持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1 (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)
持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)- 2 (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs-2.html)
の続きです。
ここに、ワタシが結果的に持ち家を我が家を購入して良かったと思う経緯(再現性はナシ)を記しておこうと思います。
再現性がないので、もう一回やったとしても、絶対こんなにうまくいかないと思うので、もう一件買おうとかは考えていません。
ワタシ達夫婦が、英国に小さなフラットを買ったのは、2008年の春のことでした。
リーマンショック(英国ではCredit Crunch と呼ぶ方が一般的)の直前です。
英国では、リーマンショック後、銀行が貸し渋りを始め、住宅マーケットがしばらく停滞し、不動産価格が一時下がりました。
と書くと、リーマンショック直前の一番高い時に買って、タイミング悪かったかな、と思わない事はないですが、ところがどっこい、リーマンショック後は、価格は下がっても、銀行がお金を貸し渋った為、住宅ローンを借りないと買えない層にとっては、非常に買い難くなったのです。
不動産の値段が下がった恩恵を受けたのは、ローンを借りなくても買えるような大金持ち。やっぱりお金は寂しがり屋だから、仲間がたくさんいる所に行くのね。
なので、少々高くても、リーマンショック直前に住宅ローン借りられて、売買契約を結んでしまうことができたのはラッキーでした。
不動産価格が下がったって言っても、リーマンショック後の5年間くらいでしょうか。
そうこうしているうちに、うちのフラットの評価額も、購入金額まで持ち直し、購入から15年目の今は、低めに見積もっても、購入価格の1.5倍くらいにはなってます。
とは言っても、それは今だから言える事で、価格が持ち直すまでの間(5年程度はかかったかな)に、返済不能状態に陥るとヤバかったので、我が家も、かなり危ない橋を渡っていた事になります。購入時は頭金の為に貯金を放出しましたので、購入直後に失業したら、本当に危なかった。
でもそこで、我々には、幸運の女神が微笑みかけてくれていたのですよ。
当初は、固定金利のローンを借りようとしていたのですが、購入に至るまでにすったもんだあり、その解決のために有償のファイナンシャルアドバイザーに相談したところ、勧められたローンが変動金利だったのです。
当時の不動産マーケットは、低価格帯の住宅市場は超売り手市場だったので、売り手の気が変わらないうちに、迅速に住宅ローンを確保する必要があったのですが、ファイナンシャルアドバイザーが、ここが一番審査が速いと進めてくれた銀行の変動金利ローンにアプライしたところ、サクサクと審査が進んで、購入契約にこぎつける事ができたのです。
当初は、固定金利一択だと考えていたのですが、不動産売買交渉やローン確保に右往左往しているうちに、金融市場にきな臭いにおいが立ちはじめ、金融に詳しい人達が、変動金利の方が良いと言い始めた頃だったのです。
友人にも、今借りるなら変動金利だと断言され、変動金利で借りる事にしたのです。
そうやって、売買契約にサインして、住宅ローンを借りたのが2008年の春、Bank of England の金利が5%の時でしたが、2008年秋にはリーマンショックが起こり、徐々に金利が下がり始めたのです。
持ち家vs賃貸、我が家の場合(でも、再現性はナシ)-1 (https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2022/12/vs.html)
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