How are you? の標準的な返答は、I'm fine, thank you. ですよね。
近頃の英会話教材では、「今時 I'm fine, thank you. なんて使う人はいない」なんてダメだしをしていますが、じゃあ、代わりになんて言うのが良いのかと読み進めてみると、 I'm good, thank you. とか、I'm OK. とかが提案されています。
そんな程度の違いは、この記事の文脈では関係ありません。
だって、I'm good, thank you. も I'm OK.も、基本、ポジティブな返答です。
この How are you? という質問って、いつも、ポジティブな回答が標準回答として期待されているような気がするのです。
ワタシの疑問は、例えば、病欠しようとに電話した時、電話にでた上司が How are you? と聞いてきた時に、それでもまだポジティブな返答をするべきなのか否か。
上司: How are you today?
ワタシ: I'm OK, thank you. How about you?
上司: I'm good. By the way, how can I help you?
ワタシ: Actually, I don't feel very well today, so can I take an off-sick?
って、変じゃないですか?
最初に I'm OK って言っておいて、off-sick (病欠)したいとは何事か!
ワタシが上司なら、ちゃぶ台ひっくり返したくなりますよ。
では、最初から正直に、How are you ? の返答として体調が悪い旨を伝えるというのは、英語的にアリなのか?
上司: How are you today?
ワタシ: Oh, actually, I don't feel very well today. How about you?
上司: Oh I'm sorry to hear that. Do you think you should take a rest at home today?
ワタシ: Actually, that's why I phoned.. Can I take an off-sick?
まあまあ、スムーズに話は進みます予ねえ。
実は、「これは英語としてアリなのか?」と、一度、英国人上司に質問してみた事があるのです。
そしたら彼は、絶句してました。
そんで、はっきりした答えを言わず、ウヤムヤにされたのです。
ウキー!!(怒ってる)
というわけで、ワタシのこの疑問は永遠のナゾとなっているのです。
そんなに気になるなら、他の英国人にも聞いてみれば良いのですが、くだらなすぎて、いつも聞くのを忘れる。
こういうくだらない質問するのは、タイミングが大切なのです!
さて、ミャンマーでは挨拶として、「ご飯食べた?」という表現を使います。
これは、英語の How are you? とほぼ同義語のような感じで使われているのですが、この質問の標準回答は、「食べました」です。
でも、人に会うのは、いつも食後とは限らないし、食べてない時はどう言うの?
と、夫(ミャンマー人)に、電撃質問してみました。
ワタシ:ちょっと質問があるのですが。。。
夫:何?
ワタシ:ミャンマーでは、「ご飯食べた?」って挨拶するけど、そんで、標準回答は「食べました」みたいやけど、お腹すいてる時は、どう答えるの?
夫:基本的には、お腹すいてても「食べました」っていう。
ワタシ:ああ。英語の How are you? みたいなもんなんやねえ。もし、すごくお腹へってて、「食べてない」って答えたらどうなるの?
夫:相手に、ご飯を準備されてしまうよ。
おおお!それはアブナイ!
ミャンマーでは、「ご飯食べた?」と聞かれたら、「食べました」と答えましょう。
うっかり「食べてない」と答えてしまうと、ご飯をご馳走になってしまう事になります。
さすが、ツッコミどころ満載の国、ミャンマー。
あなどってはいけません。
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