「一年間で100万円貯める方法」みたいな記事が定期的にあがっています。
大体、いつも同じような内容で、ガッカリするのはわかっているのですが、
「今度こそ、何か目新しい情報が書いて有るかも」と、
ついつい期待して、記事を開いてしまうのです。
でもやっぱり、殆ど同じような内容で、ガッカリするんですけどね。
先取り貯金とか、会社に財形制度があれば利用すべしとか、
ない場合は、自動積立定期を設定すると良いとか、
最近では、そのまま NISA や iDECO の宣伝に流れて締めって感じです。
本当にもう、ワンパターンと言うかなんと言うか。
「そんなん、知ってるわ!」
と、言いたい。
まあ、そうは言っても、ワタシだって今でこそ偉そうなこと言ってますが、
生まれた時からそんな知識があったわけではないです。
今までの、47年の人生のどこかで、誰かから聞いたり
自分で何かを読んだりして、その知識を身につけたのだと思います。
なので、その記事を読んで、「目からうろこ!」って人も
世の中には存在するのでしょう。
だから、その記事の存在自体は否定しません。
でもねえ。
どの記事読んでも、あまりにも変わり映えしなくって、
そんな記事を、普段有償でファイナンシャルアドバイスをしている
FPさんが書いてる思うと、FPにお金払って相談する価値、あるのかな?
なんて疑心暗鬼になってしまいます。
その中でも、ワタシが特に「こりゃダメだ」と思うのは、
「年間100万円を貯める決めたら、まず月々の貯蓄目標を立てましょう」
ときて、そのままボーナスの話を始める記事。
ボーナスが年2回でる方の場合、
その中から一回20万円を貯金にまわせば、1年で40万円たまります。
残りの60万円を12で割ると、一月5万円。
月々のお給料から、5万円を貯金したら、1年間で100万円も無理ではないのです!
って感じのやつね。
この前読んだのはもっとすごかった。
ボーナスが年2回でる方、一回40万円でるとして、
その中から一回30万円を貯金にまわせば、1年で60万円たまります。
残りの40万円を12で割ると、一月3万3千円。
月々のお給料から、3万3千円なら、何とか貯金にまわせそうですよね。
そうすれば、1年間で100万円も無理ではないのです!
100万円の貯金目標に、ボーナスから60万円って。
半分以上やん。
今の世の中、ボーナスなんてアテにしちゃあいけません。
ボーナスは、会社の業績が悪くなったら、真っ先にカットするですからね。
住宅ローンだって、ボーナス払いなしを選択すべきだといわれている時代なのに。
まあ、住宅ローンの場合、ボーナス払いがあるのにボーナスがでなかったら、
地獄を見ますが、ボーナスをアテにしてた貯金の場合、
「あらら~。ボーナスでなかった~。今回は貯金なしね。」
で済むから、傷は浅いかもしれませんが、貯金は確実にできません。
そもそも、1回40万円のボーナスが、確実に年2回もらえる人が、
今の世の中にどれだけいるのでしょうか?
そんな人は、すでに貯金できてるのでは?
なんてツッコミを入れてしまうのです。
確実に貯金したいなら、ボーナスはアテにするべきではない。
これが、ワタシの持論です。
ワタシのやり方は、年100万円貯めるためには、
月々のお給料から8万円先取り貯金。
もちろん、毎月の生活はギリギリになりますが、
ここはじっと、ボーナスがでるまでガマン。
めでたくボーナスがでたら、それを洋服や旅行などや娯楽費の為の
資金として、普段貯金している8万円とは別に貯金します。
そして、月々8万円の積立には、絶対に手をつけない。
そうしたら、年間96万円貯まります。
100万円には届かないけど、まあ、いいじゃないですか。
誤差です。誤差。
もし、ボーナスが余ってたら、4万円足してください。
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