Tuesday 2 April 2019

春眠暁を覚えず

最近、やたらめったら眠いです。

春眠暁を覚えずって言うし、やっぱり春は眠くなるんやなあ。

なんて、風流な理由ではありません。

もっと化学的な理由。

花粉症の薬を飲み始めたからなんです。

市販されている薬には、眠くならないタイプのもあるのですが、
どうやらワタシにはあまり効果がないようで。

困った事に、効果があるのは、とても眠くなる薬なのです。

だから眠気も、ちょっと化学的な眠さ。

仕事中は、紅茶を飲んでカフェインパワーで何とか起きているのですが、
仕事がない日は、寝ないでいるのが大変です。

でも、薬を飲まなかったら飲まなかったで、
しんどくて何もやる気がでないし。

目がかゆくなったりクシャミがでたりするだけならまだ良いのですが、
どうやら花粉症って弱いところにでるらしく、
ワタシの場合は、気管支が弱点で。

気管支がちょっと細いのか、冬など、寒い空気を一気に吸い込むと
刺激のせいで咳が止まらなくなってしまうのですが、
どうやら、花粉症のせいで気管支が腫れて
さらに細くなってしまうようで、息がしにくくなるのです。

おまけに、鼻が詰まったり、のどにタンがからんだりするから、
余計に息苦しい。

薬を飲むと、気管支の腫れがおさまるのか、
普通に息ができるようになるので、背に腹は代えられない。

春になると、眠くなると分かっている薬を飲む羽目になるわけです。

でもワタシの場合、眠いからと言って、
そうやすやすと昼寝をするわけにはいきません。

ワタシは血圧が低いからか、昼寝だろうと何だろうと、
一度寝ると3〜4時間寝てしまうのです。

それより短いと、寝起きがしんどくて逆効果になってしまう。
パワーナップなんて、ムリムリなヒトなのです。

考えて見てください。

午後に3〜4時間も昼寝してしまうと、それだけで1日終わってしまいますよ。

なので通常は、できるだけ昼寝はしないように頑張っています。

ギブアップして寝ちゃうのは、よっぽど疲れがたまっている時か、
体調不良の時くらい。



春眠暁を覚えず。

この言葉を考えた人は、未来の人間が春先に花粉症という問題を抱える事、
そして、その症状を緩和する薬は、眠気を誘発するという事を、
見越していたのかなあ。

そうだとしたら、先見の明に感服するばかりです。

いやいや、そんなワケはない。

花粉症の薬を飲もうが飲むまいが、やっぱり春は眠いのです。

春とは、眠いものなのです。

昔から人間は、春は眠かったんだから、
花粉症で苦しむくらいなら、薬を飲んで眠くなった方が良い。

開き直っているワタシです。

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