Monday 20 August 2018

ヤンゴンタクシー事情 2018

2018年は、2月と6月と2回もミャンマーに行きました。

2月はチャイニーズニューイヤー
6月は夫がマルコメ君になるためです。

ヤンゴンでは、公共の交通機関があまり便利でないため、
どうしても移動はタクシーに頼りがちになります。

新政権になってから、ヤンゴン内ではYBS (Yangon Bus System) という
新しいバスサービスが始まって、以前に比べたら格段に使いやすくなりましたが、
それでも、行きたい所になるべく早く到着する為には、
どうしてもタクシーのお世話になってしまうのです。

しかしそこで問題が。

つい数年前まで、バカ高い関税等をかけて、
車の輸入を厳しく規制していたミャンマー。

ここ数年で、一気に規制が緩和され、国内の車の数が急増しました。

ヤンゴンの交通渋滞を見ていただければ、
車の数の急増にインフラが追いついていないことは、簡単に見て取れます。

しかし!もっと大きな問題が!

実は、追いついていないのはインフラの整備だけではないのです。

運転経験の豊富なドライバーの数も追いついていない。

つまり、急増した車の数に併せて、若葉マークのドライバーが
大量に道路に繰り出しているのです。

友人の車に乗せてもらって、車窓から外を眺めていると、
周りの車の運転の下手さに驚きます。

まるで、マリオカートのような道路状況なのです。

しっかりシートベルトを着用し、手に汗握って乗っていないといけません。

まあ、友人の車の場合は、周りの道路状況がカオスなだけで、
ドライバー本人は運転が上手いのでまだましです。

問題は、タクシーです。

たぶん、タクシードライバーのライセンスも乱発したんでしょうかねえ。
タクシードライバーの質の当たりはずれがすごい。

道を知らないドライバーなんて、まだカワイイ方で、
問題は、運転がものすごく荒いドライバー(それでも上手ければまだまし)、
そして、運転がものすごく下手なドライバー。

2~3回、本当に死ぬかと思いました。

一度、無免許または免許取立てのボンクラ息子が、
お父さんの車を無断拝借してお小遣い稼ぎをしているのかと
思うようなタクシードライバーに遭遇してしまった事があります。

もう、心の教官ブレーキを踏みまくりです。

夫に、目的地につかなくてもいいから、ここでお金払って降りようよ~。

と、言おうと思って言い出せないでいる間に、目的地に到着しました。

我ながら、危ない橋を渡ったと思います。

皆さん、ヤンゴンでタクシーに乗られる機会がある方は、ご注意ください。

我々は、できるだけスマートフォンアプリの配車サービスを使っています。

そういった配車サービス、つまり、国際的にビジネスを行っている企業ならば、
登録の際にドライバーをふるいにかけて、ある程度の質を保っているのではないか、
という希望的観測によります。

以前は Uber とGrab が拮抗していたようですが、Uber は東南アジアの事業を
Grab に売却して撤退してしまったようですね。

なので、今は Grab の一人勝ちでしょうか。
中国系の同様のサービスもあるようですが、まだ試したことないです。

ミャンマー。
つっこみどころ満載で楽しいのですが、
タクシーだけは何とかして欲しいものです。


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