Tuesday 16 April 2019

ワタシが新卒で就職した会社を辞めた時

新卒で就職した会社を辞めた時の思い出。

毎日毎日仕事に終われ、心も身体も疲労困憊していたワタシ。

こんな感じで定年まであと20年も働くなんて、
考えるだけで気が遠くなるように感じられ、
強く拒否反応を示すようになったワタシは、このままではいけないと、
とりあえず状況を変えなければと思い、退職しようと思いました。

転職先を決めないでの退職です。

退職後は、しばらく無職でブラブラするつもりで、
悩める子羊のワタシは、色々な働き方や行き方について
インターネットで読みあさっていました。

その時にはもう、家族にも宣言して賛成してもらい、
99パーセントすっかり退職するつもりになっていたのですが、
ある日、週に2日働いて5日休みという、一般的な正社員とは
正反対のパターンで働いている人についての記事を読んだのです。

そして、そういうのが、世間ではセミリタイアと呼ばれていると。

それもいいなあ。。。

そう思ったワタシは、それ以降、
色々なセミリタイアブログを訪問するようになりました。

セミリタイアブログの中には、セミリタイア準備中の方も多く、
たまに、そういう方々のブログが、

「今、まさに会社を辞めんとす。」

という状況の実況中継みたいになることがあります。



そんな実況中継ブログを読んでいると、はるか昔、
ワタシが初めて会社を辞めた時の事を思い出してしまいます。

ワタシが新卒で就職した会社を辞めたのは、2000年の7月、
約19年も前の事です。

その年の夏から英国へ語学留学しようと決意していたワタシは、
年明け早々から、いつ、上司に退職の意を伝えようかと悩んでいました。

なるべく早く、と思うのですが、イザ上司を目の前にすると、勇気がでません。

毎日毎日、会社から帰ってきては、

「ああ、今日も言えなかった。。。」

という日々がつづいていました。

退職の意を伝えるのって、ホント、愛の告白くらい勇気がいるんですよ。

ある日とうとう、上司と二人きりになったタイミングで、
「今だ!」と思い、その話題を切り出しました。

その日のスッキリとした気分と言ったら!

長年の便秘が解消したような気分でした。

約19年経った今、セミリタイア(準備中)ブログで退職実況中継を読み、
そんな、はるか昔の自分を思い出しているワタシ。

昔を懐かしむと共に、今、まさに会社を辞めようと思いながらも、
なかなか言い出せずに悩んでいる方々に、エールを送りたい気持ちです。

日本社会は、会社員生活をドロップアウトする人間に冷たいですが、
ワタシは、周囲の声に惑わされず、自分の選んだ道を進む人達を応援しています。

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