日本の場合は、
「ハックション、失礼。」とか、
「ハックション、くそ~!」とか。
英国では、
「アチュー、エクスキューズ・ミー」というのが一般的でしょうか。
そうしたら、周りにいる人が、
「ブレッシュー」と言います。
これは、英語で書くと、Bless you.
God bless you. (貴方に神の祝福がありますように!)が短くなったもののようです。
ここで神様が出てくるっていうのが、キリスト教国らしい感じがしますねえ。
さて、ミャンマーではどうでしょうか。
夫(ミャンマー人)は、くしゃみをする時、
「ハックション、ペアー!」といいます。
本来、ミャンマー人は、くしゃみをする時に「ハックション」とは言わないかもしれませんが、夫は16年も日本人のワタシと一緒にくらいしているので、どうやら「ハックション」がうつってしまったようです。
そして、「ペアー」というのは、仏様を意味するみたいです。
なんか、仏教国らしさを感じますね。
でも英国と違って、くしゃみをした本人が言うので、傍できいてるワタシにとっては、
日本人の「ハックション、くそ~!」に限りなく近く感じられます。
でも、全然違うのです。
仏様なのです!
くそと一緒にしてはいけません。反省。
でも、良く考えてみたら、「ハックション、失礼。」にしても、「ハックション、くそ~!」にしても、日本人がくしゃみした時に言う言葉には、宗教性がありませんねえ。
それだけ、日本人は全般的に、宗教についてはゆるいという事なのでしょうか。、
まあ、宗教についてゆるいの良いですが、他の国の人達が、神様とか仏様を持ち出してくるような場面で、「くそ~!」というのは良くないと思うのですが。
なんで、「くそ~!」っていう人がいるんでしょうね。
くしゃみをしたら、鼻水とかタンが飛び出してくるが嫌だから?
それとも、くしゃみは自分でコントロールできないので、それが忌々しいから?
自分の行いであるにもかかわらず、自分でコントロールできない「くしゃみ」。
だからこそ世界の人々は、「くしゃみ」を神様や仏様と関連付けるのかもしれません。
そして、神様や仏様を信じない日本人は、「くしゃみ」を「くそ」と関連付けるのです。
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