Friday, 11 January 2019

日本の総理大臣が、英国の合意なきEU離脱回避を期待していると表明しましたね

昨日夜10時のニュースを見ていたら、
見慣れた日本人の顔が。。。

阿部総理が訪英していたのですね。

そして、メイ首相と会談し、
合意なきEU離脱回避に期待感を示したみたいですね。

おまけに、あろう事か、
「日本政府は、英EU間の離脱協定案を完全に支持する」
と明言したと!

えええ。

もうあかん。

きっと、来週の火曜日の採決では、離脱協定案は否決されるでしょう。
このまま合意なきEU離脱に突き進むかもしれません。

だって、これは英国の問題です。

いくら経済大国とは言え、所詮アジアの一国の総理大臣が
英国の内政に口をだしてはいけません。

そもそも、英国がEU離脱の方向へ向かったのは、
EUの内政干渉を面白く思わなかった国民感情によるところが大きいです。

誇り高き大英帝国の国会議員とのあろう人々が、
アジアの一国の総理大臣の意見など、
反発する事こそあれど、同意する事はないと思うのです。



そういえば、ワタシの記憶が正しければ、彼は国民投票の時も訪英し、
「残留を支持する」と、いらん事を言ったのですよ。

そのニュースを見た時も、ワタシは、
「裏目にでるんじゃないかなあ」って思ったのです。

だってこれも、英国人にしたら「大きなお世話」ですよねえ。

遥か東方にあるアジアの一国の総理大臣が
どちらを支持しているかなんて、
誇り高き大英帝国の国民には関係ありません。

むしろ、内政干渉されるのと嫌がる英国民の
感情を逆撫でする可能性もあると思ったのです。

ワタシが思うに、浮動票のいくらかは、
阿部総理の残留支持コメントのせいで離脱に向かったはず。

まあ、離脱に向かった浮動票の多くは、
デイビッド・キャメロンが残留派だったせいだと思いますが。
アンチ・エスタブリッシュメントってヤツですな。

まあ、彼にしてみれば、EU市場への足がかりとして、
金融の中心であり、英語が通じる英国に投資している日本企業が多いので、
何かと口を出したいのでしょうが、できれば、いらん事言わないでほしい。

まあ、来週火曜日の採決に関しては、
彼が何を言おうと言うまいと、否決の線が濃厚ですがね。

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