Monday, 6 April 2020

必要最低限の生活費

我々夫婦の目標は、いつか夫婦二人でアーリーリタイアする事。

その目標に向けて、まずは2021年の年末を目処に、夫は今の仕事を辞めようと考えていました。

あと2年。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/11/blog-post_16.html

漠然と考えていること。セミリタイア生活の終わりのはじまり。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/12/blog-post.html

なんて事を書いていたのは、去年の年末の事。

と、思った矢先に、中国のウーハンにて、新型肺炎発生のウワサが。
2020年の春節にはミャンマーに里帰りを予定していたので、「行くのは良いけど、はたして我々は、無事に英国に入国できるのか?強制隔離されたらどうしよう?」なんて心配していた所、ヒースロー空港では。いともあっさり入国できたので拍子抜けしていました。

それが、2020年1月終わりの事。

でも一応、自宅に戻ってからしばらくは会社に行かず自宅勤務を申し出て、夫婦共々、問題がなかったので通常の日常に戻ったのが二月の中ごろ。

と、思ったら、あれよあれよという間に、ウーハンで始まった肺炎がヨーロッパにまで進出してきて、大暴れを始めてしまいました。

再度自宅勤務に戻った我々夫婦。

ワタクシ、もう丸々1ヶ月自宅勤務です。

パートタイムやけど。

でも、こうやって夫婦共々で自宅勤務で家に引きこもっていると、生活費があんまりかからないのですね。

まず、交通費がかからない。

夫は年間定期なので丸損ですが、パートタイムワーカーのワタシは、毎日通勤しない為、定期を買うよりもその都度払ったほうが、若干安くあがるのです。
というワケで、通勤しない分交通費が浮くのです。一往復6.3ポンド(約850円)くらい。

そして、昼食代。

会社にお弁当を持って行くなどという殊勝な事はしていませんので、会社に行くと昼食代がかかります。ロンドン中心部でのテイクアウトの昼食代は、最低でも一食6ポンド(約800円)程度はかかります。これも浮く。

そして、パブにも行かないし、外食も行かないし。

そうやって、引きこもることによって使わなくなったお金をざっと計算してみたら、月250ポンド(約33,500円)くらいになりそうです。

これを機会に、普段の予算から、必要最低限の出費のみを抽出した金額を割り出してみました。

ここで冒頭の一文にもどりますが、我々夫婦の目標は、いつか夫婦二人でアーリーリタイアする事。

その為に、我が家の「必要最低限の生活費」を把握しておこうという事になったのです。

そうしたら、最低限プールしておかなくてはならない金額が、なんとなく見えてきますからね。

今までのワタシの資金計画は、普段の予算を基に行っていました。

リタイア資金計画としては、その方が安全ですので、それはそれで継続していく予定です。

でも、今のウーハン問題で、夫もワタシもいつ失業するかどうかわからない、という状況に於いては、「必要最低限の生活費」での計画っていうのも、考えてみる価値があるのではないかと。

今のような生活、つまり「必要最低限の生活費」で生活するとしたら、今の貯金でどれくらい持ちこたえられそうか。

現在、投資にまわしている資産をアテにせず、貯金(キャッシュ)だけで。

貯金(キャッシュ)だけで当面持ちこたえられれば、投資資産はしばらくの間、凍結しておけますからね。

我が家の方針としては、投資資産は老後資金です。

確かに今は評価額を下げていますが、さすがに20年くらい放っておいたら、ある程度価格も戻ってくると思いますので、価格が下がった今、投資資産に手をつけるという事は避けたいのです。

我が家は投資と言っても、個別株はやっておらず、投資信託の積立投資が大半ですので、こういう時は放置するのが最善と考えているのです。

さすがに、「必要最低限の生活費」には積立投資への拠出は含まれていませんので、夫かワタシが失業した場合、積立投資はストップする事になります。

株が下がっているのに、積立投資をやめちゃうのは、ちょっと残念ね。


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