Sunday, 3 February 2019

モヒンガー屋さんの不思議

モヒンガー。

ビーフンみたいな細麺にナマズベースの魚介スープをかけた、
代表的なミャンマー料理です。

お好みで、色々な揚げ物とかコリアンダーとかをトッピングします。

値段は、今はいくらくらいなのかなあ。

ミャンマーがインフレが激しいので、今現在、
モヒンガー一杯いくらくらいなのか、よく分かりません。

でも、麺とスープと薬味(コリアンダー、レモン、トウガラシ)のみの
モヒンガーがベース価格で、それに揚げ物をトッピングすると
追加料金がかかるというのが基本の料金体系です。

日本のチェーン店のうどんみたいなものですね。


これは、ブーディージョーという、冬瓜のてんぷらをトッピングしたもの。



ワタシは、ミャンマー料理のなかでも、ブーディージョーが好きなのです。

ブーディージョーは、モヒンガーに入れてもおいしいですが、
タマリンドとトウガラシが入った専用ソースにつけて食べるのも好き。

ビールに合います。

ミャンマーに旅行に行かれた際は、ぜひとも
ミャンマービールブーディージョーで一杯やってみてください。


閑話休題。

ミャンマーに里帰りの際は、最低一回はモヒンガーを食す我々夫婦なのですが、
夫(ミャンマー人)はいつも、モヒンガータイムには、
これ幸いと、トッピングを載せまくります。

もう、ベース価格よりもトッピングの価格の方が高くなるくらいに載せまくり。

一度で、食べたいものをすべて食べようという魂胆がみえみえです。

そして、そんなトッピングまみれのモヒンガーをスルスルっと食べ終わると
ヒン=スープだけお代わりします。

なんとこの国、モヒンガーのスープお代わりは、たいてい無料なのだそうです。

さすがに、お代わりと言っても、半分~1/3くらいの量ですし
「お代わり自由」ではなくて、一回だけみたいですが。

我々日本人からしたら、ゆがいただけの麺よりも、
手間隙かけて作った「ヒン」こそが、そのお店の売りであり、
もったいぶってお金を取るべきものなのですが、
なぜか、「ヒン」のお代わりは無料なのですよ。

ああ。不思議の国、ミャンマー。

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