Thursday 28 February 2019

ヤンゴン最新ショッピングセンター事情

ヤンゴンには最近、ステキなショッピングセンターが
雨後の筍のようにニョキニョキと出現しています。

オシャレでリッチなヤンゴンっ子は、新しいショッピングセンターができると
我先と出かけて行き、その様子を Facebook にアップしたりするわけなのです。

少し前にオープンした、ベトナム資本のミャンマープラザは、
それまでヤンゴンにあったショッピングモールとは一線を画し、
アメリカ・ヨーロッパ・日本その他諸々のブランドが出店しています。

そしてなんと言っても、エアコン完備!

ちょっとしたアミューズメントパークですね。

ミャンマープラザがオープンした当初は、
ヤンゴンっ子は猫も杓子もミャンマープラザ状態でした。

ミャンマープラザに行けば、夫の友人にバッタリ会ったりして
かなり面白かったのですが、それも今は昔。

今の一番人気は、なんと言っても、
シンガポール資本の高級ホテル、パン・パシフィックに隣接する

ジャンクション・シティでしょう。

まず、立地が抜群に良い。

スーレーパゴダやチャイナタウンにも程近いダウンタウンにあり、
あのボージョーアウンサンマーケットの向かいにあります。

そして、さすがシンガポール資本なだけあって、

内装がシンガポール。

一歩足を踏み入れたら、ヤンゴンにいる事を忘れてしまいそうです。

はっきり言いまして、ジャンクション・シティに行った後に
ミャンマープラザに行くと、ミャンマープラザがダサく見えますからね。

これには、ベトナム人ビジネスマンも地団駄踏んで悔しがっている事でしょう。

一時はあんなにブイブイいわしていたミャンマープラザ。

三日天下というか、驕る平家は久しからずというか。。。
(別にミャンマープラザが驕っていたわけではないと思いますが)。

諸行無常といいましょうか、Nothing lasts forever. でございます。

ショッピングセンターという、物質主義の頂点みたい存在の中に、
禅的な世の中の真理を感じてしまいました。

Monday 25 February 2019

お金を払うバトルに連敗中の夫(ミャンマー人)

夫(ミャンマー人)。

ミャンマー里帰り中に、お金を払うバトルで連敗記録を更新中。

夫(の言い訳):The battle is quite hostile...

さてその、「お金を払うバトル」とワタシが名付けたそのバトル、
どういうバトルかと言いますと。。。


ミャンマーでは、大人数集まって会食をする場合、
基本的に、割り勘はしません。

今まで、そんなシチュエーションで割り勘してるの見たこと無いです。

では、どうやって支払うかと言いますと、誰か1人が全部どどーんと払って、
他の皆は「アリガトゴザイマス!」と、ゴチになるわけです。

まるで、伝票のロシアンルーレット。

日本人のワタシとしては、我が家に順番が廻ってきたらどうしよう。
手持ちの現金で足りるかなあ。アセアセ。
と、いつも気が気ではありません。

さて、そんなシステムなので、何より緊張するのが会計時。

会計時に、バトルが繰り広げられるのです。

とはいっても、伝票の押し付け合いになるのではありません。

伝票の奪い合いが起こるのです。

ここで、ウェイター(ウェイトレス)さんの動きが、非常に重要となります。

彼らは、この会食のスポンサーは誰なのかと的確に値踏みして、
その人の前に伝票を置かなければなりません。

それでも、伝票が誰かの前に置かれた瞬間、目ざとく見つけて
ささっと駆けつけ、伝票をひったくる人もいます。

伝票が来た瞬間の反射神経が大切なのです。

出遅れてしまうと、バトルに加わる隙もありません。



そして、我が夫(ミャンマー人)は、
今回の里帰りで、このバトルに負け続けました。

明らかに、普段の練習が足りないようです。

だってヨーロッパでは、割り勘が基本ですからねえ。
こんなバトルは存在しないのです。

夫が里帰りという事で、彼の友人関係が集まる場合、
久しぶりということで、10人以上の会食になることが多いです。

そして、やっぱり久しぶりという事で、ちょっとはりこんで、
他よりちょっと高めのお店に行くことが多いです。

そうなると、いくらミャンマーと言えども、
お会計の合計は、軽く200USドル以上になってる思う。

夫(ミャンマー人)は、一応英国で働いてお給料もらってるから、
たまに会う友人との会食で200USドル支払うのはOKですが、

ミャンマーは、最低賃金が一日4,800チャット(約3.13USドル)なのですよ。

それで、200USドルって、最低賃金のお給料の2か月分以上ではないの!

それも、一ヶ月30日丸まる働いて!

ちなみに、夫が自分で主催する場合はもう少し経済的なお店を選ぶのですが、
それでも一人当たり10USドルくらいはかかります。

ミャンマーの外食は、けっこう高いです。

その、決して安くはないお会計を、1人でババーンと支払う夫の友人達。

お金持ちだ。。。

夫によると、彼らはミャンマーでは中産階級、もしくは中産階級の上くらい。
大抵、自分でビジネスをしているか、もしくは医者や地主など。

ミャンマーの中産階級だと、先進国のサラリーマンでは
経済的に太刀打ちできません。

その上にはさらに、Filthy Rich (超お金持ち)な人達がいるらしいです。

ワタシは、ミャンマーの Filthy Rich (超お金持ち)な方には
お会いしたことがありませんが、どんなんなんだろう。

日本が格差社会になってる云々といわれていますが、
ミャンマーの格差社会に比べたら、カワイイもんです。

ミャンマー貧富の差には、恐ろしいものがあります。

Saturday 23 February 2019

ミャンマーパゴダの外国人入場料(追記その2)

チャイニーズニューイヤーは、ミャンマーの里帰りしていました。
夫の家族がヤンゴンに大集合です。

さて先日、ミャンマーパゴダの外国人入場料(追記その1)にて
日本人であるワタシが、つまり、
パッと見はミャンマー人に見えないこともないワタシが、
ミャンマー民族衣装を着ることによって、
ミャンマー人のふりしてパゴダを無料訪問できるか?
という可能性について検証してみました。

で、結局、今年のミャンマー里帰りではどうしたかといいますと、
夫家族と一緒に、ミャンマー装束で行った時も支払いました。

今回の訪問では、家族みんなで外国人用の入口から入場しました。

ワタシだけ入場料払って、駅の改札にあるような三つ又になったバーが
くるくる回転するゲートをガッチャンと廻して入場。

夫と家族は、外国人用入口に設置されたミャンマー人用通路を通って入場。

せっかくミャンマー装束で来たのに。。。


残念がるワタシを尻目に、不要なトラブルを避ける為だと、太っ腹な夫。

入ってみると、正直、入場料払っといて良かった~と思いました。

ワタシ以外にも、見た目アジア系でミャンマー装束着てるのに、
外国人シール貼ってる人達を、ちらほら目にしたのです。

最近、近隣諸国からの観光客が多いので、
アジア系のルックスではだまされなくなってきている模様です。

たかが10ドル。されど10ドル。

決して安くはないけれど、やっぱり正直にならないとね。

でも今後、気軽にシュエダゴンパゴダに行けなくなっちゃうなあ。

残念。

Friday 22 February 2019

ミャンマーパゴダの外国人入場料 (追記その1)

ミャンマーパゴダの外国人入場料
ミャンマー人の嫁として悩ましい問題です。

去年のミャンマー里帰りでは、ミャンマーの民族衣装に身を包み、
家族に紛れてシュエダゴンパゴダにお参りに行ってきました。

ミャンマー人として。

その後にちゃんと、夫(ミャンマー人)と二人で行って、
一度は入場料を払ってきましたよ。

こんな事を書いていると、夫と二人で行く時も、
民族衣装着てミャンマー人のふりをしたら
入場料払わなくて済むんじゃないの?

と思われる方もいるかもしれません。

西洋人はともかく、ワタシは日本人なんだし。
パッと見は、中国系のミャンマー人に見えなくもないし。

でもね。バレるんですよ。これが。

昔、今みたいにシステマティックに入場料を取る前、
ミャンマーの観光客が増えて、外国人からは
入場料を徴収しようということになった当初は、
料金所なんて目立たないもので、気づかずに料金を払わないで
入場してしまう外国人が多数いました。

境内には、料金徴収の係員が巡回していて、
入場料を払ったらペタっと貼ってもらえるシールを貼らずに
うろうろしている外国人を見かけたら、係員が声をかけて
料金を徴収していたのです。

そしてワタシは、見事にその係員に声をかけられてしまうんです。
ミャンマーの民族衣装着てても。


なぜ、ワタシが外国人だって分かるんだろう。
はじめは不思議におもっていtsのですが、
ある時、気がつきました。

足や!

ミャンマーのパゴダでは、皆、靴も靴下も脱いで裸足になります、
仏様への敬意を示すためです。

つまり、みんなの足は丸見え。

ミャンマー人は、普段裸足というか、サンダルで生活しているので、
彼ら彼女らの足は日に焼けてて肌もしっかり固そうな感じ。

かたや、普段靴下はいて、その上に靴をはいてるワタシの足は、
日光なんて、滅多にあたることのないワタシの足は、
真っ白で見るからにヤワヤワなのです。

係員は、ぜーったいに、足を見て判断してると思います。

日本人で、ミャンマー民族衣装きでパゴダ無料入場に挑戦したい方は、
まず自分の足をチェックして見てください。

日に焼けてない、柔らかそうな足の場合、きっとバレるので、
大人しく入場料を支払いましょう。

ミャンマー人のような感じの足になるのは
一朝一夕では無理だと思います。

かなり長い期間、靴を履かない生活をしないと。

夫も、英国に来る前は靴なんて滅多に履かなかったらしいです。

夫の足を見ると、足の指が見事に自由な感じに外側を向いてます。

そういえば夫は、英国に来た当初は靴の選び方が分からないって言ってたなあ。
私は、どうしようかと途方にくれたもんです。

それも今は、懐かしい思い出。


Thursday 21 February 2019

瞑想中の夫と大仏様との類似性に驚愕のワタシ。

夫(ミャンマー人)の日課は瞑想です。

迷走ではありません。瞑想です。

普段は、書斎として使っている小部屋で瞑想するのですが、
時々、気分を変えるためか、居間で瞑想してたりします。

週末の朝、ワタシが朝寝を楽しんでいる隙を見て、
居間瞑想と洒落込む夫。

それを知らずにのそのそと起き出して、居間へ向かうワタシ。

居間の扉を開けるとそこには、
ソファの上で胡坐をかいて、瞑想する夫(ミャンマー人)

目を閉じて、肩からブランケットをまとっているその様子は、
大仏様を彷彿とさせます。

ああ、大仏様が穏やかなお顔で座ったはるのは、
あれは、瞑想したはる姿なんやなあ。

ふと、合点がいったのです。

それだけです。
オチはありません。

Tuesday 19 February 2019

驚きのミャンマー土産

先日、チャイニーズニューイヤーでミャンマーに里帰りしてきたのですが、
その際に、友人からもらったミャンマーのお土産が衝撃的でした。


こちら、最近ミャンマーのお土産物業界でブイブイいわしている、
Tree Food による、オシャレにパッケージされた
ミャンマーの伝統的なお菓子シリーズの一つで、
Pea-Chaung という商品です。

見た目はかなりカリントウ。

ひよこ豆でできた生地に、パームシュガーを絡めたカリントウです。
パームシュガーは、まろやかな甘みが美味しいですね。

でも、日本のカリントウとは決定的な違いが!


パッケージを良く見てみると、、、


なんとこれ、ガーリックフレーバーのカリントウなのです。

ひよこ豆とパームシュガー。

その流れに、ガーリック味をのせてしまうとは!

ミャンマー人、恐るべし。

って、どんだけガーリック好きやねん。

Monday 18 February 2019

ミャンマー行き航空券、選択肢が増えましたねえ。

チャイニーズニューイヤーという事で、
一週間ほどミャンマーに(夫の)里帰りしてました。

最近はミャンマーに乗り入れる航空会社が増えたため、
ロンドンからミャンマーまでの航空券にも、色々な選択肢ができました。

つい10年ほど前までは、タイ航空、シンガポール航空、
カタール航空とエア・アジアくらいしかなかったのですが。

今ではあの、天下のエミレーツ様まで乗り入れてます。
隔世の感がありますね。

さて、我々夫婦は、里帰りは一年に一度程度。

なので、マイルなんて貯まりません。

エミレーツがミャンマーに就航した際には、
日本行きとミャンマー行きの両方をエミレーツで飛べば、
マイルが貯まるかも?

なんて、考えた事もあるのですが、一度、エミレーツで日本往復してみて、
こりゃダメだ、となりました。

若い人、もしくはビジネスクラスで飛べる人にはOKかもしれませんが、
中年でエコノミークラスしか乗れない我々夫婦には、
エミレーツ、すなわち、ロンドンードバイー日本という経路は辛すぎます。

一回でギブアップ。

日本に里帰りする際には、大人しくヨーロッパ系航空会社を使用しています。

ただ、エミレーツ航空で、ロンドンからミャンマーに行くのは
無駄のないルートで、身体もそんなに辛くないのですよ。

大体、ロンドンードバイが7時間くらいで、
ドバイーミャンマーが5時間くらいだったでしょうか。
(復路は偏西風に逆らっていくので、各フライトプラス1時間くらいです。)

合計で12時間(復路は14時間)。

ドバイって、ちょうとロンドンからヤンゴンに直線をひっぱった
真ん中辺り(ちょっとヤンゴン寄り)の所にあるんですよねえ。

毎年日本に行ったりミャンマーに行ったりしている我々夫婦にとって、
7時間くらいのフライトはヘッチャラです。

なので、ミャンマーへはエミレーツで飛ぶことが多いのですが、
今回は、希望する日程だとエミレーツが高かったので、タイ航空にしました。

このように、その時その時、安い航空会社で飛んでいるので、
我々夫婦にはマイルがたまりません。まあ、いいや。

タイ航空は、昔からヤンゴンに飛んでいたエアライン。

エミレーツ就航前は、タイ航空からシンガポール航空で飛んでいましたので、
こちらも慣れたもんです。

慣れたもんなのですが、、、やっぱり、、、
ロンドンーバンコクのフライトは長い。

往路で11時間。復路が12時間。

ロンドンー日本の直行便と同じくらい。

バンコクからヤンゴンへは、1時間ちょっとのフライトなのですがね。

なので、長距離のフライトさえやっつけてしまえば、
まあ、後はどうって事ないのですが、やっぱり10時間越えのフライトはツライ。

中距離のフライトを日本立て続けにのるか、
長距離+短距離か。

どっちが楽なのかなあ。

Sunday 17 February 2019

合意なきブレグジット(英国EU離脱)に備えて何ができるか

昨日、割れたグラスを片付けていて、ふと思いました。

きっと、ブレグジットも、この割れたグラスみたいなもので、
もう、元には戻らない。

壊れてしまったものは、壊れてしまったと
その事実を受け入れて、建設的な対策を考えるしかないのです。

2度目の国民投票を求めるというのは、
壊れたしまったグラスを、接着剤で修復するようなものです。

まあ、国宝級の壷などなら、お金に糸目をつけないで
最新技術やスーパー器用な人を投入し、見事に元のような姿に
よみがえらせる事も可能かもしれません。

でも、どれだけ見た目を再現しても、それは元の壷ではないのです。
元の壷は、割れてしまったのですから。

ですので、ワタシとしては、壊れてしまったという事実を受け容れて、
その事実と共に前進していくという道を選びたいと思います。


建設的な対策の一つとして、物価上昇や物資不足に備え、
トイレットペーパーとか食料品とか買い溜めしてる人もいるようですが、
うちは買い溜めはしない予定です。

だって、買い溜めしても、置いておくスペースがない。

トイレットペーパーは、普段より1パック程、
余分にストックしておこうと考えていますが、食品はムリ。

日本やミャンマーの乾物など、雑多な食品ストックが
すでにキッチンの食料保管スペースの大部分を占有していて、
新たに買い溜めしたものを置いておくスペースなんてありません。

ワタシとしては、この機会に、すでに家にある雑多な食品ストックを
できるだけ食べ尽くしてしまおうと考えています。

そして、生活において「絶対にこれがないとダメ」というこだわりを
無くしたいと考えています。

モノへのこだわるという事は、すなわち、モノに支配されるという事。

この機会に、モノに支配される生活からの脱却を試みようと思います。

Saturday 16 February 2019

割れたグラス

今日、お気に入りの6個セットのグラスの一つを割ってしまいました。

夫に、「ごめん、このグラス一つ割っちゃった」と謝ったら、

「いいんだよ。新しいものを手に入れれば、古いものを失う。
 そういうもんだよ。」

そう、折りしも今朝、IKEAで食器を二つ買ったのです。

そうやねえ。

入ってくるモノがあれば、出て行くモノがある。

ワタシは結構そそっかしいので、定期的に食器を割ってしまいますが、
それもある意味、自然なの事なのかもしれないなあ。

ワタシがそうやって定期的に壊してしまうので、
うちの食器棚には、一つ二つ残ったいろんな形のグラスがあります。

それもまた、ワタシたち二人の生活の歴史なんやなあ。

食器を割ると、とても気分が落ち込んでしまうのですが、
そう考えると、ちょっと浮上できそうです。

Monday 11 February 2019

No unaccompanied ADULT allowed

私は元々本の虫ですが、その中でも絵本が大好きです。

日本でOLをしていた頃は、留学資金を貯金していたので、
節約のために本は地元の図書館で調達していました。

児童書コーナーには沢山の絵本があって、
絵本が好きな私は、図書館で絵本を読んで、
タイトルや出版社、感想などを読書日記として記録していました。

外国絵本の翻訳が私の夢だったので、
イギリスに来てからも、まだ時間があった語学学校時代は、
図書館で絵本を読んでは記録をつけていたのですが、残念ながらその記録は、
日本から持ってきたコンピュータが壊れた際に失ってしまいました。

そして今、セミリタイアして時間ができたので、
昔みたいに図書館に行って、絵本を沢山読みたいと思ったのですが、
残念な事に、私が今住んでいる地域の地元の図書館は、
リーマンショックの緊縮財政のあおりで閉館してしまい、
徒歩圏内に気軽に行ける図書館がなくなってしまいました。

さて先日、野暮用があって以前住んでいたエリアに行ったので、
ついでにその地域の図書館にも寄ってみました。
引っ越す前は、その図書館で絵本を読んだりしていたのです。

で、児童書(絵本)のエリアに向かうと、なにやらカラフルなプラスチックの
バリケードが張り巡らされています。

そして貼紙には、

No unaccompanied ADULT allowed


unaccompanied というのは「同伴者のいない」という意味で、
通常、保護者に同伴されていない子供を指す際に使用されます。

No unaccompanied CHILD  allowed は、
「保護者が同伴していない子供の入場禁止」という事になります。

つまり、No unaccompanied ADULT allowed とは、
「子供が同伴していない大人の入場禁止」という事になります。

あああ。

この図書館の児童書エリアには、もう入れないんだなあ。
残念だけど仕方ない。

イギリスでは、公園の子供エリアや図書館の児童書エリアなどで、
No unaccompanied ADULT allowed というサインをよく見かけます。

子供が遊んでいる場所に出入りして子供達と親しくなり、
油断させたところで誘拐したり、変なことをしたりする
大人がいるんでしょうねえ。

なので、自分の子供を遊ばせるという目的以外で
子供エリアに行く大人は、不審者扱いされるのです。

嘆かわしい世の中です。

でもまあ、仕方ない。

子供達の安全の方が大切です。

今の住んでる所には、少し足をのばしたら、少し大きな図書館があるのですが、
次はそちらもチャレンジしてみよう。

絵本はかさばるし、すぐ読めてしまうので大量になるので、
図書館で読めたら助かるのですが。

まあ、どうしてもダメだったら、本屋さんで立ち読みという手があるか。
なんと、イギリスの本屋さんは、基本、立ち読みOKなのですよ。

すごい、太っ腹でしょ。

Sunday 10 February 2019

一つの事を、2通り以上の英語で

自分が日本語で表現できる事について、
一つの事を、2通り以上の英語で表現できるようにする。

それが、今のワタシの英語学習における目標です。

まずは、標準語の日本語で言える事は、ほぼ、英語で表現できる
というのが目標でした。

今は多分、それはできます、

標準語の日本語で言える事なら、英語で言えます。

関西弁でしか言えない事については、ちょっとわかりませんが。

でも、今のワタシは、少なくとも自分が標準語に翻訳できる事柄ならば、
大抵は英語にも翻訳できます。

大体ワタシは、日本語標準語を話す時、
英語を話すのと同じくらい(もしくはそれ以上)
気構えしてしまうのです。


通訳みたいに、他人が発信した日本語を英語にするのは無理ですが、
自分自身が発信する事柄ならば、とりあえず一通り英語にできるので、
次は、表現力を豊かにしたいのです。

そのためには、一つの事柄について、いつも同じ英語の表現を使うのではなく、
状況などに応じて異なる表現を使い分けたいなあ、と考えています。

一つの事柄を、丁寧な言い方とスラング、書き言葉と口語、
ビジネス的な言い方と普通の日常生活の言い方、
という風に使い分けることが出来たら、表現力が倍増すると思うのですよ。

そのためには、まずはテレビを見たり本を読んだり、
大量のインプットを行いつつ、アウトプットの際にも、
意識的に、状況に応じて表現を使い分ける練習をする必要があります。

そういう努力を地道に続けていったら、
ネイティヴスピーカーの英語にも少しでも近づけると思うのです。

ネイティヴには絶対になれない事は分かっているけどね。

Saturday 9 February 2019

セミリタイア?パート主婦?

私は自称、セミリタイアラーです。

でもよく考えてみたら、夫はフルタイムで働いているので、
パート主婦とも言えない事はないのですね。

ではなぜ、パート主婦ではなく、セミリタイアラーだと自称しているのか。

それは、私の中ではパート主婦とは
  • 働きたいけれど
  • 子育てと両立するためにはフルタイムで働けないから
  • パートタイムで働いている
というイメージで定義されているからです。

我が家には子どもがいないから、私は子育てと仕事の両立の為に
パートタイムになったわけではありません。
なので、パート主婦というはどうもしっくり来ないのです。

では、子なしパート主婦ってのはどうかしら?


私の中では、子なしパート主婦とは、
  • 働きたいけれど
  • 結婚して引っ越したばかりで現在フルタイムの仕事を探し中だから、または
  • 赤ちゃん待ちなので働く時間をセーブしたいから
  • パートタイムで働いている
という感じ。

私が結婚した当初、フルタイムの仕事に就くまでのあいだ約1年ほど
パートタイムで働いていた事があったのですが、
その時の私は、子なしパート主婦だったと思います。

でも、今の私は、子なしパート主婦とはちと違うなあ。

今までの人生で通算19年くらいフルタイムで働いて、
フルタイムに働く生活に疲れてしまったから、
働く時間を減らして、ゆっくり生活しようと思っているわけなので、
やっぱり、セミリタイアラーって言うのが一番しっくり来るわけなのです。

将来、夫も晴れてセミリタイアした暁には、
夫婦そろって正真正銘のセミリタイアラーになるわけですが。

でも夫は私より年下なので、今はまだセミリタイアには早すぎます。
せめて、ワタシがセミリタイアした年齢までは、
頑張って働いてもらわなければ!

というわけで、もうしばらくの間はセミリタイア?パート主婦?という
どっちつかずの状態が続く予定ですが、
やっぱりワタシ自身としては、パート主婦というよりは、
セミリタイアラーがしっくりくるのです。

Friday 8 February 2019

プチぎっくり

ある日、朝起きたら腰が痛くって。

「普通の腰痛」っていうのが存在するのかどうか知りませんが、
長距離フライトの後とかに「ああ腰が痛い」っていう程度の腰痛を
普通の腰痛を言うならば、それに比べたら格段に辛い痛さです。

そういえばワタシ、10年くらい前、35歳くらいの時に一度
プチぎっくり腰をやりました。

周りにも、30代半ばでプチぎっくりの経験者がチラホラ。

ワタシが思うに、おそらくそれくらいの年代って、
心の若さと身体の若さがマッチしていないんです。

身体はだんだん歳をとってきているのに気づかないで、
心は若いままに身体を動かすから、
プチぎっくりになる危険性が高まるのですね。

ワタシの場合は、押入れの中の拭き掃除をしていて
ちょっと無理な姿勢で奥のほうに手を伸ばしたときに、

プチ。

プチぎっくりは、プチって音がします。

まだ経験したことないけど、きっと本格ぎっくり腰は、

ぎっくり。

って音がするんだろうなあ。

さて、今回のこの腰痛は、
プチぎっくりの2~3日後、って感じの痛さ。

でも、プチ。も、ぎっくり。も聞いていないので、
きっとぎっくり関係ではないと思う。

ていうか、無いはず。

そもそも、寝ている間にぎっくり腰になったなんて話、
聞いたことがない。

もしかして、寝違え?

腰って、寝違えるのかなあ?

Wednesday 6 February 2019

死への恐怖とアルツハイマーと瞑想と

これは、全く科学的根拠も医学的根拠も何も無い、
ワタシの純粋な想像による個人的な考えです。

でも、この頃ワタシ、思うんです。
アルツハイマーって、神様がくれた最後のプレゼントなのかもしれない。
死の恐怖から解き放ってくれる、神様の思いやり。

なので、アルツハイマーになる人って、もしかしたら、
死ぬことをめちゃくちゃに恐れていた人なのではないかと。

まあ、この仮説は立証のしようがありません。

だって、アルツハイマーになっちゃった人に、
「あなたは死ぬのが怖かった?」って聞けないでしょう?

まあ、聞けない事はないだろうけど、なんとなく聞きにくいでしょう。


ただ、ワタシは思うのです。

アルツハイマーって、もちろん本人も辛いと思うけど、
家族にとって、ものすごくつらいものです。

だって、自分の大切な人を、少しずつ失っていくわけですから。

大切なモノを少しずつ失うって言うのは、とても残酷なことです。

少しずつ失って、本当にもう残りがほんのわずかになった後に、
その人を現実に、物理的に失う。

なので逆に、実際になくなった時のダメージは少ないかも知れません。

そして、本人にとっては、、、
ワタシが想像するに、アルツハイマーとは、
本人にとっても「少しずつ死んでいく」
という感じなのではないでしょうか?

毎日少しずつ、自分が自分である時間が減っていって、
そのうち、まったく自分でなくなってしまう。

そうやって、少しずつ自分を失う事で、
死への恐怖から逃れることができるのでは?

アルツハイマーになる事は、赤ん坊に戻るようなものだと、
たとえられることがあります。

死ぬ間際、何も知らない、何も分からない赤ん坊に戻ることで、
死の恐怖から逃れるのです。

なので、死に対する恐怖が大きい人ほど、
アルツハイマーになる可能性が高いような気がするのです。

なんとなく。


夫(ミャンマー人)は、ミャンマーの修行僧で
アルツハイマーになった人の話を聞いたことがないと言います。

なので、彼らの食生活や午後に断食をする生活習慣が、
アルツハイマー予防になるのでは、と推測しています。

でもワタシとしては、彼らが日常的に瞑想している事に関係があると思うのです。

瞑想することによって、精神が死の恐怖から解き放たれているのでは。
だから、死を前に、赤ん坊に戻る必要がないから、
アルツハイマーにはならない。

死の恐怖から自由になるのは、並大抵の努力でできることではありません。
でも、死はいつかやってくくるものです。

瞑想することによって、少しでも心の準備ができるなら、
ワタシも瞑想を始めてみようかなあ、と思うのです。

Tuesday 5 February 2019

Happy Chinese New Year!

うちの夫(ミャンマー人)は、中国系ミャンマー人のため、
夫の実家では、春節、チャイニーズニューイヤーをお祝いします。

ミャンマーは、色々な民族の人々が住む他民族国家です。
大多数を占めるビルマ人や、その次に多いシャン人、
その他諸々の少数民族に加え、
インド系や中国系ミャンマー人も多数住んでいます。

中国系ミャンマー人は都市部に多く住んでおり、
ヤンゴンにはチャイナタウンもあるので、
チャイニーズニューイヤーはけっこう大きなお祭りです。

というわけで、

A Happy Chinese New Year to you all!!!

今年はイノシシ年だよ。


Sunday 3 February 2019

モヒンガー屋さんの不思議

モヒンガー。

ビーフンみたいな細麺にナマズベースの魚介スープをかけた、
代表的なミャンマー料理です。

お好みで、色々な揚げ物とかコリアンダーとかをトッピングします。

値段は、今はいくらくらいなのかなあ。

ミャンマーがインフレが激しいので、今現在、
モヒンガー一杯いくらくらいなのか、よく分かりません。

でも、麺とスープと薬味(コリアンダー、レモン、トウガラシ)のみの
モヒンガーがベース価格で、それに揚げ物をトッピングすると
追加料金がかかるというのが基本の料金体系です。

日本のチェーン店のうどんみたいなものですね。


これは、ブーディージョーという、冬瓜のてんぷらをトッピングしたもの。



ワタシは、ミャンマー料理のなかでも、ブーディージョーが好きなのです。

ブーディージョーは、モヒンガーに入れてもおいしいですが、
タマリンドとトウガラシが入った専用ソースにつけて食べるのも好き。

ビールに合います。

ミャンマーに旅行に行かれた際は、ぜひとも
ミャンマービールブーディージョーで一杯やってみてください。


閑話休題。

ミャンマーに里帰りの際は、最低一回はモヒンガーを食す我々夫婦なのですが、
夫(ミャンマー人)はいつも、モヒンガータイムには、
これ幸いと、トッピングを載せまくります。

もう、ベース価格よりもトッピングの価格の方が高くなるくらいに載せまくり。

一度で、食べたいものをすべて食べようという魂胆がみえみえです。

そして、そんなトッピングまみれのモヒンガーをスルスルっと食べ終わると
ヒン=スープだけお代わりします。

なんとこの国、モヒンガーのスープお代わりは、たいてい無料なのだそうです。

さすがに、お代わりと言っても、半分~1/3くらいの量ですし
「お代わり自由」ではなくて、一回だけみたいですが。

我々日本人からしたら、ゆがいただけの麺よりも、
手間隙かけて作った「ヒン」こそが、そのお店の売りであり、
もったいぶってお金を取るべきものなのですが、
なぜか、「ヒン」のお代わりは無料なのですよ。

ああ。不思議の国、ミャンマー。

Saturday 2 February 2019

ミャンマーパゴダの外国人入場料

夫の里帰りにミャンマーに行った時に悩ましいのが、
パゴダの外国人入場料。

例えば、かの有名なシュエダゴン・パゴダ。

前回行った時(2018年6月)外国人の入場料は、
たしか 10,000チャットでした。

 10,000チャットと言えば、日本円で約800円~900円くらい?
チャットも変動が激しい通貨ですので、日本円換算の触れ幅が大きいですが、
大体そんなもんだと思います。

日本人の感覚でも、まあまあ強気な価格設定ですね。。
でも、本当にすばらしい、見ごたえのあるパゴダだし、
外国人にとって 10,000チャットという金額は、払えない金額ではありません。

でも、ミャンマー人にとっての10,000チャットって、ちょっとした金額です。

ミャンマーの最低賃金は日額4800チャットですからね。
最低賃金のお給料二日分以上です。

そして、ミャンマー人にとってパゴダというところは、
日々お参りに行ったり(掃除など)奉仕にいったり、
非常に生活に密着したものであるのです。

もちろん、そんな人たちから入場料を取るわけにはいきません。

それに、お金持ちなミャンマー人は、自らどっかりと寄付するので、
チマチマと入場料をとる必要などないのです。

なので、ミャンマーのパゴダは、ミャンマー人は無料です。

入り口の係員が、外国人だと思った人については、
外国人入り口へ案内され、そこで入場料を支払います。

ここで悩ましいのは、ミャンマー人の嫁であるワタシの取り扱い。


夫と2人で行くときは良いのです。

夫と二人で行くときには、ワタシはジーンズに運動靴と、
外国人観光客丸出しの装いで行きますので、
もちろん入り口でつかまって、入場料を支払います。

夫も、それで良しとしています。
ミャンマーために、ミャンマーにお金を落とすのです。

あ、ちなみに夫は払いません。
夫はジーンズ履いてても、一言話せばミャンマー人認定してもらえるので大丈夫。

困るのは、夫の家族と皆でお参りに行くとき。

この時は、ワタシは、外国人観光客というよりは、
夫の家のお嫁さんという立場でお参りに行くのです。

それなのに、ワタシだけがつかまって、
現地の人にとっての最低賃金のお給料二日分の入場料を支払うというのは、
どうもなんともバツが悪いというか。。。
夫の家族にとっても、納得できないと思うのです。

で、実際の所、どうかといいますと。。。
夫の家族と行く時のワタシは、
完全にミャンマーの民族衣装に身を包み、足元もサンダル履き、
周りを夫の家族や親戚で囲まれた状態で入場しますので
外国人観光客だとは思われません。
するすると、現地人に紛れて入っていきます。

ああ。でもこれは、仕方ないですよねえ。
家族とお参りに行くときのワタシは、ミャンマー人の家族であって、
外国人観光客ではないのですよ。

ということで、許してください。

大抵、ヤンゴン滞在中にワタシがシュエダゴン・パゴダに行くのは二回。

一回は夫と二人で行って、入場料を払います。
もう一回は家族皆でおまいりなので、家族に紛れて入ります。

申し訳ないけど、こればっかりは許してください。

だって、ミャンマー人の嫁なんです~。

ワタシと同じような立場の、他の人はどうしてるんだろう。

Friday 1 February 2019

ミャンマービザ

2018年10月より一年間、日本人・韓国人を対象に、
ミャンマーの観光ビザが免除されることになりました。

この話を聞いたとき、「なぜ一年間だけ?」と思ったのですが、
まだこれは、試行段階なのですね。

まず一年間やってみて、上手く行ったら本格的に導入されるのでしょうか?

ミャンマー観光ビザの申請料金は50USD。

次回のミャンマー訪問は、50USD節約できる!
ビザを取らずに行くなんて、ちょっとドキドキするけど。

でも、節約できるのはワタシの分だけ。

夫の分は、とらなきゃいけません。

いつも、夫(ミャンマー人)と書いていますが、
厳密に言うと、夫は元ミャンマー人の(なんちゃって)英国人。

パスポート的には英国籍なので、
ミャンマーに行くにはビザが必要なのです。

ミャンマー生まれミャンマー育ちの夫にはビザが必要で、
純粋外国人のワタシにはビザ不要なんて。

世の中、皮肉なもんですねえ。

でもまあ、今までは二人分で100USDかかったところが、
次回は1人分50USDですむんですから、
家計が助かるんだから、内訳は気にしないことにしましょう。