズショーや、
ロンドン市長になってからは、EastEnders というソープオペラにも出演してる。

EastEnders とは、ロンドン版「渡る世間は鬼ばかり」のようなものです。

やるな、ボリス。

仕事を選ばざること、キティちゃんの如し!

というわけで、良くも悪くも、存在感ありまくりのボリス。

彼が、このタイミングで首相選に出馬を決心したという事は、
彼にとって、今が「その時」だったのでしょう。

まあ、ええんとちゃう。

なるようになるでしょう。

ワタシは、合意なきブレグジットに向けて、ワタシの出来ることをやります。

トイレットペーパーのストックを、普段より多めにキープしたりとか。
今年11月以降のヨーロッパ旅行は、とりあえず予約ないとか。

ああ、スケールが小さいなあ。

だって、何が起こるかわからないから、心配しようがないんだもん。

でも10月末で、少なくとも、この中途半端な状態からは開放されそうです。



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Tuesday 23 July 2019

夫の会社がリストラするらしいです。

先日、ワタシがパートから帰ってきたらば、
すでに帰宅していた夫(ミャンマー人)が神妙な顔をしています。

曰く、夫の勤める会社がリストラを始めると。

CEOから直々に、全社員に向けてEメールが配信された模様です。

夫の勤める会社は、アメリカ企業の英国現地法人。

アメリカ系の会社って、リストラに関しては
英国の会社よりもシビアそうなイメージがあります。

「あんたはクビ」ってなったら、あっさり即日解雇かも。

でも、話を聞いてみると、英国の法律の変更にともなって、
予想外に多額の経費が発生し、それを埋め合わせるためのリストラっぽい。

ひどいなあ。

とばっちりもいいとこです。

でもまあ、個人のパーフォーマンス云々のせいでじゃないと思うので、
せめて、労働契約で定められたノーティスピリオド(通知期間)の給与と、
法定の解雇手当くらいはもらえるのではないかと。

夫の会社は社員150人ほどだそうですが、15人程度リストラする予定らしい。

1割かあ。

きついなあ。

どんな人が危ないんだろう。

日本では、リストラって、一般的に、ある一定の年齢(中年)以上で、
ある一定の勤続年数以上の従業員が対象になりますよね。

それは、る一定の年齢(中年)以上で勤続年数が長い人は、
給与が多い傾向にあるからだと思います。

せっかく解雇するなら、給与が高い人を解雇したほうが、経費の節約になりますからね。

でも英国では、年齢が高くて勤続年数が長ければ、
必ずしも給与が高くなるわけではなりません。

給与に関係するのは、むしろ「役職」です。

ワタシは英国で働いて、かれこれもう14年ほどになりますが、
ワタシが今まで観察したところ、英国の会社では、
部門長、もしくはシニアマネージャーレベルってのは、
もしその人が急にいなくなっても、上下の人がなんなりとカバーして、
とりあえず仕事が回っていくような印象です。

なので、リストラが始まっておびえるべきなのは、
部門長や、シニアレベルのマネージャーだと思うのです。

ちなみに、その人に秘書がいる場合、秘書も一緒にバッサリ
というケースもありますので、秘書もけっこう不安定なポジションです。

下っ端、つまり、実際に日々の業務で手を動かしている人の場合、
給与がそれほど高くないため、解雇しても、経費削減効果があまりありません。

おまけに、その人が突然抜けてしまうと、
それをカバーするのはマネージャーの仕事となります。

つまり、給与の高い人間に、給与レベルより低い仕事をさせる事になり、
費用対効果が良くありません。

もちろん、本人の勤務態度やパーフォーマンスに問題がある場合、
これを機会にクビにしてしまおう、という事はあるかもしれませんし、
部門長から下っ端まで、部門ごとバッサリ、というケースもありますが、
下っ端だけを狙い撃ちのリストラというのは、あまり無いような印象です。

ずばり、リストラで危ないのは、中間管理職だとワタシは思う!

なので、エンジニアの夫は、きっと大丈夫。。。。。かなあ?

いやあ、やっぱり、危ないかも。。。

エンジニアの中では、歳くってるし。

若くてピチピチしてて安いエンジニアが、世の中には沢山いるしなあ。

というわけで現在、戦々恐々としている我が家です。

なぜならば、夫(ミャンマー人)、今の会社が4社目なんですが、
今まで3回転職したうちの、2回がリストラによるものなのです。

これって、なかなかの打率だと思いませんか。

もしかしたら彼は、リストラされる星の下に生まれてきたのかもしれない。

ワタシが、上司が常務になる星の下に生まれたように。




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Monday 22 July 2019

Efficiency とか Can do attitude とか Globalisation とか、そんな言葉が大嫌い。

ワタクシには、大企業の水は合いません。

何が合わないって、大企業のオフィスの会話に多発する、
意識高い系の言葉が大嫌いなのです。

例えば Efficiency とか Can do attitude とか Globalisation とか。

そんな言葉が大嫌いなんです。

Efficiency - 効率が悪くて何が悪い。

少々効率が悪くても、丁寧に確実に仕事を遂行することが大切です。

その分人員を増やしたらよいのです。

もちろん、そうしたら会社の利益は減るかもやけど、
地域の人たちに雇用を供給することはできるのです。

会社の目標っていうのは、利益率を上げることだけなのでしょうか?

会社の利益率が上って喜ぶのは株主と役員だけです。

それよりも、そこそこの利益をだして長く存続して、
社会に財やサービスを提供すると共に、雇用を創出して
従業員の生活を守ることに意義があると思うのです。

Can do attitude - できない事をできないといって何が悪い。

見栄はって、できない事をできると言って、
結局放り出して他人に迷惑かけるより、よっぽどましだと思います。

時には、「ワタシはできない!」と堂々と言う勇気が必要だと思う。

個人的には、できないことは、正直に「できない」と言う人の方が
誠実だと思うし、信頼できると思う。

Can’t do attitude って言葉を推進したいくらいです。

そして、Globalisation - グローバライゼーション。

グローバルな舞台で戦うには、事業規模を拡大する必要がある。
でも、オーガニックに成長するには時間がかかりすぎるから、
既存のビジネス買収して、一足飛びに業界でのプレゼンスの確立を図る。

まあ、気持ちはわからないことはないけど、、、

従業員が汗水たらして働いて会社にもたらした利益を、
変なM&Aとかで吹き飛ばさないでくださいね。

なんて、冷めた目で見てしまうのです。

もし、こんなワタシの考えに同調する方がいらっしゃいましたら、
そんな方は、大企業に勤めたらあきまへん。

ストレスがたまりまますよ。

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Saturday 20 July 2019

せっかく就職した大企業を辞める人の気持ちはわかる。

2018年2月からセミリタイア生活に入ったワタシ。

はやいもので、もう1年半経ちました。

ワタシがセミリタイアした、大まかな経緯はこんな感じ。

一度早期リタイアを決心したのですが、
それから少し考え直し、
会社と交渉して、パートタイムに変更してもらえることになりました。

かなり理解のある会社です。

うっかり入った会社がけっこう大きな会社で、大企業の風土に疲れた事も、
ワタシがリタイアを考えた原因の一つなのですが、やっぱりさすがは大企業、
基礎体力があるので、従業員のことを考える余裕があるのですね。

そんな会社にうっかり入社した、自分の幸運さを自画自賛です。

もちろん、働く時間をガッツリ減らしてもらった分、
お給料もガッツリ減ってます。


そして、今はたまたま会社の業績が良いから、
パートタイムなどというワガママを聞き入れてくれましたが、
業績が悪くなったらその限りではないかもしれません。

きっと、一番最初にクビを切られる。

もしくは、お給料が安い=クビを切っても大した経済効果がない
という事で、リストラ候補にかすりもしないかなあ。

なんて、ドキドキしながら会社の決算書をこっそり読んでみたり。

でもまあ、ワタシの場合、そんなにリストラを恐れる必要はないのです。

なぜならワタクシ、すでに大企業に疲れているから。

大企業のオフィスの会話に多発する、意識高い系の言葉が大嫌いなのです。

例えば、Efficiency とか Can do attitude とか Globalisation とか。

そんな「意識高い会話」しながら「オシャレな事務所」で「重要な」仕事をしてる、
エリートビジネスマンやビジネスウーマンに疲れているのです。

もしリストラになったら、それがワタシの運命と受け止めて、
貰えるもの貰って、会社を去ればよいのですね。

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Friday 19 July 2019

どうせお酒飲むなら、美味しいお酒だけ飲みたい

禁酒生活を始めて、自分が変わったなあと思うこと。それは、

「どうせ飲むなら、美味しいお酒だけ飲みたい」

と思うようになった事。

禁酒以前は、かなり飲酒量が多かったというのもあり、
お酒は「質より量」という傾向にありました。

もちろん、美味しいお酒をたくさん飲めれば、それが一番嬉しいのですが、
それは、経済的に許されないので。

普段は「質より量」の安酒を飲み、旅行中や記念日など特別な機会に、
「ちょっとワンランクのお酒」を楽しんでいたのです。

かなりセコイ飲酒生活です。

休肝日は殆どなしで、日々の酒代は一日あたり 5~6ポンドくらい。
一週間で、40ポンドくらいだったでしょうか?

今のレートは1ポンド=約135円なので、一日当たり700円~800円。
一週間で5400円くらいです。

いくら安酒とはいえ、量が多いと、けっこうな出費になりますね。

でも今は、どちらかと言えば、お酒を飲まない日が普通。

平均して週5日の休肝日ということは、飲酒日は週2日。

週2日の飲酒に、以前と同じだけの予算をかけられるとしたら、
一日あたり、2,700円もあります。

2,700円もあったら、けっこう良いワインが買えるぞう。

わーい!

なんて、喜んでる場合ではありません。

今の所、ワタシの禁酒が成功しているのは、セミリタイアして
日々のストレスが軽減した事に拠るところが大きいのですが、
そのセミリタイアによって、ワタシの収入は大幅に減少したのです。

ストレスと同じくらい、収入も減ったのですよ。

よって、飲酒量の減少による出費減は、ワタシの収入減のインパクトを
少しでも緩和するべく、家計に組み込まれるべきものです。

昔の酒代予算を、そのまままるっと、今の酒代にする事はできません。

できれば、一日あたりの酒代予算は、今までと同じくらいに抑えたい。

でもね、それでも、飲むお酒の質を上げる事ができるのです。

なぜなら以前より、一回あたりの飲酒量が減ったから。

禁酒前は、ワインなら一日一本くらい軽くあけていたので、
一日5~6ポンドの予算だと、一本5~6ポンドのワインしか買えません。

今は、飲酒日でも一日ワイン1本も飲まないので、
もうちょっと良いワインを買うことができます。

せっかく肝臓に働いてもらうんだったら、美味しいものを飲まないと損。

って、思えるようになったのです。




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Thursday 18 July 2019

コンビニアルバイトしかした事ない人って、本当にスキルがないの?

就職氷河期世代、ロスジェネの就職支援に政府が乗り出しているような、
乗り出していないような、微妙な今日この頃。

方針とか政策とか、すべて中途半端なような気がするんですが、
そう感じるのは、ワタシだけなのでしょうか?

さて、ワタシ自身も、就職活動をしたのは1994年、
四年生大学卒業見込みの女子ということで、かなり分の悪い戦いでした。

ワタシはその後海外逃亡したので、
日本における労働戦線からは離脱したのですが、
同級生たちは、まだまだ日本で頑張っています。

氷河期世代は、苛烈な競争を勝ち抜いてきてるから、
バブル世代やゆとり世代に比べて、優秀な人が多いという説がありますが、
まあそれは、眉唾物かと思います。

氷河期世代が、他の世代に比べて特に優秀な世代かどうかはわかりません。

でもね。氷河期世代って、人口が多い分優秀な人も多いんですよ。

優秀な人は、おおむね一定の割合で算出されると仮定すれば、
総人口が多ければ、優秀な人も多くなるんです。

それなのに、あろう事か、就職活動の年になってバブルが弾けて、
就職のパイの絶対数が減ってしまった。

これが不運と言わなくて、何でありましょうか?

というわけで、もし、他の世代に生まれていたなら、
きっと、正社員の仕事を得られたであろうという人も、
派遣やアルバイトなど、非正規のポジションで妥協したのです。

経済的に余裕が無ければ、とりあえず目先のお金のために、
採用されやすいコンビニでアルバイト。

そうなっても、仕方がありません。

ここ30年間、コンビニの店舗数は右肩上がりですからね。

それに反して、その後もずっと続いた景気の低迷。

延々と続いた不景気。

「とりあえず今だけ」と思って始めたコンビニバイトを、
ずるずると続ける事になってしまった氷河期世代もいると思うのですよ。

そして今、やっと政府が重い腰をあげて、
氷河期世代を救済に乗りだした際に、囁かれているのは、

コンビニアルバイトしか経験がなくて、歳だけとった中年は、
スキルがないから、正社員としての採用はむずかしい。

でも、本当にそうなのでしょうか?

コンビニバイトしかした事ない人って、本当にスキルがないの?

コンビニで買い物しつつ、従業員さんの働きを観察していたら、
確かに、一つ一つの作業は難しいものではないと思いますが、
あれだけ、多種多様にわたる作業を、正確・迅速に行う能力は、
ちょっとしたものだと思います。

ザ・マルチタスク!

そして、作業が速い!

マニュアル化された多岐にわたる大量のタスクを、
正確・迅速に遂行する能力に長けている。

これは、充分に評価されるべき事だと思います。

ただ、もしかしたら、じっくりと取り組む必要のある、
ボリュームの大きな難しい仕事をお願いしようと思った時に、
問題が出てくるかもしれません。

つまり、マニュアルのない難しい仕事を、自分で考えながら
粘り強くやり遂げる力があるかどうかが、不明なんですね。

でも、そんな事言ったら、新卒の新入社員だって、未知数具合は同じですよ。

同じ歳の似たような男女が沢山いて、選びようがないから、
せめて、難しい大学受験を突破した事を評価しようと、
学歴重視になってしまうわけです。

受験勉強を頑張った=粘り強さがある。
受験を突破した=地頭がある程度よい。

というワケですね。

でも、実際採用してみたら、コンビニバイトとかマックジョブに
向いてる人かも知れないわけです。

ふたを開けてみてそれがわかっても、今の日本では簡単に解雇できません。

企業はお荷物を抱え、社員は向いてない仕事を続ける。

これは、どちらにとっても不幸です。

もし、解雇規制が緩和されて、もう少し雇用が流動化されたら、
企業としても、コンビニバイトしか経験のない人を
雇ってみようかという気になります。

そして、やっぱりダメなら、それはその時。

その人はコンビニバイトが向いてるんだかたら、コンビニに戻ればよい。

適材適所です。

できれば、最低賃金が引き上げられて、コンビニバイトでも
ある程度の生活が送れるようになれば、なお良しです。

氷河期世代を本気で救済するつもりなら、
最低賃金の引き上げと、雇用の流動化が必要だと思うのです。



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Wednesday 17 July 2019

コツコツ投資でめざせ資産1億円の問題点。(問題だらけ)

先日、コツコツ投資で資産1億円は実現可能かどうか、試算してみました。

コツコツ投資で資産1億円の実現可能性を試算。(駄洒落じゃないよ)

正確には、我が家の事情により、
イギリスポンド建て資産 £1 millionを目指した試算となっておりますが、
£1 = 100円で換算すると日本円で資産1億円の試算となります。

なんと結果は、

  • 毎月、一ヶ月 £1,800ポンド投資にまわす
  • 毎年一度、インフレ調整で投資への拠出額を3%アップ
  • それを年5%で運用
  • 264ヶ月(22年)で £1 million に到達
という、かなりえげつないものになりました。

パッとみた感じ問題点だらけに見えますが、
ここは冷静に、一つ一つ問題点を挙げていこうと思います。

問題点1 これはコツコツ投資というよりは、むしろドカドカ投資。

 £1,800ポンド投資にまわすっていうのは、
書くのはさらっと書けますが、実際やるのは大変です。

試算目標一億円、£1 = 100円で換算しても、月18万円ですからね。

まあ、夫婦共働きならば不可能な額ではないかもしれませんが、
これは、貯金ではなく、投資です。

色々な投資関係の本や雑誌でも、必ずと言ってよいほど、
投資は余剰資金でやりましょう」とアドバイスされています。

 £1,800ポンドの余剰資金ってのは、かなり厳しいような気がするのです。

ちなみに、我が家の一ヶ月の平均的な支出は、
住宅ローン返済や旅行費積立などを含めても、大体月2,500ポンドくらい。

月々の総支出の70%に匹敵する額を投資にまわすってのは、
ちょっとムリがあるのでは?

問題点2 ポートフォリオがイビツになる。

我が家は、約10年前に、ロンドン郊外にフラットを購入しました。

フラットっていうのは、日本のフラット35とは関係ありません。
英国の言うところの、一戸建てではない不動産、
マンションとかアパートとかメゾネットとか、そんなところのものです。

「自宅は負債だ」という某ロバートキヨサキさんの説を、ゲキ無視です。

でも、「自分達の財力に不釣合いな、高価すぎる不動産は負債になる」
という部分はしっかりと肝に命じ、我々の生活スタイルに合ったエリアで、
我々の収入で手が届きそうな物件を選びました。

という事で、現在、我が家の総資産の50%以上を占める自宅不動産ですが、
そんなに高価なモノではありません。

つまり、我が家の総資産自体が、たいしたことないわけです。

にも関わらず、今後、他の資産を増やすことなしに、
ドカドカと一ヶ月 £1,800ポンドも投資にまわして
投資資産 £1 million を実現してしまうと、
我が家の資産のポートフォリオは、とってもイビツなものになるのです。

やっぱり、投資資産を増やすなら、あわせてキャッシュとか、
その他資産もジワジワ増やしていくべきだと思うのです。

でもまあ、不動産はもう買う予定は無いので、自宅で打ち止めです。
ですので、他の部分で、もう少しバランスを考えるべきだと思うのです。

問題点3 22年もかかったら、普通のリタイアである。

これはもう、そのままです。

アーリーリタイアの資産形成を目論んでいるのに、
22年もかかったら、普通のリタイヤやん。

問題点4 そもそも、投資資産 £1 million も必要なのか?

そもそも、住宅ローン返済や旅行費積立などを含めても、
月2,500ポンドくらいしか使わない家計です。

ローンが終わったら、多分、月1,500ポンドでいけます。

将来、公的年金だけで最低限の生活費をまかなうことを目標に
家計をスリムにしているのです。

旅行やちょっとした贅沢や、家の修繕などは貯金を取り崩さないといけないけど、
そういう出費は、歳をとれば減っていくだろうし、
投資資産 £1 million も必要ないのではないかと思うのです。

というわけで、問題多発で、最後には投資資産 £1 million の必要性に
疑いを感じているワタシ。

投資資産 £1 million は、夫(ミャンマー人)による戦略。

ワタシの案は、逃げ切り戦略です。

次回は、逃げ切り戦略の実現可能性について試算しようと思います。




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Tuesday 16 July 2019

感情のジェットコースター

この度、無事、ACCA (英国勅許公認会計士)の技能科目試験の一つ、
F9 Financial Management - 財務管理論(論述試験 3時間)に受かりました~。

やったあ。うれしいな。

これで、13つある試験のうち、9つやっつけたことになります。

試験結果の発表は、月曜日の朝(英国時間)なのですが、
事前登録しておくと、携帯電話番号やEメールに通知を受け取ることができます。

そして、その通知は、日曜日と月曜日の間の夜中、0時(ぐらい)に送信されます。

受けることに意義がある!合否は気にしない!

なんていいながら、めちゃくちゃ合否が気になるワタシは、
発表前の週末は、もう気が気でなかったんです。

ちょっとナーバスというか、ソワソワしてるというか、
早く結果が知りたいような、知りたくないような。

とても、感情が揺さぶられた週末を過ごしました。

感情のジェットコースターに乗ってるみたい。

もちろん、平穏な日々を過ごすのが理想ですが、
時折、こんな程度に、ちょっとピリリと、
感情を刺激するようなイベントがあるのも良いものですね。

人間ですから、感情はあるんですよ。

毎日毎日、ずっと感情の起伏なく穏やかに過ごすっていうのは、
現実問題として、難しい事だと思います。

ある程度の感情のジェットコースターは、しょうがない。

大切なのは、絶叫マシーンみたいに過激なモノにならないこと。

ディズニーランドのビッグサンダーマウンテン程度が丁度よいかなあ。



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Monday 15 July 2019

コツコツ投資で資産1億円の実現可能性を試算。(駄洒落じゃないよ)


先日、夫婦でアーリーリタイアという記事でも触れたのですが、
我々夫婦は、夫婦でアーリーリタイアを目論んでおります。

そして、夫(ミャンマー人)のアーリーリタイア戦略は、

  • コツコツ投資資産を積み上げて、それを年5%で運用
  • 資産 £1 million までつみあがったらアーリーリタイア
  • 一年当たり£50,000(約675万円)の運用益で生活

タイトルは資産1億円としておりますが、
実際に我々夫婦が目指しているのは、資産 £1 million (約1億3500万)です。

感覚的には、£1 million は日本の一億円なんです。

ポンド対円の相場ってのは、かなりダイナミックに動きますので、
いちいち、その時点の為替相場で換算していたら、ワケが分からなくなるんです。

日本円換算でいくら増減しようと、ポンドで稼いでポンドで使ってる限りは
かんけいありませんからね。

というわけで、強引に £1 million は一億円で考えていこうかと思います。

そうすると、 £1 = 100円 になるので計算しやすいしね。

でまあ、夫の戦略は、果たして実現可能なのかどうか、
試算してみましたのでございます。

結果。

ゼロから始めた場合。

今から毎月、一ヶ月 £1,800ポンド投資にまわし、
毎年一度、インフレ調整で投資への拠出額を3%アップして、
それを年5%で運用した場合、264ヶ月(22年)で、£1 million に到達します。

今から22年後。。。

ワタシ、69歳やなあ。

もう、アーリーリタイアとは言えないなあ。

普通のリタイア、、いや、むしろ、ちょっと遅めのリタイア。。。

これはアカン。

どこかで何か、ドカンと一発資金を投入しなければ。。。

っていうか、別に £1 million にこだわらなくてもよいのよねえ。

ワタシの、年金もらえる年齢まで逃げ切り戦略の方が、現実的やと思うなあ。

年金をあてにするのは楽観的だと、夫は言うのですがねえ。

さてさて、この試算を日本円に当てはめてみたら、
一ヶ月18万円投資にまわし、拠出額を毎年3%アップ、
それを5%で運用したら22年で1億円です。

日本ではこれは現実的か?

夫婦とも正社員で共働きなら可能なプランかもしれませんね。

でも、ちょっと高い不動産とか買っちゃったら、難しいかも。

でも、お金は使ってなんぼ、

蓄財の為に人生が終わるのはむなしいものです。

よって、試算の結果、ワタシ個人的な結論としては、

コツコツ投資で資産1億円は、実現可能ではある。
が、蓄財の為に人生が終ってしまう危険性も大。

やっぱり、ある程度年金収入をあてにして、
年金受給年齢まで逃げ切り戦略によるアーリーリタイア
を目指すほうが、現実的だと思うのです。




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Saturday 13 July 2019

「ミャンマードリーム」で、貧困層は這い上がるチャンスはあるのか?

先日、お金を払うバトルにロンドンでも負けた夫。

完全に戦意喪失中です。

でも、仕方がないんですよ。

民主化以降のミャンマーでは、活発化した海外からの投資に上手くのって、
メキメキと財力を蓄えた、中産階級の人たちがいます。

ヤンゴンの中産階級出身の夫の友人達は、やっぱり中産階級で。

そんな友人達の中には、時代の潮流に上手くのったミリオネアがいるのです。

そんなミリオネアたちに、しがないサラリーマンの夫がかなうわけがない。

経済力でも、強引さでも。

アジアのビジネスマンは、かなり強引ですからねえ。

さて、そんな風に、ここ数年のミャンマーでは、
中産階級出身のミリオネアが量産されているようです。

見ようによっては、「ミャンマードリーム」に見えないこともありません。

20年以上も英国に住んでいた夫の友人(ミャンマー人)が、
今さらミャンマーに本帰国しようという気になってしまったりするのも、
そういう、「ミャンマードリーム」に起因するのかもしれません。

でも、ここがミソなんですが、
というか、ワタシが勝手にミソだとおもっているのですが、
現在のミャンマーで、一旗あげてミリオネアになっているのは、
中産階級出身の人々です。

つまり、元々、ある程度の財力がある人たちです。

貧困層から一旗あげてるわけではありません。、

少なくとも、ワタシにはそう見えます。

貧困層の人達が、そこから抜け出すのは、ほぼムリな感じがするのです。

ミャンマーの貧困層の生活と言ったら、

一日働いても、最低賃金の場合は日額4800チャット(約345円)。

一家総出で働いて、そのお金を全部合わせても、
家賃や光熱費や食費等、最低限の生活費をやっとまかなえる程度。

日々の生活にも窮するから、貯金なんてできない。

子供も労働力の頭数に入ってるから、学校には行けない。

教育を受けていないので、大人になっても高い賃金を得る労働力になれない。

同じような環境の人と結婚して家庭を持ち、同じことが繰り返される。

家族の誰かが病気になったら、そのサイクルが破綻する。

最悪の場合、つまり一家の大黒柱が病気になってしまったような場合、
その家に女の子がいれば、売春や性風俗産業に身を落とす事になるかもしれません。

家に借金がある場合も同様です。

家族が食べていく為だけではなく、借金を返済するために、
子供が働いて得るほんの少しの現金収入さえ、
あてにしなければいけない場合もあるのです。

そして情けないことに、一部のミャンマー人の大人は、
貧困から抜け出そうと一発逆転を夢見て、ギャンブルにのめりこみます。

そしてギャンブルで作った借金の返済のために、子供を働かせたりするのです。

いくら、海外からの活発な投資でミャンマー経済が上向きになろうと、
そんな状態の貧困層の子供達が「ミャンマードリーム」をつかむのは、
ほぼ不可能なように思えるのです。

Friday 12 July 2019

在外選挙へGO!

第25回参議院議員通常選挙に伴う在外選挙が各国在外公館にて行われています。

在英国日本国大使館での投票期間は、7月5日~7月14 日となるようです。

数十年までは、お金持ちの男性にしか認められていなかった選挙権。

貧乏人や女子供は、適正な政治的判断を行うのに必要な教育を受けていない
ということで、参政を認められていなかったわけですね。

現在では、納税額による制限も無くなり、女性にも参政権が認められ、
さすがに小さな子供はムリですが、選挙権年齢も18歳に引き下げられました。

昔の人達の運動のおかげですね。

ありがたいことです。

特にワタシのような、普通の家に生まれた女性にも投票する権利があるっていうのは、
昔の女性たちが運動をして、女性参政権を勝ち取ってくれたおかげです。

そんな貴重な参政権。

海外に住んでるってだけで放棄してはいけません。

在外選挙の選挙人登録は、少し手続きがわずらわしいですが、
昔の人達が行ってくれた参政権獲得の為の運動に比べたら、屁のカッパ。

とはいえ、ワタシが英国に移住した当時(2001年)は、
在外選挙人登録するのにはえらく時間がかかったのです。

まずは、準備段階として、日本の最終居住地で住民票を国外転出し、
移住先の在外公館に在留届を提出することが必要です。

そうして初めて、在外選挙人登録の申請ができるのです。

在外選挙人登録は、在留届を提出した在外公館で申請するのですが、
申請すると、申請書類が在外公館から日本の最終居住地に郵送されます。

そこで、在外選挙人として登録、在外選挙人証が発行されると、
それが郵送にて戻ってきます。

すべて、書類原本を郵送ベースでやるので、やたらと時間がかかったんですよ。

選挙が公示されてから、投票したいと思って手続きを始めても、
絶対に間に合わないという。。。

で、今回はまあよいか、次の選挙までには登録しておこう。。。
と思っていたら、また忘れて、

また選挙が公示される。

投票したいけど、今から手続き始めても間に合わないから、
今回はあきらめるか。。。次の選挙までには登録しておこう。。。
と思ったら、また忘れる。

という、無限ループに陥っている人達も多いのではないでしょうか。

選挙が公示されたら、その選挙には間に合わなくっても、
とりあえず手続きを始める事が大切です。

昔の人達が勝ち取ってくれた参政権、ムダにしてはいけません!

ちなみに、2018年6月より、国外転出時に出国時申請できるようになったようです。

~~~~~~~~~ 在英国日本大使館ウェブサイトより引用 ~~~~~~~~~~~~~~

2018年6月1日以降,最終住所地の市区町村の選挙管理委員会選挙人名簿に登録されている方が,当該市区町村から直接国外に転出する場合には,国外転出時に,当該市区町村の選挙管理委員会に対して申請(出国時申請)を行うことができるようになりました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これは便利ですね。事務手続きにかかる時間がかなり短縮できそうです。

民主主義国に生まれて、せっかく与えられた参政権。

でも、世の中の大半の人々にとっては、
参政権のうち、実際に行使するのは選挙権の方だけです。

パブでビールを飲みながら、現政権の文句を言うのも大いにけっこうですが、
言いたいことがあるなら、選挙という貴重な機会を活用しない手はありません。

さて、ワタシもこれから、在外選挙に向かうとしますか。



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Wednesday 10 July 2019

禁酒中にノンアルコールビールはアリかナシか?

6月30日から密かにやってた、10日間禁酒達成しました!

まあ、10日くらいの禁酒で威張っていてはいけないのですが、
最近、コンスタントに週に1日~2日の飲酒日があったので、
10日まるっと禁酒できたというのは久しぶりなのです。

でもねえ。

7月初旬のロンドン。けっこうお天気が良くて暑かったのです。

そして、にわか環境保護主義者になったワタシは、
今、ペットボトル飲料を買うのを極力さけております。

なんかねえ、フルタイムで働くのをやめたら心に余裕ができたのか、
色々なものに対して、優しい気持ちを持てるようになったのですよ。

なので、いろいろと地球の環境の事なんかも考えてしまうのです。

でも、ペットボトル飲料を買わないという事は、
つまり、去年10月の禁酒月間中にさんざんお世話になった、
ワタシの愛しい、炭酸水を買うのを止めたということです。

今まで、ビールの代替として大活躍してくれた炭酸水。

それを買うのを止めたワタシは、今、その代わりに、
ちょっとポッシュにアイスウーロン茶を楽しんでいるのです

それはそれでとても美味しいのですが、
この一週間の暑さと言ったら。。。

きっと、日本の夏に慣れてる方なら、
全然平気のへっちゃらレベルの暑さなんですが、
今まで肌寒かった日々から、急遽暖かい日が続くと、
なんか、リゾート地に来たような気分になるんですよ。

ここ最近、近所では毎週BBQやってましたから、
やっぱり皆、リゾート気分になってるんだと思うんですよね。

そんななか、禁酒っていうのは、ちょっとつらいのですよねえ。

なんて考えながらスーパーで買い物をしていると、
ふと、ノンアルコールビールが目に入りました。


Heineken 0.0


で、ちょっと誘惑に負けてしまってついつい、
フラフラと購入してしまったのです。

ペットボトルはダメでも、缶はいいんかい!

と、ツッコミを受けそうですが、いやいや、購入当時のワタシは、
暑さにやられて正気を失っていたのですよ。

さてさて。

さっそく冷やして飲んでみました。

禁酒以前は、ノンアルコールビールなんて邪道や!!

という、ビールに関してはハードコアだったワタシ。

ビールと言えば、断固、キリンのラガー、もしくは
ベルギービールのステラアルトワ一筋だったワタシなのですが、

まあまあ、いけるやん!

多分、この半年ほどの節酒生活で、かなり体内のアルコールが抜けたのでしょう。

アルコール分、0.05%以下の  Heineken 0.0

けっこういけます!

まあ、ちょっとビールとは違う味かもしれんけど。

多分、今全開でアルコール摂取中の人がこれ飲んだら、物足りないと思う。

でも、今現在、節酒もしくは禁酒中という状態の人ならば、これはかなりOKです。

味的には。

では、アルコール含有量的にはどうなのか?

これを飲んだ日は、禁酒デーと呼んでよいのか?

念の為ググッてみたところ、この Heineken 0.0
アルコール分が0.05%以下ということで、
これは日本の基準でも「Alc. 0.00%」と表記できるそうです。

因みに日本では、「ノンアルコール飲料」と言っても、
1%までのアルコール含有量が法的に認められているので、
「ノンアルコール飲料」という文字に惑わされてはいけません。
アルコール含有量(%)を確認する必要があります。

というわけで、アルコール分が0.05%以下の Heineken 0.0 は、
名実共にノンアルコール飲料と認定してOKなかんじです。

ワタシとしては、禁酒日に、どうしてもビールっぽいものを飲みたい時の、
選択肢の一つとしておこうかと思います。

が、一つ問題が。。。

こういう、擬似アルコール飲料には、一種のプラシーボ効果があるのですな。

きっと。

実はワタシ、この Heineken 0.0 を飲むと、
なんとなく酔っぱらったような気がするのです。

アルコール分が0.05%以下であるにも関わらず。。。

じゃあ今後は、普段は普通に禁酒して、
「飲酒日」はノンアルコールビールで良いんじゃない?

なんて思いつつ。

そしたら、ワタシの肝臓は喜ぶだろうなあ。


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