Tuesday 31 March 2020

英国の新財務相、リシ・スナックのエリートぶりがアッパレ。

ウーハンウィルスチャイナウィルス新コロナウィルスが大暴れしているヨーロッパ。
英国もその例外ではありません。

日に日に感染者・死者数が増加し、一日あたりの増加率も上昇しています。

これはヤバイ。本当にヤバイ。

英国政府は、ずっと国民に不要不急の外出禁止のお願いしていたのですが、とうとう3月20日、パブやレストラン、電気製品や衣料品など生活必需品でない商品を売るお店の営業停止命令を出しました。

それと同時に、感染対策によって休業を余儀なくされる従業員の80%の給与を政府が補償する(上限月2,500ポンド)という政策を発表したのです。

アメとムチですな。

いきなり営業停止命令だけ発令すると、大変な事になりますからね。

営業停止命令と同時に、経済的に苦しんでいる人々への救済策を発表するっていうのは、大きなポイントです。

会見にて、首相のボリスが営業停止命令を発表した後、マイクを受け継いで、感染対策による休業者の補償政策の説明を行ったのが、新財務相、リシ・スナックです。

このヒト、2020年の2月に、前財務相の電撃辞任を受けて財務相になったばかり。

財務相なって初めての予算編成でワクワク・バタバタしていた最中に、このコロナ騒動。

大変やろうなあ。

そしてあの補償政策発表のスピーチは、彼の一世一代のスピーチだったに違いありません。

そんな彼のスピーチを聞いた、ワタシの第一印象。

めっちゃエリート!

ワタシ:うわあ。このヒト、ポッシュと言うか、エリートな話し方やなあ。

夫(ミャンマー人):誰かの話し方に似てると思わない?

ワタシ:典型的な、Received Pronunciation じゃない?

夫:トニー・ブレアの話し方に似てると思う。

ワタシ:そう言われれば!まあ、この若さでここまで上ってきたんやから、よっぽどエリートなんやろう。

夫:ちょっと調べてみてみよう。。。(ピコピコピコ)

  1980年生まれ、39歳。

  祖父の代にインドのパンジャビから来た移民で、お父さんはGP(英国のNHS(国民保健サービス)に於いてプライマリ・ケアの役割を担う「かかりつけの医師」)

  ウィンチェスターのボーディング・スクールからオックスフォードのリンカーン・カレッジで哲学、政治学、経済学を専攻。

  その後、スタンフォード大学でMBAをとってる。

ワタシ:コテコテのエリート!!!

夫:その後、ゴールドマン・サックスでアナリストをやった後、ヘッジファンドに転職してる。2009年には、そのヘッジファンドを辞めて、元同僚が始めた新しいヘッジファンドに転職したんだけど、そのヘッジファンドは7億ドルの資金で開始したらしい。

ワタシ:ほうほう。そしてその後、政治に転向するのね。

夫:2015年、リッチモンド選挙区で当選して以来、政治家の道を歩んで、2020年2月に財務相になったと。

ワタシ:5年で財務相かあ。

夫:ところで、財務相の給料って言うのは、そんなに言うほど高くない。MP(国会議員)のお給料が£79K(約1,100万円)ほどで、それに財務相手当てみたいなのが£71K約1,000万円)プラスされて£150K約2,100万円)ほど。

ワタシ:£150K程度やったら、その辺の会社の役員とかにごろごろいるなあ。っていうか、ゴールドマン・サックスとかヘッジファンドとかにいた方が、お給料はずっと多かったやろうなあ。

夫:お金よりも、名声を選んだんやろうねえ。いや、ちょい待って。

ワタシ:???

夫:彼は、お金は必要ないんだよ!

ワタシ:なんで?

夫:彼の奥さんは、インドの大富豪の娘だ。

ワタシ:大富豪!

夫:そう。奥さんとはスタンフォード大学で知り合ったらしい。彼の義父は Infosys の共同創業者で、ビリオネアだよ!

ワタシ:ビリオネアかあ。それやと、ゴールドマン・サックスとかヘッジファンドくらいの稼ぎでは、肩身が狭いやろうなあ。

夫:でも今は、彼の義父は鼻高々やと思うよ。

いやはや、リシ・スナックのエリートぶりはアッパレです。

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Sunday 29 March 2020

やりたい事はいっぱいあるのに、ついついダラダラしてしまう。

休日って、やりたい事はいっぱいあるのに、ついついダラダラしてしまうもんです。

特にサラリーマンの週末。

やりたい事はいっぱりあるけど、1週間頑張って働いて疲れてるし、、、

もうちょっとだけゆっくりしてもバチはあたるまい。。。

もうお昼かあ。まあ、まだ午後があるから大丈夫。
3時くらいから活動をはじめようかな。

夕方から活動でも大丈夫かな。

あああ、もう夜かあ。

そろそろ眠いなあ。今日はもう寝よう。

という感じで、結局、一日中ダラダラしてしまい、せっかくの休みをムダに過ごしてしまったと後悔し、罪悪感に打ちひしがれるのです。

ワタシの場合、セミリタイア中なので働く日よりも休日の方が多いので、「せっかくの休み」という感じではないのですが、それでも、休みの日には、いろいろやりたい事があると計画を立てつつも、結局、ついついダラダラと一日を過ごしてしまい、夜になって後悔する、という事は、大変頻繁に起こっています。

でも、ふと思ったのですよ。

やりたい事はいっぱいあるのに、ついついダラダラしてしまう。

という事は、つまり、本当の所、一番やりたい事は、ダラダラする事なのでは。

「やりたい事」というのは、確かに「やりたい気持ち」もあるんだろうけど、「やりたい気持ち」が100%というワケではなく、ある程度の割合で「やるべき事」「やらなければならない事」という要素を含んでいたりするわけです。

つまりその、「やるべき事」「やらなければならない事」という要素が、「やりたい」という要素に打ち勝ってしまうから、ダラダラと先延ばしにしてしまうワケですな。

一方、「ダラダラする」というのは、「やるべき事」「やらなければならない事」という要素が全く含まれない、「100% やりたい事」なのです。

「やるべき事」「やらなければならない事」という要素が全く含まれないから、一日ダラダラしてしまった日には、後悔し、罪悪感に打ちひしがれるのです。

でも、一日中ダラダラした日っていうのは、「自分が一番やりたい事がやれたんだから、それで良し」としたら良いと思うのですよ。

そして、後悔することもなく、罪悪感に打ちひしがれることもなく、次の日は気分を切替えて、「やるべき事」「やらなければならない事」という要素が含まれた「やりたい事」をやっても良いし、やっぱりダラダラしたければ、一日ダラダラすれば良いのです。

ワタシの2020年の抱負は、「真剣にダラダラする事。」

漠然と考えていること。セミリタイア生活の終わりのはじまり。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/12/blog-post.html

ダラダラする事に罪悪感を感じることなく、思いっきりダラダラしようと思います。

その一つの方法として、瞑想する時間を増やしていけたらなあ。

ワタシの理解する所では、瞑想とは、積極的に「何もやらない」という事なので、真剣にダラダラするというのは、かなり瞑想に近いのではないかと思うのです。

こんな事を言ったら、ワタシよりも遥かに真剣に瞑想に取り組んでいる夫(ミャンマー人)に怒られるかもしれませんが。


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Tuesday 24 March 2020

東京オリンピックが延期されてホッとするも、聖火リレーも中止なのね。

最近、英国では、毎日午後5時くらいから、首相官邸より、新型コロナウィルス問題についての最新情報が発表され、それがテレビ放映されています。

毎日毎日、首相を筆頭に、パンデミック問題における各分野のキーパーソン達が、2メートル間隔に並んで、最新情報を国民に伝えてくれるのです。

ボリスのデイリーアップデートですな。

不要不急の外出禁止のお願いとか、パブやレストランの営業停止とか、それに伴って休業する従業員の80%の給与を政府が補償するという政策なども、このデイリーアップデートで発表されました。

ビジネスにとっても個人にとっても、とても大切な情報なので、ここ数日では、最も視聴率が高いテレビ番組ではないでしょうか。

でもある日、首相のボリスは気付きました。

「(ハッ!)もしかして、我々も、こんな風に集まるべきではないのかも。。。」

というワケで、本日のデイリーアップデートでは、二名が首相官邸から中継し、その他のキーパーソンはTV会議システムを通しての参加となりました。

ボリス、面白いヒトやなあ。

首相官邸の画面が一番大きく映し出され、他の人達は画面上部に小さな画面で並んでいます。

それとは別に、画面下部では文字放送でコロナ関係の最新ニュースのヘッドラインが流れていくのですが、そこで、東京オリンピックの延期が決定したというニュースが流れました。

夫(ミャンマー人)が目ざとく見つけて教えてくれました。

ってか、「今まで、通常開催する気だったのか」と驚きが隠せないようでした。

さて、前回のポストやっと東京オリンピックの延期が検討されはじめたようです。https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2020/03/blog-post_23.html

の段階では、聖火リレーの中止は考えていないとのことだったので、その後の聖火がどうなるのか興味深深だったのですが、どうやら、聖火リレーも中止されることになったようですね。

でも、聖火は日本に到着しちゃってると思うのですが。

数日前のニュース番組で、新型コロナ関係の一連のニュースの後に、

「あ、そうそう、こんな映像が日本から届きました」と、

日本に聖火が到着したニュースが放映され、ニュースキャスターが「こんな時に、まだこんな事やってるのか」と驚いていたので、印象に残っているのです。

こうなってしまうと、聖火が、好きな男性の自宅に押しかけて「来ちゃった」発言をする女性みたいな存在になってしまっている。

聖火:来ちゃった。

東京五輪:そんな、急に押しかけられてもこまる。帰ってくれ!

って感じね。

せっかく来てくれたのに、申し訳ないですが、丁重に、ギリシャへお帰りいただくしかないのかなあ。

「日本全国、聖火の旅」は、実現しなかったかあ。

日本列島津々浦々、聖火が訪問してくれたら面白かったのに。



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Monday 23 March 2020

やっと東京オリンピックの延期が検討されはじめたようです。

我が家ではウーハンウィルスと呼んでいる新型コロナウィルス。

日本を始め、アジア各国では少し沈静化しているようですが、逆にヨーロッパで大暴れしております。

英国も例外ではなく、今ではイタリアの次点につけているようです。

現在英国では、オフィスワーカーは、可能なかぎり自宅勤務。

先週末からパブやレストランも営業停止になっちゃったので、セントラルロンドンはゴーストタウンのようだそうです。

自分で行って見たわけではありませんが。

さて、ヨーロッパにいると、SF映画の様に日に日に状況が悪化していくので、こんな状態ではオリンピックなんてムリムリムリムリ!って感じなのですが。

でも日本は、感染者増加のスピードが緩やかで、状況がすこし落ち着いてきているという事もあるのか、つい先日まで、阿部首相はオリンピックの開催については、通常開催を前向きに検討していた模様です。

えええ。マジ?

日本はトチ狂ってしまったのか?

と、心配していたのですが、本日、IOCと東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が、やっとオリンピックの延期の検討を認めた記事を見て、少しホッとしています。

でも、聖火リレーは始めちゃうみたいですね。

もう聖火は日本に到着してしまってるから、仕方ないんでしょうか。

でも、オリンピックが延期となったら、聖火リレーはどうなっちゃうんだろう。

いっその事、延期してる間、ずっと走り続けるとか?

延期するとして、一年か二年か。

1年後だと、会場も選手も、他の予定がすでに入っていると思いますので、ワタシ個人的には、二年の延期が妥当だと思うのですが。

そうなると、2年走り続けるのは、長いなあ。

日本全国津々浦々。

疲れたらヒッチハイクしたり。

気に入った街には1週間くらい沈没したりして。

ゆっくり周っても、2年あれば、すみずみまでいけそうですね。

フェリーにのって離島なんかも周ってみたり。

「日本全国、聖火の旅」

なんて番組を作って、毎日中継してお金を稼ぎながら走る。

You Tube で配信しても良いし。

誰かが途中で消しちゃったら、エライことになるけどね。



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スーパーマーケットのスカスカな棚と見切り品ハンターのワタシ

我が家ではウーハンウィルスと呼んでいる新型コロナウィルス。

日本を始め、アジア各国では少し沈静化しているようですが、逆にヨーロッパで大暴れしております。

英国も、この数週間の間にスーパーマーケットの棚がスカスカになっちゃいました。

まずは、ハンドサニタイザー(消毒液)が店頭から消え、

処方箋無しで購入可能な鎮痛剤(兼解熱剤)である Paracetamol が、
運が良い時しか見つからないポケモンのような存在に。

その次は、来るべき都市封鎖に備えるためか、
トイレットペーパーや缶詰やパスタなど日持ちのする食物、

家飲みが増えたのか、ビールも品薄になったな、なんて思っていたら、

ついに生鮮食料品まで!

英国は、学校の休校には最後まで踏み切らなかったのですが、
ついに学校も、医療関係や物流関係、警察、消防士などのキーワーカー以外の子供については休校となり、

とどめは、先週末からパブやレストランが営業停止になっちゃったので、

スーパーマーケットが、本当にスカスカになってしまいました。

ワタシが英国に来たばかりの頃、18年くらい前の英国では、クリスマス休暇にはスーパーマーケットもコーナーショップも見事にお休みになっていました。

12月24日の午後くらいにスーパーマーケットに行くと棚がスカスカだったのを思い出します。

最近、英国でもクリスマス休暇のお店の閉店が短くなって、休みは25日の1日だけで、26日にはいくつかのお店がオープンするようになったので、英国で、スカスカなスーパーの棚を見るのは久しぶりの事です。

昔は、クリスマス用の食料品の調達に出遅れると、どうやってクリスマスを越そうと悩んだものですが、今となれば、そんな悩みはカワイイものです。

今回のスーパーの棚のスカスカ具合は、昔のクリスマスイブよりもスカスカです。

そして、いつ商品が戻ってくるという保証もない。。。

まあ、ワタシとしては、1週間もすれば商品は戻ってくるだろうと思っているのですが。

我が家は子供がいなくて、夫婦二人だけなので、1週間くらいならなんとでもなります。
最悪一日一食にして、瞑想してたら良いんですから。

だから、そんなに悲観的ではないのですが、一つ気が付いてしまったのです。

スーパーの棚がスカスカになるような状況だと、見切り品の割引が発生しない!

見切る必要がないですからね。

これは、見切り品ハンターのワタシとしては、寂しい限りです。

別に、見切り品を買えなかったら家計が困窮するというワケではありませんが、買い物するのに、ちょっと張り合いがないんですよねえ。

一日も早く、普段通りの生活に戻るのを願うばかりです。


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Saturday 14 March 2020

Singing Church に通う人は家でも歌ってる?

キリスト教系の教会で、特にアフリカ系の信者が集う教会に、ゴスペルをガンガン歌う教会ってのがありますよねえ。

ちなみに我が家では、そういう教会の事を、「Singing Church」と呼んでいます。

まあ、どんな教会でも賛美歌は歌うので、広義での「Singing Church」ではあるのですが。

いわゆる、少年少女合唱団みたいなのがパイプオルガンを伴奏に、「ホニャララ~」とソプラノで歌うような「合唱」ではなく、映画「Sisters Act」 のように声を張り上げてノリノリで踊りながら歌う「ゴスペル」ような感じなのが、我々の呼ぶところの、狭義での「Singing Church」であります。

みんな上手だし、歌を歌うのは悪い事ではないし、嫌ならその教会には行かなかったら良いんだし、個人的にそのような教会についての不満は一切ありません。

教会に不満はないのですが、ふと疑問に思ったのです。

そういう教会で歌っている信者だちは、普段は何処で練習してるのかなあ。

まあ、普通に考えたら、ミサのない日に、教会で集まって練習してるというのが有力ですよね。

もし、家でも練習してたら、けっこう、近所迷惑になるのでは?なんて思ったりして。

と言いますのも、最近、隣にフラットに新しい人たちが引っ越してきたようなのですが、どうやら、その人達、歌うのが趣味みたいなんですよねえ。

カラオケじゃなくて、アカペラなのが、せめてもの救いというか。

けっこう上手なのですが、けっこう声を張り上げて、真剣に歌唱を行っている感じです。

歌の感じからして、「Singing Church」で歌ってそうな歌の感じ。

まあ、良いんやけど。

大音量のカラオケやったら、文句言いに行くところやけど、アカペラの教会ソングやし。

まあ、良いんやけど。。。

やっぱり、気になる~~~。

というワケで、最近ワタシは、家にいる時は、もっぱらラジオをつけてます。

Classic FM。

ウエブサイトでかかった曲名と作曲家をチェックできるので、けっこうお勧めです。

隣の人が引っ越してきて歌ってくれたおかげで、我が家では、毎日クラシック音楽を楽しむようになりました。

災い転じて福となす」という感じでしょうかね。

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Thursday 12 March 2020

リモートワークは、ペーパーレスを推進すると思う。

ワタシは現在、パートタイムで働いているため毎日会社に行くわけではありません。

この、ウーハンウィルス(コロナウィルス)騒動にあたって、毎日会社に行かなくても良い、自分の境遇に感謝です。

まあ、お給料は減ってるけど。

世の中の大半の人は、お給料が減ると困るので、フルタイムで働いているわけですが。

ワタシは、「物欲」と「毎日会社に行きたくない欲」を天秤にかけて、「毎日会社に行きたくない欲」が勝ったのです。

服なんて、この前買ったのいつかなあ?って感じです。

我々夫婦の月々の生活費は、恥ずかしくて人に言えません。

ロンドンは、住宅費がべらぼうに高いですが、それ以外は、贅沢しなければけっこう安く暮らせます。ライフスタイル次第です。

それにまあ、ワタシの場合、夫がフルタイムで働いてくれているという事もありますが。

夫よ、ありがとう。

さて、フルタイムで働いてワタシを養ってくれている夫なのですが、業務に支障がない限り、できるだけ週に1日は在宅勤務をさせてもらえるよう、会社と交渉しました。

基本、殆どの作業はリモートでできるし、会議も電話会議かスカイプ会議でいけるし、うまく仕事を調節すれば、毎日会社に行く必要はないようです。

今の世の中、インターネットさえあれば、どこでも仕事ができますね。

自宅と会社の設備の大きな違いは、プリンターの有無くらいではないでしょうか?

自宅にはプリンターがないので、書類をプリントする事がありません。

ワタシも、ミャンマーから帰国後自主的に一週間ほど自宅勤務をしていたのですが、プリントアウトできないならできないで、それなりに仕事が進むものだと実感しました。

プリントアウトしないで仕事を進める事に慣れる必要がありますが、一旦慣れてしまえば、後で書類を整理したりシュレッダーにかける必要もなくなり、時間も節約できるような気がします。

なにより、環境に良い。

今後ワタシも、時々自宅勤務させてもらって、リモートでの仕事の進め方に慣れたいなあ、なんて考えています。

でも、元々会社に行く日数が少ないのに、リモートワークまでしてしまったら、殆ど会社に行かない事になりますねえ。

レアポケモンみたい。

時々会社に行ったら、ポケモンGOで捕まえられてしまうようになるかもしれんなあ。



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Tuesday 10 March 2020

非常用生活物資の備蓄

ウーハンウィルス、もとい新型コロナウィルス問題で、いわゆる「買占め」もしくは「パニック買い」が起こり、色々な生活物資が品薄になっているようですね。

日本では特に、トイレットペーパーや生理用品の棚が空っぽになっているようです。

英国のスーパーマーケットでも、特定の商品がパニック買いにより品薄になっている様子です。

ワタシの近所のスーパーマーケットでは、消毒用ジェルや、頭痛薬(解熱剤)が品薄になっている感じです。

トイレットペーパーも品薄になっているようですが、全く手に入らないということはなさそうです。

英国では、紙製品は高いので、そう簡単に買占めはできないのかもしれませんね。

日本の消費税にあたる、付加価値税(VAT)も20%かかるし。

かなり底値に近い値段で、4ロールで1.2ポンド(170円)くらいでしょうか。

それより高いも物は、いくらでもあります。

ちょっと高級路線の商品なら、4ロールで2.5ポンド(350円)くらい平気でしますし、いざとなれば、それくらい出せば買えます。

まあ、うちの夫(ミャンマー人)にとっては、トイレットペーパーは必需品じゃないそうですので、心配していないようです。(ワタシは少し、心配なのですが。。。)

今月の目標:ウーハンにかからない。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2020/03/blog-post_76.html

あと、不思議な事に、最近、生ショウガが品薄なような感じがします。

なんでなんやろう? 

うちの近所のスーパーマーケットだけかなあ?

自然療法のお薬作りとかに使ってるんやろうか?

まあ、生ショウガは、インド人経営の個人商店とかに行ったらあるやろうから、大丈夫だと思うけど。

ショウガとガーリック無しに、インドカレーは作れませんからね。

日本人にとっての醤油みたいなもんです。

閑話休題。

そんな感じで、近所のスーパーマーケットも、局部的に品薄減少が起こっているようですが、まあ、我が家にとっては、大きく影響はなさそうです。

というのも、普段から、ある程度の非常用食料と生活物資が、家に置いてあったのです。

水と缶詰、チョコレート、ビスケットやジュースなど。
あと、トイレットペーパーと生理用品ですね。

基本的に、3日くらいは家から出なくても生き延びられる程度の物資を、家に置いています。

思い起こせは約15年前。

2005年7月、ロンドンで地下鉄同時爆破テロが起こりました。

このテロ事件をうけて、地方自治体が各家庭に注意喚起のリーフレットを配布したのです。

当時のような深刻なテロ事件が起こった場合、もちろん、テロ現場近くに住む人は、自宅から避難する事になりますが、殆どの人にとっては、自宅からどこかへ避難するというよりは、テロによって戒厳令が敷かれる等の理由で、自宅から出られなくなってしまう可能性の方が高い。

そのような場合に備えて、3日間くらいは家からでなくても生き延びられる程度の物資を家に置いておきましょうl。

という、注意喚起のリーフレットです。

我が家はそのリーフレットのアドバイスを忠実に守り、あれから15年の間、ずっと非常用食料と生活物資を家に置いていたのです。

今回の騒動は、テロによるものではありませんが、「自宅に閉じ込められる」という意味では、同じようなものです。

こういう事って、本当に起こるものなんですねえ。

政府のアドバイスも、時には聞いとくもんですよ。

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Monday 9 March 2020

実験くん。

ウーハンウィルス、もとい新型コロナウィルスが、あいかわらず猛威を振るっております。

ロンドンでは、大会社を筆頭に、可能な限り事務所を閉鎖し、自宅勤務に切替えている様子です。

ワタシの勤める会社も、いつ事務所が閉鎖されるか、予断を許さない状況です。

ワタシの場合、パートタイムで働いているため、出勤日の前に会社のEメールをチェックして、自宅勤務の通達がでていないかチェックするように上司に指示されました。

夫が勤める会社では、近いうちに、一日、本社の社員全員を自宅勤務させるという実験をする予定だそうです。

本社全員がリモートワークをした場合にかかるネットワークへの負荷はどんなものか。
システムがそれに耐えうるのか。等々を、実験してみようというのです。

早い段階で、とりあえず一日実験してみて、問題が起これば今のうちに改良しようということですね。

さすが、アメリカ資本の会社。フットワークが軽い。

リストラのフットワークも軽いけど。

ただ、夫の会社の場合は、コールセンターがありまして、コールセンターで働く社員は、自宅勤務というワケにはいきません。

コールセンターの電話システムは、特別なシステムですので、各社員の家庭に設置することは実質不可能。

そして、夫の会社の場合、コールセンターの社員は、顧客の個人情報を扱うためセキュリティーが厳しいのです。

つまり、コールセンターの室内には、ペンや紙などの筆記具をはじめ、電話やタブレットなどの、データを記録できるような機器の持ち込みは不可。

コールセンター内にも、紙やペンは準備されておらず、スタッフは電話にて顧客から得た情報を、すべて直接システムに打ち込んで行くのです。

入力前に、一旦メモをとったりすることはできません。

そうすることによって、スタッフから個人情報が流出することを防いでいるわけです。

そんな仕事を、自宅勤務でやってもらうわけには行きませんので、コールセンターだけは、自宅勤務が不可能なのです。

日本でも、コールセンターって、インフルエンザが流行している時期などは、センター内がかなりカオスになるって聞いたことがあります。

スタッフが、どんどんとバタバタと倒れていくとか。。。

お。恐ろしい。

コールセンタースタッフって、ただでさえ感情労働といわれて精神的に大変な仕事なのに。

ちなみに、英国では、けっこうコールセンター業務をインドにアウトソースしていたりします。インド人は、訛りがあるとは言え、英語が上手なのですよ。

多くの英国人は、インドのコールセンターをあまり良く思っていないのか、事ある毎に、インド訛りあるコールセンタースタッフを揶揄したようなジョークを言ったりしています。

そして中には、コールセンターをインドにアウトソースしていない事を「売り」としている会社があったりするのです。

我が社は、カスタマーサービスを第一としていますので、コールセンターをアウトソースしてりはしません!

ってな感じ。

まあ、インドにコールセンターがあるからといって、必ずしも、お客様を大切にしていないわけではないと思うけど。

その逆もしかり。

国内のコールセンターは、時給の安い田舎にあるので、スタッフはウェールズ訛りとかスコティッシュ訛りとか。

まあ、コールセンターというものは、訛っているものなのです。

閑話休題。

夫の会社も、コールセンターだけは、自宅勤務に切り替えられないのですが、田舎にあるので、みんな自家用車だし、ロンドンに比べたら、伝染病リスクは低いのかなあ。

夫の会社の実験くん。

今週中に決行予定だそうですが、どうなるのか楽しみです。

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Sunday 8 March 2020

移民はつらいよ。

我が家は、英国にとっては「移民」です。

夫はミャンマー生まれのミャンマー育ちで、英国に渡って英国籍をとった元ミャンマー人。

ワタシは、日本生まれの日本育ちで、夫と結婚して英国の永住権をもらってる。

まあ、移民の一世ですね。

そして最近の英国では、我々のような移民にとっては心配な事が色々と起きています。

まず、ブレグジット問題。

我が家は、EUからの移民ではありませんので、英国のEU離脱は、直接には関係ありません。

でも、英国人がEUから離脱したいと思うくらい、移民嫌いになってきているという事実は、真摯に受け止めなければいけないと考えています。

EUの内政干渉があまりにも激しいので、嫌気がさしてしまったという英国人の気持ちは良くわかりますし、英国は英国人の国なんだから、英国人が決めたことに対して、どうこう言うつもりはありません。

逆に、移民の一人として、英国人から嫌われるようなふるまいをしてしまっている移民が居ることを、恥ずかしく思いますし、英国人に対して申し訳なく感じます。

そして、そんな移民を受け容れてくれている英国に感謝しています。

英国に住んで約18年の間、歓迎されていると思った事は一度もありませんが、やっぱり、嫌われているという事実を突きつけられると、ちょっと落ち込みます。

そしてワタシが心配しているのは、ブレグジット問題によって、英国の移民嫌いに拍車がかかる事なのです。

今までは、心から歓迎してなくても、それなりにフレンドリーに接してくれていた大人な英国人が、もう、フレンドリーなフリさえしてくれなくなったら、キツイなあ。

そんなところに、時を同じくして起こったコロナウィルス(ウーハンウィルス)問題。

始めは、極東アジア人に見える我々は、少し肩身の狭い思いをしていましたが、いまや世界中に広がったので、危ないのは、アジア人だけではありません。

イタリア人も危ないし、イラン人も危ない。

って、EUとか中東とかやん。

英国は島国だから、日本同様、病気が外から入ってきているという感覚が強いと思う。

なので、コロナウィルス問題で、英国人の外国人嫌いに拍車がかからないか、ちょっと心配。

あと、ワタシは英国籍をもってないから、今、英国を出ちゃったら、再入国させてもらえるかどうかも心配しなきゃならない。

ああ。移民はつらいよ。

でも、日本に行ったら行ったで夫(ミャンマー人)は移民だし。

ミャンマーに行ったら行ったで、今度はワタシ(日本人)が移民だし。

やっぱりそれなら間をとって、両方ともが移民になる英国に居るのが一番良いかなあ、
と思うのですが、もし英国で移民排斥みたいな事が起こってしまったら、日本かミャンマーを目指します。

二人分の日本行き、もしくはミャンマー行き航空券が正規料金で買えるくらいのキャッシュはもっています。

もし、空港が閉鎖されて飛行機がムリとなったら、

頑張ってドーバー越えて、シベリア鉄道を捕まえて日本をめざす!

ロシア越えは大変そうやけど。

もしくは、地中海からトルコ、中東を越えてミャンマーを目指す!

中東越えが難関やなあ。

ああ。移民はつらいよ。


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Friday 6 March 2020

エレファント・フルー

夫(ミャンマー人):そうそう、伝染病と言えば、昔ミャンマーで、エレファント・フルーっていうのが流行った事があったんだよ。

ワタシ:えええ。エレファント・フルー!

夫(ミャンマー人):そう。エレファント・フルー。

ワタシ:ゾウからフルーが発生したの?ってか、ゾウも風邪ひくの?
ってか、普通、ゾウの肉は食べへんから、どうやって人間に感染したの?

夫(ミャンマー人):いや、、、ゾウは関係ないんだ。。。このフルーにかかるとすごく痛いらしくて。

ワタシ:ふむふむ。

夫(ミャンマー人):ゾウに踏まれたみたいに痛いから、エレファント・フルー。

ワタシ:えええ。そんな。。。ゾウさん、濡れ衣。

夫(ミャンマー人):本当に痛いらしいんだよ!ゾウに踏まれたみたいに!

ワタシ:ってか、ゾウに踏まれた事あるんかい!

さて、夫(ミャンマー人)の事を信用していないワケではないのですが、一応ググッて見ました。エレファント・フルー。

そしたら、出てきたんです!

こんな感じの文が出てきました。

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The Centers for Disease Control have issued a public advisory regarding the human strain of the proboscidea influenza virus, more commonly known as 'elephant flu' or 'GOP Virus'. ... While there is no known cure for the disease, a good dose of common sense has shown to be an effective treatment. 1 May 2009
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ちなみに、the proboscidea influenza virus の proboscidea って単語を辞書でひっぱってみたならば、動物の分類用語の「長鼻目」と出てきました。

やっぱり、ゾウなんや!

でも、ゾウに踏まれた痛さとインフルエンザの痛さは、痛さの種類が違うと思うんやけどなあ。

ミャンマー人のネーミングセンス。ツッコミどころ満載です。

そうそう、日本には昔、ゾウに踏まれても壊れない筆箱っていうのがありました。

人間とは、ゾウと言えば、「踏まれる」事を連想してしまう生き物なのかもしれません。




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Thursday 5 March 2020

今月の目標:ウーハンにかからない。

夫(ミャンマー人):今月の目標は、ウーハンにかからないこと!

ワタシ:何をまた、やぶからぼうに。。。っていうか、毎月月間目標立ててるの?

夫(ミャンマー人):立ててる。それなりに。でも今月は、仕事よりも、資格試験の勉強よりも、ウーハン対策を優先させる!(キッパリ!)

ワタシ:はあ。。。

夫(ミャンマー人):お金も勉強も大切だけど、命あってのものだねだからね!

(注)我が家では、コロナウィルスの事を「武漢」の英語発音「ウーハン」ウィルスと呼んでいます。最近は省略して、「ウーハン」だけになってきてます。「武漢」のヒトが聞いたら怒るだろうなあ。
ウーハンウィルス https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2020/02/blog-post_18.html


夫(ミャンマー人)、突然こんな風に宣言いたしまして、いそいそとウーハン対策にいそしんでおります。

現在、家に備蓄してある非常食や生活物資をチェックして、足りないものをリストアップ。

食料品は、ちょうど手持ちの非常食が古くなってるので、新しいのを買いつつ古いのを消費しようと、買い始めていたところだったので、けっこうあります。古いのが。

消毒用のハンドジェルは、普段家で使ってるファミリーサイズの在庫が一本あるし、ミャンマー旅行の時に買ったトラベルサイズが少しまだ残っているので、大丈夫。

トイレットペーパーは、普段9ロールストックしているのですが、通常より少し多い目に18ロールストック。

夫はさすがにミャンマー人なだけあって、トイレットペーパーは無くても大丈夫だという認識で、そんなにトイレットペーパーにはこだわっていないようです。

っていうか、トイレットペーパーは、むしろ優先順位低いみたい。
いざとなったら新聞紙を使えば良いじゃない。という感じです。

夫が子供の頃のミャンマーは、トイレットペーパーなんて高くて買えなかったので、普通の家では皆、新聞紙を四角く切ってトイレに置いていたそうな。

おまけに、ミャンマーの新聞紙は柔らかいので、揉まなくてもよいらしい!

四角く切ったら、仏陀とか僧侶の写真がないかだけをチェックして、あればその部分を取り除いてトイレに設置するとの事。政治家の写真があっても、気にしない。

さすがに、仏陀とか僧侶の写真が印刷されてる紙で、お尻を拭くわけにはいかないのね。

閑話休題。

食料品やハンドジェル、トイレットペーパーなどは、まあまあ大丈夫なのですが、夫はそれ以外にも、色々と非常用物資を買い集め始めました。

電池で動くラジオとか、非常用ランプとか、ロウソクとか水のフィルターとか。

まるで、ロンドンが都市封鎖される事まで想定しているような準備ぶりです。

夫(ミャンマー人)よ。

アナタって、緊急事態にはりきるタイプなのね。

結婚して15年くらい経つけど、初めて知りましたわ。


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