Monday 29 September 2014

ラベンダー (1)

ラベンダー。

英国には、ラベンダーが似合います。

気候的には、ラベンダーなんて放っておいても育ちそうな感じです。

初夏から9月くらいにかけて、ラベンダーの蕾やら花やら、
街や公園を歩いていてもちらほら見かけます。

いや、かなり頻繁に見かけます。

英国の公園では、公園の中にお庭と言いますか、
ガーデンと呼ばれる、色々なお花を植えたエリアがあります。
いかにも庭師が丹精こめて育てました!という感じの
とても計算された美しさをお持つお庭です。

有名どころでは、Regent's Park のバラ園 (Queen Mary's Gardens)など。

ラベンダーは、たぶん結構放っておいても良い植物なので、
そんなガーデンではなく、公園の中でも野趣あふれるエリアに
植えられている傾向があります。

なんか、放っておいたらこんなんできました。っていう感じのエリアです。

でも、そんな野趣あふれるエリアでも、きっと庭師が手入れして作っているに違いない、
計算された、人工の野趣に違いない!と、若干疑い気味の私です。

さてさて、そんな私ですが、ラベンダーの紫が大好き。
なんか、可愛いなあと思ってしまうのです。

ですので、我が家の前に植えたかったのです。

前というのがミソです。

裏側にも庭があるのですが、普段夫婦でフルタイムで働いている私たち。

裏庭に出ることはあんまりないのですね。週末くらい。

でも、表側なら、毎日出勤時と帰宅時に毎日見ることができるので、
ラベンダーを、家の前に植えたかったのです。

我が家の前には、庭と呼べるのはありません。
しいて言えば、通路という感じ?

しかし、ほんのささやかながら、なんとか植物を植えるスペースがあります。

そこに、ラベンダーを植えることにしました!

夫を引っ張って、ホームセンターでラベンダーの苗を買い、
家の前に植えて、ラベルなんかもつけてみたりして。

可愛い~。うっとり。

毎日、楽しく水やりしながら、早くいっぱい花が咲くのを待っていました。

続く。


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Thursday 18 September 2014

決戦は木曜日

こんな感じのタイトルの歌が、昔あったような、なかったような。

さて、明日はスコットランド独立か否かの、国民投票の日です。

この問題は、日本でも注目されているようですね。

英国では、総理大臣、副総理大臣、チャンセラー(大蔵大臣みたいな感じ?)が
3人揃って頑張って、独立反対運動を行っております。

相対するスコットランドの First Minister が、昨日、テレビでインタビューを受けてました。
スコットランドの First Minister、Alex Salmond という方なのですが、
サーモンって聞こえて、「さすが、スコットランドだけあって、サーモンかあ~」
などと感心しておりました。全然関係ないけどね。

彼の話す英語は、とてもスコティッシュです。

これはまあ、たとえてみたら、大阪が日本から独立するかどうかの
国民投票が行われる事になったとして、大阪府知事がコテコテの
関西弁を話しているという感じです。

これには、とても好感がもてました。

方言を含めて、自分の出身地の文化や特色に誇りを持つことは良いことだと思います。

スコットランド。

理性的に考えたら、独立して国際社会の荒波を乗り越えて
いくだけの力を持っているとは考えにくい。

それは、スコットランドの人々も良くわかっているでしょう。

でも、長い歴史の中で、スコットランド人としての誇りが、
独立を求めるのでしょう。

つまり、脳では無理だとわかっているけど、心が独立を求めるわけですな。

ダイエット中の人が、頭ではダメだとわかっていても、
心がマクドナルドを求めるようなものだと、うちの夫が申しております。

ちなみにうちの夫、スコティッシュではないので投票はできないのですが、
もし投票権があったら、独立に投票したいと。

彼の場合、ビルマ人の誇りとして、独立と言う言葉に「NO」とは言えないらしい。

さてさて、泣いても喚いても、明日が投票日。

どうなることやら。

もし、スコットランドが独立したら、英国の国旗が、おかしげなものになりそうなムードです。

それはやめて欲しいなあ。



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Sunday 7 September 2014

トイレットペイパーについての一考察

トイレットペイパー。

英国ではまだまだ重要な存在です。

だって、日本みたいにウォシュレットが普及してないもんねえ。

英国はおそらく、上下水の配管が古いから、 ウォシュレットの設置が難しいと思われる。
あと、英国に水は硬水だから、すぐに石灰がたまってしまって、肝心の
ウォシュレットの水(またはお湯)がでてくるところが、すぐにつまってしまうと思われるのです。

まあ、それは置いといて。

というわけで、英国では、トイレットペイパーがとても重要な存在です。
とくに、とてもデリケートな部分に問題を抱える人々にとっては、
良質のトイレットペイパーを使うことはとても大切。

また、日本人にとっては、いざとなってら、新聞紙をもんで使う、という感覚ですが、
東南アジア人にとっては、母国では基本、(原始的ではありますが)ウォシュレット。
だから、デリケートな部分も、さらにデリケートなのかもしれません。

さてさて、下品な話題は置いといて、
というわけで、家は普通に良い感じに柔らかいトイレットペイパーを使用しております。

そんなことは置いといて、

トイレットペイパーが切れた時、それが夫が使用中の場合、
夫がトイレットペイパーを交換してくれます。

それがですねえ。ちょっと面白い。

普通、私の感覚では、トイレットペイパーというものは、紙が上からタランと落ちるような
方向でセットすると思います。

おそらく大部分の日本人がそうするのでは?
(私の認識が間違っていたらすみません。でも、公衆トイレでも、ほとんどが紙は上から
落ちてきていた記憶があります。)

でも、夫がトイレットペイパーを交換すると、紙が下から出てくるのです。
下から「ハロー!!」って感じです。

別に、紙がロールのどちら側から出てきても、たいした問題ではないのですが、
これって、文化の違いなのでしょうか?

結婚10年、今さらもう夫には聞けません。

ちなみに、あなたの家のトイレットペイパーは、紙はどっちから出てきますか?

 

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Thursday 4 September 2014

夫のリストラ問題、お願いだからこれで終わってください。

このところ、半分以上愚痴のようになっていた夫のリストラ問題。

夫は、前の会社と辞めるタイミングでもめながらも、何とか退職し、
無事新しい会社に就職しました!

新しい会社にも、それなりに色々問題はあるようですが、
夫としてもこの数回の転職の結果、色々考えたことがあるようです。

その中で、一番大きな収穫(というかなんと言うか?)は、

- 100%快適に働くことができる会社というものは存在しない。

誰かの為に働いている限り、つまり、サラリーマンでいる限り
自分の意見を殺すということは程度問題はあるにせよ、不可避である。

これは、日本人としては当たり前のことかもしれませんが、
ビルマ人の夫としては、当たり前ではなかったのかも。
これを実感してくれたのは、正直、私がとても助かります。

- だからといって、人の為に働かない=つまり起業して生活できるだけの収入を得る
というのはさらに難しい。

起業した場合、直接お客さんに物を売って利益を上げないといけませんからねえ。

そのためには、人のために働くよりもさらに、自分を意見を殺すことが必要になる。
だって、お客様相手だからねえ。

 -  一度、最悪の会社を体験したので、それよりもましな会社はOKと思える。

転職を何度かすると、色々な会社を見るので、入社した会社を客観的に観る
余裕ができたみたいです。

夫が最悪の会社と評する会社、やっぱり最悪だったんだろうなあ。
そんな会社で短期間でも働いてた夫が、かわいそうに思います。
でもまあ、きっぱり辞めたから今は大丈夫!と思いたい。

とまあ、こんな感じで、転職活動で考えることも色々ありました。

今の会社で、しばらく働けたらいいなあ。

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夫のリストラ話シリーズへはこちらから

夫のリストラ話
夫のリストラ話(続き)
アウトソーシングのKTは難しい
夫のリストラ問題はまだまだ続く
夫のリストラ問題、まだまだ続いてもらっては困る。
夫のリストラ問題、お願いだからこれで終わってください。

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Monday 1 September 2014

夫のリストラ問題、まだまだ続いてもらっては困る。

就職したとたんに、夫の所属する部署の仕事をアウトソーシングする事になったので、
皆さんリストラです~。と、会社から宣告された夫。

当初はめっぽう怒っておりましたが、まあ、怒ったら失業しないならば怒りがいもありますが、
この場合、いくら怒ろうが、ギャフンといいながら地団駄踏もうが、
失業することには変わりありません。

夫はこの会社に就職したてだったので、採用プランに問題がなかったのか
そのあたりでゴネてみる可能性もあったのですが、それも面倒だったのでやめました。

夫の同僚の方々の対応は、勤続年数の長い人はそれなりの補償が期待できるので、
その補償の金額が提示されるまでは会社に残ろうという感じ。

夫みたいに勤続年数の短い人は、とりあえず就職活動をして、
みつかったらそっちに移る。

会社の誤算は、そこにありました。

何と会社は、のんきなことにも、アウトソーシングの為リストラすると
発表しても、すぐに アウトソーシング会社とのKT(Knowledge Transfer、つまり引継ぎ) 
の手配をしていなかったのです。

アウトソーシングでリストラの発表のあと、夫のように転職してまもないスタッフは、
就職活動して新しい就職先を見つけて、どんどん辞めていきます。

つまり、その会社に転職してまもないスタッフは、最近の就職戦線でその仕事を
勝ち得た履歴書がある人達で、だから意外とすんなり次の仕事もみつかるのです。

そこであわてたのは、会社。

会社曰く、皆、そんなに次の仕事が見つかると思わなかったとの事。
よって、KT(引継ぎ)の手配は切り替え時期ぎりぎりを予定していたと思われる。
コストを節約するためにね。

アホすぎる。。。

夫が会社に辞職の意を伝えた頃には、
会社としてはかなりスタッフ不足を懸念する状態となっていたらしく、
退職意思を伝えるのは3ヶ月前、という契約だった夫は、
1カ月後に辞めたいと言うと、難癖つけられました。

「いやいや、今、夫を引き止めて、あとで責任とれるんかい! 」
私の心の叫び。

でも、心の狭い私と違って、心優しい夫は、新しい会社に頼んで入社日を2週間遅らせてもらい、
双方一ヶ月半という、大岡越前の三方1両損のような結果で終わったのですが。。。

夫の場合、彼を採用した時点でリストラの計画があったのかどうか、という疑問を
人事に匂わせながらの交渉だったと思われるので、その辺りで、
会社としても、もし裁判とかに持ち込まれたら、やっかいだと思ったのでしょう。

とりあえず、結果としては夫は転職先が見つかり、なんとか希望(に近い)
タイミングで退職できたので、御の字だと思っています。

希望日よりちょっと延びた退職日までのお給料も、もらえたしね!


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夫のリストラ問題はまだまだ続く
夫のリストラ問題、まだまだ続いてもらっては困る。
夫のリストラ問題、お願いだからこれで終わってください。

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