Sunday, 24 February 2013

夫との出会い(1)

夫とは、ロンドンで出会いました。ロンドンの語学学校でクラスメートだったのです。

私は、28歳の時に6年間勤めた会社を辞め、ロンドンに語学留学に旅立ちました。

夫は、私のその行動を、いみじくもmid-life crisis と表現いたします。まあ、それは大げさとしても、you just came for holiday と。

あたってます。さすが夫、私の事をよく分かっている。

さて、そんな感じでゆるーく英国に語学留学したのですが、学校選びから申し込み、学生ビザ取得に必要書類の準備などはは、業者に任せず、地球の歩き方留学編(成功する留学)を熟読して自力でやりました。もちろん航空券や最初の数泊の宿泊手配もね。

6年勤めた会社を辞めて海外逃亡するわけですから、せめて手配を自分でやるくらいの覚悟というか、熱意というか、そんなものを自分自身に示したかったのです。

私にとっては、一世一代の大勝負というか、自分の人生における大きなステップであり、賭けなので、自分の決心を揺るがないものにするための確認作業が必要だったのです。

自分で手配する過程で色々な苦労を味わい、それをなんとか自分で解決し、ささやかでも自分に自信を持つ。渡航前にその経験をすることが必要だと思ったのですね。

だからといって、英国到着後の苦労が減ったわけではないと思いますが、まあ、留学っていうのは「苦労を買ってする」ものなんですよ。

閑話休題

そんなこんなで自分で選んだ学校は、いわゆるエージェントが斡旋してくれる語学学校とは少し毛色が異なる、公立のカレッジの外国人むけ英語コースだったのです。

もちろんそこでも、語学留学生用のビザサポートレターは発行してくれますし、British Council などでも認定された、堂々と留学生受け入れを行うことができる学校なのですが、実際ふたを開けてみると、その学校の外国人むけ英語コースの大半(90%以上)は、学校からのビザサポートが不要な外国人だったのです。

つまり、夫のように他の理由で英国滞在許可を得ている移民やその家族。あとは、EU国籍の人です。

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