ワタシが大学を卒業をしたのは、確か1995年3月だったかなあ。
大分前の事だから、忘れちゃったよ。
でも、唯一つ忘れないのは、ワタシが就職活動をした1994年は、
今、話題になっている、就職氷河期がちょうどはじまった頃だったという事。
確か、ワタシの3年先輩くらいまではかなり売り手市場だったけれど、
2年先輩くらいの頃から、ちょっと雲行きが怪しくなり、
1年先輩の時には、さらに怪しくなり、
ワタシが就職活動した年は、出生数が多い年であった事もあいまって、
「最悪の年」だといわれていました。
でも、結局の所、フタを開けてみたら、
ワタシの年が「最悪の年」だったのは、それ以前と比べての事で、
その後、数年間「最悪の年」が続いたのですが。
まあ、それは置いといて。
その、当時としては「最悪の年」に、さらに輪をかけて、
「4大卒女子」という最悪のスペックであったワタシ。
就職活動は、人生始めての
それまでは、つまり学生時代は、まじめに勉強して良い成績をとっていれば、
男女なんて関係ありませんでした。
でも、就職活動では、ワタシより学歴も成績もイマヒトツなヤロウが、
野郎だという事だけで、良い会社に合格していくのですよ。
「世の中には、自分の努力ではどうしようもない事が存在する」
って事を、人生で初めて、身にしみて感じました。
それまで、その事を感じなかったのが、幸運だったのかもしれませんが。
というワケで、就職活動には苦労したのですが、
そこはまあ、「立ってる者は親でも使え」といいますか、
コネでも何でも、使えるものは、なんでもかんでも総動員して、
なんとか地元の中堅の会社に正社員として就職しました。
その会社が、まあ、なんとも昭和な会社だったのです。
そもそも、ワタシをコネで採用してくれたと言うこと自体が、昭和的でした。
昭和の終わり、バブル経済の頃なんかは、女子社員の採用には
コネが大きく幅を利かせていたんですよ。
特に商社などでは、採用された女子の大半は、
男性社員のお嫁さん候補でしたからね。
バブル経済の中、馬車馬のように働きまくる男性社員たちは、
忙しさのあまり、女の子と出会う機会がないので、
「それなら社内で見つけてください」と、
会社がお嫁さん候補を雇っていたのです。
当時、女子の就職に最強のスペックは、
適当に教養があって、見た目がよくて、身元のしっかりとしたお嬢さん。
学歴は、低すぎたら困るけど、高すぎる必要はない。
それよりも、身元のしっかりした女性が好まれたという印象があります。
だから、「コネならば、少なくとも身元がしっかりしているので安心。」
ということで、女子社員の採用には、コネがブイブイいわしてたのですよ。
思ったより長くなりそうなので、つづく。
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