それがけっこう美味しいという噂を聞いて、羨ましがっておりました。
それが、なんと!
英国では、KFC がビーガンチキンバーガーを試験的に発売するそうです。
その名も、The vegan 'Imposter' burger
直訳すると、ビーガンニセモノバーガー。
もしくは、ビーガン詐欺師バーガー。
ビーガン成りすましバーガー。
すごいネーミングやなあ。
まあ、ニセモノチキンやからねえ。
KFCに行く機会があったら、是非食べてみよう。
わーい。嬉しいな~。
とまあ、単純なワタシは手放しで喜んでいたのですが、
なんちゃってビーガンの夫(ミャンマー人)情報によると、
このビーガンニセモノバーガーの是非について、
ビーガン社会の中で議論が起こっているそうです。
その議論とは、
「せっかくのビーガンメニューだから試したみたいというマイルド派」対
「ビーガンメニューだろうがなんだろうが、KFCの売上に貢献することは
ビーガンの主義に反するので行かない!という硬派」の議論です。
ワタシはもちろんマイルド派なのですが、一応ビーガンの端くれとして、
硬派の方々の主張ももよく分かります。
よく分かるのですが、、、
だがしかし!
ここは一つ、ビーガンの皆様も、
もっと戦略的にならないといけないと思うのですよ。
ビーガンの人がビーガンになった理由は色々あります。
宗教的な理由や、アレルギーなど身体的な理由を除いたら、
その大半が、動物愛護の精神であったり、
地球環境の将来を心配しての事であったりするわけです。
でもそれって、皆が皆100%ビーガンにならなくても、
もし、今毎日肉を食べてる人が、週に1日肉なしデーを作ったとしても
状況は今よりもずっと改善されますよね?
300人に一人が完全ビーガンによりも、
毎日肉を食べる人300人が、全員週に一日肉なしデーを作るほうが、
全体的には、肉の消費量は減りますよね?
今のビーガンの人たちの問題点は、
あまりにも頑なに、自分の主義主張を通そうとするばかり、
他の人たちにから「うざい人」と思われてしまうことです。
かのメーガン妃の結婚式にまつわるエピソードで、
ベジタリアンの招待客が多いため、ベジタリアンメニューを完璧にしようと
テンパってしまった彼女は、調理スタッフを叱責したために
エリザベス女王に叱られたというニュースを目にしたことがあります。
メーガン妃自身は、ビーガンを取り入れる程度のマイルドビーガンだそうですが、
自分の結婚式と言うことでテンパってしまったのですね。
ビーガン・ベジタリアンは良い習慣ではあると思いますが、
あまりにも頑なになってしまうと、ノン・ベジタリアンの方々から
敬遠されてしまうと思うのです。
時には、失笑を買うことさえあるでしょう。
なので、あまり頑なになる事は得策ではない。
それよりも、ノンベジの人と一緒にKFCに行って、
一緒に食事を楽しめばよいと思うのです。
そこで、もしノンベジの人が、ビーガンバーガーに興味をもったら、
一口わけてあげたら良いのです。
それが意外と美味しかったら、その人は、
次回はビーガンバーガーを食べるかもしれません。
まだまだ、ノンベジの人々が大多数の世の中、
そのノンベジの人々の食生活が10%変わるほうが、
自分一人が100%ビーガンを通すよりも、
大局的には効果があると思うのです。
動物保護にしても地球環境の保護にしても。
なのでワタシ自身は、これからもマイルドビーガン
(=なんちゃってビーガン)でやっていこうと思います。
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ビーガン・ヴィーガン・Vegan
ヴィーガンの理由=地球上の壮大な椅子とりゲームに疲れた
バーガーキングの人口肉バーガー、食べてみたいなあ。
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