Thursday 19 April 2018

小銭貯金

我が家の夫は、瞑想好きです。

家でもほぼ毎日瞑想しているのですが、
どうやら、瞑想するたびに小銭貯金をしているようです。
多分、一時間瞑想したら1ポンドとか、そんな感じで。

「じゃあ、それが貯まったら、パブに行こう!」

と言ったならば、あっさりと却下。

瞑想貯金が貯まったら、僧院に寄付するつもりみたいです。

まあ、それは良いのですが。。。

本日、夫が机の上に小銭を貯めているのを発見。

これは、もしかして、、、とピンときた私。

夫に聞きました。

「これは、もしかして、瞑想貯金するために小銭を貯めている?」

答えは、「Yes」

なんと夫は、小銭貯金をするために小銭を貯めておりますのです。

貯金をするためにお金を貯めるとは。。

ちょっと感心してしまいました。

Tuesday 17 April 2018

髪の毛

掃除をしていると思うのですが、
家の中のごみって、ほぼ半分くらい髪の毛のような気がするんです。
後半分は、ホコリとか食べかすとか。。

もし、お坊さんのように髪の毛を剃ってみたならば、
剃ったら剃ったなりに、超短い髪の毛が、それこそホコリのように落ちるのか、
もしくは、剃った頭を保つには、毎日とは言わずともけっこう頻繁に
剃らないといけないと思うので、その際に抜け毛も一緒に処理されてしまうのか、、、

お坊さんが髪の毛を剃るのは、髪型を考えたり(思考と時間の無駄)
髪を整えたり(時間の無駄)といった事で
思考や時間を浪費しない為なのかな、と思っていましたが、
掃除の手間を減らすという事もあるのかもしれませんねえ。

Monday 16 April 2018

瞑想ごっこ(3)-アプローチ変更を試みる。

ゆるゆると、瞑想ごっこを続けております。

現在の私がやっているのは、瞑想とはとても呼べたものではないので、
瞑想ごっこと呼んでおりますが、無限の雑念ループに迷い込んでおります。

瞑想ごっこ(2)ー 無限の雑念ループ

近頃の悩みは、瞑想ごっこをした後に、やたらと眠くなることです。

そんなこんなを夫と話していて、別の角度からのアプローチを提案されました。

まず、私が教えてもらった瞑想の方法の基本は、こんな感じです。

ー 自分の呼吸に意識を集中する。
ー 意識が他の所に飛んでしまったら、飛んでしまった事に気づいた時点(*)ですぐに引き戻す。 
ー また意識が飛んでしまうと思うので、気づいた時点で引きもどす。
ー これを延々とくりかえす。
ー 延々と繰り返すことによって、腹筋運動したらお腹に筋力がつくように、意識を引き戻す筋力のようなものが鍛えられる。

こちらで、あえて(*)をつけてみましたが、
飛んでしまった意識を引き戻すには、飛んでしまったことに気がつくことが必要です。
ちなみに私の場合、意識が飛んでしまっている事に気がつかない時間も
結構あると思われます。

閑話休題

夫が言うには、私が瞑想ごっこの後に眠くなるのは、
おそらく私の意識はあちこち飛びまわりすぎてきて、
引き戻すのに疲れてしまって、眠くなるのでは、と。

なので、次回からは、引き戻すのではなく、意識が飛んでしまったら、
飛んでしまった意識を観察してはどうかと提案されました。

まあ、意識を小さい子供に例えてみると、
子供がちゃらちゃらと何処かに行こうとするのを
いちいちとっ捕まえて引き戻すのではなく、
そのままついて行って観察する戦法ですな。

でも、そのまま一緒に遊んでしまってはいけません。
あくまで、観察するのです。

それが大事です。

というわけで、今回新戦法を試してみました。

多分、そんなに眠くならなかった、と、思う。
でも、ちゃんと出来てるのかはまだわかりません。
もう少し練習してみます。

せめて、「瞑想ごっこ」ではなく「瞑想」した!って自分で思える程度に
出来るようになりたいものです。

Monday 9 April 2018

アラフォー・クライシスに思う事

アラフォークライシスなる言葉をインターネットで見つけました。

色々なニュースや掲示板で話題にのぼっていたので、ふと気になってググッてみたら、
NHKのクローズアップ現代で取り上げられていたのですね。

私、現在45歳。

厳密にはアラフォーではないと思うのですが、いわゆるこの
「アラフォークライシス」に該当する年代だと思います。

私が大学卒業して就職したのは、確か1995年。
バブルがはじけて、就職が難しくなり始めた2年目くらいだったはず。
私の2年上の先輩までは、売り手市場だったのと記憶しております。

一つ上の先輩の就職が厳しくなって、私の年は、最悪にだろうと言われて、
「ああ、運が悪いなあ」って思っていたら、私の一つ下も、そのまた一つ下も
毎年毎年最悪を更新していって、驚いておりました。

そんな感じで、何年間最悪を更新したのかは記憶が定かではありませんが、
ちょうど私の年代(昭和47年生まれ)くらいから10歳下くらいまでが、
今のアラフォークライシスと呼ばれる就職氷河期世代なのでしょうか。

そんな中、何とか中堅企業に正社員としてもぐりこんだのですが、
入社して数年経ったら、せっかく入った会社も、業界自体が先細りで、
あまり将来が明るそうでないことが感じられるようになりました。

その会社で定年まで働く自分の姿が想像できなかった私は、
真面目に働いているようなフリをしながら、かねてからの夢であった
語学留学に向けて貯金に励んでおりました。

とはいえ、結構臆病者の私は、学費や現地での生活費に加え、
帰国後、再就職するまでの間の生活費等の事も考えておりましたので、
十分だと思える資金が貯まるまでに、6年間もかけてしまったのですが。。

1995年に就職して6年働いて、時はすでに2001年になっています。
そして2001年、イギリスは日本との間にワーキングホリデー協定を結んだのです!

語学留学先はイギリスを希望していた私は、早速ワーキングホリデーについて
調べたのですが、2001年の開始当初は、年齢制限が25歳だったのです。

そしt、当時の私は28歳。。。

なんて、運のない。。。

その辺りも、アラフォークライシスな感じがしますなあ。

そして失意のあまりオーストラリアなのどワーキングホリデーも検討したり
しながら、やっぱり初志貫徹、イギリスに語学留学することにしました。

で、念願の語学留学でイギリス(ロンドン)に来て驚いたのは、
自分と同じくらいの年頃の語学留学生の女性がワンサカいた事です。

それも、語学留学で学生ビザを何度も更新して、すでに3年やそれ以上
ロンドン滞在している人もワンサカおりました。

就職氷河期は、特に4年制大卒女子に厳しかったのです。

男女雇用機会均等法の為に、企業は、職種の割り当てを
性別によって行うことができなくなりました。

よって大企業などは、
従来なら男性に割り当てられていたような職種を「総合職」
従来なら女性に割り当てられていたような職種を「一般職」
と呼んで、学生が応募する際ににどちらかを希望させるようになったのですが、
4年制大卒女子は、一般職にはまず受からないという状態でした。

あぶれた4大卒女子は、派遣や契約社員に流れていきます。
そして、卒業後2~3年働いて少しまとまったお金が貯まったら、
早々に日本社会を見限って海外脱出していたのです。

私は日本でお金を貯めるのに少し長めに時間をかけたので、
出遅れた感があったぐらいです。

アラフォー・クライシスを語る際には、この世代は海外脱出した人間も
けっこう多いのだと言う事も、付け加えて欲しいものです。

確かに、我々は運の悪い世代だと思います。

でも、今、人生の中盤になって考えてみたたら、
もし自分がバブル就職組で、上手く波にのって大企業に就職できていたとしたら、
もしくは、もし大企業に勤める男性と結婚していたら、
将来は安泰だったか?というと、それは「否」です。

今、大企業が経営危機に陥り、大手銀行がどんどんリストラをはじめ、
アラフォー・クライシス以外の世代の人たち、今まで既得権に甘んじて
生きてきた人たちの生活にも影がさしはじめています。

私たちアラフォー・クライシス世代は、今まで何をやるにしても大変だった
運の悪い世代だとは思いますが、その反面、打たれ強いし、
お金の使い方は地味だし、逆境で生き残る能力がついてると思うのです。

Wednesday 4 April 2018

時間を浪費するという事

特に休日など。

やりたい事や、やらなければならない事はたくさんあるのに、
ついついダラダラしてしまい、
一日の終わりに振り返った際に「結局、今日は何もしてない!」
なんて事は、多かれ少なかれ誰にでもあると思います。

そんな日は、「一日無駄にしてしまったなあ」と自己嫌悪に陥るわけです。

フルタイムの仕事からパートタイムに換わって、仕事がない平日は
やりたい事や、やらなければならない事を片付けるチャンスなのですが、
ついついダラダラと午前中を過ごしてしまって、
慌てて午後から活動を始め、そうこうしている内にあっという間に
夕食準備の時刻になり、「ああ、午前中から活動を始めていたら。。。」
と後悔する事が多々あります。

自由時間の使い方が下手なのです。

ここしばらく、そうやって時間を浪費→後悔という経験を繰り返した事により、
過ぎ去った時間は、戻ってこないと言う事が、感覚的に分かってきました。

いままでも、頭では分かっていたのですが、実感していなかったので、
ついついダラダラしてしまっていたのです。

時間を浪費する事によって初めて、浪費した時間は戻ってこないという事を
学ぶとは。。。人生って皮肉なものですねえ。