Monday, 4 December 2017

今の私にとって、もっとも都合の良い働き方を考えてみた結果。

元々は、早期退職を検討していました。

今年の誕生日で45歳になったのですが、
45歳でリタイアというと、早期退職なかでも、
なかなか早期な部類に入るのではないでしょうか?

英国にはState Pension という年金システムがあります。
私の生まれ年の場合、年金受給開始年齢は67歳。
つまり、あと22年自分で何とかしないといけないわけですな。

22年は、長いなあ。

今から年金受給開始年齢までの22年分の生活費、
プラス老後資金を45歳現在で貯金できているかと問われれば、
答えは、NOです。

YESと答えたいところですが、NOです。

ただ、早期退職を検討する私には、それなりに策はあるわけです。

重要ポイントは二つ。
 
① State Pension 程度の収入で生活できるような、生活スタイルを確立する。
② State Pension を受給できる67歳までの22年間、キャッシュをショートさせない。

この二つの目処がたったら、早期退職できるのではないかと。

まず①について。

ロンドンで住むのに何が一番お金が掛かるって、それは家賃です。
でも、我が家はラッキーにも、今住んでいるフラットは購入したフラットです。

古くて小さいフラットですが、とりあえず購入したフラットなので、
少なくとも大家さんに理不尽に家賃を吊り上げられたり、
追い出されて引越しを余儀なくされたりする心配はありません。

モーゲージ(住宅ローン)は今も返済中なので、
今から金利が劇的にあがったら、ちょっと涙目になるかと思いますが、
そうなったら夫のお給料もあがるのではと、楽観的に考えたりもしています。

モーゲージ返済が終わったら、家関係の費用が大幅に減るので、
①に向かって一歩前進できます。

そして、他の部分でも、シンプルな生活をめざしています。
最近、すっかり物欲が無いので、あまり精神的負担はありません。


そして②キャッシュをショートさせない事。

今から貯金を取り崩す生活をするとなると、
どんなに貯金していても、いつかはキャッシュがショートします。
そして、どんなに貯金しても、安心できる額に届かないでしょう。

私の計算では、今の調子で働いて貯金していたら、
安心できる貯金額に届く頃には私は67歳になっているのです。

それは、早期退職とは呼びません。
普通の定年退職です。

なので、貯金に頼る案はボツ。

その代わりに考えたのが、フルタイムの仕事は辞めるけど、
①で目指すシンプルな生活に必要な収入を確保できる程度に、
パートタイムで働き続けるという案です。

収入を減らすことによって、シンプルでお金がかからない
生活スタイルを確立することができれば、
老後資金をそんなに血眼になって貯めなくても、
そんなに不安はありません。

もちろん、不安が無いとは言えませんが、
老後資金なんて、どうせいくら貯めても安心できないものなのです。

いくら貯めても安心できない将来の老後資金を貯める為に、
今を犠牲にしてこれから22年間働いて過ごすのかと思ったら、
お先真っ暗な気分になります。

それよりも、少ない収入で生活できるよう生活スタイルを変えて、
今の生活を楽しむ心の余裕をもてるようになりたい。

というわけで、パートタイムで働くことにしました。

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