Thursday, 28 October 2021

ワタシはなかなか燃費が良い。

アラフィフでパート主婦のワタクシ、今後はもうフルタイムで働くつもりはないのですが、何をトチ狂ったのか、ACCA(英国勅許公認会計士資格)などという、難関資格に向けて勉強中です。

この資格を取る為には、合計13個の試験に受かる必要があるのですが、他の経理関係の資格や学位を持っている場合は、いくつか免除してもらえます。

ワタシの場合、最初の3つを免除してもらえたので、4つ目からのスタートでした。

若い人は、フルタイムで勉強して、13個の試験をチャッチャと3~4年で終わらせたりするのですが、ワタシは勉強を始めた当時はフルタイムで働いていましたので、ゆっくりと、ひとつづつ受験していきました。

セミリタイアしてパートタイムになって、他のもうフルタイムで働くつもりがないワタシにとって、この資格は無用の長物なのですが、何となく乗りかかった船という事で、勉強を継続してはいます。

でも、この歳になって、若い人のようにフルタイムで勉強するつもりはありません。

一つ受けては休み、もう一つ受けては休み、という感じで、10年計画くらいで取り組んで、そしてついに、9つ目の試験に合格し、Part Qualified Finalist となったわけですが、ここから先が長いのです。

試験としてはあと4つなのですが、それが、やたらめったら難しい。

そして先日、その、残り4つの試験の内の一つ目を受験してきました。

1回落ちたので、二度目の受験です。

試験にまったく受かる気がしません 

合格率40%の試験は、不合格二回までOKという事にします

ワタシにとっては、やたらめったら難しい試験でしたので、2度目とは言え全然受かる気がしなかったのですが、とりあえず、ここで逃げたら女がすたると、ダメもとで受験しに行きました。

そして先日、その試験の合格発表があったのですが、なんと、受かっておりました!

それも、100点満点で合格点が50点なのですが、ちょっきりピッタシの50点で合格です。

なんて燃費の良い試験の受かり方なんだろう。

我ながら、感心です。

とりあえず、最後の難しい試験の4つの内の一つに受かってしまったので、もうしばらく勉強を続けます。

ACCAのルールでは、最後の難しいレベルの試験は、最初の一つに受かってから7年以内に、他の3つに受からなければいけません。

というわけで、あと、7年は頑張る事になりそうです。

7年後、晴れて英国勅許公認会計士になっているか、それても時間切れであきらめるか。

って、7年後のワタシは、四捨五入したらもう還暦。

新人の公認会計士になってる場合ではないなあ。

Sunday, 19 September 2021

今流行りのFIRE、大切なのはREではなく、FIだと思う

今流行りの、アメリカからやってきた新造語、FIRE(Financial Independence, Retire Early) 

日本では、RE (Retire Early)の部分がクローズアップされて、若いうちから節約第一の生活なんて虚しいとか、働かない人生なんてヒマだとか、勤労は国民の義務だとか、色々と批判する人がいるようです。

でもワタクシ、個人的には、このムーブメントの肝はRE (Retire Early)ではなく、FI(Financial Independence) の方にあると思うのですね。

RE (Retire Early)は、後からついてきたというか、晴れて、FI(Financial Independence) を達成した暁に、ふと立ち止まって考えてみたら、「あれ、自分の今の状態って、もしかしてリタイアしても大丈夫なんじゃ?」となって、結果的にRE (Retire Early)しちゃったという感じ。

うちの夫(ミャンマー人)も、FIREなる言葉が流行り始めるかなり前から、Finqncial Independence という概念をどこからか仕入れてきて、

「卵を一つのカゴに盛ってはいけない」

「お金のなる木の種を、複数まくことが大切。その中の一つでも育てばラッキー。」

なんて言いながら、投資を始めたりなんなり、色々と活動しておりました。

というのも、夫のサラリーマン人生は、受難続きなのです。

受難のサラリーマン人生 https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2020/07/blog-post_10.html

夫は、英国では今までに4回転職しているのですが(今働いている会社が5社目)、その内、自己都合退職は一回だけで、3回はリストラ・倒産によるものなのです。

一体全体、彼は何かを持ってるのか、それとも何かを持っていないのか。

職がある間も、気分的に「安泰」という言葉からは程遠く、常に失職の危機感をもって働いてきたのです。

特に、前職のアメリカの会社は心臓に悪かった。

最終的には、親会社が英国からの撤退を決定し、英国現地法人を倒産させた為に解雇となったのですが、その前にも、リストラをやってたんですね。

その時の「クビきり具合」がまあ、アメリカのドラマで見るような感じの、情け容赦ないものであったらしく、一時期夫は、戦々恐々としていました。

「今日は大丈夫だったけど、明日、会社に行ったらクビを申し渡されるかもしれない」

会社が「リストラ終了のアナウンス」をするまでは、残った社員も精神的につらい日々を過ごしていたのです。

まあ、その時は生き残ったのですが、その後、倒産して社員全員が段階的に解雇となったのですが。(倒産による解雇は、いきなり「明日から来なくてよい」と言われるわけではないので、転職活動とか、色々準備ができるので、まだ、ダメージが少ないです。)

そんな状況で働いていると、FI(Financial Independence) がとても重要になってきます。

別に早期リタイアしたいわけではなくとも、自分の心と生活を守る為には、ある程度の FI(Financial Independence)が必要だったのです。

多分、アメリカでこのムーブメントが起こったのも、似たような感じなのではないかなあ。

記憶に新しい所ではリーマンショックなんかで、今まで高収入でバリバリエリートだった人達が、突然FIRE(解雇)されたので、FI(Financial Independence) への関心が高まり、いざ FI(Financial Independence)してみると、「あれ、早期リタイアできるんじゃない?」となり、わざと、FIRE(解雇)ともじってFIRE(Financial Independence, Retire Early) という造語になったのでしょう。

まあ、雇用が安定していない社会の産物ですな。

Tuesday, 14 September 2021

合格率40%の試験は、不合格二回までOKという事にします

アラフィフでパート主婦のワタクシ、フルタイムの仕事に疲れてセミリタイアしたという過去を持つにも関わらず、ACCA(英国勅許公認会計士資格)などという、難関資格に向けて勉強中です。

っていうか、ACCAみたいな資格は、将来良い仕事を得るために取るものであるのであって、すでに「もうこの人生では仕事は打ち止め」なんて気分のワタシが取っても意味がないんですがねえ。

でも、フルタイムで働いてる時からこの資格を目指して勉強していたので、フルタイムをやめてからも、何となく惰性で続けているのです。

そんなACCAの試験も、残るところ最後の4つ。

スーパーマリオで言えば8面。かなり難しい。

その中の一つ、Advanced Financial Management (AFM)という試験を、先日受けてきました。

手ごたえは、まあ、あかんなあ。

ちなみに、今回が二回目の挑戦です。

この試験は、100点満点のテストで、合格点が50点。

前回は、30点くらいで不合格。

今回は、40点以上での不合格を目指しております。

もしかしたら、43点くらいとれてるかも。

さらにもしかして、48点くらいで不合格やったら悔しいやろうなあ。

なんて色々と妄想しつつ、やっぱり50点は取れてそうにありません。

でもこの試験、過去の5回の試験の合格率が33%から42%。

半分未満の合格率なのです。


だから、二回落ちても、まあ、順当という感じでしょうか。

3回目も落ちたら、真剣に方向性について考えないといけないと思いますが。

合否が判明するのは6週間後ですが、まあ、今回は6週間待つことなく、次回の受験に向けての勉強計画を練ろうかと考えています。

そうそう、先日、日本の司法試験の合格率が、今年は40%もあったというニュースをみました。

そうか。この試験は、日本の司法試験並みの合格率の試験なのかあ。

でも、ACCAの場合、それが一つではありません。

資格取得の為には、このレベルの試験を合計4つ突破しないといけないのです。

最後の4つの試験は、かなりクセモノなので、かなり苦労しそうです。

まあ、それだけACCAが難関資格だという事ですね。

もし、そんな難関資格がうっかり取れてしまったら、もしかしたら、再度フルタイムで働きたくなってしまうかもしれませんね。


Wednesday, 25 August 2021

試験にまったく受かる気がしません

ACCA。それは、英国勅許公認会計士資格。

この資格を取る為には、

  • 合計13個の試験に合格
  • Ethics and professional skills module (EPSM) というオンラインワークショップのようなものを修了
  • 3年間の経理関連する職務経験と、職務経験に関するレポートの提出

が必要となります。

13個の試験のうち、9個合格すると、Part Qualified Finalist として、履歴書にも書けます。

Part Qualified Finalist は、一般的な経理業務を行うには十分な知識があると、世間でも認知してもらえるのです。

そして世の中には、Part Qualified Finalist を安めのお給料で採用して、最終4つの試験をサポートし、そのままACCA会計士をゲットしようという会社があるわけですね。

もちろん、試験を一つも合格していない若者を経理の見習いとして採用し、資格取得をサポートしてACCA会計士をゲットしようという会社もあります。

つまり、9つの試験合格は、ACCA資格取得への道のりに於いて、大きなマイルストーンなのです。

そして大きなマイルストーンなだけに、残り4つの試験は、それまでの9つに比べて、難度が跳ね上がります。

ワタシがいま苦しんでいるのは、まさにその、残り4つの試験の一つ目なのです。

スーパーマリオブラザーズで言えば、ワールド8の1面目という感じでしょうか。

今まで、くじけながらもダラダラと勉強してきましたが、試験まであと2週間少々という所になって、いまだに、まったく受かる気がしません。

その中でも一番難しいと言われる科目(ラスボス)は、最後に受けようと考えているのですが、ラスボスまでたどりつける自信がありません。

とりあえず、9月の試験は不合格だと思われますので、試験が終わったら、それ以降の身の振り方を考えようと思います。

今の所、

  • 9月の試験不合格
  • 12月または来年3月に再受験
  • それにも不合格なら、ACCAをあきらめる
こんな感じです。

試験の後の事考えるヒマがあったら、勉強しろって感じですね。

Thursday, 19 August 2021

仕事するような感じで勉強する。

前回の記事では、勉強したくない病が発病していたワタシ。

  • 勉強しないでとりあえず受ける。
  • 9月の試験を12月に延期する。
  • ACCAをあきらめる。

の3つで悩んでいたのですが、結局、

  • 勉強しないでとりあえず受ける。
を選択しました。
  • ACCAをあきらめる。

はいつでもできるので、今はナシとして、

  • 9月の試験を12月に延期する。

これにすごく傾いていたのですが、いざ、延期しようとACCAのサイトにログインまでして、土壇場でやっぱり受ける事にしたのです。

12月に延期しても、おそらく11月頃に同じような状態になるはずなので、ここら辺で一度模試代わりに受験して、なんとか状況を変えようという方針です。

夫は、「まあ、せっかく受けるんやったら、仕事するような感じで、勉強してみたら?」とアドバイスしてくれました。

そのアドバイス通りにやろうかと思います。

「仕事するような感じ。」つまり、

「やってるフリして、時間中とにかく机の前でダラダラやり過ごす。」

という感じで勉強しようかと考えております。

きっと夫は、ワタシの仕事への姿勢を理解していません