Saturday 2 February 2019

ミャンマーパゴダの外国人入場料

夫の里帰りにミャンマーに行った時に悩ましいのが、
パゴダの外国人入場料。

例えば、かの有名なシュエダゴン・パゴダ。

前回行った時(2018年6月)外国人の入場料は、
たしか 10,000チャットでした。

 10,000チャットと言えば、日本円で約800円~900円くらい?
チャットも変動が激しい通貨ですので、日本円換算の触れ幅が大きいですが、
大体そんなもんだと思います。

日本人の感覚でも、まあまあ強気な価格設定ですね。。
でも、本当にすばらしい、見ごたえのあるパゴダだし、
外国人にとって 10,000チャットという金額は、払えない金額ではありません。

でも、ミャンマー人にとっての10,000チャットって、ちょっとした金額です。

ミャンマーの最低賃金は日額4800チャットですからね。
最低賃金のお給料二日分以上です。

そして、ミャンマー人にとってパゴダというところは、
日々お参りに行ったり(掃除など)奉仕にいったり、
非常に生活に密着したものであるのです。

もちろん、そんな人たちから入場料を取るわけにはいきません。

それに、お金持ちなミャンマー人は、自らどっかりと寄付するので、
チマチマと入場料をとる必要などないのです。

なので、ミャンマーのパゴダは、ミャンマー人は無料です。

入り口の係員が、外国人だと思った人については、
外国人入り口へ案内され、そこで入場料を支払います。

ここで悩ましいのは、ミャンマー人の嫁であるワタシの取り扱い。


夫と2人で行くときは良いのです。

夫と二人で行くときには、ワタシはジーンズに運動靴と、
外国人観光客丸出しの装いで行きますので、
もちろん入り口でつかまって、入場料を支払います。

夫も、それで良しとしています。
ミャンマーために、ミャンマーにお金を落とすのです。

あ、ちなみに夫は払いません。
夫はジーンズ履いてても、一言話せばミャンマー人認定してもらえるので大丈夫。

困るのは、夫の家族と皆でお参りに行くとき。

この時は、ワタシは、外国人観光客というよりは、
夫の家のお嫁さんという立場でお参りに行くのです。

それなのに、ワタシだけがつかまって、
現地の人にとっての最低賃金のお給料二日分の入場料を支払うというのは、
どうもなんともバツが悪いというか。。。
夫の家族にとっても、納得できないと思うのです。

で、実際の所、どうかといいますと。。。
夫の家族と行く時のワタシは、
完全にミャンマーの民族衣装に身を包み、足元もサンダル履き、
周りを夫の家族や親戚で囲まれた状態で入場しますので
外国人観光客だとは思われません。
するすると、現地人に紛れて入っていきます。

ああ。でもこれは、仕方ないですよねえ。
家族とお参りに行くときのワタシは、ミャンマー人の家族であって、
外国人観光客ではないのですよ。

ということで、許してください。

大抵、ヤンゴン滞在中にワタシがシュエダゴン・パゴダに行くのは二回。

一回は夫と二人で行って、入場料を払います。
もう一回は家族皆でおまいりなので、家族に紛れて入ります。

申し訳ないけど、こればっかりは許してください。

だって、ミャンマー人の嫁なんです~。

ワタシと同じような立場の、他の人はどうしてるんだろう。

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