ワタシの実家では、両親が夫婦そろってほぼ同時期に認知症が発症するという、 えらいことなっております。
今、老々介護は世の中で色々問題になっていますが、いくらなんでも、二人同時に認知症になると、老々介護もできません。
母の方が早いタイミングで認知症と診断された為、まずは母の為の施設を探して、運良くグループホームんk空きがあったので入居できました。
とは言え、「運良く」思っているのは周りの人間だけで、本人と父は、グループホームへの入居に対して、全くハッピーではありません。
母は、典型的な初期の認知症と言いますか、短期記憶障害の状態でして、映画「Finding Nemo」に出てくる、青いお魚(ドリー)みたいな感じなのです。
なので、病気の事を説明して、グループホームに入ることを了承してくれても、次の日にはその事をすっかり忘れてしまってるわけです。
その度に、何回も何回も説明して、入居してからも、なぜ自分がここに入居したのかすっかり忘れて何回も聞いてきて、家に帰りたいと泣くのです。
落ち着くまでに、どれくらいかかるかなあ、と疲れ果てながら、心配する日々を過ごしていたのですが、ここにきて、事件が起こってしまいました。
母が、グループホームで転倒し、骨折してしまったのです。
母は骨粗鬆症なので、転けたぐらいで、骨が折れてしまったのです。
骨粗鬆症って、怖いなあ。
これが、自宅で父と2人で暮らしている時に起こらなくて、よかったです。それが、不幸中の幸いというか。父もかなりボケているので、状況を判断して、救急車を呼んだりできるかどうか、非常に怪しい。
でも、これから治るまでの間、入院するとなると、認知症が進んでしまうと予想されます。
世の中は、コロナがインフルエンザ扱いになったとは言え、まだ病院はコロナ対策をしっかりとされているので、家族でも簡単には面会できません。
この入院で、状況がどのように変化してしまうのか、心配が尽きません。
高齢者の転倒による骨折。非常に危険なパターンです。
無事に、回復してくれるよう、祈るしかありません。
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