Thursday 23 July 2020

一枚の古いデニムシャツ

夫(ミャンマー人)が、結婚前から持っているお気に入りのデニムシャツ。

古いけど、縫製もしっかりしていて、デザインも素敵。全然、古臭い感じがしない。

来た時のシルエットがすっきりしてるから、きっと裁断が良いのね。

ちょっとフレンチコネクションみたいな感じ。違うけど。

ふと、そのシャツを洗濯して洋服ダンスに片づける時に、夫に言いました。

ワタシ:このシャツ、結婚前から持ってるねえ。古いけど、まだまだしっかりしてるし、デザインも全然古臭い感じがしないし、高品質なシャツやねえ。

夫:ああ、それね。ミャンマーで買ったんだ。

よく見ると、昔々、ティーンネイジャーの頃の夫の写真の中に、そのシャツを着て写っているものがあります。

ワタシ:おお。そんなに昔に買ったのね。すごい長持ちしてるなあ。ミャンマー製の服は丈夫やなあ。

夫:いや、アメリカ製やと思う。このブランド、調べてみたらアメリカのブランドやった。

ワタシ:でも、あなたが子供の頃のミャンマーって、社会主義だったから外国の物資は入ってこなかったって言ってなかった?

夫:うん。ブラックマーケットで買った。

ワタシ:えええ。違法輸入品?

夫:ええーっと…。違法輸入というわけではないと思うよ…。(ここで少し、言いにくそうになる夫。)

ワタシ:なんか言いにくそうやなあ。なんで?

夫:つまり…その…

ワタシ:その?(問い詰めるワタシ)

夫:先進国で寄付された物資が、ミャンマーに届いた後、その一部がブラックマーケットに流れてるんだよ。寄付として受け取った物資のなかで、品質の良いものは、仲介者がくすねてブラックマーケットに売るんだと思う。

ワタシ:えええ。(絶句)

チャリティー団体の裏側の汚いところを、一枚の古いデニムシャツという形で、まざまざと見せつけられてしまったワタシ。

でも、この素敵なデニムシャツをブラックマーケットで見つけて買った10代のミャンマー人少年(夫)は何も悪いことはしていないと思う。

物資の乏しいミャンマーで、アメリカ製のカッコいいシャツを手に入れた少年は、そのシャツを着て得意げにカメラの前でポーズをとっている。

少なくとも、そのシャツは、その少年をハッピーにしてくれたし、その証拠に、その後30年も大事にしてるんです。

寄付してくれた人の思いは、十分に果たされたと思います。

ただ、彼はそれを寄付物資として受け取ったのではなく、ブラックマーケットで、お金を出して買ったというだけで。

仲介業者が悪いのです。

チャリティー団体ってのは、表ではカッコいい事言ってるけど、その中には「慈善活動」という名目で動く資金や物資のおこぼれにあずかろうと、寄生虫のように群がる輩が紛れているのです。

ワタシ:ああ。チャリティー団体なんて、信用できないものなんやねえ。

夫:そうだね。どんなに大きな組織の有名なチャリティーでも、大なり小なりそういう事があるのは仕方がないと思うよ。

ワタシ:でも、それでも、あなたはチャリティーに寄付してるよねえ。

夫:僕たちみたいな一般市民には、自分で現地にお金や物資を持っていくだけの力もお金もコネクションもないから、チャリティー団体に託すしかないんだよ。
10ポンド寄付したうち、1ポンドが困ってる人に届いたら良しとしないとね。

そうかあ。

チャリティー団体にはある程度汚い部分がある、という事を受け入れた上で、それでも、自分一人ではできないことだから、人に託すってことなのね。

ここで、チャリティー団体に清廉潔白を求めて、「もう寄付なんかしない!」っていうのは、ナイーブなのかもしれません。

キレイ好きは良いけれど、潔癖すぎると、それよりも大切なものを見失ってしまうかも。

お父さんの洗濯物を、自分の洗濯物と一緒に洗いたくない女子高生みたいにね。










Wednesday 22 July 2020

ホホの肉のたるみ。

鏡を見て、歳をとったなあ、としみじみ思う事。

それは、ホホの肉のたるみ。

ワタシは、ラッキーな事に、歳の割には、あまりシワはないのですが。

なので、ほうれい線とか、そういう悩みはないのですが。

っていうか、ほうれい線って、どの線なのか、いまだによくわからないのですが。

でも、ホホの肉は、たるんできました。

宍戸錠さんのような感じ。

中年になって、感情の起伏があまりなくなったのが原因かもしれません。

もっと、激しく笑ったり怒ったりしないといけないのかなあ。

日常生活で感情の起伏が減った分、鏡の前で笑ったり怒ったりして、いわゆる、表情筋というものを鍛えないといけないのかもしれませんね。

たるんできたのを触っていて発見したのですが、さホホの肉というのは、柔らかいものなんですね。

豚のホホ肉とか、レストランのメニューにあるけど、柔らかいもんなあ。

それとも、豚さんも、ワタシのように、あまり日常生活で笑ったり怒ったりしないからホホ肉が柔らかいのであって、普段から表情豊かでたるんでないホホの肉は、柔らかくないのでしょうか。

いきなり他人のホッペタ触るわけにはいかんから、この謎は解けそうにありません。

Monday 20 July 2020

通勤手当の不思議

コロナ禍で、満員電車大国日本でも、自宅勤務の導入が進みつつあるようです。

日本の会社も、とうとう重い腰を上げ始めたということでしょうか。

緊急事態宣言解除後も、都心の事務所の再開に慎重な会社も多いようで、できる限りは自宅勤務を継続、もしくは勤務日の何割かは自宅勤務を続けるといった、フレキシブルな勤務体系を導入する会社もあるようですね。

でも、そこで問題になっているのは、それまで支給されていた、通勤交通費手当の取り扱い。

たとえば、半年定期をもっていて、途中で自宅勤務に変更になった場合、定期を払い戻したお金は、会社に返還しないといけないか。

まあ、日本の個人所得税の観点からすると、この場合、会社に返金しなければなりませんね。

日本の税制では、通勤交通費は非課税ですが、もし、定期を払い戻した金額を会社に返金しなかった場合、その分は所得税の課税対象となります。

定期の払い戻し金は返金不要とした会社は、年末調整で調整したりできるのでしょうか?
日本の税金の事はよくわからん。

しかし英国では、このような、通勤手当の取り扱い問題は起こっていませんね。

と言いますのも、英国では、通勤交通費は基本的に自腹です。

英国の税制では、通勤交通費は個人所得税非課税にならないんです。

雇用契約にて定められた主な勤務地と自宅との往復にかかる旅費を支給した場合、それは個人所得税の課税対象となります。

なので通常、英国の会社は、通勤手当と言う名目で交通費を支給しません。

遠方に住んでるから交通費が高額だという問題は、個人の問題であって、会社には関係ないのです。

仕事を探す際、家が遠くて交通費が高額だからと、給与希望額を高めに設定するのは個人の自由ですが、求職者としては、その分競争力が下がる危険性もあります。

というか、家が遠いことを理由に、自分のスキルよりも高い給与額を希望したら、まず、採用されないでしょう。

それなら、家の近くで仕事を探してください、となります。

まあ、本人の能力次第ですが。

例えば、会社が都心にある場合、

高い住居費を払って会社の近くに住み、通勤時間と交通費を節約する従業員と、

住居費を節約する為、もしくはより良いプライベートの住環境の為に、郊外に住居を構えて通勤に時間と交通費を費やす従業員。

この二つは従業員本人のライフスタイルの違いであり、会社には関係ない事なんですね。

だから、通勤交通費の方だけを、手当という形で支給なんていう発想はないのでしょう。

ちなみに我が家の場合、セントラルロンドンまでの定期代は月163ポンド(約2万2千円)。
年間定期だと1,696ポンド(約23万円)。これでも、少ない方かもしれません。

夫婦二人分だと年間3,392ポンド(約46万円)になりますので、結構大きいのですが。

会社の同僚を見渡してみると、一人分の年間定期が2,000ポンド(約27万円)とか3,000ポンド(約41万円)なんてのはザラで、5,000ポンド(約68万円)以上なんて強者もチラホラ。

英国では、年収50,001ポンド(約678万円)以上の人の場合、それ以上増えた収入にかかる所得税率は40%(+2%)となります。

もし、5,000ポンド手取りを増やそうと思ったら、ざっくり、8,600ポンド(約117万円)ほどの昇給が必要です。

もし、こんな金額を「遠方に住んでるから」という理由で会社と給与交渉したら、すんなり聞き入れてもらえるものでしょうか?

多分、無理ですよね。

でも、日本では、どうなんでしょう?

募集するときは、給与額と、交通費の上限を分けて提示していますね。

同じ仕事をしていて同じ給与額でも、家が近い人なら交通費はゼロですむかもしれないし、家が通り人だと、一カ月に5万円とかかかるかもしれない。

おまけに、通勤交通費は、個人所得税は非課税ですが、社会保険料の標準報酬月額算定には含まれます。

そして、社会保険料は、労使折半。

つまり、通勤交通費が高い人っていうのは、会社にとって、「交通費の支給」プラス「社会保険料の増加」という、ダブルパンチです。

となると、同じ給与で募集しても、会社としては、採用してみるまで、その人にかかる費用の総合計は分からないのですね。

となると、遠方に住んでる人は、採用の際に、不利になるではないかと思うのです。

だって、同じ給与で同じ仕事をしてくれるなら、交通費がゼロですむ人のほうが、一カ月に5万円とかかかる人よりも、よいですよね。

日本の、「交通費支給」っていう制度は、一見、遠方に住む人を救済する制度のように見えますが、結局のところ、遠くに住む人が不利になる制度だと思うのです。

交通費自腹が普通の世界で長く働いていると、「交通費支給」っていうのは理不尽に思えてならないのです。


Thursday 16 July 2020

失業カルマ

最近の我が家の会話は、夫の会社の倒産話でもちきりです。


1度や2度ならともかく、3度目となると、夫の前世からくる「失業カルマ」は、よほどパワフルであると思わずにはいられません。

でも、今回は夫だけではありません。

夫の会社の人、全員仲良く失業です。

多分、会社の人全員が大なり小なりの「失業カルマ」を抱えてるのでしょう。

社員全員の「失業カルマ」の集合体が、ある一定のレベルを超えた時、会社が倒産を決めたのかもしれません。

ちなみに、夫の会社が属する業界自体が、この1、2年でガタガタと不景気になってきていて、同業他社もどんどん撤退していたのですね。

その業界に、「失業カルマ」を持つ人が集まってたのかなあ。

そして今、パンデミックによる都市封鎖や自粛の影響で、世界中で多くの人々が職を失っています。

パンデミックが引き起こした災難の中では、失業なんか、まだカワイイ方ですが。

命を失った人(最大の災難)。
家族や友人、大切な人を失った人(これも最大の災難)。

重症化して生死の境をさまよった人。
感染リスクの為、家族と長い間隔離しなければならない人。
家族が面会に来れなくなった老人ホームにいる老人。

病院に行くのを控えて、治療を中断してしまったガン患者。
発見が遅れてしまったガン患者。

都市封鎖の影響で仕事を失った人。
仕事を失って貯金もなく、その日の食べるものにも困っている人。

学校が閉鎖して、家で虐待を受けているのに逃げ場がなくなった子供。
オンライン授業になったけど、ノートパソコンやタブレットがなくて学習できない子供。

パンデミックが引き起こした災難を、数え上げたらキリがありません。

こんな災難を、すべて前世のカルマのせいにしてしまえるならば、このパンデミックを引き起こしたのは、今、地球上に生きている人間全員の「負のカルマ」の集合体かもしれません。

花粉症は、生きている間に花粉にさらされた量がどんどん溜まっていって、ある一定のレベルを超えたら発症すると聞いた事があります。

全人類の「負のカルマ」の集合体が、ある赤ちゃんが産まれた瞬間、ある一定のレベルを超えてしまって、パンデミックが始まってしまったのかもしれません。

今、地球上の人口は増える一方ですので、人類が持つ「前世のカルマ」の総量も過去最高レベルに到達しているはずです。

でも、前世のカルマは、負のカルマばかりとは限りません。

アマ〇ンのジェフ・ベ〇ス氏のように、この世界的な災難のなか、資産を記録的に増やした人だっているんです。

もし、「ものすごくラッキーなカルマ」を持つ赤ちゃんが、立て続けに1000人くらい産まれてきたら、このパンデミックも収束するかも。

うーん。

やっぱり、いくらなんでもパンデミックを前世のせいにするは、ちょいと無理があるようですね。

Tuesday 14 July 2020

年度末に、あちこちで道路を掘りかえす地方自治体


夫が失業予定になったという事で、我が家も家計を引き締めるため、今までよりも、もう少しキチンと予算管理を行うことにいたしました。


今までも、大体の予算は作っていましたが、特に実算と比べて反省とかはしてなかったんですね。

今までのワタシの家計管理は、バランスシートベースというか、月末、すべての引き落としが終わった後の、銀行の残高だけをモニターしていました。

普段は、特に予算とか意識しないで適当にお金を使い、支出は殆どクレジットカードなので、毎月のカードの引き落としの後に、銀行に残高が残っていたらOK。残った金額を貯蓄預金に移動、という超シンプルな家計管理だったのです。

でも、コロナ自粛で節約生活を始め、我が家の最低限の生活費はいくらくらいかとモニターし始めたあたりから、日々お金を使う際に、少し予算を意識するようになったのです。


検討の結果、我が家の生活費は、大体月650ポンド(約8万8千円)程度まで減らせそうな見込みとなりました。

そのうち、変動費(食費、雑費、交際費、外食費)は300ポンド(約4万円)です。

そして、今回の夫の会社の倒産騒動で、「少なくともしばらくの間」は、今までよりもう少しキチンと支出をモニターして、この300ポンドの予算を守って生活していこうという事になったのです。

「少なくともしばらくの間」とは、コロナ問題が収束するまでの間かな。

という事は、二年間くらいは覚悟しないといけないかも!

えらいこっちゃ。

そんな事がワタシにできるのだろうか。

心配になりながらも、とりあえず緊縮財政生活を始めた我が家なのですが、一つ、気が付いたことがあります。

どうやらワタシは、予算を意識してお金を使うようになると、「予算内に収めるように気をつける」→「予算は全部使っても良い」→「予算をキッチリ使ってしまおう!」という思考回路になるようであります。

予算を使い切る為に、年度末にあちこちで道路を掘りかえす地方自治体みたいなものですね。

今月、締め日まであと4日という時点で、30ポンド(4千円)ほど予算が残っていました。

家にある果物や野菜が底をつきかけていたので、大きなスーパーマーケットまで買い出しに行くことに。

我が家の場合、大きなスーパーマーケットでの買い出しでは、大体、一回30ポンドくらい使います。

特に予算を組んでるわけではないのですが、我が家には車がないので、夫婦二人で徒歩で運べる分量となると、大体そのくらいの値段なのです。

ちょうど、今月の予算の残りも約30ポンド。

「まあ大丈夫だろう」と、特に値段の事は気にせずに買い物してみたら、お会計は25.70ポンド。

ワタシ:25.70ポンド!今月の予算、越えなかったよ!

夫:あといくら残ってるの?

ワタシ:4.6ポンドくらいかなあ。

夫:締め日まであと何日?

ワタシ:明日から数えて、あと3日。

夫:まあ、今日これだけ買い物したから、3日くらい買い物しなくても大丈夫だよ。

ワタシ:そうやねえ。

なんて、会話をしていました。

その二日後、夫が用事があるというので、ウォーキングの帰りに、近所の商店街に寄り道。

ワタシ:あ。ちょっと小さいスーパーマーケットに寄っていい?ミルクが切れそうなの。

夫;じゃあ、ついでもポテチも買おう。

ワタシ:じゃあ、ポップコーンも。

という感じで買い物したら、お会計が2.6ポンドに。

ワタシ:まだ、2ポンド予算が残ってるよ!何か買えるよ!

夫:・・・。(じっとワタシの顔を見る)

ワタシ:???

夫:どうやら君は、予算は全部使わないといけないと思ってるみたいだね。

ワタシ:だって、予算だもん。

夫:僕は、予算っていうのは、全部使う必要はないと思う。余った分は、君のお小遣いにしても良いし。

ワタシ:え、でも、2ポンドやし。お小遣いにしても中途半端やから。あ。貯蓄預金に移しとこうか?

夫:まあ、それでも良いよ・・・。

弁解いたしますと、ワタクシ、「予算が余ったら翌月に繰越」ってのは、やらない主義なんです。

なぜかと言いますと、余った分を翌月に繰り越すと、
翌月の予算が増える→翌月の生活レベルが上がる→その後、元に戻すのがしんどい。

という図式が見えてくるからです。

ですので、もし余ったならば、それは貯蓄にまわします。

でも、せっかく予算を組んだんだから、キッチリ使っちゃおう!ってなるのですね。

まさに、年度末に、あちこちで道路を掘りかえす地方自治体です。

ちなみにワタクシ、現金を持った時も、似たような思考回路になります。

現金が手元にある→これを全部使っても、借金になるわけではない。→全部使っても良い。

全部使っても良いんだから、.キッチリ使っちゃおう!ってなるんです。

つまり、ワタシにとっては、「全部使っても良い」というのがワナなのですね。

クレジットカードは、いくらでも出てくる魔法のカードみたいなものですが、いくらから出てくるからと言って限度額まで全部使っちゃったら、えらいことになります。

だって、借金ですからね。

だから、クレジットカードだと自制するんですが、現金だと、財布の中の最後の1円まで使っちゃっても、手持ちの現金がなくなるだけで、借金にはならない。

「これは使っても良いお金だ」と思うので、パーっと使っちゃうんです。

宵越しの金は持たねえ、江戸っ子みたいな感じ。京都人だけど。

おそらく、世の中に沢山いる、「クレジットカードだと使いすぎる」という人と、真逆の思考回路をしております。

おそらく、年度末に、あちこちで道路を掘りかえす地方自治体も、ワタシと同じような思考回路なのかしら。

年度越しの金は持たねえ!

地方自治体って、江戸っ子なのね。


Sunday 12 July 2020

残業代の恨みは海より深い

先日、倒産が決定した夫の会社(アメリカ系)。

まあ、起こってしまった事は仕方がない、これも前世からのカルマだと、マイルドに受け止めている夫(ミャンマー人)ですが、一つ、かなり許せない事があります。

6月末に倒産が発表され、会社のマネージメントが正式に破産管財人に移行しました。

つまり、6月のお給料は会社から支払われますが、7月以降のお給料の支払いは、破産管財人の裁量に拠るわけです。

でも、まだビジネスの清算作業が色々と残ってますので、従業員は何かと作業が発生します。

夫はITエンジニアなので、ITシステムにトラブルがあった場合に24時間対応する、「オンコール」というのが当番でまわってくるのですね。

これには手当がつくのですが、もしオンコール中に問題が起こって、その対応で時間外に働いた場合は、時間外手当もつきます。

7月のオンコール手当は支払ってもらえるのかと、破産管財人に確認してみたところ、払ってもらえるそう。

ホット胸をなでおろしていたのですが…。

問題は、6月のオンコール手当です。

夫の会社の給料日は、毎月21日なのですが、その時にもらえるお給料は、その月の基本給(定額)と、前月の変動する手当(オンコール手当や残業手当)となります。

つまり、6月のオンコール手当と残業手当は、7月の支給となるのですが、7月のお給料の支払いは破産管財人の裁量となるので、会社側としては、「支払いを保証できない」と。

破産管財人としては、7月のオンコール手当や残業手当は、自分たち(破産管財人)が依頼して働いてもらった分だから支払うが、6月分は知らないよ~。と言う可能性もあったりして。

というか、その可能性が濃厚で。

6月のオンコールは、夜中に何時間か対応した時間外手当もあるので、これがもらえないとなると、結構、痛い。

というか、悔しい。

夫はまた、前世のカルマとか言ってマイルドに受け取るかもしれないけど、ワタシとしては許せない~!!!プンプン!

残業代の恨みは、海よりも深いのだ~。

にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ

Friday 10 July 2020

受難のサラリーマン人生

昨年、従業員の約10%をリストラし、その後も不穏な気配を醸し出していた夫の会社(アメリカ系)。

ついに、英国からの撤退を決定したようです。


つまり、英国の現地法人は「倒産」です。

今流行りの、コロナ倒産ですな。

まあ、それでなくても息絶え絶えだったところに、コロナウィルスに最終パンチを食らわされたという感じでしょうか。

すでにワタシはセミリタイアして、週二日のパートタイマーなのに、夫まで失業してしまったならば、我が家はプータロー一家になってしまう。

まあ、いいか。

大の大人二人、働きにも行かずに家で瞑想。

悪くはないかもしれませんね。

どうせコロナ不況の間は、頑張って就職活動しても、そうそう良い仕事は見つからないだろうから、焦って就職活動することはないし。

これから2年くらい、節約生活しながら家でゆっくり瞑想生活ってのも良いかもしれない。

それにしても、夫のサラリーマン人生は、受難の連続です。

これまで3回転職しているのですが、その内2回が、リストラによるもの。

今回はリストラではなく倒産ですが、似たようなものと考えて、これで3回目。

思い返せば、1回目のリストラは、勤めていた会社がほかの会社に買収された為でした。

買収した会社の本社がマンチェスターにあって、そこに勤務するなら継続雇用してもらえるとの事でしたが、当時はワタシもロンドンでフルタイムで働いていたので、退職したのです。
2回目は、夫の所属する部署の業務が、そのままマルっとインドに外注される事になってリストラ。
外注先のスタッフを管理する立場の仕事を希望すれば、残留できたかもしれませんが、それは夫がやりたい仕事ではないので、退職。

そして今回、3回目は、英国現地法人の倒産。

だんだん、深刻度がグレードアップしてる。

夫(ミャンマー人)は、これは前世からくるカルマだといってます。

さすがミャンマー人。何でも前世のせいなのね。


Thursday 9 July 2020

なんちゃってビーガン

ワタシは自称、なんちゃってビーガンです。

もしくは、ソーシャルミートイーター。

ワタシが採食に傾倒する理由は、動物愛護でもなければ、自身の健康問題でもありません。

地球環境への負荷を減らす為です。

そもそも、肉を食べるという事は、食物連鎖の頂点に立つ、選ばれし者の特権です。

ライオンとかトラとかチーターとか。

王者って感じですよね。カッコいい。

カッコいいから、肉食でも許される(ような気がする)。

ちょっとランクが落ちると、ハイエナとかハゲタカとピラニアとか、英語で scavenger と呼ばれる、「死体を食べる動物」達になります。

一般的に良いイメージがない Scavenger ですが、彼らは自然界の衛生の維持に大いに貢献しています。

死体を放っておいたら、疫病が発生する危険性がありますが、ハイエナとかハゲタカとピラニアが、迅速に死体を始末してくれているおかげで、野生動物の間に疫病が蔓延することがないのです。 

彼らには大きな存在意義があるので、肉を食べてもOK.

その下に、草食動物がいるわけですが、例えば牛なんて、4つの胃を駆使して、草からの養分を可能な限り吸収して、あの大きな体を作り育てているのです。

すごい能力だと思いませんか?

そんな草食動物の下には、植物がいるわけですが、彼らは水と日光で体を形成しているんですよ。

これもまた、すごい能力。

人間には、できないことばかりです。

食べ物を摂取して体を作り育てるという活動においては、人間の能力は、ライオンやトラやチーターと、そう変わらない。

ライオンやトラやチーターは、自然界における圧倒的な戦闘能力の高さで、食物連鎖の頂点に立っていますが、人間は、その代わりに頭脳を使っているわけです。

でも、そこに大きな違いがあります。

ライオンやトラやチーターは、まあ、言ったらなんですが、戦闘能力の高さだけで自然界を渡りあるいているので、そう簡単に獲物を捕まえる事ができません。

野生の肉食動物なんて、何日も獲物を捕まえる事ができなくて、お腹がすかせているというのが普通です。

そんな状況だから、そう簡単に、個体を増やす事もできません。

なので、自然界はバランスがとれているのです。

でも、人間は違います。

人間は、頭脳がある分、圧倒的に強いのです。

ライオンよりもトラよりもチーターよりも。

猟(漁)をするにしても、いろいろ便利な道具を開発して乱獲し、野生動物の数を激減させてしまいました。

動物の数が減って困った(食べるものが足りない)となったら、今度は牧場を作って家畜を飼育し始めます。

家畜の飼育には、広大な牧場が必要となりますが、牧場が足りなくなったと言って、森林を伐採し始めます。

そして、人間の数はどんどんと増えていきます。

自然界では、食物連鎖の頂点に立つ動物の数が増えていったら、需給のバランスが崩れて、結局、頂点の動物の数も減ってしまいます。

でも、人間は減らないのです。

どんどん地球の環境を破壊しながら、人間は増え続けているのです。

地球は、バクテリアも植物も動物も人間も、みんなでシェアしてるものなのに、人間だけが勝手な行いを続けて、地球環境を破壊までして数を増やしているのです。

2020年の世界の人口は78億人と言われています。

1975年の世界人口は40億人でした。

たった45年で、二倍近くに膨らみました。

78億人もの人間に、肉食をさせるだけの生産能力が、地球にはあるのか?

ワタシは、ないと思います。

それでもワタシ達は、地球に住むしかないのです。

ワタシが日本から英国に移住したように、人間がほかの星に移住することはできないのです。

イーロン・マスクの宇宙開発が大成功して、近い将来、火星あたりに移住できるようにならない限り。(超高速で開発が進まない限り、ワタシが生きている間に火星移住は無理やと思う。)

つまり、ワタシたち人間が生き残るには、人口を減らすか、肉食を減らすか。

今年の、コロナウィルスのパンデミックを、「人口を減らせ」という地球からのメッセージと受け取っている人たちもいる事でしょう。

でもやっぱり、急激に人口を減らすのには抵抗があります。

それは、自分の大切な人を失くす事になるわけですから。(もしくは自分自身が死ぬか。)

そうなったら、肉食を減らすしかありません。

人間は雑食なので、四六時中、肉を食べているわけではありませんが、最近、安くなったという事もあり、肉の消費量が増えてきているようです。

その昔、肉は高級品で、今みたいに一般庶民が気軽に頻繁に食することができるものではありませんでした。

普段は質素な食事でコツコツとお金を為、特別な日に、どかっと奮発してお肉を食べる。

そんな感じのライフスタイルだったのだと思います。

それくらいの肉の消費量ならば、環境への負荷もOKだったかもしれません。

それに昔は、世界の人口も少なかったし。(45年前で今の半分ですからね)

そう、人間は、雑食なのです。

肉を食べなくても、もしくは少量の肉だけでも生きていけるのです。

ならば、すべての人たちが、肉の消費を今の半分にしたならば、地球は大分楽になると思います。

べつに、ガチガチのビーガンになる必要はないのです。

週に1日とか二日の、パートタイムビーガンでも良いし、ワタシ達夫婦みたいに、普段の家での食事では肉を食べないけれど、友人の家にお呼ばれした時とか、外食では食べる、みたいな、なんちゃってビーガンでも良いと思うのです。

少しでも、地球への負荷を減らす事ができたらよいのです。

Tuesday 7 July 2020

マイホームは、やっぱり資産だと思う。

先日、某日系アメリカ人、〇バート・キヨサキ氏の有名な著書(読んでないけど)の有名な言葉について、ワタシの思う事を書いてみました。


どんな言葉かといいますと、こんな言葉ですね。

資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
負債とは、あなたのポケットからお金を取っていくもの

どうやら彼は、彼の著書の中で、このような理論展開をしているようです。
(読んでないから、詳しくは分からないけど)

賃貸に出している投資用不動産は、あなたのポケットにお金をいれてくれるので資産
持ち家は、税金や修繕費やらであなたのポケットからお金を取っていくので負債

ワタクシ、これにはどうしても手放しで賛同することができません。

というのは、ワタクシ個人的には、やっぱりマイホームは資産だと思うのです。

たとえ、〇バート・キヨサキ氏の乱暴な定義を当てはめてみたとしても。

確かに、マイホームは、ワタシのポケットにお金を入れてはくれません。

固定資産税や修繕費やなんやかんやでお金がかかります。

でも、でもね。

マイホームがあると、家賃を払わなくてすむんですよ。

ワタシから、家賃というお金が出ていくのを止めてくれているのです。

確かに、持ち家でも固定資産税やら修繕費は出ていきますが、そんなものは、家賃を払っていれば、家賃に転嫁されているものなのです。

人は、生きている限り、どこかに住まなければなりません。

でないとホームレスです。

無料ないしは格安で住みかを確保できるアテがある人は良いですが、すべての人がそんな幸運にありつけるわけではありません。

では、どうするかというと、借りるしかありません。

〇バート・キヨサキ氏は、投資用の不動産は資産だと定義しているようですね。(読んでないからわからんけど)

それならワタシは、自分が借りられる(長期間家賃を払っていける)程度の不動産を持ち家として買うことは、入居者の確保を心配しなくても良い不動産投資であると思うのです。

世の中には、不動産投資に二の足を踏む人が多がたくさんいます(ワタシも含めて)。

その最大の理由は、常に入居者を確保できるとは限らないからだとおもうのです。

でも、持ち家だったら、その心配はないわけですよ。

もし、持ち家を買わずに、ずっと賃貸で生活するとします。

その場合、家賃をずっと払っていくわけですが、その家賃はどうやって決まるかを考えてみてください。

もしワタシが大家なら、不動産自体の償却に加え、ローン金利とか固定資産税とか修繕費とか、もしかしたら入居者がいない期間の損失の補填まで、いろいろなものを加味して家賃を決めると思います。

大家さんが、古くからのその地域の大地主とかでない限り、賃貸に住むことは、大家さんの資産形成のお手伝いをするようなものだと考えています。

でも、そんなワタシでも、マイホームが負債かな、と思う場合はあるのです。

それは、身の丈に合わない、高すぎるマイホームを購入した場合。

高すぎるマイホームは、「高すぎる部分」が負債となると思うのです。

高すぎる部分=不必要な部分。

つまり、「余ってる部屋」とか、「豪華すぎるマンションの共有エリア」とか。

「余ってる部屋」は、今は余ってても、将来家族が増えたら必要になるかもしれないし、なんなら下宿人を置くという手もありますので、まだマシですが。

「豪華すぎるマンションの共有エリア」は、どうしようもありません。

おまけに、そのために管理費も高くなります。

マンション本体のローンは首尾よく完済できても、将来、年金暮らしになったら、管理費がボディブローのようにじわじわと効いてくると思います。

不動産は、不必要な部分だけを切り売りする事ができません。

購入するときには、身の丈にあった、賃貸でもずっと家賃を払っていけそうな程度ぼ不動産を選ぶべきだと思うのです。

まあ、色々な家を見て歩いたら、だんだん目が肥えてきて、ついつい良い家が欲しくなってしまうのが、人情ってものですけどね。


Monday 6 July 2020

資産と負債

某日系アメリカ人、〇バート・キヨサキ氏の有名な著書(読んでないけど)の有名な言葉。

資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの
負債とは、あなたのポケットからお金を取っていくもの

いやいやいやいや。

資産は貸借対照表(バランスシート)の左側にあるもので、負債は右側にあるものです。

簿記を少しかじった人なら、こうツッコミを入れたくなった人は多いでしょう。

左側にあるのは、貸借対照表(バランスシート)では資産だけど、損益計算書(プロフィット・ロスアカウント)では経費。

つまり、資産と経費は紙一重なのです。(これはまた乱暴な理論ですが。)

モノやサービスを買うと、通常、キャッシュが出ていきます。

キャッシュが出ていった結果がバランスシートに滞留している場合は資産で、プロフィット・ロスアカウントに落とすと経費になるわけですね。

ちなみに、一旦バランスシートに滞留させた資産を、少しずつプロフィット・ロスアカウントに落としていく事が、減価償却なわけです。減価償却は、あくまでも会計処理であり、実際の取引ではありません。

ただ、いくら資産と経費が同じ左側とはいえ、ある支出(キャッシュアウト)を、資産と計上するか経費と計上するかの区別は、会計において最重要項目の一つです。

資産とするか経費とするかで、その結果である、バランスシートとプロフィット・ロスアカウントは大きく異なるものとなるからです。

紙一重とは言え、その紙は、けっこう厚紙なのです。

会計士の仕事とは、ある「支出」が資産が経費かを判断する事で成り立っている言っても過言ではありません。

いや、やっぱりそれは過言かな。

他にもいろいろ、仕分けにおける重要項目はありますので。

でもやっぱり、資産か経費かの判断は、仕分けの最重要項目の一つで、特に、研究開発費を資産とするか経費とするかなんてのは、なかなかグレーなエリアであり、企業の経理と監査人の意見が衝突するポイントであったりするわけです。

ここで、〇バート・キヨサキ氏の話に戻りますが、持ち家が負債なんてのは、会計の世界ではまず考えにくい。

どんなに資産価値が低くて経費ばっかりかかる不動産でも、不動産は左側。

〇バート・キヨサキ氏特有の「資産と負債の定義」は、一般的な会計における資産と負債の定義とは全く異なるものであり、それ故に、人々の目を惹いたのだと思います。

というか、目立つ為に、わざと乱暴な定義を示したのではないかという感もあります。

いくら、その本の中だけの定義だとわかっていても、経理マンなら、一応、ツッコミたくなりますもんね。

まあ、〇バート・キヨサキ氏の言いたい事も、分らないことはないですが。

分らないことはないのですが、でもやっぱり、ワタシとしては、手放しに彼の主張に賛同する事もできないのです。

読んでないけど。


Saturday 4 July 2020

何事も、漫然とやってると気がたるんでくる

かつては大酒飲みだったワタクシですが、セミリタイアを機に、節酒に励んでおります。

節酒・休肝日.

セミリタイアしたのが2018年の初めですので、節酒生活も、もう3年目。

2018年は、休肝日183日達成。(1年の半分休肝日)
2019年は、休肝日262日達成。(週に5日の休肝日)

今年(2020年)の目標も、年間休肝日260日です。

今後は毎年、年間休肝日目標260日を続けていこうと考えています。

週に5日の休肝日。

ひっくり返せば、週に二日の飲酒日。

これくらいなら、節度ある飲酒と言えるのではないでしょうか。

ただ、ワタシの場合、旅行に行くと毎日飲んでしまうので、旅行に行っていない間に休肝日を蓄えておかなければなりません。

なので、時折、禁酒月間(Go Sober October) とか禁酒週間とかイベントを設けて、せっせと休肝日の貯蓄に励んでおるのです。

だかしかし、今年はコロナウィルスの為、1月に滑り込みセーフで行ったミャンマー旅行以来、旅行の予定がありません。

旅行に行かないので、着実に週二日の飲酒日を守っていれば、別にイベントをしなくても、目標を達成できる見込みです。

でもねえ。

なんか、飽きてきたんです。

単調な日々に。

気がたるんできたというんでしょうか。

たとえ週二日とは言え、毎週、飲酒日があるのが習慣になってしまったというか。

身体からアルコールが抜けきってないような気分なのです。

こんな状態だと、ちょっとキッカケで、酒量が増えてしまいそうな気がする。

やっぱり、時々少し長期間禁酒して、身体から完全にアルコールを抜いたほうが良いのだと思う。

という訳で、旅行には行ってないけれど、禁酒イベントはいつも通りに決行する事にしました。

7月の禁酒イベントは、7月1日から10日までの、10日間禁酒チャレンジです。

10日間は短いように見えますが、コンスタントに週二日飲んでいる身体には、ちょっとしたチャレンジです。

週二日飲酒だと、大体、2日か3日くらいのインターバルでお酒を飲んでいる事になりますからね。

現在、禁酒4日目。

普段のインターバルより、ちょっと長めになる感じ。

これくらいなら、全然平気。

とりあえず、5日まで頑張る。

5日過ぎたら、半分過ぎたという事で、グッと気が楽になるのです。

ワタシの場合、やみくもに無期限で禁酒をするよりも、期限を切って禁酒するほうが、ゴールが見えるので、頑張りやすいのです。

10日間禁酒したら、かなり身体からアルコールが抜けますので、また節酒生活をフレッシュスタートする事ができます。

この調子だと、今年の休肝日は260日を上回りそう。

クリスマスあたりに暴飲暴食してしまわないよう、気をつけないとね。


Friday 3 July 2020

久しぶりの外出

コロナウィルスで、3月中旬頃からロックダウンされていたロンドン。

徐々に、ロックダウンが解除されつつあります。

先週(6月22日)からは、洋服など、生活必需品以外の商品を取り扱うお店が再開。

久しぶりに、スーパーマーケット以外のお店の前に、買い物客の行列ができました。

お店側は、なんとか、ソーシャルディスタンスを保ちつつも、お客様にお買い物を楽しんでいただこうと、最善を尽くしているようです。

ワタシの場合、洋服に限ってはオンラインで買うことは殆どなくて、お店に行って買い物をするのですが、その理由は、試着をしたいからなんですね。

ワタシ的には、他の人も同じだと思うんです。

まあ、最近の若い人達は、オンラインで買って、家で着てみて、サイズが合わなかったりイメージと違ったりしたらバンバン返品するそうですが。

めんどくさがりのワタシとしては、一度買ったものを返品するなんて、もめんどくさいのもこの上ない。

それならば、お店に行って試着してから買うほうがマシです。

いくらオンラインショップ全盛の世の中とはいえ、やっぱり、そういう古風な人も多数存在すると思うわけで。

そういう人たちが、お店の再開を心待ちにしていて、並んでまで買い物に行くんだと思うのです。

でも、お店側としては、試着したけど購入されなかった服の取り扱いはどうしてるんだろう。

試着する度に、消毒してるんだろうか。

いちいちそんな事してたら、商売にならんなあ。

再開したお店で嬉々として買い物をしている人々の姿をニュースで見ながら、そんな事を考えていました。

我々夫婦は、物欲もないし、もともと洋服なんて一年に一回くらいしか買わないので、3か月くらい洋服を買えなかった事なんて、屁でもありません。

でも、友人達と集まって飲み会したり、BBQしたり、そういう事ができないのは、微妙につらかったです。屁くらいのダメージはあったかなあ。

だからという訳ではありませんが、先週の週末、久しぶりに友人が、自宅のお庭でBBQパー
ティーを開きました。

お嬢さんの誕生日パーティーです。

久しぶりに友人達と直接会って、お話しして、ビール飲んでBBQ食べて。

楽しい時間を過ごす事ができました。

友人宅に滞在したのは、夕方7時頃から夜の11時頃まで。たったの4時間くらいです。

それでも、久しぶりの外出、神経を使ったんでしょうかねえ。

なんとワタクシ、その後二日間くらい、ずっと寝てたのです。

病気になって寝込んでいた訳ではありません。

一応、朝には起きます。

朝起きて、ウォーキングに行って朝ごはん食べたら、もう眠い。

なんとか昼まで我慢して、お昼ごはん作って食べたら、もう眠い。

耐えきれなくなって、昼寝。

夕方に起きて、夕ご飯作って食べたら、また眠い。

昼寝したから、夜、寝られなくなりそうなものなのに、普通にしっかり就寝。

一応、朝には起きる。

こんな生活を、二日間ほど送っていたのです。

二日間で、完全に終わったわけではなく、悲しい事かな、パートのお仕事の日がやってきたのです。

さすがに、仕事の日にはこんな生活はできませんので、仕事中は眠気を我慢して仕事して、仕事が終わって晩ご飯食べたら、即就寝。

そんな感じで、1週間が過ぎました。

まだ、完全に元の調子に戻ったわけではありませんが、少しマシになったかなあ。

そして明日、7月4日からは、レストランやパブなどが再開されます。

ワタシの大好きなパブが再開!

うれしい~!

でも、今のワタシの状態で、パブなんて行ってしまった日にゃあ、その後10日くらいは寝てしまうんじゃないでしょうか。

とりあえず、パブに行くのはもう少しお預けにしておきます。