私は元々本の虫ですが、その中でも絵本が大好きです。
日本でOLをしていた頃は、留学資金を貯金していたので、
節約のために本は地元の図書館で調達していました。
児童書コーナーには沢山の絵本があって、
絵本が好きな私は、図書館で絵本を読んで、
タイトルや出版社、感想などを読書日記として記録していました。
外国絵本の翻訳が私の夢だったので、
イギリスに来てからも、まだ時間があった語学学校時代は、
図書館で絵本を読んでは記録をつけていたのですが、残念ながらその記録は、
日本から持ってきたコンピュータが壊れた際に失ってしまいました。
そして今、セミリタイアして時間ができたので、
昔みたいに図書館に行って、絵本を沢山読みたいと思ったのですが、
残念な事に、私が今住んでいる地域の地元の図書館は、
リーマンショックの緊縮財政のあおりで閉館してしまい、
徒歩圏内に気軽に行ける図書館がなくなってしまいました。
さて先日、野暮用があって以前住んでいたエリアに行ったので、
ついでにその地域の図書館にも寄ってみました。
引っ越す前は、その図書館で絵本を読んだりしていたのです。
で、児童書(絵本)のエリアに向かうと、なにやらカラフルなプラスチックの
バリケードが張り巡らされています。
そして貼紙には、
No unaccompanied ADULT allowed
unaccompanied というのは「同伴者のいない」という意味で、
通常、保護者に同伴されていない子供を指す際に使用されます。
No unaccompanied CHILD allowed は、
「保護者が同伴していない子供の入場禁止」という事になります。
つまり、No unaccompanied ADULT allowed とは、
「子供が同伴していない大人の入場禁止」という事になります。
あああ。
この図書館の児童書エリアには、もう入れないんだなあ。
残念だけど仕方ない。
イギリスでは、公園の子供エリアや図書館の児童書エリアなどで、
No unaccompanied ADULT allowed というサインをよく見かけます。
子供が遊んでいる場所に出入りして子供達と親しくなり、
油断させたところで誘拐したり、変なことをしたりする
大人がいるんでしょうねえ。
なので、自分の子供を遊ばせるという目的以外で
子供エリアに行く大人は、不審者扱いされるのです。
嘆かわしい世の中です。
でもまあ、仕方ない。
子供達の安全の方が大切です。
今の住んでる所には、少し足をのばしたら、少し大きな図書館があるのですが、
次はそちらもチャレンジしてみよう。
絵本はかさばるし、すぐ読めてしまうので大量になるので、
図書館で読めたら助かるのですが。
まあ、どうしてもダメだったら、本屋さんで立ち読みという手があるか。
なんと、イギリスの本屋さんは、基本、立ち読みOKなのですよ。
すごい、太っ腹でしょ。
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