Thursday, 16 August 2018

住宅ローンについて考え中

今月(2018年8月)、英中銀(Bank of England) は
政策金利を0.25%引き上げ、0.75%としました。

2009年3月に1% から0.5%に引き下げられて以来、
0.5%を上回るのは9年5ヶ月ぶりとなります。
(その間、さらに引き下げられて0.25%だった時期もありました。)

私がイギリスに渡った2001年当時、イギリスの政策金利は、
大体3~4%あたりをうろうろしていました。
ところが、2005年から2007年ぐらいにかけて不動産価格が急騰し、
金利もジリジリとあがり2007年7月には5.75%となりました。

ちょうとその辺りの時期、世界の金融事情の雲行きがおかしくなってきたところで、
Northern Rockという銀行で取り付け騒ぎがおこり、
さらにはかの有名なリーマンショックがおこり、
イギリスの政策金利は、ドンドンと下げられていき、

2007年7月: 5.75% → 2009年3月: 0.5%

と、わずか1年8ヶ月の間に、5.25%も金利が下がったのです。

これは、住宅ローンを借りている人たちにとってはうれしいニュースです。

預金に利息がつかなくなるので、年金生活者にとってはうれしくないニュースだし
世の中の景気が悪くなっているので、失業率も上ったりと、
単純に喜んでよいわけではないのですが。

でも、我々夫婦のように、10年前くらいに家を買った世代
(今40歳から50歳くらいの年代でしょうか)は、とても助かったはずです。
一番、負債残高が大きいときに、金利が低かったわけですので。

とはいえ、我が家はまだ完済しておりません。
低金利の追い風を受け、予定通りに返済できていれば、
今頃完済していたかもしれませんが、
世の中、そう思い通りに行くものではありません。

特に、住宅ローンみたいな長丁場では、途中で何が起こるかわかりません。

我が家の場合は、途中、夫が失業していた時期がありました。
その間は私の収入のみで生活していたので、繰上げ返済できませんでした。

せめてもの救いは、それまでの繰上げ返済を期間短縮ではなく
返済額低減で行っていたため、夫の失業中も、
ローン返済を含む生活費すべてを私の収入でまかなえたことです。
貯金を取り崩すことなく生活できたので、ストレスはかなり軽減できました。


と言うわけで、まだ残債は残っています。

これから金利が上っていくとしたら、ここら辺でバシッと完済するか?
やっぱり、キャッシュを持っておいた方が安心なので、
あと2~3年様子を見るか?

悩みどころです。

今の固定金利の契約が半年後に終わるので、
その時の状況次第ですね。

多分、半年後の時点でよっぽど金利が上昇していない限り、
あと2~3年様子を見るという所に落ち着くと思います。
結局、私、保守的なんです。



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