Friday, 5 April 2019

本日(4月5日)は、英国課税年度の最終日です。

英国の課税年度は、4月6日から翌年4月5日です。

これを知った時、ふと疑問に思いました。

なぜ、6日からなんやろう?

ちなみに、英国の会社が採用している会計年度は、
会社によってマチマチです。

会計年度の設定に関して、特に決まりがないからなのですが、
みんな、好きなように設定しているという印象です。

例えば、アメリカ本社の外資系だったら、1月~12月が多いですし、
オーストラリア本社の外資系だったら7月~6月と設定してるかもしれません。

外資系の場合、本社と会計年度をあわせた方が、連結決算がシンプルですからね。

ただ、国としては、4月~3月を推奨していますので、
純粋な英国系の企業の場合、4月~3月が多いかもしれません。

そして、4月5日を基点に、会計年度の最終日が含まれる課税年度が、
その会計年度の課税年度となります。つまり、税務申告の締切日が決まります。

ワタシが勤める会社の場合、会計年度が4月1日から翌年3月31日ですので、
我が社の会計年度 2018年(2018年4月1日~2019年3月31日)は、
英国の課税年度では、2018/19 (2018年4月5日~2019年4月6日)に含まれます。

ああ。ややこしい。

そして、実際の税金の計算には、会計年度 2018年の決算数値を、
そのまま、まるっと使用いたします。

端数の5日は、さらっと無視します。

税額の計算に、この5日間が影響することは、ありません。

実質、英国の課税年度は4月1日~翌年3月31日に限りなく近いと思うのですが、
それでもなぜか、この5日間が存在するのです。

なんでなんやろう?

なんでこの5日が存在するんやろう?

4月1日はエイプリルフールやから、避けたかったのかな。

今日から新課税年度が始まります!ってアナウンスしても、
信じてもらえなかったら困るから?

いやいや、皆大人やから、それくらいは判断できるやろう。

決算してから課税年度が終わるまでに、一息つきたかったのかな。

いやいや、そこで一息ついても意味ないし。

考えれば考えるほど、ナゾは深まるばかりです。

まあ、こんな事は理由を追求せず、受け容れてしまうのが得策です。

1+1=2になる理由を数学的にあれこれ考えるより、
その事実を受け容れた方が簡単なように。


そういえば、日本の場合、殆どの会社が4月始まりの会計年度を採用してますね。
そして、学校の新年度(新学期)も4月1日から始まる。

なので日本では一般的に、4月1日は「新年度」の始まりとされています。

でも、よく考えてみたら、日本の課税年度は1月1日から12月31日ですよね。

こっちもずれてる。

なんで、ずれてるんやろう。不思議やなあ。

世界中どこへ行こうと、税金は嫌われ者やから、避けられてるのかな?

世界広しといえども、もっと所得税払うって言ってるのは、
ウォーレン・バフェット氏くらいなもんですからねえ。

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