furlough
最近にわかに、この単語を目にするようになりました。
furlough - 日本で言うところの、「レイオフ」ないしは「一時帰休」です。
新型コロナウィルスが猛威をふるう中、都市封鎖中の英国では、多くの人々が休業を余儀なくされています。
英国は、レストランやパブ、ジム等への営業停止命令を発表すると同時に、それによって休業した従業員の給与80%(上限月2500ポンド)を政府が払うと発表しました。
この給付金は、日本で今話題になっている「一世帯30万円の給付金」のように、各個人が役所に申請するものではありません。
日本で言う所の、雇用調整助成金に近いもので、雇用者が申請するものです。
休業する従業員をペイロール(給与支払い名簿)に残す事を条件に、雇用者が申請する事によって当人の給与の80%、もしくは月2500ポンドが会社に支給されるのです。
会社がこの制度を使って従業員を休業させる事を、furlough と表現します。
そして最近、テレビでもなんでも、やたらとこの単語を耳にする(目にする)ようになったんです。
Quite a few of my colleagues have been furloughed.
(かなりの人数の同僚がレイオフされた)
さて、furlough された従業員は、どうなるのでしょうか。
会社側は、政府から支給される80%ないしは、2500ポンドをそのまま従業員に渡すもよし、会社が自腹を切って少し加算するもよし。
それは会社次第です。
夫の会社の場合、上限の2500ポンドにひっかかっちゃった人は、会社が80%になるように加算するって言ってました。
でも、給与の80%(もしくは月2500ポンド)というのは、税前の金額で、そこから税金が徴収されるようです。
っていうか、夫の会社、furlough するんかい!
とりあえず、furlough の第一弾には、夫は含まれておりませんでした。
これからは、新型コロナに感染するという事以外にも、色々とドキドキな毎日です。
まあ、我が家の場合、例え2500ポンドから加算してもらえなかったとしても、生活できると思うので大丈夫。
なんたって、最低限の生活費が650ポンドな夫婦ですからねえ。
生活費。我が家の場合、どこまで減らせる?
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2020/04/blog-post_8.html
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