Thursday, 20 September 2018

ヴィーガンの理由=地球上の壮大な椅子とりゲームに疲れた

夫(ミャンマー人)が、ある日突然、紀貫之が日記を書き始めたかの様に
ヴィーガンになった理由について、備忘録を兼ねて詳細を記します。

現在、この地球上には約75 億人の人間が生活しているそうです。

1950年頃、世界の人口は約25億人だったそうです。
その30年後の1980年には約44億人に増え、
さらにその30年後の2010年には約69億人。

日本では少子化が騒がれていますが、世界を見渡してみると
人口は確実に、加速しながら増加しているのです。

そして困った事に、人間は、食物連鎖の中では
どちらかと言うと上のほうに属するのです。

そんな、食物連鎖の上の方にいる人間が、こんなに増えちゃって、
地球にはそれだけの人間を支えるだけの生産能力があるのか?

そう考えた時、せめて自分くらいは、食物連鎖の下の方に降りよう。
本当に小さな事ですが、やらないよりはましだろう。

それがヴィーガンになったメインの理由です。

もちろん動物虐待に反対しているという事もありますが、
動物愛護団体のような情熱的な感じではありません。

淡々と、人間も動物も、この地球をシェアしている仲間として
公平であるべきだと考えているだけです。

現在、火星への移住計画を立てているお金持ちがいるとか、
小耳に挟んだ事があるような気がしますが、
それが近い将来実現するかしないかは別として、
現状、我々は地球から逃げる事ができないのですから、
限りある資源を皆でできるだけ公平に分け合っていくべきだと思うのです。




また、人間が生活するには食べ物以外にも色々な資源が必要です。
日々の生活で電気やガスを使用し、移動するにはガソリンを使う。

発展途上国には、まだ電気無しで生活している人たちもいますが、
その人達も、いつか先進国のような豊かなライフスタイルで生活したいと願っている。

でも、地球には、75億人の人間全員が先進国のライフスタイルで生活するのを
支えるだけの生産能力があるのしょうか?

きっと、ないです。

「先進国のライフスタイルで生活できる身分」というのは、
椅子とりゲームの椅子のようなもので、数が決まっているのです。

でも、世界の人口は増え続けている。

今、世界のあちこちで難民問題が問題になっているのも、
この椅子とりゲームの一つの形だと思いますし、
今後、数が決まっている椅子をめぐって、
争いがさらに激化するのではないかと非常に不安に感じています。

我々がヴィーガンのライフスタイルを選んだのは、
椅子とりゲームで我先に争うのではなく、
半ケツで椅子を分け合おうという発想です

また、椅子の数の最大値は、地球の生産能力によりますが、
一つの椅子を小さくしたら、沢山の椅子が作れるかもしれません。

椅子を分け合ったり、小さな椅子を作ったりして、
より多くの人が座れる様な世界になって欲しいのです。


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