~~~記事転載~~~
日本航空、泣き叫ぶ赤ちゃんに近い席を避ける仕組み導入 トラブル回避が狙いか
https://www.bbc.com/japanese/49848118
日本航空はこのほど、泣き叫ぶ赤ちゃんを連れた乗客が機内のどの席にいるのか、ほかの乗客が事前にウェブサイトで確認できるサービスを導入した。赤ちゃんが泣き出すなどした際の、周囲の客とのトラブルを未然に防ぐ狙いがあるとみられる。
この機能は、3歳未満の子供連れの乗客が日本航空ウェブサイトで座席を指定すると、シートマップ上に「幼児マーク」が表示されるというもの。
日本航空のウェブサイトは、幼児マークを表示することで「幼児連れであることをほかのお客さまへもご案内しています」と説明している。
しかし例外として、ツアーや特典航空券を利用した場合や、同社ウェブサイト以外で座席指定がされた場合、出発直前に機材が変更となった場合などには幼児マークは表示されないという。
利用客の1人は、「片道13時間のフライト中に」機内のどこで幼児が「泣き出す可能性があるか」事前に知ることができるとツイートし、この新機能を歓迎した。
しかし一部のツイッターユーザーからは、この男性客は寛大になるべきだとの声や、雑音を取り除くノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンを使用すればこの問題は簡単に解決できるとの声が上がった。ベンチャーキャピタリストのラハト・アフメド氏は24日、ツイッターで、日本航空が機内のどこに子供がいるのかを「警告」してくれることを感謝した。
アフメド氏は、「こうした仕組みは本当に、すべての航空機で義務化すべきだ」とした上で、カタール航空は日本航空を「参考に」すべきだと付け加えた。
「2週間前に搭乗した(ニューヨーク発ドーハ行きの)フライトで、自分の隣には泣き叫ぶ赤ちゃんが3人もいた」と、アフメド氏は書いた。
「寛大に」「ノイズキャンセリングのヘッドフォンを」
アフメドさんのこのツイートにはいくつかの反応があり、「素晴らしい」ウェブサイト予約機能だと支持する声がある一方で、もっと寛大になるよう求める声も上がった。
ツイッターユーザーのG・サンダー氏は、「誰でもみんな、一度は赤ちゃんだった。その子たちも同じことだ。私たちは寛容を学ぶ必要がある。そうでなければ、口呼吸をしたり、よだれをたらしたり、おならをしたり、酔っ払ったりしている人や、その他もっと色々なことについて、ぜんぶ座席票に表示する羽目になる」と述べた。
アンドリュー・リムさんは、「以前はあなた(アフメドさん)と全く同じ考えだったが、自分に息子が生まれてからは、子供連れで旅行する人にとても同情するようになった。機内で泣き叫ぶ子供がいやなら、どうぞ理路整然と子供を諭してみてください」
ディアドラ・ハーディマンさんは、「赤ちゃんには発育上、『計画的に』泣いたり叫んだりする能力はない」と述べた。
「うわ……ノイズキャンセリングのヘッドフォンを買えばいじゃない」と、提案したのはジーニー・ジョンソンさんだ。「飛行機で泣いている赤ちゃんのことで文句を言う人のことが理解できない。ヘッドフォンを使えば何も聞こえないのに」。
赤ちゃん連れの旅行に関するウェブサイト「フライング・ウィズ・ア・ベイビー」によると、家族連れに最も優しい航空会社の1つはエティハド航空で、空港でベビーカーを無料で貸し出すなど、様々なサービスを展開しているという。エミレーツ航空とガルフ・エアも高評価を受けている。
~~~記事転載~~~
世の中には、そんなにうるさくない赤ちゃんもいますが、うるさい赤ちゃんはとてつもなくうるさいので、ワタシ個人的には、赤ちゃんを避けたいと思っている人が事前に避ける事ができるよう、情報を開示してくれるのは助かると思います。
正直な所、ワタシは、赤ちゃんがいるとわかっている場合は、その近くの席を避けると思います。
ワタシは、あまり子供とか赤ちゃんが好きじゃないので。。。
子供好きな人なら大丈夫なのかもしれませんので、是非、そういう人に、赤ちゃんのそばに座ってほしいと思うのです。
赤ちゃん連れの親としても、赤ちゃん嫌いの人はできるだけ近くにいないほうが、要らぬトラブルを避ける事ができるでしょう。
とはいえ、「寛大に」とか「ノイズキャンセリングのヘッドフォンを」とか言ってる人って、実際問題、赤ちゃんがいると事前に分かっている場合、わざわざその近くの席を選ぶのでしょうか?
そこら辺を聞いてみたいような気がします。
「寛大に」とか「ノイズキャンセリングのヘッドフォンを」とか言ってるクセに、実際に席を選ぶ際には赤ちゃんのいる席を避けているとしたら、そんな人達は偽善者ですよね。
ワタシは、偽善者よりも、正直に「自分は子供嫌いで不寛容だ」と言える人の方に好感がもてます。
まあ、世の中の人すべてが「偽善者」か「子供嫌いで不寛容」だというワケではありませんが、ワタシがなんとなく思うのは、このマークを開示した場合、赤ちゃんから遠い席から順に埋まっていくような気がするのです。
そして、赤ちゃんの近くの席は残り物となり、チェックインが遅かった人が、仕方なく座る席になるような気がしないでもない。
そうなったら、当初の目的である「周囲の客とのトラブルを未然に防ぐ」という効果も、あまりないかもしれません。
満席でない飛行機の場合は、赤ちゃん周りの人口密度が減って、快適になるかもしれませんが。
まあ、どちらにせよ、飛行機というものは、狭い機体の中に大人数の人間を長時間押し込めるわけですから、赤ちゃんの泣き声以外にも、色々と不快な事が起こるわけです。
赤ちゃんの声よりも、隣の人の肥満が嫌とか、香水のにおいが嫌とか、酔っ払いがいやとか。
不満を言い始めたら、キリがありません。
もうこうなったら、肥満マークとか香水マークとか酒飲みマークとか色々作って、各人に自己申告させるようにしたら良いかもしれません。
座席指定が遅くなったら、もう選べる席がない、という問題も発生しますが、それよりも心配なのは、早めに座席指定した場合。
せっかく早めに座席指定しても、後から近くに酔っ払いの集団が来てしまったら、再度座席を変更したくなるかもしれません。
そんなのを想像すると、ちょっと楽しくなってしまいます。
きっと、今までより余計に座席指定に悩む事になるでしょう。
ふふふ。
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