Thursday 16 July 2020

失業カルマ

最近の我が家の会話は、夫の会社の倒産話でもちきりです。


1度や2度ならともかく、3度目となると、夫の前世からくる「失業カルマ」は、よほどパワフルであると思わずにはいられません。

でも、今回は夫だけではありません。

夫の会社の人、全員仲良く失業です。

多分、会社の人全員が大なり小なりの「失業カルマ」を抱えてるのでしょう。

社員全員の「失業カルマ」の集合体が、ある一定のレベルを超えた時、会社が倒産を決めたのかもしれません。

ちなみに、夫の会社が属する業界自体が、この1、2年でガタガタと不景気になってきていて、同業他社もどんどん撤退していたのですね。

その業界に、「失業カルマ」を持つ人が集まってたのかなあ。

そして今、パンデミックによる都市封鎖や自粛の影響で、世界中で多くの人々が職を失っています。

パンデミックが引き起こした災難の中では、失業なんか、まだカワイイ方ですが。

命を失った人(最大の災難)。
家族や友人、大切な人を失った人(これも最大の災難)。

重症化して生死の境をさまよった人。
感染リスクの為、家族と長い間隔離しなければならない人。
家族が面会に来れなくなった老人ホームにいる老人。

病院に行くのを控えて、治療を中断してしまったガン患者。
発見が遅れてしまったガン患者。

都市封鎖の影響で仕事を失った人。
仕事を失って貯金もなく、その日の食べるものにも困っている人。

学校が閉鎖して、家で虐待を受けているのに逃げ場がなくなった子供。
オンライン授業になったけど、ノートパソコンやタブレットがなくて学習できない子供。

パンデミックが引き起こした災難を、数え上げたらキリがありません。

こんな災難を、すべて前世のカルマのせいにしてしまえるならば、このパンデミックを引き起こしたのは、今、地球上に生きている人間全員の「負のカルマ」の集合体かもしれません。

花粉症は、生きている間に花粉にさらされた量がどんどん溜まっていって、ある一定のレベルを超えたら発症すると聞いた事があります。

全人類の「負のカルマ」の集合体が、ある赤ちゃんが産まれた瞬間、ある一定のレベルを超えてしまって、パンデミックが始まってしまったのかもしれません。

今、地球上の人口は増える一方ですので、人類が持つ「前世のカルマ」の総量も過去最高レベルに到達しているはずです。

でも、前世のカルマは、負のカルマばかりとは限りません。

アマ〇ンのジェフ・ベ〇ス氏のように、この世界的な災難のなか、資産を記録的に増やした人だっているんです。

もし、「ものすごくラッキーなカルマ」を持つ赤ちゃんが、立て続けに1000人くらい産まれてきたら、このパンデミックも収束するかも。

うーん。

やっぱり、いくらなんでもパンデミックを前世のせいにするは、ちょいと無理があるようですね。

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