夫はミャンマー生まれのミャンマー育ちで、英国に渡って英国籍をとった元ミャンマー人。
ワタシは、日本生まれの日本育ちで、夫と結婚して英国の永住権をもらってる。
まあ、移民の一世ですね。
そして最近の英国では、我々のような移民にとっては心配な事が色々と起きています。
まず、ブレグジット問題。
我が家は、EUからの移民ではありませんので、英国のEU離脱は、直接には関係ありません。
でも、英国人がEUから離脱したいと思うくらい、移民嫌いになってきているという事実は、真摯に受け止めなければいけないと考えています。
EUの内政干渉があまりにも激しいので、嫌気がさしてしまったという英国人の気持ちは良くわかりますし、英国は英国人の国なんだから、英国人が決めたことに対して、どうこう言うつもりはありません。
逆に、移民の一人として、英国人から嫌われるようなふるまいをしてしまっている移民が居ることを、恥ずかしく思いますし、英国人に対して申し訳なく感じます。
そして、そんな移民を受け容れてくれている英国に感謝しています。
英国に住んで約18年の間、歓迎されていると思った事は一度もありませんが、やっぱり、嫌われているという事実を突きつけられると、ちょっと落ち込みます。
そしてワタシが心配しているのは、ブレグジット問題によって、英国の移民嫌いに拍車がかかる事なのです。
今までは、心から歓迎してなくても、それなりにフレンドリーに接してくれていた大人な英国人が、もう、フレンドリーなフリさえしてくれなくなったら、キツイなあ。
そんなところに、時を同じくして起こったコロナウィルス(ウーハンウィルス)問題。
始めは、極東アジア人に見える我々は、少し肩身の狭い思いをしていましたが、いまや世界中に広がったので、危ないのは、アジア人だけではありません。
イタリア人も危ないし、イラン人も危ない。
って、EUとか中東とかやん。
英国は島国だから、日本同様、病気が外から入ってきているという感覚が強いと思う。
なので、コロナウィルス問題で、英国人の外国人嫌いに拍車がかからないか、ちょっと心配。
あと、ワタシは英国籍をもってないから、今、英国を出ちゃったら、再入国させてもらえるかどうかも心配しなきゃならない。
ああ。移民はつらいよ。
でも、日本に行ったら行ったで夫(ミャンマー人)は移民だし。
ミャンマーに行ったら行ったで、今度はワタシ(日本人)が移民だし。
やっぱりそれなら間をとって、両方ともが移民になる英国に居るのが一番良いかなあ、
と思うのですが、もし英国で移民排斥みたいな事が起こってしまったら、日本かミャンマーを目指します。
二人分の日本行き、もしくはミャンマー行き航空券が正規料金で買えるくらいのキャッシュはもっています。
もし、空港が閉鎖されて飛行機がムリとなったら、
頑張ってドーバー越えて、シベリア鉄道を捕まえて日本をめざす!
ロシア越えは大変そうやけど。
もしくは、地中海からトルコ、中東を越えてミャンマーを目指す!
中東越えが難関やなあ。
ああ。移民はつらいよ。
40歳代ランキング
にほんブログ村
にほんブログ村
No comments:
Post a Comment