Tuesday, 14 July 2020

年度末に、あちこちで道路を掘りかえす地方自治体


夫が失業予定になったという事で、我が家も家計を引き締めるため、今までよりも、もう少しキチンと予算管理を行うことにいたしました。


今までも、大体の予算は作っていましたが、特に実算と比べて反省とかはしてなかったんですね。

今までのワタシの家計管理は、バランスシートベースというか、月末、すべての引き落としが終わった後の、銀行の残高だけをモニターしていました。

普段は、特に予算とか意識しないで適当にお金を使い、支出は殆どクレジットカードなので、毎月のカードの引き落としの後に、銀行に残高が残っていたらOK。残った金額を貯蓄預金に移動、という超シンプルな家計管理だったのです。

でも、コロナ自粛で節約生活を始め、我が家の最低限の生活費はいくらくらいかとモニターし始めたあたりから、日々お金を使う際に、少し予算を意識するようになったのです。


検討の結果、我が家の生活費は、大体月650ポンド(約8万8千円)程度まで減らせそうな見込みとなりました。

そのうち、変動費(食費、雑費、交際費、外食費)は300ポンド(約4万円)です。

そして、今回の夫の会社の倒産騒動で、「少なくともしばらくの間」は、今までよりもう少しキチンと支出をモニターして、この300ポンドの予算を守って生活していこうという事になったのです。

「少なくともしばらくの間」とは、コロナ問題が収束するまでの間かな。

という事は、二年間くらいは覚悟しないといけないかも!

えらいこっちゃ。

そんな事がワタシにできるのだろうか。

心配になりながらも、とりあえず緊縮財政生活を始めた我が家なのですが、一つ、気が付いたことがあります。

どうやらワタシは、予算を意識してお金を使うようになると、「予算内に収めるように気をつける」→「予算は全部使っても良い」→「予算をキッチリ使ってしまおう!」という思考回路になるようであります。

予算を使い切る為に、年度末にあちこちで道路を掘りかえす地方自治体みたいなものですね。

今月、締め日まであと4日という時点で、30ポンド(4千円)ほど予算が残っていました。

家にある果物や野菜が底をつきかけていたので、大きなスーパーマーケットまで買い出しに行くことに。

我が家の場合、大きなスーパーマーケットでの買い出しでは、大体、一回30ポンドくらい使います。

特に予算を組んでるわけではないのですが、我が家には車がないので、夫婦二人で徒歩で運べる分量となると、大体そのくらいの値段なのです。

ちょうど、今月の予算の残りも約30ポンド。

「まあ大丈夫だろう」と、特に値段の事は気にせずに買い物してみたら、お会計は25.70ポンド。

ワタシ:25.70ポンド!今月の予算、越えなかったよ!

夫:あといくら残ってるの?

ワタシ:4.6ポンドくらいかなあ。

夫:締め日まであと何日?

ワタシ:明日から数えて、あと3日。

夫:まあ、今日これだけ買い物したから、3日くらい買い物しなくても大丈夫だよ。

ワタシ:そうやねえ。

なんて、会話をしていました。

その二日後、夫が用事があるというので、ウォーキングの帰りに、近所の商店街に寄り道。

ワタシ:あ。ちょっと小さいスーパーマーケットに寄っていい?ミルクが切れそうなの。

夫;じゃあ、ついでもポテチも買おう。

ワタシ:じゃあ、ポップコーンも。

という感じで買い物したら、お会計が2.6ポンドに。

ワタシ:まだ、2ポンド予算が残ってるよ!何か買えるよ!

夫:・・・。(じっとワタシの顔を見る)

ワタシ:???

夫:どうやら君は、予算は全部使わないといけないと思ってるみたいだね。

ワタシ:だって、予算だもん。

夫:僕は、予算っていうのは、全部使う必要はないと思う。余った分は、君のお小遣いにしても良いし。

ワタシ:え、でも、2ポンドやし。お小遣いにしても中途半端やから。あ。貯蓄預金に移しとこうか?

夫:まあ、それでも良いよ・・・。

弁解いたしますと、ワタクシ、「予算が余ったら翌月に繰越」ってのは、やらない主義なんです。

なぜかと言いますと、余った分を翌月に繰り越すと、
翌月の予算が増える→翌月の生活レベルが上がる→その後、元に戻すのがしんどい。

という図式が見えてくるからです。

ですので、もし余ったならば、それは貯蓄にまわします。

でも、せっかく予算を組んだんだから、キッチリ使っちゃおう!ってなるのですね。

まさに、年度末に、あちこちで道路を掘りかえす地方自治体です。

ちなみにワタクシ、現金を持った時も、似たような思考回路になります。

現金が手元にある→これを全部使っても、借金になるわけではない。→全部使っても良い。

全部使っても良いんだから、.キッチリ使っちゃおう!ってなるんです。

つまり、ワタシにとっては、「全部使っても良い」というのがワナなのですね。

クレジットカードは、いくらでも出てくる魔法のカードみたいなものですが、いくらから出てくるからと言って限度額まで全部使っちゃったら、えらいことになります。

だって、借金ですからね。

だから、クレジットカードだと自制するんですが、現金だと、財布の中の最後の1円まで使っちゃっても、手持ちの現金がなくなるだけで、借金にはならない。

「これは使っても良いお金だ」と思うので、パーっと使っちゃうんです。

宵越しの金は持たねえ、江戸っ子みたいな感じ。京都人だけど。

おそらく、世の中に沢山いる、「クレジットカードだと使いすぎる」という人と、真逆の思考回路をしております。

おそらく、年度末に、あちこちで道路を掘りかえす地方自治体も、ワタシと同じような思考回路なのかしら。

年度越しの金は持たねえ!

地方自治体って、江戸っ子なのね。


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