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Wednesday, 10 June 2020

2メートルの不思議

コロナ禍で流行った言葉の一つに、「ソーシャルディスタンス」がありますね。

日本でも、カタカナで「ソーシャルディスタンス」って言っても通じるくらいに、すっかり浸透しているようです。

さて、その「ソーシャルディスタンス」の基準。

国によって、2メートルだったり1.5メートルだったりと、若干の違いがあるようです。

ちなみに、英国の「ソーシャルディスタンス」の基準は2メートル。

なのですが、いまだに身長をフィートで、距離をマイルで表現している英国人が、なぜここでいきなり2メートルなのか、とても不思議です。

典型的な英国人に、2メートルっていきなり言っても、どれくらいの距離かピンとこない人が殆どだと思うのに。

英国人:2メートル離れないといけないのね。

日本人:そうです。

英国人:ええーっと。ところで、2メートルってどれくらい?

日本人:えええ。

でも、スーパーマーケットでも公園でも、どこに行っても、
「2メートル(2m)離れましょう」って書いてあるんです。

なぜ、6フィートとか、7フィートとかにしなかったんだろう。

7フィート(約210㎝)が遠すぎるというならば、6フィート(訳180㎝)で良いじゃない。

国によって、若干の違いがあるんだから。

6フィートだったら、英国人もすぐにピンとくるだろうに。

ところで、英国は、昔から帝国単位という度量衡を使っていました。

ワタシが初めて英国を訪問したのは1988年なのですが、当時は、すべてモノが帝国単位で表現されていて、えらく戸惑ったと記憶しています。

ところが、1995年にできた法律によって、徐々にメートル法が導入されてきているようです。

そして今は、こんなに大事な、命に係わるくらい大事な、「ソーシャルディスタンス」の基準までメートルで表すようになったのですね。

旧イギリス植民地のビルマ生まれビルマ育ちである、夫(ミャンマー人)も、英国へ来た当初(20年前)は何から何まで帝国単位なヒトでしたが、今ではかなりメートル法に慣れてきたようです。

昔は、体温の平熱何度くらい?って聞いたら、97度(℉)くらいかな〜、体重はポンドだし、身長はフィートとインチなヒトでした。

今は、温度はすっかり℃に慣れたし(英国は、今ではすっかり天気予報も℃なのです)、重さも、かなりKgへの変換がスムーズになりました(体重計は、Kg設定にしてる)。

一番苦手なのが、長さかなあ。

いまだに、ワタシだったら、「あと5センチ!」ていうような場面で、「2 more inches!」って言ってるし、自分の身長もメートル法でどれくらいか覚えてないし、1km が何マイルくらいかも、あまりピンとこないみたい。

なので、ソーシャルディスタンスの2メートル、はじめはあまりピンと来てなかったみたいですが、あまりにもいろいろな所に、2メートル2メートルと、実物大サンプル付きの表示がベタベタ貼付されているので、最近は何となく2メートルの間隔がわかってきたみたいです。

おそらく、多くの英国人がそんな感じだと思うんです。

なぜ、はじめから6フィートにしなかったんだろう?

まあ、みんな徐々に分かってきてるみたいだから、良いのかなあ?




Thursday, 4 June 2020

ミャンマー人にとっての瞑想は、日本人にとっての自転車に近い(ような気がする)

昨年、ワタシが初めて瞑想合宿に参加した時、周囲の反応が、日本人とミャンマー人で全然違うのに驚きました。


ワタシの家族や友人、会社の同僚にとっては、10日間の瞑想なんて未知の世界なので、みんな興味津々。

それに対して、夫(ミャンマー人)の友人達(ミャンマー人)は、「ちょっと人間ドックに入ってくる」と言った人に対するような反応です。

今年は、ワタシの周囲の人達も、二回目なのでそれほど驚きませんでした。
それででも、ワタシが一回目の苦しさに懲りずに、二回目に挑戦するという事に驚くというか、感心する人もいましたが。

日本人にとっては、「瞑想」というのはそれほど身近なものなのではないようです。

禅寺とかありますがね。

ワタシが子供の頃、ちょうど小学校に登校するために家を出るくらいの時間に、近くの禅寺の僧侶が托鉢で近所を歩いていたのですが、ワタシはそれが怖くて怖くて。

だって、黒い袈裟を着て藁の傘をかぶったお坊さん達が、何人も何人も、低い声で「オゥーーーーーーム」って唸りながら、縦一列に並んで練り歩いてるんですから。

近所のおばさんなんかは、その声を聞くと家から出てきて、お坊さんに寄付をしていましたが、子供心には、そんな僧侶達は恐怖の対象でしかなく。

「オーーーーー」のおじさんと呼んで、怖がっていました。

ワタシにとって、禅寺との初めての出会いは、そんな感じ。

当時は、彼らが、禅寺という種類のお寺で修行している僧侶で、朝に行列して練り歩くのは「托鉢」という修行の一貫であるという事を知りませんでした。

ましてや、彼らの修行の中に「瞑想」が含まれるという事も。

そういう事を学んだのは、その後、ずっと大きくなって、日本有数の禅寺の一つ、永平寺に見学に行った時です。

日本人にとって「瞑想」とは、禅寺で修行する僧侶が行う「特別」なものであり、一般人が日常に行うものではない、という印象があると思うのです。

でも、ミャンマー人にとって「瞑想」とは、とても身近なものなんですよねえ。

適当にミャンマー人をつかまえて、「瞑想のやり方しってる?」って聞いてみたら、殆どの人が、「知ってる」と答えるんではないでしょうか。

うちの夫(ミャンマー人)の様に、普段、日常的に瞑想している人となると、少し割合が減るかもしれませんが。

それはですねえ、なんとなく、日本人にとっての自転車のような感じなんですよ。

適当に日本人をつかまえて、「自転車乗れる?」って聞いてみたら、殆どの人が「乗れる」と答えるでしょう。

日常的に自転車に乗ってるかどうかは別として。

自転車に乗るのって、身体で覚えるスキルで、一回覚えたら忘れないから、日本では、子供が小さい間に教え込みますよね。

ミャンマーでは、それが「瞑想」なのです。

瞑想も、ある意味、身体で覚えるスキルで、一回覚えたら鈍ることはあっても忘れないから、ミャンマーでは、子供が小さい間に教えるんだと思うのです。

なので、ミャンマー人にとって「10日間の瞑想合宿に行く」というのは、日本人にとって「10日間のサイクリングツアーに行く」という感じなのかもしれません。

日本人にとっての、こんな会話が、

A: 今度の休みは、10日間のサイクリングツアーに行くんだ~。

B: いいなあ。ストレス解消もできるし、身体も引き締まるかも。
  ところでワタシ、最近運動不足で太ってるのよねえ。

ミャンマー人にとってはこんな風になるのでしょう。

A: 今度の休みは、10日間の瞑想合宿に行くんだ~。

B: いいなあ。頭がスッキリするだろうなあ。
  オレ、最近血圧高いから、10日間くらい瞑想したら良くなるかなあ。

そう考えてみたら、最初の反応の違いも納得です。

ちなみに、これはあくまでもワタシの私見ですが、ヤンゴン育ちのミャンマー人は、あんまり自転車に乗るのが上手くないような気がする。

サンプルは夫(ミャンマー人)一人なので、全く信憑性にかけるのですが。

だってヤンゴンって、二輪車(バイクや自転車)禁止なので、「サイカー」と呼ばれる自転車タクシーみたいなの以外は、街中で自転車乗ってる人、殆ど見かけなかったんですよ。

もしかしたら、今は自転車はOKなのかもしれませんが。

前回のミャンマー訪問時(202019年1月)には、Uber Eats みたいな、自転車のフードデリバリーをヤンゴンで見かけました。

フードパンダっていうのかな?パンダのマークのバッグを持ってました。

ミャンマーも、どんどん新しいビジネスが始まってるなあ。



Wednesday, 3 June 2020

ハックション、くそ~!

くしゃみをした時にいう言葉には、お国柄が表れますね。


日本の場合は、

「ハックション、失礼。」とか、

「ハックション、くそ~!」とか。

英国では、

「アチュー、エクスキューズ・ミー」というのが一般的でしょうか。

そうしたら、周りにいる人が、

「ブレッシュー」と言います。

これは、英語で書くと、Bless you. 

God bless you. (貴方に神の祝福がありますように!)が短くなったもののようです。

ここで神様が出てくるっていうのが、キリスト教国らしい感じがしますねえ。

さて、ミャンマーではどうでしょうか。

夫(ミャンマー人)は、くしゃみをする時、

「ハックション、ペアー!」といいます。

本来、ミャンマー人は、くしゃみをする時に「ハックション」とは言わないかもしれませんが、夫は16年も日本人のワタシと一緒にくらいしているので、どうやら「ハックション」がうつってしまったようです。

そして、「ペアー」というのは、仏様を意味するみたいです。

なんか、仏教国らしさを感じますね。

でも英国と違って、くしゃみをした本人が言うので、傍できいてるワタシにとっては、
日本人の「ハックション、くそ~!」に限りなく近く感じられます。

でも、全然違うのです。

仏様なのです!

くそと一緒にしてはいけません。反省。

でも、良く考えてみたら、「ハックション、失礼。」にしても、「ハックション、くそ~!」にしても、日本人がくしゃみした時に言う言葉には、宗教性がありませんねえ。

それだけ、日本人は全般的に、宗教についてはゆるいという事なのでしょうか。、

まあ、宗教についてゆるいの良いですが、他の国の人達が、神様とか仏様を持ち出してくるような場面で、「くそ~!」というのは良くないと思うのですが。

なんで、「くそ~!」っていう人がいるんでしょうね。

くしゃみをしたら、鼻水とかタンが飛び出してくるが嫌だから?

それとも、くしゃみは自分でコントロールできないので、それが忌々しいから?

自分の行いであるにもかかわらず、自分でコントロールできない「くしゃみ」。

だからこそ世界の人々は、「くしゃみ」を神様や仏様と関連付けるのかもしれません。

そして、神様や仏様を信じない日本人は、「くしゃみ」を「くそ」と関連付けるのです。


Thursday, 20 February 2020

国際結婚では「何処の国に住むか」が最大の問題だと思う。

今、英王室離脱問題で世間を騒がせているハリー&メーガン公爵夫妻。

ハリー王子のアホさにあきれる声もチラホラと聞こえる中、やはり大多数の人々は、メーガン妃を非難しているようですね。

メーガン妃は王室に入る覚悟がなっていなかったとか、王室離脱したんだからメーガン妃はもう妃をつけなくてよいとか、金の亡者だとか、シャツのボタン開けすぎとか。

何から何まで非難の的です。

今のこの状態では、片手を挙げるだけで、挙げ方がなってないとか、なぜ今手を挙げるんだとか、色々と難癖をつけられそうな勢いです。

まあ、英国王室ファンの一人でありますワタシも、彼女の強引なやり方には少し思うところはありますが、それは他の人に任せるとして、ワタシが感じた事を一つ。

結局このヒト達って、国際結婚なんですよねえ。

母国語が同じ英語だから、一見問題ないようにも思えるかもしれませんが、英国と米国では、文化が全然違います。

アメリカ生まれアメリカ育ちのメーガンさんは、多分、英国の文化になじめなかったんやろうなあ。

アメリカみたいな広い国で育ったら、イギリスみたいな島国根性を理解するのは難しいと思うのですよ。

イギリス人って、島国なだけあって、ヨーロッパの中でもちょっとはみだしっ子で、なんとなく大陸ヨーロッパと一線を画した所があるんです。

それはもう、EUを離脱するくらい、はみでてる。

島国根性という意味合いでは、むしろ日本人と似てると思うくらい。

そして、物事をはっきり言わないし。

特にネガティブな事柄は、間接的に婉曲表現するイギリス英語の話し方は、京都人の話し方と通じるものがあるくらいです。(なのでワタシは、英国はけっこう快適。)

そんな英国の中でも、普通の家庭ではなく、英国中の英国、ロイヤルファミリーですもんねえ。

バリバリの英国です。

そりゃあ、息苦しかったんでしょう。

それでなくても、自分のホームから離れて、アウェイでやっていくのは大変なのに。

うっかり、名家中の名家に嫁いでしまって。

まあ、同情できないこともありません。

でも、国際結婚って、少なくともどちらか一方が、アウェイになるんですよ。

我が家のように、ワタシ(日本人)と夫(ミャンマー人)にとって第三国に住む場合は、まあ、両方にとってアウェイになるわけですが、それはそれで大変ですが、夫婦間では平等感があります。

でも、第三国で暮らすっていうのはどちらかというと少数はで、殆どの場合は、どちらかのホームで暮らす事になります。

そうなると、アウェイの方の人が、不公平感を感じてしまうんですよね。

自分は、家族や友人から遠く離れてしまったのに、パートナーは今まで通りの生活を楽しんでるわけですから。

その不公平感を緩和するためには、ホームの人は、普通の夫婦以上に、パートナーをサポートする必要があります。

アウェイの国へ引っ越す方も覚悟が必要ですが、ホームで受け容れる方が、その何倍も覚悟が必要なんだと思います。

ハリーさんはボンボンやから、その辺りの覚悟ができてなかったのかもしれませんね。

そして、メーガンさんも、アウェイの生活の大変さを今一つ上手く想像できていなかった。

国際結婚につきものの、ランゲージバリアー(言葉の障壁)がないだけに、簡単に行きそうに思ったのかもしれません。

でも、言葉が同じでも、文化が全く異なるという事実を甘く見てはいけなかったと思うのです。


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Tuesday, 26 November 2019

鼻くそをほじる金髪イケメン

先日、押しボタン式の信号のある横断歩道で、ボタンをポチッと押して待っていると、隣で金髪のイケメンが、鼻くそほじりながら、まだ信号が赤なのに横断歩道を渡ろうとキョロキョロしてた。

さらに気になる事に、その手が彼の口元に移動しているような。。。

もう、気になって気になって仕方ない。

そして、どう突っ込んで良いのかわからない。

「今、ワタシがボタン押したから、そんなに焦らなくて良いよ。」

とりあえず、こんな感じで声をかけて、立ち去りがけに、

「あ、あともう一つ。鼻くそ、ほじるのは良いけど、食べちゃダメだと思う。」

というのは、どうだろう。

そういえば、夫も地下鉄で、向かい側に座っていた女の子が鼻くそほじってるのを目撃した経験があります。その時も、彼女の手が、その後口元に行くのが気になって仕方がなかった模様。

夫:地下鉄で鼻くそほじるのは、まあ許せても、食っちゃいかん!

ワタシ:ほじるのは許せるのね。

夫:まあ、鼻くそが溜まるのは自然現象だし、鼻の穴いっぱいに詰まって息苦しいのかもしれないし。そのままにしておくのは健康にも良くないからね。

ワタシ:・・・。OK。百歩譲って、鼻くそをほじるのはOKとしても、やっぱり食べるのはいけないのね。

夫:そう、食っちゃいかん!!!

というワケで、人前で鼻くそをほじる事の是非ついては意見が合わなかった我々ですが、食べてはいけないと言う点では、意見が一致しました。

そういえば、英国では、人前は鼻をかむのはOKですが、鼻をすするのはNGです。

紳士も淑女も、人前で盛大に鼻をかみます。

袖口にハンカチをしのばせているような英国紳士が、袖からハンカチを取り出して盛大に鼻をかみ、そのハンカチをまた袖口しのばせる、なんて事もよくある事です。

その後、再度そのハンカチを取り出して盛大に鼻をかむ、英国紳士のガッツに脱帽です。

もし、公共の場で泣くような事があって、隣の英国紳士が袖口からハンカチをとりだして差し出してくれても、受け取らないほうが賢明です。特に冬場は。

鼻くそは、基本、鼻水とホコリが混ざってできたものですので、人前で鼻をかむのがOKな英国人にとっては、人前で鼻くそをほじるのはOKなのでしょう。きっと。

そして、鼻をすするのがNGなので、鼻くそを食べるのもNGと。

身体からでてきた不要な老廃物ですから、それを再度身体に取り込むのは良くないという考え方なのかなあ。

さて、鼻くそについての考え方、日本ではどうかしらと考えてみました。

日本では、人前で鼻をかむのは結構NGですよね。でも、人前で鼻をすするのは、まあOK。英国と反対です。

そして、人前で鼻くそをほじるのも、それを食べるのもNGです。

でも良く考えてみたら、風邪ひいて鼻水ズルズルの時に、鼻をかまないですすり続けるのって、かなり苦しい。
そして、鼻くそが詰まって息苦しい時に、ほじれないのも、結構つらい。

そう考えると、日本は少し、息苦しい国なのかもしれません。




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Thursday, 24 October 2019

アヒルって何色?

夫(ミャンマー人)と話していたら、ふと何かの拍子に、アヒルって何色?という話題になりました。

ワタシ: もちろん、黄色でしょ~?

夫:ちがーう!アヒルは白色!

ワタシ: うそや〜ん。お風呂にいるラバーダックちゃんは黄色やでえ。

夫:あれはオモチャ!本物のアヒルは白いの!

ワタシ:えええ。そうなの???

というわけで、ググッてみました。




これがワタシのイメージするアヒルちゃん。
巨大ラバーダックちゃん。カワイイ。



これが本物のアヒルちゃん。
これもカワイイ。

ほんまや!

アヒルって、本物は白いんや!

勉強になるなあ。

40年以上、アヒルは黄色やと思っていたなんて、恥ずかしくて穴があったら入りたい。。。

穴、掘ろうかな。。。

。。。

でもなんで、ラバーダックちゃんは黄色いんやろう。

アヒルちゃんも、ヒヨコの時は黄色いのかな。

と、思って再度ググッてみたら、ビンゴです!



カワイイ~。


そうそうアヒルはタマゴも白いのですねえ。

日本では、ニワトリの卵は白いですが、英国ではニワトリの卵は「ヨード卵光」みたいな、薄茶色が普通です。

ミャンマーでも同じ(薄茶色が普通)みたい。

夫(ミャンマー人)は、初めて日本に来た時にスーパーマーケットで売ってる卵を見て、「日本では、アヒルの卵を食べるの?」って聞いてました。

逆に私は、ニワトリの卵は白いのが普通だと思っていたので、そのギャップに驚いたものです。

外国人は、日本に来たら、ニワトリの卵の色で驚いてるんですよ~。

どこに、驚きのツボがあるのか、予想できなくて面白い。

閑話休題。

アヒルの色について。

アヒルのヒヨコは黄色なんやから、ワタシがアヒルの色が黄色やと思い込んでいたのは、そんなに言うほど恥ずかしいことではないはず。。。

世の中には、ワタシと同じ誤解をしている人だって沢山いるはずです。

だから、良いのです。

アヒルは大人になったら白くなるけど、黄色い時もあったんです。

あ!でも、ドナルドダックは白いなあ。。。


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Thursday, 26 September 2019

私の私の彼は~、左利き~。

っていう歌が、昔ありましたなあ。

自分の彼が左利きってのが、そんなの大問題なのか?

と、この歌が流行った当時は疑問に思ったものでしたが、実は今も疑問に思っています。

まあ、日本社会では、左利きってのは子供の時に矯正される事が多いので、左利きとして残っているのは、よっぽど頑固なクソガキ意思が強い子供くらいだったので、かなりの少数派だったのでしょう。

そして、ミャンマーも同様。

左利きの子供は矯正される運命にあるようです。

左利きを嫌う=少数派を嫌う=同調圧力に弱い

ってのは、日本だけでなく、アジア全体で一般なことなのでしょう。

小さい頃は左利きだったけど、矯正されて今は右利きって人たちが、日本やアジアには散見されます。

その点、個人主義のヨーロッパでは、日本やその他アジア諸国に較べて、左利きの人を見かける割合がずっと高いような気がします。

多分、日本とかミャンマーみたいに、左利きの子供を矯正することはなく、そのままのびのびと育てる方針なのでしょう。

でも、それでも、左利きがマイノリティー(少数派)である事には変わりない。

世の中の殆どの事は、右利きの人に便利なようにできているので、左利きには不便な事が、多々あるのですよ。

ちなみに、うちの夫(ミャンマー人)は、左利きを嫌う同調圧力に弱いアジア文化圏に左利きとして生まれながらも、矯正に断固として抵抗したクソガキ意思の強い子供でした。

中途半端に右利きに矯正される事もなく、生粋の左利きに成長したのです。

そんな夫は、色々と不便な生活を送ってきたようですが、本人曰く、もう慣れたとの事。

まあ、生まれた時からずっと左利きで40年以上生きてきたら、本人は慣れますわね。

でも、生粋の右利きとして、マジョリティーの快適な生活を送ってきたワタシとしては、時折、「左利きの人は、こんなところで苦労しているんだ!」と気がついて驚く事があります。

まず一般的にも良く知られているのが、ハサミですね。左利きの人には使いにくいです。
どれくらい使いにくいかというと、左利きの人向けのハサミを使ってみると、良く分かります。(説明になってない)

日本の缶きりも、左利きには難しい。
クルクルまわすやつじゃなくて、テコの原理を使って開けるやつ。
夫はもっぱら、クルクルまわすやつを使ってます。

あと、駅の改札口の切符入れる所。
当然の様に右側についてますが、実は、左利きの人には地味~に使いにくい。
左利き差別だと夫はブツブツいってます。

あと、パチンコとか、スロットマシーンとか。
左利きの人は、利き手でない手で操作する必要があります。
夫は、ギャンブルと言えば、ブラックジャックかポーカーなので、パチンコとかスロットマシーンはやらないからOKみたいですが。

で、以外に気付かなかったのが、握手。

ミャンマーとかアジアでは、それほど握手をする習慣がないので、夫(左利きのミャンマー人)が英国にきてとまどった事の一つです。

ついつい、左手を出そうとしてしまうんですよね。

でも、相手が右手を出すので、ハッと気付いて自分も右手を出す。

夫(左利き)の夢は、握手する時に、自分が左手を出したら、相手がハッと右手を引っ込め、左手を出してくれるような大物になる事なんです。

ああ。マイノリティーであることは悲しきことかな。


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Tuesday, 24 September 2019

バスが壊れなかったら

我が家は、少なくとも年に一回はミャンマーに行きます。

夫(ミャンマー人)の里帰りです。

義母も、もう歳なので、できるだけ頻繁に会いに行きたいですからね。

今は、航空券も安くなってきていますので、無理して一度に長期間の里帰りをするのではなく、短い里帰りを頻繁に行うようにしています。

でも、いくら「短い里帰り」といっても、ロンドンからミャンマーへの里帰り。

経由便で、合計13時間くらい飛ぶことになります。

となると、やっぱり、最低でも10日間くらいは必要。

でないと、飛行気乗りに行ってるみたいになりますね。

10日間の日程を組んで、実質、ミャンマーに滞在するのは1週間くらいでしょうか。

1週間。

短いような長いような。

夫は、ミャンマー旧首都で、最大の都市である、ヤンゴンの出身です。

なので、メインの滞在はヤンゴンになるのですが、ヤンゴンって、そんなに観光する所はないんですよね。

シュエダゴン・パゴダくらい。

後は、特にこれと言った観光をするのではなく、ぶらぶら街歩きを楽しむ所ですね。

タイのバンコク同様、沈没向きの街かもしれません。

ヤンゴンはミャンマー最大の経済都市ですので、お店やレストランは山ほどあります。

高いのから安いのまで、選び放題。

そして、多民族国家であるミャンマーの大都市らしく、街は人種の坩堝です。

パゴダを通りすぎるとキリスト教の教会につきあたり、その隣にはイスラム教のモスクが建っていて、もう少し歩いたらヒンディーテンプルが出現するような街です。

旧英国植民地である為、コロニアルな建物も多く、また、それらが今はボロボロになってるのにも風情を感じます。

以前は、樹木に侵食された、天空の城ラピュタのような建物があったけど、今はもう見かけないなあ。

歩道には、路上販売のお店が連なり(多分違法。警察が来たらみんなササっと逃げてる)、そのせいで狭くなってしまった歩道を、大量の歩行者を掻き分け掻き分け進むのも、また楽しいものです。

ヤンゴンの街ブラは、飽きる事がありません。

でもやっぱり、せっかく13時間も飛行機のっていくんだから、ヤンゴンだけではちょっともったいない。

ミャンマーは、地方都市に行くのが楽しいんです。

都市と地方都市の格差が激しく、各地方に個性があるんです。

観光名所もあるし。バガンとか、インレー湖とか。

我が家の場合、プチ里帰りを頻繁に繰り返すという旅行スタイルのですので、一回の里帰りに一箇所、地方に旅行する事を計画しています。

ミャンマー国内の移動には、飛行機や電車もありますが、やっぱり、便利なのは長距離バスでしょう。

我が家も、ミャンマー国内旅行の際には、主に長距離バスのお世話になってます。

ところで、普通、長距離バスのチケットを予約する時って、到着時刻とか所要時間とかを事前に確認しますよね。

到着後の予定とか立てないといけないから、到着時刻って、かなり重要です。

なのでワタシは、ミャンマーで長距離バスのチケットを予約する時も、到着時刻とか所要時間とかを夫(ミャンマー人)に確認するのですが。。。

ある日、ふと気がついたのです。

夫にミャンマーのバスの到着時刻とか所要時間とかを聞くと、枕詞のようにくっついてくる言葉がある事を。

それは、「バスが壊れなかったら」

交通渋滞がなかったら、とかではありません。

「バスが壊れなかったら」です。

夫曰く、ミャンマーの長距離バスで重要なのは、出発時刻のみ。

到着時刻なんてアテにならないし、誰も気にしていない。

なぜなら、「バスが壊れるかもしれないから。」

そして、もしバスが壊れてしまったら、どれだけ遅れるかも予想ができないのです。

やっぱり、車検って大切やなあ。

ってか、せめて商用車には、車検を徹底してほしい。


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Saturday, 14 September 2019

How are you? という挨拶の返答に関する疑問。

How are you? の標準的な返答は、I'm fine, thank you. ですよね。

近頃の英会話教材では、「今時  I'm fine, thank you. なんて使う人はいない」なんてダメだしをしていますが、じゃあ、代わりになんて言うのが良いのかと読み進めてみると、 I'm good, thank you. とか、I'm OK. とかが提案されています。

そんな程度の違いは、この記事の文脈では関係ありません。

だって、I'm good, thank you. も I'm OK.も、基本、ポジティブな返答です。

この How are you? という質問って、いつも、ポジティブな回答が標準回答として期待されているような気がするのです。

ワタシの疑問は、例えば、病欠しようとに電話した時、電話にでた上司が How are you? と聞いてきた時に、それでもまだポジティブな返答をするべきなのか否か。

上司: How are you today?

ワタシ: I'm OK, thank you. How about you?

上司: I'm good. By the way, how can I help you?

ワタシ: Actually, I don't feel very well today, so can I take an off-sick?

って、変じゃないですか?

最初に I'm OK って言っておいて、off-sick (病欠)したいとは何事か!

ワタシが上司なら、ちゃぶ台ひっくり返したくなりますよ。

では、最初から正直に、How are you ? の返答として体調が悪い旨を伝えるというのは、英語的にアリなのか?

上司: How are you today?

ワタシ: Oh, actually, I don't feel very well today.  How about you?

上司: Oh I'm sorry to hear that. Do you think you should take a rest at home today?

ワタシ: Actually, that's why I phoned.. Can I take an off-sick?

まあまあ、スムーズに話は進みます予ねえ。

実は、「これは英語としてアリなのか?」と、一度、英国人上司に質問してみた事があるのです。

そしたら彼は、絶句してました。

そんで、はっきりした答えを言わず、ウヤムヤにされたのです。

ウキー!!(怒ってる)

というわけで、ワタシのこの疑問は永遠のナゾとなっているのです。

そんなに気になるなら、他の英国人にも聞いてみれば良いのですが、くだらなすぎて、いつも聞くのを忘れる。

こういうくだらない質問するのは、タイミングが大切なのです!

さて、ミャンマーでは挨拶として、「ご飯食べた?」という表現を使います。

これは、英語の How are you? とほぼ同義語のような感じで使われているのですが、この質問の標準回答は、「食べました」です。

でも、人に会うのは、いつも食後とは限らないし、食べてない時はどう言うの?

と、夫(ミャンマー人)に、電撃質問してみました。

ワタシ:ちょっと質問があるのですが。。。

夫:何?

ワタシ:ミャンマーでは、「ご飯食べた?」って挨拶するけど、そんで、標準回答は「食べました」みたいやけど、お腹すいてる時は、どう答えるの?

夫:基本的には、お腹すいてても「食べました」っていう。

ワタシ:ああ。英語の How are you?  みたいなもんなんやねえ。もし、すごくお腹へってて、「食べてない」って答えたらどうなるの?

夫:相手に、ご飯を準備されてしまうよ。

おおお!それはアブナイ!

ミャンマーでは、「ご飯食べた?」と聞かれたら、「食べました」と答えましょう。

うっかり「食べてない」と答えてしまうと、ご飯をご馳走になってしまう事になります。

さすが、ツッコミどころ満載の国、ミャンマー。

あなどってはいけません。

Monday, 8 July 2019

お金を払うバトルにロンドンでも負けた夫

ミャンマーでは、お金を払うバトルに連敗中の夫(ミャンマー人)ですが、
先日、ロンドンでのバトルでも敗北いたしました。

と言うのも、夫の昔からの友人とその奥様が、
英国周遊のパッケージツアーで来英したのです。

ツアー最終日は終日ロンドン観光ということで、
その日のディナーをブッチして、夫と旧交を深めることになりました。

朝からビッグベンとロンドンアイを観光し、
ウエストミンスターピアーからテムズ川クルーズでグリニッジへ。

グリニッジ散策後、セントラルロンドンへ戻って大英博物館。

という、ハードな観光予定をこなした友人夫婦を、大英博物館で確保。

そこから、ぶらぶらとセントラルロンドンを散策して、
とてもイングリッシュなパブで一杯ひっかけ、その後中華街へ。

我々夫婦のお気に入りのお店で、友人夫婦も美味しいと喜んでくれました。

ミャンマー人の口に合うんですね。

さあ、おなかも一杯になったことやし、お店を出る前にお手洗いに行っとこう。

席をたったワタシが、お手洗いから戻ってきたらば、
なにやらテーブル周りの様子があやしい。

友人夫婦の奥様がお財布を持っていて、
ウェイターさんが、夫に「ソーリー」って言ってる。

どうやら、ワタシが席を外している間に、
お金を払うバトルが繰り広げられていた様子です。

それもきっと、けっこう派手なバトルが。。。

きっとウェイターさん、友人の強引さに負けて、
友人夫婦に伝票を渡しちゃったのね。

で、バトルに負けた夫に「ソーリー」って。。。

友人夫婦が言うには、けっこう現金を両替してきたのに、
観光に忙しくてあまり買い物してないから、現金があまってるんだと。

って、今の世の中、クレジットカードがあるんやから、
そんなに現金持って来なくてよろしい!

そうそうこの夫婦、来英前に夫に質問していたのです。

いくらくらい両替したらよいのかな~?って。

どうやら以前、パリでクレジットカードが使えなくて、
買い物できなかった苦い思い出があるらしい。

ミャンマー発行のクレジットカードはあてにならないから、
ある程度現金を持って来たいとの事で。

でも、ロンドンのニューボンドストリートとかで買いものするつもりなら、
現金で支払いって、あんまり現実的ではないと思うよ~。

いくらのものが欲しくなるか、わからないからねえ。

クレジットカード数枚持っておいたら、
現金はそんなにたくさんは必要ないんじゃない?

って言ってたんやけど、結局いくら持ってきたんやろう。。。

あんたら、どんだけ金持ちやねん!

そうなんですよ。

ミャンマーでは、民主化以降、海外からの投資が活発化しました。

その潮流に上手くのって、メキメキと財力を蓄えた、
中産階級の人たちがいるんです。

多分、日本のアベノミクスにのって株で儲けた人たちの比ではない。。。

今回、英国周遊旅行に来た友人夫婦も、そんな人たちの一人です。

しがないサラリーマンである夫の、太刀打ちできる相手ではないのです。

ロンドンでも、お金を払うバトルに負けた夫(ミャンマー人)

今や完全に、戦意喪失しています。

過去記事:お金を払うバトルに連敗中の夫(ミャンマー人)




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Tuesday, 11 June 2019

ごみを減らす。日本でやるのは難しい。

我が家は、あまりごみを出さない家庭です。

そんなに物欲がないから、洋服でもカバンでも、
新しいものはほとんど買わず、手持ちのものを徹底的に使い倒すからです。

食品も、できる限り、買ったものはすべて使い切るようにしています。

時々、どうしても古くなってしまって、
食べ切れないまま捨ててしまう食品もありますが。
ゴメンナサイ。

でもね、そんなワタシ達も、日本で生活すると出るんですよ。

ごみが。

それも、けっこうたくさん!

なんでだろう?

同じ人間が、同じように生活しているはずなのに、
日本ではごみがたくさん出る(ような気がする)。

日本に一時帰国中に滞在している部屋の、
ゴミ箱の中をのぞいて考えてみました。

ほとんどが、買ってきた商品が入っていたプラスチックやら紙やら。

やはりこれは、日本の商品の、過剰包装によるものに違いありません。

過剰包装の話をする場合、よく引き合いにだされるのが、
海外のスーパーマーケットでは、野菜や果物などは、
個別包装ではなく、バラで棚に山積みされたものを、
適宜、必要な分だけ重さを計って購入する「量り売り」の存在。

確かに、「量り売り」は便利です。

必要な分だけ購入できるので、使いきれなかった分の食品ロスが減るし、
個別包装されていない分、包装関係のごみもでません。

でもワタシ、ふだん英国で食品を買う際に、
特に意識して「量り売り」の物ばかり購入しているわけではないのですよ。

野菜なんかも、適宜、普通にパッケージに入ったものを購入しています。
それでも、日本で生活するより、包装関係のごみの量は少ないですね。

たぶん、英国では、個別包装もシンプルなのです。

日本のは、懇切丁寧に、二重・三重包装されてる。

クッキーとかも、一枚一枚小さい袋に入ってたりするし。
おまけに、観光地のお土産のお菓子なんかだと、
個別包装された一つ一つのの小袋に乾燥剤が入ってたりする。

日本の事を良く知らない外国人に、うっかりそんなお土産を渡してしまうと、
乾燥剤を食べそうになるので注意が必要です。

そんなに懇切丁寧に包装しても、食べるときは一瞬なのに。

もったいないなあ。

いつも、そう思っているのです。

最近、環境省がレジ袋の有料化を義務化する方針を表明して、
ニュース等で話題になっていますが、レジ袋もそうだけど、
この過剰包装をなんとかしないと、ごみが増えてしょうがないと思うのですよ。

過剰包装については、法規制するのは難しそうなので、
製造者の自主的な取り組みになってしまいますね。

買う側としても、選択の余地がある場合は、包装の少ないほうを選ぶとか、
なんらかの意思表示を行うことで、世の中の流れを変えていくことが
できるかもしれません。

フランス人が、フランスパンをそのまま買い物カゴに入れて歩いてるのって、
「ちょっとカッコいい」じゃないですか?

ピーマンだってキャベツだって、そのままポイっとエコバッグにいれちゃったら
「カッコいい」と思うんです。

そんな世の中になれば、きっとごみも減ると思うんだけどなあ。

Thursday, 30 May 2019

多民族都市ヤンゴンの朝の風景

早朝、托鉢をする仏教の僧侶達の行列とすれ違ったと思ったら、
イスラム教徒が多く住む通りにさしかかると、
お祈りの時間を知らせる放送が鳴り響く。

インド人街にはヒンディー寺院、
中華街には中華寺院。

キリスト教の大聖堂だってあります。

一つの街に、色々な文化が融合して、
皆仲良く暮らしている。

ワタシのお気に入りの、ヤンゴンお散歩ルートは、
スーレーパゴダから河に向かって南下し、
河沿いの大通り Strand Road を右折。

西に向かって歩いていくと Merchant Road と合流します。

Merchant Road をさらに西に向けて歩いていくと、
右手に中華寺院があります。

その中華寺院のある角から 18th Street に折れると、
まっすぐ北に、シュエダゴンパゴダが見えるんです。

キレイに、スパッと見える。

中華寺院とシュエダゴンパゴダのコントラストが、
ミャンマーの懐の深さを感じさせるのです。

夫(ミャンマー人)によると、その中華寺院は
風水的に抜群の位置に建てられているらしい。

南側に河を臨み、真北にシュエダゴンパゴダ。

そうよねえ。

とっても縁起がよさそう。




ヤンゴンの大通りを思いっきり集団J-walkする托鉢中の僧侶達 




Tuesday, 14 May 2019

長崎名物、皿うどんの不思議

長崎名物、皿うどん。

カリッと揚げた細めん、ないしはカリッと焼いた太めんに
海鮮や野菜がたっぷり入ったあんをトロリとかけ、
麺がちょっとしなっとしたところの、食感を楽しむ料理です。

かた焼きそばもおんなじですね。

かりっとした麺に、とろりとあんかけ。

これを作るには、まずは、麺をカリッとさせなければなりません。

市販の揚げた細めんを買ってくるか、
家で作る場合は、太めんを油で揚げ焼きにしますね。

けっこうな手間です。

そうやって手間ヒマかけて、せっかくカリッとさせた麺に
あんかけをとろっとかけて、しなっとさせて食べるという不思議。

確かに美味しいけど、面白い嗜好だなあ、と思うのです。

さて、ミャンマーには、モヒンガーという国民的麺料理があるのですが、
この、モヒンガーにも色々とカリッとしたものをトッピングします。

モヒンガー

豆のかき揚げみたいなのとか、冬瓜のてんぷらとか。

豆のかき揚げみたいなの

我が家でモヒンガーを作るときには、トッピング用に、
玉ネギのかき揚げとか、てんぷらを作るのですが、
揚げ物ってやっぱり、メンドクサイですよね。

大量にモヒンガーのスープを作った次の日など、
揚げ物作るのがメンドクサイとワタシが言った場合、
夫(ミャンマー人)は、ポテトチップスを投入という暴挙に出ます。。

どうやら、カリッとしたものがあれば良いようです。

せっかくカリっと揚げたものを、わざわざスープ等に浸して、
ちょいヤワになったところを食べるという行為。

これって、万国共通なのですねえ。

そう考えてみたら、中華料理のおこげのあんかけも、似たようなコンセプトだし、
日本のてんぷらも、天つゆにつけて食べますねえ。

遠く離れた異なる土地で、それぞれの国の人々が、独自に
この微妙な食感を楽しむ料理を発達させたという事に、人間の面白さを感じます。

Monday, 1 April 2019

靴の買い方

ミャンマーは暑いです。
なので普段、靴というものははきません。

暑いし、蒸れるし、健康的じゃない。

おまけに雨季には大雨が降って、
下水施設が発達してないので、すぐに冠水してしまいます。

そんな中で靴を履いたら、一発でダメになってしまうので、
そもそも、靴なんて合理的ではないのです。

というわけで、ミャンマー人は、一年中サンダルを履いています。

乾季は、ちょっとおオシャレなサンダル。
革製のサンダルとかも良いですね。

雨季はどうせ水びたしになるので、もっぱらビーサンで過ごします。

どちらにしても、靴の出番はありません。

夫(ミャンマー人)も、生まれてから英国に来るまでの間、
靴を履くなんて、滅多になかったということです。

でも、英国は寒い。

ビーサンで過ごせるのは、夏の短い期間だけ。

その短い夏の間さえ、寒がりのミャンマー人にとっては
サンダルで過ごすには寒すぎるくらい。

夫(ミャンマー人)は、生まれてはじめて、靴が必要になったのです。

でも困ったことに、夫はそれまで、靴を買ったことがないのですね。

靴の選び方って、子供の頃は、お母さんが爪先のあたりを上から押して、
ある程度の余裕があるか確認して選んでくれる。

少し大きくなったら、自分で靴の外から押してみたり、
履いて歩いてみりして、痛くないか確認しながら選ぶ事を覚える。

注意して選んだと思ったのに、いざ毎日履いてみると、
あそこがあたって痛い、こっちが当たって痛いとなったりして、
試行錯誤しながら、自分なりに靴の選び方を習得していくのです。

それを全くやらずに大人になった夫(ミャンマー人)。

さて、困った。

どうやって選ぼう、

ワタシが代わりに履いてみて選ぶわけにもいかんし。

とにかくはじめは、爪先のあたりを押して、
どれくらいが適度な空間かを教え、
必ず両足で試しばきして歩いて見るようにと教え、
それでもはじめは上手く選べなかったけど、
試行錯誤の末、そこそこ普通に選べるようになりました。

いやあ、はじめはどうしようかと途方にくれました、

犬のおまわりさんじゃないけど、

困ってしまって、ワンワンワワン!

という気分でした。

そんな事があったのも、もう15年以上も前の事。

今では夫(ミャンマー人)も、すっかり靴の生活に慣れ、
お気に入り靴のブランドまであります。

生意気な!


Wednesday, 6 March 2019

ミャンマーでは、女性は太ってる方が良いとされてます

ミャンマーに行くと、毎回毎回、
「太ったね~。」と言われます。

まあ実際、初めてのミャンマー訪問から12年たって、
アラサーだったワタシはアラフォー、アラフィフと、
人生経験もレベルアップしておりますが、
身体の方も、もれなくどんどん成長しております。

でもね。日本だったら、太ったなんて、思っても言わないよねえ。

でも、ミャンマーの人は、皆言うんです。

デリカシーがないのか?女心が分からないのか?

なんて、プンスカ怒っていたのですが、
ある日、ふと、気がつきました。

ミャンマーでは、女性は太ってるほうが良いとされているのです。

え、もしかして、「太ってたね~。」っていうのは褒め言葉?

うん。きっとそうなんだよ。

皆、褒めてくれてるんだよ。

きっと。

Monday, 25 February 2019

お金を払うバトルに連敗中の夫(ミャンマー人)

夫(ミャンマー人)。

ミャンマー里帰り中に、お金を払うバトルで連敗記録を更新中。

夫(の言い訳):The battle is quite hostile...

さてその、「お金を払うバトル」とワタシが名付けたそのバトル、
どういうバトルかと言いますと。。。


ミャンマーでは、大人数集まって会食をする場合、
基本的に、割り勘はしません。

今まで、そんなシチュエーションで割り勘してるの見たこと無いです。

では、どうやって支払うかと言いますと、誰か1人が全部どどーんと払って、
他の皆は「アリガトゴザイマス!」と、ゴチになるわけです。

まるで、伝票のロシアンルーレット。

日本人のワタシとしては、我が家に順番が廻ってきたらどうしよう。
手持ちの現金で足りるかなあ。アセアセ。
と、いつも気が気ではありません。

さて、そんなシステムなので、何より緊張するのが会計時。

会計時に、バトルが繰り広げられるのです。

とはいっても、伝票の押し付け合いになるのではありません。

伝票の奪い合いが起こるのです。

ここで、ウェイター(ウェイトレス)さんの動きが、非常に重要となります。

彼らは、この会食のスポンサーは誰なのかと的確に値踏みして、
その人の前に伝票を置かなければなりません。

それでも、伝票が誰かの前に置かれた瞬間、目ざとく見つけて
ささっと駆けつけ、伝票をひったくる人もいます。

伝票が来た瞬間の反射神経が大切なのです。

出遅れてしまうと、バトルに加わる隙もありません。



そして、我が夫(ミャンマー人)は、
今回の里帰りで、このバトルに負け続けました。

明らかに、普段の練習が足りないようです。

だってヨーロッパでは、割り勘が基本ですからねえ。
こんなバトルは存在しないのです。

夫が里帰りという事で、彼の友人関係が集まる場合、
久しぶりということで、10人以上の会食になることが多いです。

そして、やっぱり久しぶりという事で、ちょっとはりこんで、
他よりちょっと高めのお店に行くことが多いです。

そうなると、いくらミャンマーと言えども、
お会計の合計は、軽く200USドル以上になってる思う。

夫(ミャンマー人)は、一応英国で働いてお給料もらってるから、
たまに会う友人との会食で200USドル支払うのはOKですが、

ミャンマーは、最低賃金が一日4,800チャット(約3.13USドル)なのですよ。

それで、200USドルって、最低賃金のお給料の2か月分以上ではないの!

それも、一ヶ月30日丸まる働いて!

ちなみに、夫が自分で主催する場合はもう少し経済的なお店を選ぶのですが、
それでも一人当たり10USドルくらいはかかります。

ミャンマーの外食は、けっこう高いです。

その、決して安くはないお会計を、1人でババーンと支払う夫の友人達。

お金持ちだ。。。

夫によると、彼らはミャンマーでは中産階級、もしくは中産階級の上くらい。
大抵、自分でビジネスをしているか、もしくは医者や地主など。

ミャンマーの中産階級だと、先進国のサラリーマンでは
経済的に太刀打ちできません。

その上にはさらに、Filthy Rich (超お金持ち)な人達がいるらしいです。

ワタシは、ミャンマーの Filthy Rich (超お金持ち)な方には
お会いしたことがありませんが、どんなんなんだろう。

日本が格差社会になってる云々といわれていますが、
ミャンマーの格差社会に比べたら、カワイイもんです。

ミャンマー貧富の差には、恐ろしいものがあります。

Tuesday, 19 February 2019

驚きのミャンマー土産

先日、チャイニーズニューイヤーでミャンマーに里帰りしてきたのですが、
その際に、友人からもらったミャンマーのお土産が衝撃的でした。


こちら、最近ミャンマーのお土産物業界でブイブイいわしている、
Tree Food による、オシャレにパッケージされた
ミャンマーの伝統的なお菓子シリーズの一つで、
Pea-Chaung という商品です。

見た目はかなりカリントウ。

ひよこ豆でできた生地に、パームシュガーを絡めたカリントウです。
パームシュガーは、まろやかな甘みが美味しいですね。

でも、日本のカリントウとは決定的な違いが!


パッケージを良く見てみると、、、


なんとこれ、ガーリックフレーバーのカリントウなのです。

ひよこ豆とパームシュガー。

その流れに、ガーリック味をのせてしまうとは!

ミャンマー人、恐るべし。

って、どんだけガーリック好きやねん。

Wednesday, 6 February 2019

死への恐怖とアルツハイマーと瞑想と

これは、全く科学的根拠も医学的根拠も何も無い、
ワタシの純粋な想像による個人的な考えです。

でも、この頃ワタシ、思うんです。
アルツハイマーって、神様がくれた最後のプレゼントなのかもしれない。
死の恐怖から解き放ってくれる、神様の思いやり。

なので、アルツハイマーになる人って、もしかしたら、
死ぬことをめちゃくちゃに恐れていた人なのではないかと。

まあ、この仮説は立証のしようがありません。

だって、アルツハイマーになっちゃった人に、
「あなたは死ぬのが怖かった?」って聞けないでしょう?

まあ、聞けない事はないだろうけど、なんとなく聞きにくいでしょう。


ただ、ワタシは思うのです。

アルツハイマーって、もちろん本人も辛いと思うけど、
家族にとって、ものすごくつらいものです。

だって、自分の大切な人を、少しずつ失っていくわけですから。

大切なモノを少しずつ失うって言うのは、とても残酷なことです。

少しずつ失って、本当にもう残りがほんのわずかになった後に、
その人を現実に、物理的に失う。

なので逆に、実際になくなった時のダメージは少ないかも知れません。

そして、本人にとっては、、、
ワタシが想像するに、アルツハイマーとは、
本人にとっても「少しずつ死んでいく」
という感じなのではないでしょうか?

毎日少しずつ、自分が自分である時間が減っていって、
そのうち、まったく自分でなくなってしまう。

そうやって、少しずつ自分を失う事で、
死への恐怖から逃れることができるのでは?

アルツハイマーになる事は、赤ん坊に戻るようなものだと、
たとえられることがあります。

死ぬ間際、何も知らない、何も分からない赤ん坊に戻ることで、
死の恐怖から逃れるのです。

なので、死に対する恐怖が大きい人ほど、
アルツハイマーになる可能性が高いような気がするのです。

なんとなく。


夫(ミャンマー人)は、ミャンマーの修行僧で
アルツハイマーになった人の話を聞いたことがないと言います。

なので、彼らの食生活や午後に断食をする生活習慣が、
アルツハイマー予防になるのでは、と推測しています。

でもワタシとしては、彼らが日常的に瞑想している事に関係があると思うのです。

瞑想することによって、精神が死の恐怖から解き放たれているのでは。
だから、死を前に、赤ん坊に戻る必要がないから、
アルツハイマーにはならない。

死の恐怖から自由になるのは、並大抵の努力でできることではありません。
でも、死はいつかやってくくるものです。

瞑想することによって、少しでも心の準備ができるなら、
ワタシも瞑想を始めてみようかなあ、と思うのです。

Tuesday, 5 February 2019

Happy Chinese New Year!

うちの夫(ミャンマー人)は、中国系ミャンマー人のため、
夫の実家では、春節、チャイニーズニューイヤーをお祝いします。

ミャンマーは、色々な民族の人々が住む他民族国家です。
大多数を占めるビルマ人や、その次に多いシャン人、
その他諸々の少数民族に加え、
インド系や中国系ミャンマー人も多数住んでいます。

中国系ミャンマー人は都市部に多く住んでおり、
ヤンゴンにはチャイナタウンもあるので、
チャイニーズニューイヤーはけっこう大きなお祭りです。

というわけで、

A Happy Chinese New Year to you all!!!

今年はイノシシ年だよ。


Saturday, 2 February 2019

ミャンマーパゴダの外国人入場料

夫の里帰りにミャンマーに行った時に悩ましいのが、
パゴダの外国人入場料。

例えば、かの有名なシュエダゴン・パゴダ。

前回行った時(2018年6月)外国人の入場料は、
たしか 10,000チャットでした。

 10,000チャットと言えば、日本円で約800円~900円くらい?
チャットも変動が激しい通貨ですので、日本円換算の触れ幅が大きいですが、
大体そんなもんだと思います。

日本人の感覚でも、まあまあ強気な価格設定ですね。。
でも、本当にすばらしい、見ごたえのあるパゴダだし、
外国人にとって 10,000チャットという金額は、払えない金額ではありません。

でも、ミャンマー人にとっての10,000チャットって、ちょっとした金額です。

ミャンマーの最低賃金は日額4800チャットですからね。
最低賃金のお給料二日分以上です。

そして、ミャンマー人にとってパゴダというところは、
日々お参りに行ったり(掃除など)奉仕にいったり、
非常に生活に密着したものであるのです。

もちろん、そんな人たちから入場料を取るわけにはいきません。

それに、お金持ちなミャンマー人は、自らどっかりと寄付するので、
チマチマと入場料をとる必要などないのです。

なので、ミャンマーのパゴダは、ミャンマー人は無料です。

入り口の係員が、外国人だと思った人については、
外国人入り口へ案内され、そこで入場料を支払います。

ここで悩ましいのは、ミャンマー人の嫁であるワタシの取り扱い。


夫と2人で行くときは良いのです。

夫と二人で行くときには、ワタシはジーンズに運動靴と、
外国人観光客丸出しの装いで行きますので、
もちろん入り口でつかまって、入場料を支払います。

夫も、それで良しとしています。
ミャンマーために、ミャンマーにお金を落とすのです。

あ、ちなみに夫は払いません。
夫はジーンズ履いてても、一言話せばミャンマー人認定してもらえるので大丈夫。

困るのは、夫の家族と皆でお参りに行くとき。

この時は、ワタシは、外国人観光客というよりは、
夫の家のお嫁さんという立場でお参りに行くのです。

それなのに、ワタシだけがつかまって、
現地の人にとっての最低賃金のお給料二日分の入場料を支払うというのは、
どうもなんともバツが悪いというか。。。
夫の家族にとっても、納得できないと思うのです。

で、実際の所、どうかといいますと。。。
夫の家族と行く時のワタシは、
完全にミャンマーの民族衣装に身を包み、足元もサンダル履き、
周りを夫の家族や親戚で囲まれた状態で入場しますので
外国人観光客だとは思われません。
するすると、現地人に紛れて入っていきます。

ああ。でもこれは、仕方ないですよねえ。
家族とお参りに行くときのワタシは、ミャンマー人の家族であって、
外国人観光客ではないのですよ。

ということで、許してください。

大抵、ヤンゴン滞在中にワタシがシュエダゴン・パゴダに行くのは二回。

一回は夫と二人で行って、入場料を払います。
もう一回は家族皆でおまいりなので、家族に紛れて入ります。

申し訳ないけど、こればっかりは許してください。

だって、ミャンマー人の嫁なんです~。

ワタシと同じような立場の、他の人はどうしてるんだろう。